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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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紫外線対策は、まだまだ必要です

朝晩、めっきり秋を感じる今日この頃。

今年の夏は短かったですね。

昼間は、カーッと照ったりしていますが、ジメジメはしていますが、季節はすっかり秋の気配です。

最近はお天気の悪い日も多く、曇っている日は油断しておられる方も多いと思いますが、紫外線は、まだまだ真夏と一緒と思ってください。

特に、肌全体を黒くするUVAは、年中それほど変わらず、降り注いでいます。

9月の紫外線対策は、真夏と同じと思って、塗る量・回数など同じままでやっといてください。そのほうが安心です。

ただ、湿度が下がる日が出てくるので、乾燥には注意がそろそろ必要です。

同じのを使っているのに、夏の間は、乾燥が気にならなかったけど、最近日焼け止めを塗ると、塗り直しをすると乾燥する、という方は、処置中にどうしたらいいか、お聞きください。

さて、先日の休みの日に、お墓参りに行って来ました。

多分しばらく行っていないので、草むしりも多少しないといけないだろうなとは思っていて、家族と揃っての外出だったので、なんか夏休みみたいな気持ちで、普段はめったに着ない背中側が結構空いている、アメリカンスリーブみたいなブラウス(白)を着て、出かけました。(なるべく明るい色の服を着るようにしています。)

顔と腕には、いつも通り、ばっちり日焼け止めを塗って、熱射病対策に白い帽子も被って、車で出かけました。車内では、肩から腕にかけて、1枚羽織っていました。

(車のおでかけは、全面スモークでない限り、日焼けしますよ。

メーカーが、紫外線カットガラスと言って売っていても、実際、窓側の腕、焼けているでしょう?

何を持って、紫外線カットとうたっているのかよくわかりませんが、窓がある限り、信用してはいけません。程度の差はいろいろですが、実際に日焼けします。

日焼けがイヤだから、手袋される方が多いわけですよね。

日焼けがイヤなら、窓ガラスに頼るのではなく、ちゃんと日焼け止めを塗るか、服で隠しましょう。)

私は、普段ほとんど日に当たりません。

診察室は、窓がないし、処置室は、窓は全部ブラインドを一番光が入らないようにして、遮光カーテンを全部の処置室に入れました。

さすがに、処置中は患者さんも私もイヤかなと思って、そうしました。

でも、待合室や院長室、パウダールームは、なるべく明るくしています。

太陽は、決して敵ではありませんから、うまく付き合っていかないといけません。必要以上に仲良くなる必要はありませんが、つかず離れず、必要な分は利用させていただく、日には当たるけど、老化がイヤなところは、ちゃんとその部分を紫外線カットする、というのがおススメです。

なので、あの新興宗教のような、全身真っ黒に、サングラス+マスク+つばのひろい帽子+日傘、手袋、長ズボン、みたいな恰好は、私は、病気じゃないんだから、止めておけば?と思っています。

他人から見られて、見苦しくなく、暑苦しくない程度に、自分も暑苦しくない程度に、紫外線カットするのがいいと思っています。

ただ、脱毛や背中の処置で、体に光・レーザー治療をされている方は、その処置部分は、ちゃんと服なり日焼け止めで、紫外線カットを徹底していただいています。

だって、処置のお金がもったいないですからね。

処置をされていない方は、通勤や買い物くらいであれば、体は服で隠れていれば、それでいいんじゃないですか?と言っています。

たとえ、白い服だったとしても、裸よりはマシです。

でも、日に当たって、すぐに黒くなる方の場合は、どこまで晒すのか、難しいところですが。

患者さんの中には、通勤の時しか、太陽に当たらないという方が時々いらっしゃって、職場も地下室や地下街・デパートなどの奥のほうなど、ホントに太陽を見ない方、休みの日は、夕方まで寝ているから、ホントに外に出ません、という方がいらっしゃいます。

ここまでくると、たまの当たる日、顔は焼け止めを塗るとしても、体は、そんなに塗らなくていいんじゃない?と申し上げています。

多少の紫外線は、いろいろなメリットもありますから、どこで妥協するのか難しいかもしれませんが、まあ、ほどほどに。。

だからと言って、急激に焼く(強い日差しお直射日光しをいきなり極端に浴びる)のは、ダメですけどね。

さて、お墓参りに行く前に、背中は、手の届くところにしか塗りませんでした。

肩甲骨のあたり、塗れるところだけ。

背中を焼くことって、南の島に行っても、めったにしませんから、背中があまりちゃんと塗れていなくても、まあ、いいかなと、油断していました。

夏が終わると、なんかうっすら半そでの方がいっています。ひと夏の日焼けの量といいますか、体は正直ですね。

その微妙な差をなくすために、腕の上半分は薄塗りというか、半そでより下にたっぷり塗るとか対処しています。

お墓にいたのは、片付け等も含めて、約1時間くらい。

そのあと、クリニックのほうへ移動して、四条界隈、ちょっとぶらぶらしていました。

その頃より、なんか背中が痒くて、蚊に咬まれたのかな?と思って、ちょっとだけ手で掻いていました。

でも全然痒みが治まらず、なんかおかしいな、と思って、家族に診てもらったら、赤くなっている、というので、鏡を見るまで自体を把握していませんでした。

汗と日焼け止め、そこに日光などいくつも重なると、思いがけず、飛んでもないことになることも多いので、なにかと反応したのかな、と呑気に考えて、家に帰ってビックリ!

肩甲骨のところ、日焼け止めが届いたところと、白い服で隠れていたところは、きっちり白いままで、塗り忘れたところと服の間が真っ赤になっています。

「SUNTUN」日焼けですね。

一体、どこの南の島に行って来たの?というくらい、真っ赤になっていて、市内やんか!と油断大敵を身を持って知りました。。。

顔と腕はきっちり塗ったので大丈夫でした。

(赤くなっていないからと言って、シミの予備軍を貯めていないわけではありません。それとはまた別です。)

お墓参りということで、ヘリオケアも飲んでいないし、日焼け止めを塗っていないところを、紫外線にさらすなんて!!

一生の不覚っ!!

私は、18~19歳くらいから、ずっと日焼け止めを塗っています。

若いころは塗り直しまで徹底はしていませんが。

日に当たると、赤くなるタチだったので、それがイヤで塗っていただけなんです。

大人になってからは、(美容医療をするまで)、わりと塗り直しは勝手にしていました。

あんまりきつく焼けた時(セブ島や東南アジア、など)には、かなりの水着の型がいっていて、今でも一部残っています。

それが今だったら、どれくらい火傷するのか興味深々でした。

。。。まだ少し赤い(炎症が起こっているから)もありますが、薄いベージュ色~茶色にかけての色になってきました。

。。。もう、赤くなって、消えて、終わり!という肌質は、この20年以上の間に、消えてなくなってしまいました。。。

面白かったのが、腕~肩にかけては、資生堂の日焼け止めを塗っていたんですが、見事なまでに、赤くなっていませんでした。

さすが、資生堂ですね。→続く 

カテゴリ:

スキンケア, 医療