プロフィール

  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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もう虫の音が秋満載ですね。

昼間の暑さは、残暑となり、今年の夏は短かったですね。

夏の終わりには、みなさん、シミの予備軍も溜まっています。

どんなに日焼け止めを頑張ったところで、予備軍をゼロにすることはできませんから、ちょっとだけで済んだ方から結構溜まりまくっていらっしゃる方まで、ピンキリでしょう。

この時期、湿度も朝晩下がって乾燥が夏とは違う様相で始まり、気温も朝晩下がりますから、肌の代謝も落ち気味になることがあります。

そういう時に、何で代謝を上げていくかですが、そのうちにひとつに、私は、ナビジョンのDRシリーズを使うことがあります。

乾燥がひどい場合は、あまりおススメしない場合もあります。

もっと本格的な秋や冬には、人によったら、乾燥が進んだり、刺激になるかもしれないので、お肌を診ないとわかりません。

で、今回のキャンペーンに、ナビジョンのDRを含んだ3点セットです。

ローションと乳液とクリームのセットです。

それであれば、乾燥する心配はないかな、と。

どの分をDRにするかは、お肌の状況によりますから、処置中に診させていただいて、お選びします。

WのシリーズもDRのシリーズも値段は同じなので、全部をDRにしてもお値段は同じです。

なので、全部DRにしたら?とおススメする方もいらっしゃるかもしれません。

時々あるのが、他院で診察もされず、何の説明も受けずにDRシリーズを買って使っていらっしゃる方。

たいてい、お肌ボロボロです。キメが荒れていたり、顔が変に赤かったり、まだらに色素沈着していたり、乾燥するのにギトギトの皮脂が出て、混合肌なんてもんじゃない!とどうしたらいいかわからなくなっていたり、と、トラブルだらけ。

まあ、これ全部がDRのせいではなく、まともなスキンケアもできていないところに、肌も診てらえず、クリニック専売のDRシリーズを使うから、どんどんおかしくなってしまっているわけです。

私は、使っていい方、使ってダメな方、使っていい時期とダメな時期、どれくらいの期間使うのか、お肌によって違います。

ホームケアである程度効く商品というのは、ちゃんと診察と適応があって、「効くから!」「クリニックに行けば買えるから」という理由だけで使っていいものではありません。

自己流は自己流です。素人の方(医療関係者で、ナビジョンのセミナーや担当者から詳細を聞いていない方と思ってください)が、評判だから、と使っても、ロクなことにはなりません。

やはり専門家と相談しましょう。

今回は、DRが入らないと、キャンペーンにはなりません。

それ以外の方には、また思いついたら、途中でもキャンペーン追加しますね。

(今はまだ思いついていないので。。。すみません。。)

乾燥の季節、季節の変わり目に定番の、トラネキサム酸とプラセンタのイオン導入です。

イオン導入はお手軽で、大した副作用もなく、料金も安いので、定番中の定番ですね。

当院では、超音波導入や、もっと電気的に大量に導入するような機械は入れていません。

それらの機械は、どうしても、皮膚を押しながらとか、マッサージするように、時に結構な力で押すことがあり、たまの1回押したからと言って、すぐに肝斑になるわけではありませんが、患者さんに、マッサージするな!押すな!力を入れるな!と普段から力説している私からしたら、と~っても気になってしまうんです。。。

なんかひ、のどのどっかにひっかかるような、気持ち悪いんです。

イオン導入よりもたくさん入るのはわかっていますが、ひっかかるのに、そこまでして入れなくてもいいんじゃない?と思っているので、うちでは今のところ、導入していません。

注射でもなく、押すこともなく、マッサージすることなく、大量導入できる機器が発売されれば、ぜひとも入れたいのですが。

私が知らないだけで、あるんですかね?あったら、メーカーの方、ぜひ教えてください。

注:イオン導入でも、クリニックによったら、ぐいぐい、ゴシゴシ擦っているので、ご注意ください。そんなことを繰り返せば肝斑は悪化します。

まだ昼間は暑い日も多く、季節の変わり目は、皮脂がまだまだ出ていて、毛穴の開きや汚れ・つまりが気になります。冬になれば、そんなに気にならないんですけどね。

そこで、毛穴の開きに、それ用のイオン導入と毛穴掃除にピーリングの石けんです。

結構な開き・つまりは、本格的なケミカルピーリングをおススメします。ただし、鼻だけですけど。

その方の肌の状況によって違いますから、これまたなんでもいいからやればいいというものではありません。

どのホームケア商品も治療もそうですが、自分の肌に合っていないものであれば、どんなにすばらしいモノであって、やらないほうがマシですよ。

効くモノは、なんでも多かれ少なかれ、副作用がありますから。

今回は、お肌のことだけでなく、体のことも、ということで、初のAC BODYのキャンペーンです。

トゥルスカご希望の方で、痩せている方は、圧倒的に太ももが多いです。

特に、外側~後側、おしりにかけて、セルライトが一番つくところですね。

ついてしまたセルライトは、もうトゥルスカとか医療機器で分解するしか、取れないと私は思います。

医療機器でなくても、マシになる機器があるとは思いますが、時間と回数がかかり過ぎです。。。

トゥルスカは、冷え症であればあるほど、すごい即効性があるので(すごい冷え症の患者さんに、太ももを片側だけあてると、1週間で差が出ました)、さすが、セルライトでFDAの承認を取るだけあるなと思います。

でも、せっかくセルライトを取っても、また血行が悪いと、、また脂肪居ついてしまいますから、そういう意味では、冷やさない・マッサージ・適度な運動などは必須です。

女性は、筋肉量も男性と比べて少ないので、血行も悪く、体温も低め、特におしり~脚は、とても冷たいことがあります。

(なので、よけい、そこにセルライトがつくわけです。あまり使う場所でもないところに。

使う場所であれば、セルライトも脂肪もそうそうつきません。)

冷え症でもなく、運動も好きな方は、あまり関係ないかもしれませんが、AC BODYで、マッサージ効果、筋トレ効果もあるので、運動嫌いにはお勧めです。

たまの1回(例えば1~2か月に1回)やったところで、セルライトが取れるものでも痩せるわけでもなんですが、同じ30分運動したところで、運動量は限られています。(sんどいしね)

同じ30分なにかするのであれば、AC BODYの30分は全然運動量のケタが違いますよ。筋肉の使い方というか刺激の量というか。

たまの1回でもやらないよりはやったほうがマシだし、なによりマッサージ効果はスゴイですから、むくみやすい方にはすごい人気です。むくみは即効性があります。

メタボ改善にも役立ちます。できれば、続けるほうがいいです。

週1~2回を続けると、結構短期間で、太ももは締ってきます。

ほんとは、私が一番やらないといけないんですが、なかなか時間がなくて。。。(自分にAC BODYをするのは、ものすごいメンドクサイし、患者さん以上にセッティングに時間がかかるのです。もちろん、後かたづけもしないといけないし。。)ううう。。

私の代わりに、どうぞこの機会にご体験ください。

レーザーの処置中に一緒にやりますから、いつもより、ちょっとお時間が延長です。

すごい汗をかく方も多いので、着替えていただきますから、脱ぎ着しやすい服装で来られるほうが楽ですよ。

本格的な冬がやってくる前から、血行を良くして、筋トレしてはいかがでしょうか。

おススメです。

もう目の周りの乾燥ジワがひどくなりだした方、増えてきましたね。

基本は保湿ですが、もう保湿だけでは追いつかない、という方には、クリニック専用化粧品によるアイケアがおススメです。

市販のアイクリームとは、一味違うので、必ずカウンセをお受けくださいね。

コツや注意点がありますから。

20代の方は、保湿専念でいいと思いますけど、どうしていいかわからない方は、処置中にご相談ください。

そして、本格的な抜け毛・薄毛の季節です。

毎日のヘアケアは必須です。まず、基本ですね。

基本のシャンプーなどのシリーズを、キャンペーンとさせていただきました。

育毛に、どこまでサプリや育毛剤(塗る方)を足していくのか、難しいところですね。

だって、キリがないし、終わりがないから。

始めたら、増やしたいところまで来たら終わり、ってわけにはいきません。

死ぬまで、老化は続きますから、毛はどんどん細く、数は減って、薄毛に向かっていきます。

やらなきゃいけないものではないですが。。気になるなら、やったほうがいいものですね。ヘアケアって。

ただ、みなさん気にし過ぎ!全然薄毛じゃないのに、20代の頃を比べて、薄い!減っている!と気にされます。

そりゃ、確かに20代よりは減っていると思いますが、周りと比べて、全然大差ないでしょ。

そりゃ、治療始めて構いませんが、ホントに終わりはないし、どんなにお金と時間をかけたところで、20代と同じにすることはできません。

その辺の程度(同世代の中でのランクというか)がわかっていないと、どれだけお金を使っても、満足されないので、不幸です。

40代以上の方は、今のいい状態をできるだけ維持することに専念することが大事であって、20代に戻すことは考えないでください。

なったら、もうけもの、くらいに思ってください。

それは、シミでもシワでもなんでもそうです。美容医療は万能ではありません。

(STAP細胞があれば、できるのかもしれませんが。)

でも、どうしても気になるし、本格的にサプリも塗り薬もずっと続けるほどの予算もない、という、大して薄毛じゃない方の場合、一度育毛メソセラピーをしてみるのはいいかもしれません。

薄毛じゃない方が、メソセラピーを希望されても、サプリや外用でいいんじゃないですか?まだしなくても、とお断わりしていましたが、結局ずっと続けるのにお金かかりますからね。(シミでもシワでもそうですけど)

サプリや外用よりも、薬の内容も浸透の量も、一番効果があるのは、注射で直接入れることですから、たまの1回、濃いのを入れて刺激してやるくらいだったら、予算的にもしやすいし、あとは、おうちでホームケアまで行かなくても、ヘアケアを頑張って、というのもアリだな、と最近思うようになりました。

やっぱり直接入れてあげると、効果はそれなりに高いですからね。

ホントの薄毛の方は、続けてやっていくから、結構なお金がかかりますが、薄毛じゃないけど(医学的に)ご本人だけが気にしている場合は、たまの1回でいいかも、と思います。

注射で入れる量を調整して、お手軽にできるようにしましたから(回数がいることがありますから)、気になる方は、この機会にご相談ください。

お肌も体も髪の毛も、季節の変わり目は、変調をきたしやすいので、どうぞご自愛くださいませ。

背中の茶色くなってきたシミというか日焼け跡は、家族から、「ブタの背中に羽が生えてる」と言わしめたくらい、見事に、ここに羽がありましたか?という形相を呈しています。

が、少し薄くなってきました。

背中は、なかなか自分で塗るのがメンドクサく、また鏡越しにしか見れないので、ちょっとケアのしにくいところです。

思わず、めいっぱいあ日焼けしてしまった後は、こういう時こそ、ビタミンCの濃い点滴をするのがとてもいいと思います。他の抗酸化剤もバンバン入れて。

濃い点滴をしたからと言って、絶対にシミにならない!すぐに消える!というものではありませんが、紫外線ダメージを受けている皮膚を修復してあげるためにも、こういう時はありがたいかなと思います。

中からも抑えるという方法です。

特に、背中など自分で塗りにくいところは、点滴・サプリに手伝ってもらうのはアリでしょう。

私は、自分で自分に点滴はしないので(できるのかもしれませんが、失敗したら、血だらけで目もあてられないし、後片付けが大変なので、チャレンジはまだしていないですね。。。

昔、先輩の女医さんが、家で自分で自分に点滴をしようとして、両手が使えるようにと、足首にやろうとされ、ところが、失敗して血管から点滴が漏れてきて痛いわけですが、すぐに止めて抜く、というのが正しいやり方のところを、テープやらいろいろと準備を忘れたそうで、抜くこともできず、漏れたところを押さえるだけで、ジ~っとダンナさん(ドクターです)が帰宅されるまで、ずっと押さえたまま待っていたそうです。。。

動けないから大変だった、と教えてくださった研修医時代が懐かしく思い出しました。

私も、そんな目にもし遭ったら、ちょっとトラウマ。。。)

さて、自分に点滴ができないとなると、サプリをガンガン飲むしかないので、いろいろとサプリがガンガン取って、代謝を上げています。

炎症の赤みが落ち着くまでは、炎症を抑える薬を塗って、ちょっと今落ち着いてきたので、美白剤を始めたところです。

これが脚とか腕や首だったら(体の前側。背中側ではなく。)、ジェネシス当てたり、ライムライト当てたりしていくんですけどね。

炎症の程度で、塗り薬の種類も、美白剤の種類も、レーザーの種類も変わります、というか、変えています。

顔だったら、イオン導入を追加してもいいですよ。

普段はやらないことでも、こういう時は、ちょとでもいいことは足していく、というのが、確かに早く良くなります。(やり過ぎやいらんことはしちゃダメですけどね。)

いや~、久しぶりのお墓参り、油断しました。

ヘリオケア(飲む日焼け止め。日焼け止めを塗らなくて済むわけではありません)も、持っているくせに飲まず、何してるんだか。。

いや、簡単に済んだら(お参りだけで)良かったんでしょうけど、草むしりに熱中してしまったのが敗因でしょう。。

今年の夏は、全然外に出ていなかったので、背中には刺激が強すぎましたね。

「シミ」というのは、体の防御反応なので、ダメージから守っていくために、次回に備えて体が準備しているわけです。

紫外線をあたると赤くなった25年以上前よりも、ちょびっとずつでも25年間紫外線を浴びているわけで、体もちょっとずつ順応しているわけです。

赤くなった後、黒くなるように、順応するんですね。感心、感心。

まあ、日焼けの程度にもよりますから、思わず日焼けをした場合は、ご相談ください。

処置でお通いの方は、内容によったら、中止になりますから、必ず予約時、予約の後でも、必ずご連絡くださいね。

処置中の方は、メールでご相談ください。おうちでできる対処法などお教えして対応できることがあります。

なんでもそうですが、早めに対応したら、跡形って、案外キレイに消えたり、早めに薄くなったり、といいことづくめです。

早め早めが肝心です。

(最初からの予防が一番いいに決まっているんですが。)

まだ、9月は、私の背中と同じようなことが出ることがありますよ。

曇りでも、雨でも、油断なさらず。

特に、紫外線ですぐに黒くなる方は、人一倍、頑張ってください。

全体を黒くするUVAは、曇りも雨もあんまり変わりません。夏でも冬でも、あんまり変わりません。

体に、光やレーザーを当てていないなら、どこまで紫外線カットをするのか、難しいところですが、ご本人のこだわり次第ですね。

現在治療中の方は、徹底されたほうがいいですよ。

朝晩、めっきり秋を感じる今日この頃。

今年の夏は短かったですね。

昼間は、カーッと照ったりしていますが、ジメジメはしていますが、季節はすっかり秋の気配です。

最近はお天気の悪い日も多く、曇っている日は油断しておられる方も多いと思いますが、紫外線は、まだまだ真夏と一緒と思ってください。

特に、肌全体を黒くするUVAは、年中それほど変わらず、降り注いでいます。

9月の紫外線対策は、真夏と同じと思って、塗る量・回数など同じままでやっといてください。そのほうが安心です。

ただ、湿度が下がる日が出てくるので、乾燥には注意がそろそろ必要です。

同じのを使っているのに、夏の間は、乾燥が気にならなかったけど、最近日焼け止めを塗ると、塗り直しをすると乾燥する、という方は、処置中にどうしたらいいか、お聞きください。

さて、先日の休みの日に、お墓参りに行って来ました。

多分しばらく行っていないので、草むしりも多少しないといけないだろうなとは思っていて、家族と揃っての外出だったので、なんか夏休みみたいな気持ちで、普段はめったに着ない背中側が結構空いている、アメリカンスリーブみたいなブラウス(白)を着て、出かけました。(なるべく明るい色の服を着るようにしています。)

顔と腕には、いつも通り、ばっちり日焼け止めを塗って、熱射病対策に白い帽子も被って、車で出かけました。車内では、肩から腕にかけて、1枚羽織っていました。

(車のおでかけは、全面スモークでない限り、日焼けしますよ。

メーカーが、紫外線カットガラスと言って売っていても、実際、窓側の腕、焼けているでしょう?

何を持って、紫外線カットとうたっているのかよくわかりませんが、窓がある限り、信用してはいけません。程度の差はいろいろですが、実際に日焼けします。

日焼けがイヤだから、手袋される方が多いわけですよね。

日焼けがイヤなら、窓ガラスに頼るのではなく、ちゃんと日焼け止めを塗るか、服で隠しましょう。)

私は、普段ほとんど日に当たりません。

診察室は、窓がないし、処置室は、窓は全部ブラインドを一番光が入らないようにして、遮光カーテンを全部の処置室に入れました。

さすがに、処置中は患者さんも私もイヤかなと思って、そうしました。

でも、待合室や院長室、パウダールームは、なるべく明るくしています。

太陽は、決して敵ではありませんから、うまく付き合っていかないといけません。必要以上に仲良くなる必要はありませんが、つかず離れず、必要な分は利用させていただく、日には当たるけど、老化がイヤなところは、ちゃんとその部分を紫外線カットする、というのがおススメです。

なので、あの新興宗教のような、全身真っ黒に、サングラス+マスク+つばのひろい帽子+日傘、手袋、長ズボン、みたいな恰好は、私は、病気じゃないんだから、止めておけば?と思っています。

他人から見られて、見苦しくなく、暑苦しくない程度に、自分も暑苦しくない程度に、紫外線カットするのがいいと思っています。

ただ、脱毛や背中の処置で、体に光・レーザー治療をされている方は、その処置部分は、ちゃんと服なり日焼け止めで、紫外線カットを徹底していただいています。

だって、処置のお金がもったいないですからね。

処置をされていない方は、通勤や買い物くらいであれば、体は服で隠れていれば、それでいいんじゃないですか?と言っています。

たとえ、白い服だったとしても、裸よりはマシです。

でも、日に当たって、すぐに黒くなる方の場合は、どこまで晒すのか、難しいところですが。

患者さんの中には、通勤の時しか、太陽に当たらないという方が時々いらっしゃって、職場も地下室や地下街・デパートなどの奥のほうなど、ホントに太陽を見ない方、休みの日は、夕方まで寝ているから、ホントに外に出ません、という方がいらっしゃいます。

ここまでくると、たまの当たる日、顔は焼け止めを塗るとしても、体は、そんなに塗らなくていいんじゃない?と申し上げています。

多少の紫外線は、いろいろなメリットもありますから、どこで妥協するのか難しいかもしれませんが、まあ、ほどほどに。。

だからと言って、急激に焼く(強い日差しお直射日光しをいきなり極端に浴びる)のは、ダメですけどね。

さて、お墓参りに行く前に、背中は、手の届くところにしか塗りませんでした。

肩甲骨のあたり、塗れるところだけ。

背中を焼くことって、南の島に行っても、めったにしませんから、背中があまりちゃんと塗れていなくても、まあ、いいかなと、油断していました。

夏が終わると、なんかうっすら半そでの方がいっています。ひと夏の日焼けの量といいますか、体は正直ですね。

その微妙な差をなくすために、腕の上半分は薄塗りというか、半そでより下にたっぷり塗るとか対処しています。

お墓にいたのは、片付け等も含めて、約1時間くらい。

そのあと、クリニックのほうへ移動して、四条界隈、ちょっとぶらぶらしていました。

その頃より、なんか背中が痒くて、蚊に咬まれたのかな?と思って、ちょっとだけ手で掻いていました。

でも全然痒みが治まらず、なんかおかしいな、と思って、家族に診てもらったら、赤くなっている、というので、鏡を見るまで自体を把握していませんでした。

汗と日焼け止め、そこに日光などいくつも重なると、思いがけず、飛んでもないことになることも多いので、なにかと反応したのかな、と呑気に考えて、家に帰ってビックリ!

肩甲骨のところ、日焼け止めが届いたところと、白い服で隠れていたところは、きっちり白いままで、塗り忘れたところと服の間が真っ赤になっています。

「SUNTUN」日焼けですね。

一体、どこの南の島に行って来たの?というくらい、真っ赤になっていて、市内やんか!と油断大敵を身を持って知りました。。。

顔と腕はきっちり塗ったので大丈夫でした。

(赤くなっていないからと言って、シミの予備軍を貯めていないわけではありません。それとはまた別です。)

お墓参りということで、ヘリオケアも飲んでいないし、日焼け止めを塗っていないところを、紫外線にさらすなんて!!

一生の不覚っ!!

私は、18~19歳くらいから、ずっと日焼け止めを塗っています。

若いころは塗り直しまで徹底はしていませんが。

日に当たると、赤くなるタチだったので、それがイヤで塗っていただけなんです。

大人になってからは、(美容医療をするまで)、わりと塗り直しは勝手にしていました。

あんまりきつく焼けた時(セブ島や東南アジア、など)には、かなりの水着の型がいっていて、今でも一部残っています。

それが今だったら、どれくらい火傷するのか興味深々でした。

。。。まだ少し赤い(炎症が起こっているから)もありますが、薄いベージュ色~茶色にかけての色になってきました。

。。。もう、赤くなって、消えて、終わり!という肌質は、この20年以上の間に、消えてなくなってしまいました。。。

面白かったのが、腕~肩にかけては、資生堂の日焼け止めを塗っていたんですが、見事なまでに、赤くなっていませんでした。

さすが、資生堂ですね。→続く 

すみません、HPに載せるを忘れておりましたが、9月4日休診とさせていただきます。

日本美容外科学会(形成外科主催のほうです)に行って来ます。

私は、美容外科医ではないので、直接は関係ないんですが、美容医療をされているドクターで、学会やセミナーで講師を務められるような偉い先生方は、皮膚科医よりも形成外科医のドクターのほうがなぜか圧倒的に多いのです。

たまたま?かどうかはわかりませんが、中心となってされていらっしゃるのも形成外科のドクターが多いので、この美容外科学会(形成外科のほうの)でかなり学術的な講演が行われることが多いです。

企業主催のセミナーも大変ためになりますが、学会の場合、自分の好みはもちろんありますが、あまりにも企業よりの内容にはなっていないのがいいですね。

企業セミナーの場合、そこの機械等が大好きなドクターばかりが講演されているので、情報に偏りがあるのも事実です。

でも、その機械について聴きたい時は、たんまりと聴けるので、手っ取り早くありがたいところです。

その辺の取捨選択は自分でしないといけません。

どちらにしろ、秋の正式な学会というのは少ないので(ほとんどが春)、この間に出てきた新しい情報を聴きに行ってまいります。

すみません、この日は、クリニック自体も休診なので、診察だけでなく、お電話も通じませんのでご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

さて、今日、やっと自分の顔に、タイタン・ジェネシス・ライムライトをすることができました。

AC BODYはできませんでした。時間がなくて。。。うう。。インナーマッスルと太もも、鍛えたいのに。。

自分の顔にレーザー等をあてるのは、2か月ぶりくらいです。やっとです。良かった~。

久しぶりにすると、やっぱり面倒ですが、嬉しいですね。

今年の夏の変な天気と冷房・紫外線で弱っている肌の代謝を上げることで、お肌も元気に。

今の時期は、フォト系をする場合は、肌にもよりますが、強くするのではなく、シミの予備軍を減らすために、代謝を上げるために、秋~冬に、ガンガン強くしていけるためにやっとく、ようなイメージで、いつもしています。

(この時期でも、強くすることはあります。こればっかりは、シミの状態と肌によるんですよね~。)

毎月レーザーをあてていると、なんかやってもやらなくても同じだな、ホントに効いているのかな、と思う時ってあると思いますが、そういう時は、一旦止めて見るんです。

2か月くらいすると、あれ、私の肌って、顔って、こんなんだった?と、アレレ?と焦ってきますから、あ~、効いていたんだ、ということが実感できます。

(計画的に治療している最中は、担当のドクターとご相談くださいね。)

ず~っとレーザーをしている方、ず~っとと言っても、どれくらい、というのはピンキリでしょうが、何の目的でしているかにもよりますが、たまにはお休みしたらいいと思いますよ。特に、アンチエジング系は。キリがないので。

いつ休むのか、どれくらい休むのかは、治療内容・目的によっても違うので、そこはやっぱり主治医の先生と相談です。

強い治療を休んで、その間に軽いことをするとか、他のことをするとか、何をするかは、患者さんのご希望によっても違いますが。

軽いモノでも、代謝が良くなって、血行が良くなって、(レーザー等の治療の種類によって違います)

くすみやすい方は、ジェネシスやライムライトをすると、直後にくすみが取れて、パッと明るくなるし、(直後にシミがなくなるわけではありません)、化粧のりは良くなるし、大きな期待を持ちすぎなければ、それなりの即効性はあって、日常生活を気にすることなく、ちょっとお肌のランクをあげることができて、おススメです。

肝斑がなければ、気になった時だけ、ライムライトをされている方もいて、目立ったシミがなくても、そろそろシミの予備軍が溜まってきたかな、と思われた頃に来られるようです。

レーザー等をあてて、何日目が一番キレイですか?とよく聞かれますが、これは何のためにしているのか、設定にもよりますし、肌の状態にもよりますし、ケースバイケースなので、何回かされている方は、ご自分のペースをわかっていらっしゃるので、イベントの前にやりたいと考えておられる方は、イベント前に、やった後の感じと経過を先にみておくほうが万全の態勢で臨めると思います。

うちにはありませんが、ダウンタイムの出る治療の場合は、直前にはやらないほうがいいでしょうから、そこ辺は、よくドクターと相談して(信頼できるドクターとね。あと信頼していても、自分と感覚の似ている人とね。でないと、副作用ほとんどないですよ、と言われても、ウソじゃなくて、そのドクターは本気で言っていることもあるんですが、そのドクターからしたら、大したことなくても、貴女が大したことと取るのかどうか、というのは、全く別の話なので、経験していない限り、なんでも鵜呑みにはしないほうが無難です。自己防衛はちゃんとしてくださいね。)、日程を決めるべきでしょう。

これから夏休みを取られる方も結構いらっしゃると思います。

9月は連休もあるし、秋到来!ということで、イベントがいろいろ出てくる季節ですね。

秋の服や小物も欲しくなるし、何故か秋になると、色白のほうがいいイメージがなんかありますか。

慌てて、美白治療をするのもダメではないですが、今までさぼっていた方は、かなりの根気は覚悟してくださいね。

まあ、どこまでのレベルを目指すのかですが。

でも、あきらめなければ、いつから始めても、いくつから始めても、必ず良くなりますから(完全に消すとかは無理ですよ)、できることから始めましょう。

美容医療初心者の方は、なるべく簡単なモノ、ダウンタイムが出ないモノからされたほうがいいと思います。慣れてから、いろいろ興味のあることから追加するのが安心です。

夏休みがこれから、という方で、ダウンタイムの治療をやる予定の方も、施術前の診察・カウンセは、抜かりなく、お早目に。

スキンケアは、何をやるやらないに限らず、年中頑張ってください。その時の状況で、スキンケアは変わりますから、いつも同じスキンケアでいいわけではないので、詳細は、カウンセ、もしくは処置中にご相談ください。

ヘアケアも同じですよ。そろそろ薄毛の季節、本格到来ですよ~。

体、冷やしちゃダメですよ~。

昨日どこまで書きましたっけ?寝ぼけていたので、あまり覚えていないんですが。。

今月号の美STに、「ペリカン注射」と命名された施術が載っていましたね。

薬剤を注射して、引き締めようという、メソセラピー(薬を注射する治療のこと)のひとつですね。

こちらの記事によると、絶大な効果が出るように書いていますね。。。

絶大ですか。なるほど。大きく仕掛けて来られましたね。

ホントのところ、どうなんでしょう。

何の薬でも医療機器でもそうですが、要はそれを使う側の使い方がかなり重要で、それによって、同じ薬や機器でも効果が全く違ってくることがあります。

学会でも有名な一流の先生方が施術される場合は、いろいろオリジナルに工夫されている場合も多く、その結果のビフォーアフターを学会やセミナーの講演で見聞きして、メーカーもおいしいことを言って、いざやってみたら、アレ?ということも多々多いのが、この業界です。

ちょっとしたコツなどは、明かされていなかったり、また明かされていても、マネができなかったり、などなど。

前評判や広告宣伝の割に、アレレ?という結果だったという患者さんも、多いのではないでしょうか。前評判通りで良かった場合もあるでしょうけど、それが全国どこのクリニックで受けても同じとはならないのが、この業界の特徴でもあります。

今回の注射に限らず、今までの美容医療なんでもそうですが、しばらく様子を見ていると、消えていく施術とスタンダードになっていくもの、大ヒットするもの、様々で、どれもが日本でデビューした時は、前評判は上々だったのに、です。

本当に良いモノは、学会発表でもどんどん出てくるので、まあ、それを待っている間に乗り遅れることもあるのかもしれませんが、どこまで先端をおっかけていくのか、クリニック側も患者さん側も難しいところですね。

頬(マリオネットラインなど)がホントに引き締まるなら、私もやってみたいものです。

でもアゴ下は、これだったら、トゥルースカルプやったらいいのに、と正直思いました。

まあ、トゥルスカが、肝心の製造販売しているキュテラ社が、宣伝をあまりしていないのか活動が地味なのか、日本支社の社長さんが変わって、方針も変わったのか、人数も少ないので、活動もおいついていないのか、認知度がまだまだ低いようですね。

あんないい機械、もったいないな~。多くの方に知ってもらったほうがいい治療法なのに。。

という私も学会発表は去年と今年としましたが、論文にもしていないので、業界内での認知度も上がりませんか。。反省ですね。

これだけ勉強したんだから、論文にしよう!と学会発表前は考えていましたが、いざ発表が終わってみると、引っ越しに追われ、まだ院長室も片付いていないままで、院内もまだ家具が揃っていません。。。(診察には支障は来しませんが。。)

家具の位置が定まっていないので、院内ポスターなどもまだ貼っていなくて、シンプル極まりないです。。

これもちょっと反省。。

でも、なんかうまく時間を作れないんですね。もう2か月近く自分の顔の処置は後回しで、今度今度と先延ばしにしている間に、もうすぐ2か月やんっ!と最近ちょっと焦っています。

でも、それだけ空いても、なんとかまだ先のばしていけるかな、と引っ張ってこれたのは、漢方とサプリとオバジ(ZOのほうね)のおかげかも。

(ちょうどZOを試しているところだったのです。赤剥けしたらどうしようと、ちょっと心配でしたが、大したこともなく、ちょっといいかも。。?と続きを使っているところです。自分のコンセプトに合ったヤツだけ選んだのも良かったのかもしれません。)

合間をみて、ちょこっとアゴ下にトゥルスカをあてられたのも勝因かもしれません。

(リンパドレナージ効果で、むくみにくくなって、ちょっとスッキリしたような。ちょっと体重、というか体脂肪が減ったのも手伝ったと思います。減ったのは、ちょっとだけですけどね。)

顔の施術に比べて、体の部分痩身機というのは、業界内でもまだマイナーで、みなさん様子をうかがっているとこのようです。エステ同様、怪しいとおもっていらっしゃるドクターも多いようです。

痩せている方にはわかりませんが、部分痩身機というのは、軽度肥満のモノからしたら夢のような治療で、しかも効くとなるとこんな嬉しいことはないわけです。

自分が太っている・ちょっと太っている・部分痩せしたいドクターなら、食いつく施術なんですけどね~。

(注:どの美容医療機器の部分痩身機も、全身痩せはできません。あくまで部分痩身です。)

話をアゴ下の戻します。

アゴ下の場合は、部分痩身という概念からは、ずれるのかもしれませんが、トゥルスカを用いることで、脂肪を減らします。

このペリカン注射は、脂肪は分解しないそうなので、脂肪が関係ない時はいいのかもしれませんが、脂肪が結構ついていると、タイトニングだけでは限界があります。

それぞれの状態と原因によって、いろいろな治療を組み合わせる必要があるので、ペリカン注射の適応のある方はいいですが、誰でも適応があるとは、この記事だけでは、私はないと思いましたが、どうなんでしょう。

いいことしか書いていないのでね。。

こういう雑誌の記事は、雑誌側のライターの方の意見が反映され、ドクターが副作用やリスクをちゃんと言っていても、カットされていたりすることも多いのです。

副作用が全くないモノというのは存在しませんから、いいことしか書いていない時に、そのまま鵜呑みになさらないように。鵜呑みにして困るのは、貴女ですから。あくまで、参考程度に、と客観視しましょうね。

副作用が軽いもの・あまり大したことのないものというのは、たくさんありますが、その代わり、効果もマイルドだったり、その分回数が必要だったり、適応が限られていたり、などなど、なにかあったりします。魔法みたいな都合のいいものはありません。

すみません、話を戻します。アゴ下のタルミですね。

トゥルスカでできるのは、まず脂肪で二重アゴになってしまったタルミの改善と、ちょっと脂肪がついているのか、なんかもっさりしているな、というアゴ下の皮膚のタイトニングです。それと加温によるリンパドレナージです。

むくみが取れるので、その分の即効性があります。加温もしますから、コラーゲンも増やされると予想されます。(顕微鏡で確認したわけではありませんが、妊娠線が良くなっているので、予想は正しいかなと思っています。

口で言うだけではわかりづらいので、モニターさんの写真をお見せします。一部ですが。イヤリングが特徴的だったので、黒く塗りつぶしました。判定の邪魔にならない程度に。

P1130383 - コピー.JPG ビフォーです

P1140212 - コピー.JPG 1回やって2週間後です。

2週間で脂肪が分解されたわけではないですが、リンパドレナージ効果で、老廃物が流れやすくなるのか、セルライトの分解のようにとても早く効果が出ます。効果の速さには、私のほうがビックリ!

P1190004 - コピー - コピー.JPG 約4週間毎に3回やって、3回目から3か月半後の写真です。ちょっとアゴの角度が微妙に違います。すみません。。わざとではなく、写真撮影は難しいのです。。

モニターの方だったので、合計3回の約束でした。

この後、私はもう1回勧めて、合計4回されました。

皮膚もある程度引き締まりましたが、トゥルスカに、タイタンやサーマクールほどのタイトニング効果はないかなと思います。

(皮膚用の機械ではないので。)

この方の場合は、ウルセラがいいんじゃないかな、と思っています。

タイタンやサーマクールでも、もうちょっと良くなるのかもしれませんが、やっぱり筋膜が大事かな、この方の場合。

私の中では、アゴ下に関しては、トゥルスカで脂肪分解とちょこっとタイトニング、皮膚をタイトニングするのにタイタン(うちはタイタンがあるのでタイタンですが、サーマでももちろんいいと思います)、筋膜をタイトニングするのにウルセラ、と持っていれば、アゴ下は、本当に最強の組み合わせだと思うんですけど~♪

ウルセラまで買って(他の機械を出しぬけて)、どんだけアゴ下に専念するねんっ!て感じですが、今すぐに買うつもりはないですし、ウルセラをしたほうがいいな、やる価値あるな、と私が判断した場合は、とりあえず患者さんと相談の上、やりたい方は紹介して他院に行って受けてきていただく感じです。

アゴ下がスッキリすると、痩せてみえるんですよね~。顔も小さく、若々しく見えますね。

若い方でも、アゴだけ二重、しかも痩せているのに、という方は、血行が悪いせいだと思っているので、トゥルスカがホントにおススメです。脂肪の量にもよりますが、ちょっとしか脂肪がないけど、なんかもたつく、という場合は、1~2回で十分だと思います。

あとは、ホームケアですね。

みなさん、注射って好きですね。

私はできれば注射はイヤです。でも、ボトックスとかヒアルロン酸とか仕方ないので、やります。(自分にも)

注射の薬剤や注入部位にもよりますが、注射って時間もムチャクチャかかるわけではないので、そういう意味では簡単です。患者さんからしたら、お気軽ですよね。(手術に比べるとね)

でも、皮膚に針を刺す以上、内出血・腫れの可能性は絶対ゼロになりませんから、雑誌で、いかにも内出血ゼロ、みたいに書くのはどうかと思います。

ドクターの努力で、かなり内出血のリスク等を減らすことはできますが、絶対に出ません!という断言は無理です。だって、人間だもの~。患者さんもやる方もです。

私は、ダウンタイムはできればでないほうで、出ない治療が選べるなら、という派ですので、必要最低限度の注射しか、あまりやりたくないんですよね、患者さんにも自分にも。

トゥルスカの顔用がまだ出ないので、ホントにホホ(というか口元~フェイスライン)に効くなら、真剣やってみたいですが(もうちょっと様子を診てからね)、アゴ下は、今のところ、トゥルスカがあればいいや、と思っています。

大抵の方が、トゥルスカだけでいけることも多いので。年齢と状態にもよりますが。

トゥルスカのアゴ下の写真が見たい方は、トゥルスカのアゴ下カウンセでご予約をおとりください。長期経過の写真などもお見せしています。

トゥルスカの副作用は、熱で脂肪分解をしますから、あり得るのは、火傷です。

火傷まで行かなくても、毛細血管の破綻か血管の透過性亢進によるものか、内出血みたいに点状出血がお一人ありました。

これ以降、温度を下げました。

圧迫してしまってので、火傷(水膨れ)がお一人作ってしまいましたが、それ以降圧迫はしていませんので、火傷は出ていません。

トゥルスカは温度を上げれば上げるほど、よく効きます。でも、その分、リスクも上がります。

今は、温度を上げない分、数を増やして、効果出しています。安全に、なおかつ効果的になるように。

温度を上げないとので、患者さんは痛くないことが多いです。ポカポカして気持ちいいと言う方がとても多いです。

アゴ下が気になる、という方は、まずは、診察・カウンセからです。

化粧品に話が途中ですが、ちょっとセミナーの話に。。。

ちなみに、クリニック専用化粧品やちゃんとしたドクターが開発された化粧品の中には、良質な抗酸化剤が入っていて、皮膚の奥まで成分が浸透しているのを確認されている化粧品があります。いわゆる化学薬品(オーガニック好きの人からしたら、何をもって科学薬品と呼んでいるのかよくわかりませんが)というか、人工的な成分です。

何かの花や葉っぱから直接絞って出した成分ではありません。

その話は、また今度。

さて、昨日から東京に移動して、今日はジェイメックの「リフティング&タイトニング シンポジウム」に行って来ました。

ジェイメックというのは、業界最大の企業で、レーザー機器等の販売・取扱い代理店・化粧品販売(自社製品・海外製品)・ホームケア機器販売・クリニック経営のためのいろいろな物を取り扱っている会社です。

取扱っているレーザー機器は、業界1です。(代理店もされているので)

幅広くお仕事されています。

うちの移転の際にも、お花をいただき、誠にありがとうございます。

企業主催のセミナーというのは、まあ言ってみれば自社製品の宣伝を兼ねているので、ヘビーユーザーである、一流どころのドクターに講演をお願いしての勉強会です。

ジェイメックで「リフティング&タイトニング」と言えば、サーマクールとウルセラが今の代表で、多分それが中心の話なんだろうな~、と思い、うちにはどちらもないので、聞きに行くかどうかちょっと迷いましたが、ウルセラに興味があったのと、今回のセミナーの座長は、新橋武先生、講演されるのは、加王文祥先生・石川浩一先生・宮田成章先生・藤本幸弘先生ときたら、やはり聞きに行かねば!と申し込みました。

春は学会シーズンで、夏に美容皮膚科学会があり、秋はセミナーの季節となります。

学会主催でなくても、企業セミナーであっても、新しい情報がまとまって聴けるのは、とてもありがたいことなので、できる限り参加したいものです。

新しく出た治療法や薬の話のこともありますし、医療機器を使ってみて、新しくわかったことがテーマのこともありますし、来年の学会まで待っていたら、情報に偏りができますから、秋~冬のセミナーは大切なんですね~。

サーマクールは、初期の1代目とその後のと私も使ったことがありますし、自分にもやったことがあります。

開業時に、キュテラのゼオ(タイタン・ジェネシス・ライムライトなどがのっている機械です)は絶対に欲しかったので、タイタンがあるのに、サーマクールも買うというのは、普通の一開業医ではあまりしません。

同じお金を出すなら、全然違う機械をいれます。

タイタンとサーマクールと、似てるようで全然違うわけですが、この辺は、ドクターの好みがかなり出ますし、両方欲しくても、現実的に難しいこともあります。

今日みたいに、サーマクールの話をまとめて聴くのは、ものすごい久しぶりですね~。もう10年くらいでした?何年経ちましたっけ?サーマ出たのって。

さて、ウルセラです

顔にしろ、アゴや首にしろ、タルミの原因というのは、皮膚だけの問題ではないんですが、脂肪や筋膜・筋肉などもあります。複数が合わさっていることも。

アゴ下のタルミって、今年の美容皮膚科学会でも発表したんですが、いわゆる「二重アゴ」と呼ばれるものです。

顔のタルミ治療にもウルセラはとてもいい機械だと思いますが、アゴ下にもいいだろうな~、と思っていました。

タルミ治療の場合、どの部分(どの深さ)が弛んでいて、どうしたらいいのか、という原因の見極めをすることが、まずとても大事ですが、見極めをしても、治療ができないとおもしろくないですよね、患者さんも。

ウルセラでできるタルミ治療というのは、SMASという筋膜の部分をターゲットにしているんですが、顔をガンガンにウルセラするのは、私は、フェイスリフトも専門でやる形成外科医でないとやったらダメ!と思っていました。(かなり危ないと思っているので)

実際、今も思っています。

なので、私は形成外科医ではないので、ウルセラを将来買ったとしても、ガンガンに顔にあてるのは、やらないだろうな~と、今の時点では思っています。

なんでも副作用がありますから、うまいことばかり言ってくるクリニックでやったら、ダメです。

パワーをさげれば、副作用も軽くなるでしょうけど、肝心の効果が悪くなってしまっては、元も子もないわけです。

他院で、ウルセラを受けたけど効かなかった、という方が時々来られますが、はあ?という場所を部分うちされえいて、照射するのはその場所でいいの?(その弛みを改善するのに)ということもあり。。。あ~あ~。ということも多いです。

広範囲あてると、お金がかかりますから、患者さん側の都合で、小さい範囲だけあててもらった、ということはあるでしょうけど、そこだけあてても効かないのでは。。?とウルセラを持っていない私ですら予想できるのに、実際ウルセラをやっているドクターがわかっていないはずはなく、そういう説明もすることなく、お金を巻き上げて施術をしているという。。。

(医療機器は、その機械の原理というか、どうして効くのか、ということを理解していないと、照射方法の工夫というのができません。あと、経験も大事です。経過をずっと見ていく、というのも。

メーカーが言うままに、適当にあてりゃーいいってものでもありません。)

患者さんからしたら、「一番強いウルセラをやったのに、効かない」と思ってしまうんでしょうけど、照射方法の工夫と、事前の効果の予想の説明がないから、そういう単純な発想になってしまうんでしょうね。

ちゃんと、「それでは効きませんよ。効いたらラッキーですよ」と、説明があったら、患者さんも、もっと広範囲やるか、止めておくか選べたのに、と思います。

患者さんが、リスクも含めて理解された上で、治療を受けるのはいいと思いますが、クリニックは選ばなきゃ。

基本、効果の高い治療というのは、リスク・ダウンタイムなども大変だったり、痛ったり、等々。程度の差はあれ、仕方ない場合が多いです。

軽~いウルセラ(というのがあるのかどうか知りませんが)で、効果が出ればいいんでしょうけどね。

ドクターによって、やり方が全然違いますから、機械が同じなら効果も同じ、ではありません。ウルセラに限らず。なんでもそうです。

アゴ下の脂肪を減らして、二重アゴの改善、というのは、トゥルースカルプのアゴ下用のスタンプはとてもいいんですが、皮膚もちょっと引き締めてくれている感じもして、軽くする分、伸びてしまった皮膚も元気になりますね。

でも、50代半ば以降になると、脂肪だけの問題ではなく、でもその部分の脂肪を減らすことはとても大事です。でも、脂肪だけではダメなんですよね。他の部分も弛んでくるんです。

どこまでやるのかは、患者さんの価値観ですが。

年がいけばいくほど、大変です。

アラフィフくらいまでだったら、二重アゴは、そこまでひどいことは少ないでしょうけど。

今日のセミナーで、いろんな使い方がわかったので、良かったです~。

学会だと、企業主催のセミナーは、いろんな企業が同時開催だったりして、聴けない(他のところで聴くから)ことも多いので、こういうセミナーはいいですね。

ウルセラね~、あったらいいな、と思いますけど、痛いのはね。。。私痛いのキライ。

(痛さも、照射の設定で工夫できるようです。)ダウンタイムとね。あと、コストですね

患者さんが結構な金額を払うことになりますね。。。

こういうセミナーに行くと、その機械が欲しくなるところが困りますね。

(まんまと企業の思うツボですが)

でも、他にもたくさん欲しい機械はあって、ふ~む、という感じですね。

これ1台でなんでも万能の効く!という機械はないので、どこまで望むのか、で、いくつか治療目的に合わせて揃えないといけませんが、そうそう何台も揃えられませんから、なるべく多くの方ができる需要の多い機械から、でしょうね。

もう眠いので、寝ます。途中で意味不明なところがあったかもしれません。お許しください。

コンビニやファストフードやインスタント食品など添加物まみれの食生活をしているのに、化粧品だけ「オーガニック化粧品」の貴女、しかも「なんちゃってオーガニック」の貴女。

なんか根本的に間違っていると思うのは私だけでしょうか。。

せめて化粧品だけでもってか?

まだ逆のほうが、肌は綺麗なんじゃないですかね、いや、肌は汚いか、でも体は健康だから、よほど間違った化粧品を使わない限り、そごく肌が汚くなることはないかな、と思います。

そこまでして、みなさんが使いたい「オーガニック化粧品」、なんなんでしょうね。。

これは、時に、「ミネラルなんとか」になったり、「敏感肌用」「アトピーでもいける」「赤ちゃんもママも」(これ、ひどいコピーですよね、なんで赤ちゃんと大人が同じやねんっ!て。椿油やワセリンってこと?)「無添加なんとかかんとか」「ドクターズコスメ」などなど、言葉は巧みに変わりますが、HPはどこも似たり寄ったり。同じ会社が作っているのか、というくらい、マネマネ~、楽でいいわね~。

日本人は、流行りが好きですね、ホントに。

流行っているから、安心、なんてことは、絶対にないですよ。

さて、最近急成長している、とある化粧品会社の話です。

私も患者さんからよく名前を聞くし、雑誌やネットでも見たことありますが、ちゃんと診たことはなかったんですけど、先日、ここのを使っている、といいう患者さんがいらっしゃったので、HPを拝見しました。

またしても、マネマネ~のよくあるパターン。。恥ずかしくないのかな。ま、どこが一番最初に始めたのか私にはわからないので、どれも同じにしか見えません。

ここのコンセプトというか、ここだけではなく、よくあるのが、「口に入れていいものだから安心して肌につけられます」というパターン。

誰が言ったの?

いかにも素人さんらしい詐欺の手口。

ちょっとよく考えればわかることなんですけどね、つい、「そうですよね~!」と納得してしまいやすい発想。

(顔筋体操と同じですね。)

昔は、成分だけを抽出する技術がなかったですし、一般で売っている、そういう化粧品もない時代でしたから、自分たちで手作りしたりするしかありませんでした。

(戦前以前~戦後どれくらいかは、ちょっとわかりません。)

民間伝承で、昔からいいと言われていることを、自分自身でやってみるしかない時代です。

でも、今は(というか、かなり前から)、科学が進歩して、成分だけを抽出できるようになって、かぶれる成分を抜くことができるようになったわけです。

添加物もたくさん作られ、いろんな商品(もちろん食べ物や飲み物にも)に混ざられるようになって、そのおかげでいろんな恩恵も受けています(便利さや安さや、安定供給など。みせかけのおいしさとかみせかけのキレイさとか。)。

私は、化粧品は「科学」と思っています。

なので、「科学者」がエビデンス(証拠)をありきで作った化粧品しか使いません。患者さんにも勧めていません。

精製水にグリセリンを混ぜる、というのも、立派な化学ですよ。ま、グリセリンを混ぜているだけで、文明社会の恩恵ですが。

石けんづくりもそうですが、油(廃油とか)で作った、昔ながらのせっけん(純せっけんです。商品化されているのは、廃油ではありませんよ。念のため。)も、科学です。

どれくらいの割合で混ぜるのか、わかっていないと、石けんは作れません。

石けん作りもお手製化粧品もそうですが、料理と似てます。

料理も、科学だったりします。

どうして、人間がその成分をおいしいと思うのか、科学的に証明できるんでしょう。

ただ、料理は、科学的に反応を考えて作っていらっしゃる方もいるでしょうけど、天性のカンと経験と舌の感覚で、とてもおいしい料理ができることも多いです。

自炊される方のほとんどが、科学的に料理をしている、という感覚はないと思います。

私も、そんなことを考えては料理はしていません。

料理は味見して調整ということができますが、化粧品はできない、というか、しないですよね。(できる材料とダメな材料があるでしょう)

よくこうい化粧品会社のつくる化粧品は、大体、花や草木の成分が、「なんとかエキス」と山ほど入っているんですよね。

。。。なんで・・?

花や草木の成分がたくさん入っていたら、何がいいんですか?

全く私にはわかりません。

じゃあ、その辺の雑草でもいいってこと?何がどういいんですかね。

なんでも混ぜりゃーいいってものではないんです。

本来、化粧品というのは、その作った作り手が、必要と思った成分しか混ぜていません。

防腐剤にしろ、香料にしろ、そのコンセプトには必要だったんでしょう。

(防腐剤のおかげで、冷蔵庫に入れなくても、洗面所にほっておいても、大きな瓶に入っていて、半年たっても、くさらないんですよ。)

あれもこれも、と混ぜていくと、下手したら、なにか化学反応がそれぞれ起こってしまうかもしれないじゃないですか。

大変ですよ、調べるのも。

その手間暇を考えて、どこまで混ぜるのか、って難しいと思います。原価代もその分上がりますしね。

あんなに、植物エキスを多数混ぜて、何も起こらないんでしょうか。

で、たくさん入ったからって何がいいんでしょう。

有効成分以外、入っていても、それだったら、その「なんとかエキス」って、いらないんじゃないですか?

欲張っても仕方ありません。

またそれぞれの成分で、吸収具合・浸透具合も全然違うわけですから。

その患者さんが使っていて化粧品会社は、「酸化したら老化するから、抗酸化剤を化粧品の中にたくさん入れました!」というもの。

成分表をみても、てんこもり、いろんな天然らしき成分が、「なんとかエキス」「かんとかエキス」とつらつらと書いてあります。

植物(花や木や葉っぱや野菜・フルーツなど)には、「フィトケミカル(ファイトケミカルとも言います)」という、成分があって、これが体にとてもいいんです。

いろんな刺激(紫外線や虫やいろんな病気など)から、葉っぱや根っこや花などを守るために、この「アク」みたいな成分を自分で作り出しているんです。

人間と違って、動いたり、虫を追い払ったり、日焼け止め塗ったりなんて、植物にはできませんからね。

人間だけが、このフィトケミカルを作り出せないので、これらを摂取しないといけません。

摂取したら、強くなるというか、いわゆる「抗酸化」作用ってヤツですね。(抗酸化だけではないでしょうけど)

だから、色の濃い野菜や、いろんな食べ物をバランスよく食べましょう、と言われるわけです。偏ったら、この栄養成分も偏ってしまうからです。

なので、このフィトケミカルを、化粧品に入れて、肌にも与えてあげましょう。

どうですか?うん、うん、塗りたい!と思いましたか?はい、これ、間違っています。

フィトケミカルは、本当です。抗加齢医学をしていく上で、これは知っていないといけない事実であり、科学です。

でも、これらは、食べものや飲み物で摂取をすることが原則。あるいは、そこにサプリメントとして足すか、です。

肌に塗ったらいいかというと、何度も言うように、かぶれたり刺激になる可能性があります。

でも、肌にも塗りたいですよね。食べたり飲んだりしても、全身に回っちゃいますから、肌にばっかり、摂取した分全部がいくわけではないので、塗ったらもっといいんじゃない?と誰でも考えると思います。

ここまでは間違っていません。

サプリメントもそうですが、試験管の中で、「こんなに吸収しています」というダイエットサプリ、ありますよね。あんな単純なことは、体内では起こりませんよ。

そんなので実験終了していたら、そんな楽なことはないです。それで済んだら、製薬会社は、もっとウハウハですよ~。

皮膚も一緒です。

仮に混ぜて塗っても、どこまで皮膚に入っているのか、わかりません。ただの推測とイメージです。

科学的に、「こう作ったら、ここまでは入っているんじゃない?」と思っても、実際測定すると、全然入っていません。

それほど、皮膚のバリア機能を突破させるというのは、大変なんです。

じゃあ、どうやって確認しているかというと、ちゃんとした実験室がないと(もちろんスタッフも知識も、お金もね)確認できません。

大変だと思います。

特に、皮膚にどこまで入っているのか、皮膚をそのたびに切り取るわけにもいきません。

勝手にいろいろ混ぜて、何にもおかしな反応が起こっていない、という保障はどこにあるんでしょうか。

実験したの?どこで?誰にしてもらったんでしょう。

そこまで実験してスゴイというなら、医学論文で発表すればどうでしょう。

大勢の方に、その化粧品の素晴らしさがわかってもらえると思いますよ。

老舗のオーガニック化粧品は、そんな派手なポップもメーカーとしては作っていないし、パッケージもそれほど目立たないし、雑誌やTVにバンバンとお金をまいているわけではないので、宣伝もそれほどされていません。

宣伝すると、莫大な経費がかかりますから、化粧品の売値も上げざるを得ません。

老舗は、そんなべらぼうに(詐欺まがいのことをして)儲けようとしている感じは、あまり受けませんけどね。

地球と人間のためにやっている、というコンセプトが、ひっそりと見えます。

宣伝していない分、地味だったりするかもしれません。

基礎化粧品の目的は、保湿です。(あと、日焼け止めね)

ただの保湿で、アンチエジングとか美白とかあまりそういうラインを作っていない企業も多いです。

(最近は、それでも、ちょっと出てきましたけどね。)

添加物も少ないぶん、天然の成分も必要最低限なので、使っても、可もなく不可もなく、使っても使わなくても、あまり変わらないかも。。。?

(だったら、要らないんじゃないのかな。。)

大した成分が入っていない、ということはそういうことです。

また、塗りづらかったり、塗り心地が良くなかったり、などなど、あまり使っていて、嬉しいことって、ないこともあります。

なるべく、添加物を減らして、肌にもやさしく、となると、結局こうなってきます。

それだったら、最初から、精製水とグリセリンだけでいいでしょう。

まあ、もうちょっと添加物が入っていても、種類によったらいいかなと思いますが。

うちに来られる患者さんの中で、いわゆる「オーガニック化粧品」を使っておられる方、結構な割合でいらっしゃいます。

その理由は、「肌に優しいと思ったから」というものです。

でも、ホントに肌に優しいんですか?

。。。なんでそう思うんでしょう。。?

前にもオーガニック化粧品のことって、何度か書いていますが、もうイヤになるくらい詐欺まがいの化粧品が多くて、もうどっからツッコんでいいんだかわからないくらい、アチャ~っというHPで、でも、これで騙されちゃうわけね、とあきれるやら、相手の販売戦略にホホー!と思ったり(はっきり言って、どこも似たり寄ったりで、みんなどこかのマネで、イメージ戦略です。中身は何もないことも多いです。)、大半のモノがあまり近寄りたくないです。変な新興宗教みたいで。。どれも似たりよったり。。

オーガニック化粧品と言っても、ピンキリであります。

いわゆる老舗ブランドいうヤツは、私もモノによったら、人生で買ったこともありますし、パンフレットを読んだこともあります。モノによったら、使ってもいいのかも、と思うものもあります。

比較的主要都市には店舗があって、オーガニック好きなら大体の方が知っているような、昔からあるブランド。

日本発祥ではなくて、ヨーロッパ発祥のブランドが大半かと思います。

で、うちに来られる患者さんの中で、こういう老舗を使っておられる方というのは、あまり、というかめったにいません。

「オーガニック」という看板を前面に出して、急成長しているベンチャー企業が出した化粧品を使っている方が大半です。。。

これまた、なんで。。。?

「オーガニック化粧品」という響き、つい買いたくなる気持ちわかります。

だって、そういうふうに、新しく発売した企業が、いかにも「肌に優しく、地球にも優しく、しかも素晴らしい!肌本来が持っている機能を引き出します、なんたらかんたら。。」

まあ、ホントだとしたら、そりゃ素晴らしいでしょう。

でもね、地球に優しくても、人間に優しいとは限りませんし、肌に優しいというのも、またこれ、全然関係ないことです。

食べられるモノと皮膚に使っていいモノは、全然違うのです。

漆なんて、皮膚かぶれるでしょ。桃やパイナップルとか果物の汁が口の周りの皮膚につくと、痒くなるでしょ。赤くなって、皮膚炎を起こすこともあります。

食べ物の汁というのは、皮膚をかぶれさせることが多いです。

だって、気持ち悪いでしょ?肌についていたら。なので、みなさん、すぐにふきますよね。体の防御反応ですよ。つけっぱなしにしていたら、ダメなことを体はわかっているのです。

里芋なんて、皮向く途中で、すっごい皮痒くなるでしょ。

いわゆる「アク」が、皮膚にとってはダメだったりします。

「アク」は食べる時も、苦味とかあまりおいしくない時もありますが、そこには栄養がたっぷり入っていることもあり、それはそれぞれの食べ物によって違います。

良い時も悪い時もあるし、目的によって違います。

科学的に作ったものはダメで、天然に存在するものなら安全、なんて、なりませんよ。

人工的に作ったヒアルロン酸なんて、アレルギーを起こす可能性なんて、ムチャクチャ低いです。人間の皮膚にも存在している成分ですしね。なんかの葉っぱや花のエキス塗るよりも、ずっと良かったりします。

老舗というか、オーガニック化粧品でよくあるのが、小麦とか何かの外皮を使ったスクラブ剤です。

いつの時代ですか、って感じですが、そんなもので肌を洗ったら、皮膚は傷だらけです。今すぐ捨ててもらっています。

スクラブがなくても、天然のピーリング剤(ピーリング作用のあるもの)がたっぷり入っていることもあるし、それを塗って、紫外線に当たると、かぶれてシミになるものもあります。

柑橘系オイルは、紫外線にはあたらないようにとよく言われています。

ローズオイルだって、かぶれる人はかぶれますよ。

天然だから大丈夫というものは存在しないし、誰にでも合うものはありません。合う合わないは、成分が優しいとかダメとかとは別に、誰にでもあるんです。

アロマオイルも、嗅ぐのは良くても、肌に塗るのは、かぶれやすかったり、なんでも混ぜればいいというものではありません。

オーガニック化粧品の多くが、ハーブだったり、葉っぱや花だったり、なんかイメージがよくしてあるというか、「自然」=「安全」という考えそのものを、まず止めないと。

安全でないものもたくさんあるんです。

そもそも、オーガニック化粧品を使っている人は、野菜でもなんでも、無農薬・化学調味料無添加で暮らしているんですかね?

暮らしている、という方は、そりゃそうですよね、そりゃ、化粧品もオーガニックですよね、と思います。

ただ、こういう方は、老舗のちゃんとしたオーガニック化粧品を使っておられますし、そういうお店で売っているモノしか使われません。あるいは、手作りか。

(純石けんだけで、何も塗らない、という方もいるでしょう。石けんも使わないかも。)

オーガニック化粧品の説明で書いてあるのが、化粧品の原料も無農薬のほうがいい、という一文が多いです。

残留農薬が非常に気になる方、化粧品なんかよりも、普段口にしている野菜のほうがよほど農薬摂取の量は多いですよ。多分ケタが違うくらい。

化粧品なんて、原料から、その成分だけを取り出すわけですから(普通は)、原料そのものの原液を皮膚に塗るわけではありません。原液のことから考えると、かなり薄まっているはずです。

食べるモノは、添加物まみれなのに、なんで、化粧品だけこだわりますかね。

だから、そういう、おかしなメーカーのを買っちゃうんですよ。イメージだけを重要視するから。

また、植物を育てたことのある人はおわかりでしょうが、無農薬で育てるのって、品種によったら、とても難しいですよね。虫はつくし、葉っぱは食べられるし、なんか病気になるし。。。世話も大変です。

「オーガニック化粧品」の原料である植物が、一体どこまでの「オーガニック」にしているのかしりませんが、みなさんのイメージ通りの畑で、果たして育てているんでしょうか。。?

野菜でも、有機野菜や減農薬で育てるのも大変で、どんどん使っていい畑もどうしても減ってきます。

世話も大変で、人件費ばかりものすごくかかりますから、有機野菜・無農薬野菜・減農薬野菜など、とても高いです。季節によったら、手に入りません。

畑の確保と維持が、ムチャクチャ大変だと思いますよ。

老舗のオーガニック化粧品は、昔から、ずっと守っておられる畑はお持ちかもしれません。

それだけ、安定して、長年供給してきているわけですから、それだけのノウハウはお持ちでしょう。

でないと、それだけ長年世界中の多くの方に支持されていく、というのには、何か理由があるはずで、それを疑い出したら、もう何も使えない、というのもありますね。

おかしい企業というのは、自然淘汰されていくことも多いです。

商売がヘタで潰れちゃった、という場合もあるでしょうけど、長年(10年20年どころではないでしょう)続いているので、消費者の信頼はある程度得ているんだと思います。

メーカーにもよりますが、また、商品にもよりますが、患者さんが使っていて、肌にトラブルがなければ、私から止めることはありません。

でも、ここ数年とかで立ち上げた会社で、そんな簡単に、しかも大量に、「オーガニック」な材料が用意されていらっしゃるんでしょうか。

急成長している会社って、経営者の手腕がスゴイんだろうな、とは思いますが、やり方がウマいといいますか、そういう意味では経営者の鏡なんでしょうね、でも、化粧品に限って言えば、急成長しているから、たくさん売れているから、肌に優しいわけではありません。

「茶のしずく」の石けんも、カネボウの美白剤も大変なことになりましたよね?

起業してから時間が立てば経つほど、使っている人が多くなればなるほど、かぶれたり、合わない人も、人数は多くなります。

なんでもそうです。

合計の人数が増えるわけですから。

多くの方が使えば使うほど、何かあったら気づきやすいです。

まだ、老舗でないところは、年数が少ないので、被害者が少ないのかもしれないし、これから出てくるのかもしれません。

出ないのかもしれないし、出てくるのかもしれません。

新しく企業した化粧品会社が絶対ダメというわけではありませんが、今までの多くの老舗のメーカーに勝てる・あるいは同等に戦えるだけの、何かがあるのか、と言われたら、まだ未知数だと私は思います。

使いたいなら、使ったらいいですが、どうして、そこまで、最近注目されたのを、信じ切るのか、それは危ないですよ。

「オーガニック化粧品」は、コンセプト自体は、素晴らしいもので、中には、いい商品もあることもあるので、使いたいなら使えばいいんですが、それなら、老舗ブランドから入門したらいいと思うんですけどね。

どうして、こういうのは買わないんでしょうね。。

おかしな化粧品を使う方、多いですね~。

よくもこう、後から後から出てきますね、おかしな化粧品が。日本経済は活性化している証拠でしょうか。。

前にも、「おススメしない化粧品シリーズ」をブログに載せたことがありますが、定期的に、こういうテーマは書き続けないといけませんかね。。

ふう~。。。

どうにかできませんかね。。

とりあえず、ネットで、「敏感肌」「ドクターズコスメ」「オーガニック」「無添加」「アトピー用」などの単語で、化粧品を探すのは止めましょうよ。

もちろん、「美白」「アンチエジング」「シミ」「シワ」「タルミ」「ハリ」「毛穴」「ニキビ」などなどもそうです。

化粧品に過大な期待をするのを、まず止めましょう。

過大な期待はしていなくて、刺激のないお肌に優しいモノを使いたいだけなのに。。。

その気持ちよくわかります。私もそうです。

ただ、みなさんのその気持ち、悪徳業者にいいように使われています。

そういう単語で検索をかける方が多いので、そういう単語でヒットするように、お金さえ積めば、いくらでも可能です。

検索で1位にすることもお金さえあればできるんです。

検索順から見ていくことは悪いことではありませんが、ネットの情報をなんでも鵜呑みにするのは止めましょう。

今は、化粧品は、すごい極端な時代に突入していて、さっきも挙げた、「アンチエイジング」をはじめとした、なんかわけわからん成分が(いい成分はほとんど入っていないくせに)ガンガン入っている(というか、そういうふうに宣伝している)「攻めの化粧品」と、無添加のナチュラルなイメージの、赤ちゃんでも使えますよ~、という感じを漂わせている「守りの化粧品」と、両極端に分かれていますね。

その中間もあるんでしょうけど、中途半端というのは、目立ちませんから、今一山あてるには、どちらかに絞ったほうがいい、というくらい、両方が悪目立ちしています。

いつも散々書いていますが、一般の化粧品(クリニックに来なくても、誰でも買えるという意味です)で、「攻めの化粧品」はいりません。

だって、「攻め」ることなんて、できないから。

「攻め」として悪くないものもあるにはありますが、値段との費用対効果を考えると、私はいらないと思います。それだったら、私の言うところの、「いらんことはしない!」スキンケアを実践するほうが、どれほど大切か!と思います。

どうしても、「攻め」たかったら、クリニック用の化粧品を、ちゃんとドクターに肌を診てもらって、相談の上、買って使う、というのは、イイと思います。

(ネットで、診察も受けずにクリニック用の化粧品を買うのは、もっとも勧めていません。素人が勝手に使っていいモノではないからです。肌がおかしくなる覚悟はしてくださいね。)

そういうことはわかってます!という方が、探すのが、「守りの化粧品」なんですが、今の時代、「オーガニック」「敏感肌」「ドクターズコスメ」「無添加」などなど、「赤ちゃんでも使える」「アトピーでも使える」など書けば、それだけで売れる時代です。

SEO対策で、ちょっと(だいぶかな)お金を払って、検索のランキングを上位にもってきて、ちょっと感じのよい、いかにも「ナチュラル」な雰囲気のHPにして(今、すっごい流行っていますね。どこも似たりよったり。マネして作るんでしょうね。)、「話題の」「評判の」「○○万個売れています!」などもついでに書いておくと、中身も確認せずに買ってしまうという。。

よくも、そう、どこの企業かもわからない(たいてい、化粧品会社ではなく、今ものすごく多いベンチャー企業ですね。いわゆる素人の人(大体代表は女性のことが多いですね。実質上の経営者はわかりませんが。。イメージとして、女性を全面に出していることが多いです)ところが作った化粧品を、自分の顔につけますね~。

私はイヤだな、そんなわけのわからないもの。

なに入っているのか、わからないじゃないですか。全成分表示してあったって、そんなの本当かどうかなんて、わからないでしょ。

どうして、そこまで信用できるのかな。

私は、大手化粧品メーカーでも、サンプルをもらっても、全部捨てています(どんなに高いものであっても)。昔は、誰かがもらってくれましたが、今はうちのスタッフも、おかしなモノは肌につけませんし、そのまま置いておいても、結局ホコリだらけになるだけですから、捨てるんですが、さすがに先日は(口紅を買った時)、「肌には決まったものしかつけませんので、もらっても捨てますから、どうぞ他の方に上げてください」とお断りしました。

販売員さんもね、せっかくの好意のサンプルですからね、有効に使ってくださいね。

大手のちゃんとしたところのでも、「アンチエジング」「美白」となると、まあ、モノにもよることもありますが、使いません。赤くなったり、沁みたらイヤですもん。

ならなかったとしても、その間、普段使っているものが塗れないのもイヤだし、他に試さないといけないモノもあるのに、そんなものを使っている場合ではありません。

患者さんがよくおっしゃるのが、「○○月頃から調子が悪くなって、その後急にひどくなった」「20代のころから、ちょっとずつ調子が悪くなって、どんどんひどくなっている」

一見、違うようでいて、まあ、同じです。

もう顔(肌)を一目診ただけでわかります。

。。。ああ、化粧品だな、と。。。

(患者さんには、原因が化粧品とは全く自覚がないです。ほぼ全員です。

何か新しく使った化粧品はないですか?と聞いても、

ずっと同じです、何年も同じです、10年以上同じです。。

。。。ありえません。

この患者さんの「同じ」は、「同じ」メーカーのものを使っています、という意味らしいです。

実際、その後、細かく聞いていくと、そのおかしくなった時期の前から、おかしなものをどんどん足しておられます。。

原因は、それやろっ!!とツッコみまくりです。ええ、実際に。。

(一応、経過はず~っとお聞きして、他になにかないか、いろいろ考えますが、ほぼ9割以上、化粧品です。考えられる原因は、全て取り除かないといけませんから、経過がものすごく大事です。この経過をちゃんと覚えていない方の場合は、原因がなかなか見つからないので、回復が遅れることがあります。)

化粧品以外が原因ってないのか?!と言われれば、絶対にないっ!とは言いませんが、圧倒的に化粧品です。

化粧品で肌が痛んでいたところに、何か他のちょっとした刺激があって、一気に爆発する場合も多いです。

ちょっとずつちょっとずつ、やられていくですよね。。。

なので、すぐには気付かないし、化粧品が原因とも思わないんです。

すぐにかぶれたわけではないから。

微量過ぎて、慣れていくのもあります。うまく肌も化粧品と付き合っているというのか、どこかで、折り合いをつけているわけです、我慢して。

だから、何かがあると、一気に爆発するんです。

どんな化粧品にも、添加物というのは入っていて、それほど大した害のない(どこまでを害というかもありますが)モノもあります。

なにかを塗らないと、今の時代、女性はちょっと困りますよね。

山奥で、自給自足で生活しているわけでも、水で洗顔して、何もつけずに暮らしているわけでもないかな、と思います。

保湿はしなくてもいけたとしても、日本女性は、たいていファンデーションをつけますから、やはり化粧品は必要でしょう。

じゃあ、何を使うか?なんですが、添加物と肌への害というか刺激というか、どこで割り切るか、ですね。どうせ何を塗らないといけないのであれば。どこで、妥協するか。

それは、個人の好みであり、個人の肌の状態にもよるでしょう。お金の問題もあります。

さっき挙げた、「オーガニック」「無添加」「敏感肌用」「ドクターズコスメ」などなど、中には、本当に良心的な商品もあります。(絶対に刺激がないものなんてはありません。合う合わないは、絶対にありますし、添加物のない化粧品なんて、ありません。)

このきっと何億とある化粧品の中から、わずか一握りの良心的な化粧品を探すなんて、砂漠の中から一粒のダイアモンドを探すようなものだったりします。

一部の方には、それくらい難しいようです。

でも、他の一部の方は、いともたやすく、私のブログを読んで理解されて、市販の中から見つけて使っておられます。別にネットで探すこともなく。

それらの化粧品は、私から勧めることはありませんが、患者さんが使っていると言われて、肌に問題もなければ、私から止めることはありません。そうですか、で終わりです。

ですが、アンチエイジングの何万円もする、超有名メーカーを使っているとか、ネットで買った、自称「肌にとても優しい化粧品、アトピーでも赤ちゃんでも使える化粧品」などを使っている方は、一切止めてもらっています。

まだ大手が出している高級化粧品であれば、もったいない、と捨てられないのであれば、体に使って、使い切ってください、と言いますが、自称「肌に優しい」化粧品ほど、悪質なモノはないです。

こういう悪徳業者のモノは、全てすぐに捨ててください、と言っています。

そんな業者のものは信じられないからです。まだ、「アンチエジング」とうたっている有名メーカーのほうが、科学的根拠が、少~しあったりしますから、そういう名目で売るわな。。と理解できます。(効くわけがなくても。効くともメーカーはうたっていませんが)

でもね、「アトピーにも使える」って、どうやって確認したの?医者でもないのに?

医師でもないのに、アトピーの患者さんに、薬でもない化粧品で実験するなんて、言語道断ですよ。

かぶれたら、誰が診るんですか?実験していいかどうかの判断を、誰がしているんですか?

製薬会社が塗り薬で実験される場合でも、いきなりアトピーの人にやりませんよ。

健常な人にして大丈夫だったら、アトピーの人に試す、しかも医師の管理のもと、です。なにかあっても、すぐに中止したり、治療できるようになっています。

当たり前です。実験台の人の皮膚を守れる環境でやらないといけません。

そういうことをしてこそ、初めて、「アトピーにも使える」です。

ベンチャー企業は、安易に「アトピー」や「赤ちゃん」という言葉を使いすぎですね。

それでアトピーが悪化したら、訴えたらいいんですよ。警察に行って相談してください。

ヘタすると、医師法違反、薬事法違反の可能性があります。

一体、何を根拠に言っているんだか。。

また、買うほうも、どうして、その「自称」を簡単に信じますかね。どこのだれかもわからないのに。

信じれるほどの証拠でも見ましたか?一体、何を?ネットのそこのHPで?

たまに、わけわからんデーターを載せているところもありますが、全然関係ないデーターだったり、別の団体が出したデーターを、いかにも自分のところの商品のデーターであるかのような表示をしたり。。悪質極まりないです。

ちゃんと読めば、そのデーターが、そことは全然関係なかったり、おかしいことはわかりますが、ちゃんと読まないと、錯覚してしまうことも多いでしょう。

だって、錯覚させるように、表示してあるんですから。最初から、それが目的なので。

だからね、そんなわけわからんところのものを簡単に信じなさんなって!!

何を買っていいのかわからない、データーが正しいかどうかなんて、判断できない、と思うなら、とりあえず、デパートとかに入っている、いわゆる大手のメーカーでいいじゃないですか。

ネットで買った、その自称「肌に優しい」化粧品も、デパートで売っている大手メーカーのも、中身はそれほど変わりません。

それだったら、「アトピーにも使える」「赤ちゃんでも使える」なんて、HPに載せない大手メーカーのほうが、よほどましです。

大手メーカーは、そんな詐欺まがいの営業は、信用問題ですからね、絶対にやりません。そんなの、大手が書いたら、苦情殺到で、消費者庁から指導が入ります。

でも、みなさんが買っているネットで調べたメーカーは、小さすぎて、被害が出ても被害も小さいし、目立たないんです。もう取り締まるにしても、キリがないんですよね。

詐欺にあったようなものですから、さっさと全部捨てて、キレイさっぱり忘れて、未来を行きましょう。

肌は、いらんことを止めれば、必ず回復します。

(おかしな化粧品でシミになった分が、自然に全部消えるとは、よう言いませんが)

さっさと縁を切ることです。見たら思い出して腹が立ちますから、腹を立てないためにも、全部捨ててください。

捨てて何を使っていいのかわからない、というなら、何も使わない。

そのほうがよほどいいです。そのほうが回復が早い場合もあります。

何を使ったらいいのかわからないなら、うちに相談に来ていただいたらいいですが、早く良くしたかったら、全部さっさと捨ててください。

「肌が荒れて。。。かゆいし、赤くなってきた。。」と、化粧品会社に相談に行くのも間違っていると思いますが、どうこうしてもらおうというのではなく、文句を言うために、言いに行く、というのはアリかな、と思います。

ただ、悪徳企業は、「皮膚科にいったら、副作用のあるステロイドを塗られるから行ったらいけません」とか、「保湿が足らないから、うちの○○を、もっとたくさん塗ってください」「これも使ってください」「毎日たっぷりと使ってください」とまた新しく買わせて、皮膚科に絶対に行かせません。

悪徳エステもそうです。

私には、霊感商法とかのツボや印鑑売るのと同じにしか見えませんけど。

少なくともデパートに入っている大手は、皮膚科に行くように勧めるし、化粧品を使うのは止めたほうが、、というはずです。だって、パッケージに、異常があれば使うのを止めてください、って書いてあるでしょ。

デパートだったら、使った後でもかぶれたら、返金してくれる場合もあります。(使用した分は払うこともあります)場合のよりますけどね。

今朝起きたら、雨の影響が大変なことになっているので、ビックリしました。

同じ京都でも福知山では大変なことになっていて、おかしな天気が続いていますね。

送り火どころではありませんでした。

1日も早く復旧されますことを願わずにおれません。

さて、再診の方でも、初診の方でもそうですが、たくさんいろいろなことを聞きたい、相談したいという方は、すごく多いです。

カウンセリングで時間が足りなかった場合、その後の予約が空いていて、私の予定も空いていれば、続けてお話しをさせていただくこともありますが、それはその時になってみないとわかりません。

でも、処置中であれば、処置の時間は、全てその方のためのお時間ですから、何を相談されても大丈夫です。

相談内容で多いのは、他の美容医療のこと、体(病気や健康)のこと、ご家族の病気や薬のこと、化粧品やサプリのこと、などなど。

相談をされたい場合は、ご予約の時に、こういうことの話を聞きたい、と受付に言っていただいたら、スムーズにいきます。

もちろん、当日いきなり相談されていいんですが、その場合は、処置が始まったら、すぐにおっしゃっていただかないと、処置の時間が来たら、話は中断です。

特に、他の美容医療の話が聞きたい、化粧品やサプリの話が聞きたい、という場合、処置時間中に話が済めばいいですが、内容や相談内容の数によっては終わりません。処置の内容によっては、途中で終わることも多いのでは?ホクロの処置やワキ脱毛なんか、ムチャクチャ短いですよね。ジェネシスも結構短いので、たくさんの話は無理ですよ。

美容医療のことをちゃんと相談されたい場合は、処置中に話をされる分にはカウンセ料は無料ですが、ちゃんとお時間を取られたほうがいい場合もあります。相談内容にもよりますが。。

時間を取って、肌を診たほうがいいこともあります。その場合は、処置中には無理です。

触りの話だけになります。一般的な話とか。

実際、シミの話となると、処置を真剣に考えていて、次に処置したい、と思っていらっしゃる場合、症状によったら、診察室でのカウンセが必要なことがあります。

まず、簡単に、という場合は、処置中でいいと思いますが、(やる気満々でも、適応のない方もいらっしゃいますから。私のほうから勧めない場合もあります)、とりあえず、こういう話を聞きたいと受付におっしゃってください。

季節を問わず、いろんな湿疹や皮膚炎・背中やおしりのニキビ、水虫など、いろんな皮膚トラブルって、出てきますよね。

今処置している顔じゃなくても、顔のこともそうですが、処置内容と全く関係ないけど、その皮膚炎かなにか病気のことを相談したい、という場合、処置中だと、ホントに話だけになります。

診察する時間は、最初に言っていただかないと取っていませんから、その部分を診る時間はありません。

診る時間があったとしても、薬を出す時間はありません。

処置時間は、予約時に言われた分しか取っていませんから、当日いきなり追加(保険の病気を診てほしいとかも)されても、次の予約が空いていれば大丈夫ですが、空いていなければ、無理です。

空くまで待つと言われれば構いませんが、予約がずーっと詰まっていれば、もう診療時間は終わってしまいます。。。

自費の処置や薬の処方・化粧品・サプリメントを、当日説明を受けて購入される場合は、私の許可があれば、あとは受付から用意をして会計をしてくれますが、保険の薬の場合、電子カルテが受付では触れません。

自費の分は、お店で買い物をするのと同じで、値段が決まっていて、単純に足して言って、消費税をかけるだけですが、保険の会計はそうはいきません。

レセプトって、ご存知ですか?

保険の病院に行って、会計の時に、なんか点数が書いてあって、それを10倍した値段から、その人の個人負担分のみ、支払われているでしょう?

大体3割負担の方が多いと思いますが、3割の場合、あとの7割は、みなさんが払われている保険料と税金です。

その7割分を、クリニックがあとから、指定のところに申請して、審査を受けて、OKだった場合、7割分が受けとれる仕組みです。

国の指定の機関を通してもらうわけですから、なんでも申請すればいいというものではないですし、誰でも申請していいわけではありません。乱用されたら、大変です。税金ダダ漏れになってしまいます。

なので、うちでは、医師である私しか、保険請求分の電子カルテは、触れません。

よって、私の許可があるからと言って、受付に言ったら、会計して薬をもらえるわけではありません。

電子カルテに入力して、そこで初めて、レセプトという請求分の計算ができます。

これをしないと、患者さんの窓口負担分は一切わかりません。

まだ手作業でされているクリニックもあるかもしれませんが、うちにはそういうことをできる医療事務もいませんし、私もできません。電子カルテとレセプトコンピューターが全部やります。

なので、当日いきなり保険の診察をして、薬が欲しいと言われても、診察と説明の時間・電子カルテに書き込む時間・処方箋など出す時間あるいは薬を揃える時間(薬も私がチェックするので)、というのが、別途必要となります。

短いようで、結構かかります。

病院に行ったら、診察が終わったのに、どうしてこんなにかかるのかな?と思う時ないですか?スーパーのレジみたいに、ホントすぐに会計ではないですよね。

その時間は、普段の予約には一切取っていませんから、当日言っても、薬はもらえませんよ。空いている時はいいですが、それは当日にならないとわかりませんから、何か対処してほしいと思っておられるのであれば、必ず予約の時におっしゃってください。

そういうこともあるので、予約時に、受付から、体調などにお変わりがないかなど聞いております。処置する部分の状態もそうですが。

処置と直接関係なければ、処置はできますが、何が関係してくるかわからないことがあるため、お聞きしております。

処置をされた方には、メールのアドレスをお渡ししておりますので、患者さんによったら、メールで、湿疹や体調のことなど、処置と関係なくても、先に相談されている方もいらっしゃいます。

そしたら、話を早いですし、実際は、その部分を診ないとわからないことも多いですが、いろんな場合のことも説明を大体させていただくことができるので、当日、それほどの時間をかけなくて済むこともあります。

いつも来られている方は、皮膚の状態もわかっていることが多いので、(もちろん体調や病歴なども)、ある程度のことが可能になります。完璧ではありませんけどね。

メールは、うまくお使いください。メール相談できることとできないこともありますが。。

24時間みているわけではないので、すぐにお返事が返せるわけではないですし、緊急性のないことについては、24時間以内にはお返ししないこともありますが。

(メールでのご予約は承っておりません。ご予約・変更・キャンセルは、必ずお電話でお願いいたします。)

相談されたいことを、処置中全く話さず、処置が終わってから言われても、もうその方の持ち時間が終わっていますので、話は聞けません。説明する時間もありません。

後片付けと次の方の準備をしますから、それは無理ですよ。

処置中、患者さんから何も話されない場合、特にシミ治療をされている方などは、私のほうから季節のお肌への注意事項などを話したりします。

また処置している部分のお肌に何かあって、なんかおかしいな、おかしなことをしているんじゃないのかな、などなにかあった場合(患者さんは気付いていなくて)、その話にかかりっきりになります。でないと、そのおかしなことがあったら止めてもらわないと処置しているお金がもったいないですし、おかしなことが見つからなかったら、患者さんにおうちでもう一度注意してみてください、など説明も必要だったりします。

何かあった場合、処置中に、化粧品のことが聞きたかったのに、ホクロのことが聞きたかったのに、と言われても、そんなことよりも、今処置している(お金を払っている)ことのほうが大事なので、聞きたいと思っておられたことは後回しや次回に、となります。

ま、何かありましたら、ご相談されたい内容も含めて、予約時や確認の電話の時や、それ以外なら、ご自分で電話かメールでおっしゃってください。

相談内容がたくさんの方は、優先順位は必ずつけてください。

何分の処置を取られているのかわかりませんが、それぞれの説明に時間がかかるので、一言で終わるのは無理ですから、全部の話は、まあできないんじゃないでしょうか。できればラッキーですが。。

また、処置中に、別の場所を診ながら話す、というのはできません。処置中に自由なのは、口だけですから、手も目も話せないので、ご理解ください。

うちには、ナースがおりませんので、私一人で全ての処置をしていますので、どうぞご理解のほどよろしくお願いいたします。