プロフィール

  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

カレンダー

2014年7月
« 6月   8月 »
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

最近投稿した写真

ホーム > ヘアケア, 医療 > 育毛・薄毛相談の方へ



育毛・薄毛相談の方へ

育毛・薄毛相談というのは、案外多いんですが、前にも書きましたが、みなさん気にし過ぎで、加齢の変化と言えども、同年齢の人と比べても、全然薄毛ではなく、その人の周りの人は、そんなに剛毛で多毛なのか?!と思うくらい、みなさん、正常です。

確かに、20代、30代と年々毛が細くなり、毛と毛の間も広くなり、病的な範囲では全くないんですが、前と違う、微妙~な差に気づいて来られる、20代、30代の方もいらっしゃいます。

こういう若い方は、やり過ぎているカラーリングやCMや美容院、ネットの広告に載せられて買ったシャンプー・トリートメントを止めれば、少なくとも、どんどん薄毛かも?!と心配するのは、止まるはずです。

(加齢の変化まで、止めるのは無理ですよ。)

40代は、さすがに30代との差に気が付いてこられる方が増えます。

気になってきたら、どこまでするのかは、その方次第ですが、なにか始めてもいいと思います。

お金かかりますけどね。治療に終わりはないので。老化は進む一方ですから、治療して良くなったからと言って、そのままでずっといけるわけではありません。

のんびりカメでいいので、休み休みでいいので、継続していくことが大切です。

うちでしている育毛・薄毛治療は、あくまでも「加齢」による変化であって、病気の分はしていません。

気にし過ぎという方が大勢いらっしゃる中、同年齢の人と比べても、薄毛、かなり薄毛、という方が時々いらっしゃいます。

すぐメソセラピー!とは、うちではしません。

いつから、薄毛になってきたのか、経過が大事です。

AGA専門のところだど、AGAの原因がなにか、かなり専門的に(本当かどうかまでは知りません)血液検査をするそうですが(もちろん、自費で、かなりの高額のようです。自費の検査ですから、仕方ないと思います)、うちでは、そこまで専門的にやっていません。

血液検査も時間かかるし、わかったところで、治療費は別で、その原因以外のアプローチから始めても、育毛できることもあるし、スタンダードなサプリ・塗り薬から始める方が多いですが、それに追加して、もうちょっと専門的な薬や治療を、となると、どんどんお金がかかるし、1回や2回で終わるわけではないし、その方に必要な説明はしますが、関係と思った薬や治療の話はしません。

(いろいろ聞かれて、話が脱線して、時間がなくなったら、「話はしない」じゃなくて、「できませんでした」ですが。。)

その全部の話をしたからといって、全部をされる患者さんは、そう多くはないです。

サプリ・外用剤だけでも、継続すると結構かかりますからね。

血液検査も大事ですが、その分のお金をスタンダードな治療にとりあえず最初回してみて様子をみてもいいんじゃない?と思います。

最初から検査したい方は、そういう専門のところに行ったらいいと思いますよ。

いくらでも、検査してくれます。ホントに。

(いくらかかるのかは、知りません。)

私は、スキンケア同様、まずはベースはヘアケアだと思っているので、検査をするにしろ、薬を使うにしろ、ヘアケアありきだと思います。

ヘアケアだけで、なんでも、誰でも、どうにかなるというものでもありませんが。

育毛・薄毛を気にするなら、当たり前にやることだと思います。

その同年齢の方と比べての薄毛が、加齢の変化が疑わしい場合は、薬やサプリを使うにしろ、メソセラピーをするにしろ、リスクもご承知の上なら、いくらでも始められたらいいですが、加齢。。。ではないかな、という方もいらっしゃいます。

もちろん加齢かもしれませんが、ちょっと先に体の中を調べたほうがいいですよ、と経過を聞いて、判断します。

最初に、電話で簡単に、うちの受付が経過などをお聞きしますが、医師ではない受付でも、それは加齢ではないかも。。?と思うような方がいらっしゃいます。

育毛を扱っているクリニックで働いているわけですから、一般の方よりは、知識があるのかもしれないので、そう思うのかもしれませんが、加齢だけで片付けられる?ちょっと違うんじゃないかな。。という経過の方が、たまにいらっしゃいます。

体の中を調べたほうがいいと判断した場合、うちでは、治療は開始しません、患者さんが希望されても。

専門の保険が効く病院に紹介する、あるいは受診するよう、勧めます。

シャンプーくらいなら、買われてもいいですが、塗り薬やサプリメントは、もし本当に病気のせいであれば、そんなものは何の役にも立たないこともあり、お金がもったいないからです。

役に立つ、というか、併用してもいいこともありますが、それは内臓のことが白黒はっきりしてから、の話です。

もし、何か見つかったら、体の負担にならない範囲で。

検査の結果、異常なし、となったら、それからの治療でいいと思います。そうなったら、心おきなく、始められたらいいです。

電話で、受付が、多分紹介になるかも、と思った場合、「うちに来られても、治療できないこともありますし、紹介になることもありますよ。それでもいいんですか?」とお伝えするんですが、来られる方もいらっしゃいます。

先に、保険の病院にいくほうがいいと思うんですけどね。

(なので、事前に前フリをしてもらっています。じゃあ、先に言ってくれればいいのに、となるのがイヤなので。)

もし、それでも来たい、私に診てほしい、とまで言われるなら、構いませんが、初診料は全て自費ですし、内臓疾患を疑った場合は、ヘアケアもそりゃ大事ですが、内臓のほうがもっと大事なわけです。ヘアケアでどうにかなるものではありません。

紹介して欲しいとなったら、紹介状を書きますが、もちろん、紹介状も自費です。

(混合診療できませんから、自費でしたなら、全て自費です。)

京都府以外の方であれば、ここに行ったら?とお勧めの病院は知りません。

宛名なしの紹介状でいいなら、書きます。(自費です。)

紹介状を書きましょうか、と聞いても、最初いらないといっておいて、もうカウンセ時間終了と言う時に、書いてほしいと言われた方が何人かいらっしゃっいました。

(電話予約の時に、紹介になるかもしれませんよ、とご本人に確認して、それでもいいと予約を取られています。)

そうなると、完全に時間オーバーですから、次の予約の方にご迷惑がかかるので、これは困ります。

私一人でやっているので、次の方の準備も後片付けもあるので、ナースが準備して整っている部屋に呼ばれていく、というわけではないんです。

(だから、完全予約制で、ご予約の内容の分しか、、予約の枠はお取りしません。

次に空いていれば、当日追加されても大丈夫ですが、空いていなければ、準備する時間もありませんので、追加できません。

たかが点滴や注射でも、必ず事前に、追加できるか電話にてご確認くださいね。)

紹介状に話を戻します。

そういう方が何人か続くと、対策を練らないといけなくなりました。

もし紹介状を書くとなったら、お取りしているカウンセ時間を使って、書かせてもらいます。(紹介状代は別途必要です)

余った時間は、ヘアケアの話をさせていただきます。

薬は原則出しません。サプリも、です。

もし、先にヘアケアやサプリ・外用の話をして、紹介状を書く時間がなくなったら、別の日にまた来ていただいて、とさせていただくことにしました。

受付だけで判断できるわけではありませんが、うちの受付から、「紹介かも」と言われたら、まずは、保険診療の病院に行かれて、加齢のせいです、とわかってから、うちに受診されうほうがいいと思います。

患者さん側で、じつは、そういう場合、ちょっと病院に行った方がいいかも、とは薄々みなさん気づいていらっしゃって、でも、病院に行く勇気はなくて、サプリや外用でごまかそうと言ったら、言い方は悪いですが、現実逃避される方もいらっしゃいます。

もし、病気だったら、怖いから。。「治りません」と診断されたら怖いから、という方もいらっしゃいますが、保険の治療は限界があるので、「(これ以上は)無理」ということも、そりゃあります。

他に全身状態が健康であれば、お金と時間が許すのなら、自費治療を追加されたらいいと思います。

自費の場合、毛母細胞など、毛を作る細胞がまだ生きているのであれば、復活する可能性はあります。

(いつそれがわかるのか、というのは、わかりません。お金もいくらかかるのかも知りません。)

完全に毛が死んじゃう前に、助けてあげる、というのが理想です。

現実逃避しても、本当に病気があったら、ますます悪化進行して、事態が悪くなるだけです。

ホントに、病気か加齢かわからない方は、とりあえず先に病院に行っては?

病院に行くのはイヤだと言うのであれば、40歳を過ぎた方は、まずは人間ドッグに行ってください。

40歳過ぎても、全然検診をしていない方も、結構いらっしゃいます。

20代からしていない、という方も。。。

体調管理は、特にアラフォー以上はされてください。車の車検と同じです。

体あっての、肌や髪の毛です。

病院にしろ、人間ドッグにしろ、健康で問題なし!とわかってから、治療をしても、何も遅くはありません。むしろ、安心して、治療できます。

(その場合は、検査結果をお持ちくださいね。ドッグだと、髪の毛関係の検査ばかりでは、もちろんありませんし、検査したけど、肝心のことはわからない、ということもあります。

病気で検査するのとは違うわけです。)

それでもいいから、うちに受診したい!予約を取ってほしい!と思われるなら、止めはしませんが、ホントに何も処方しないこともありますので、ご了承くださいね。

カテゴリ:

ヘアケア, 医療