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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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もしも日焼けしてしまったら

背中の茶色くなってきたシミというか日焼け跡は、家族から、「ブタの背中に羽が生えてる」と言わしめたくらい、見事に、ここに羽がありましたか?という形相を呈しています。

が、少し薄くなってきました。

背中は、なかなか自分で塗るのがメンドクサく、また鏡越しにしか見れないので、ちょっとケアのしにくいところです。

思わず、めいっぱいあ日焼けしてしまった後は、こういう時こそ、ビタミンCの濃い点滴をするのがとてもいいと思います。他の抗酸化剤もバンバン入れて。

濃い点滴をしたからと言って、絶対にシミにならない!すぐに消える!というものではありませんが、紫外線ダメージを受けている皮膚を修復してあげるためにも、こういう時はありがたいかなと思います。

中からも抑えるという方法です。

特に、背中など自分で塗りにくいところは、点滴・サプリに手伝ってもらうのはアリでしょう。

私は、自分で自分に点滴はしないので(できるのかもしれませんが、失敗したら、血だらけで目もあてられないし、後片付けが大変なので、チャレンジはまだしていないですね。。。

昔、先輩の女医さんが、家で自分で自分に点滴をしようとして、両手が使えるようにと、足首にやろうとされ、ところが、失敗して血管から点滴が漏れてきて痛いわけですが、すぐに止めて抜く、というのが正しいやり方のところを、テープやらいろいろと準備を忘れたそうで、抜くこともできず、漏れたところを押さえるだけで、ジ~っとダンナさん(ドクターです)が帰宅されるまで、ずっと押さえたまま待っていたそうです。。。

動けないから大変だった、と教えてくださった研修医時代が懐かしく思い出しました。

私も、そんな目にもし遭ったら、ちょっとトラウマ。。。)

さて、自分に点滴ができないとなると、サプリをガンガン飲むしかないので、いろいろとサプリがガンガン取って、代謝を上げています。

炎症の赤みが落ち着くまでは、炎症を抑える薬を塗って、ちょっと今落ち着いてきたので、美白剤を始めたところです。

これが脚とか腕や首だったら(体の前側。背中側ではなく。)、ジェネシス当てたり、ライムライト当てたりしていくんですけどね。

炎症の程度で、塗り薬の種類も、美白剤の種類も、レーザーの種類も変わります、というか、変えています。

顔だったら、イオン導入を追加してもいいですよ。

普段はやらないことでも、こういう時は、ちょとでもいいことは足していく、というのが、確かに早く良くなります。(やり過ぎやいらんことはしちゃダメですけどね。)

いや~、久しぶりのお墓参り、油断しました。

ヘリオケア(飲む日焼け止め。日焼け止めを塗らなくて済むわけではありません)も、持っているくせに飲まず、何してるんだか。。

いや、簡単に済んだら(お参りだけで)良かったんでしょうけど、草むしりに熱中してしまったのが敗因でしょう。。

今年の夏は、全然外に出ていなかったので、背中には刺激が強すぎましたね。

「シミ」というのは、体の防御反応なので、ダメージから守っていくために、次回に備えて体が準備しているわけです。

紫外線をあたると赤くなった25年以上前よりも、ちょびっとずつでも25年間紫外線を浴びているわけで、体もちょっとずつ順応しているわけです。

赤くなった後、黒くなるように、順応するんですね。感心、感心。

まあ、日焼けの程度にもよりますから、思わず日焼けをした場合は、ご相談ください。

処置でお通いの方は、内容によったら、中止になりますから、必ず予約時、予約の後でも、必ずご連絡くださいね。

処置中の方は、メールでご相談ください。おうちでできる対処法などお教えして対応できることがあります。

なんでもそうですが、早めに対応したら、跡形って、案外キレイに消えたり、早めに薄くなったり、といいことづくめです。

早め早めが肝心です。

(最初からの予防が一番いいに決まっているんですが。)

まだ、9月は、私の背中と同じようなことが出ることがありますよ。

曇りでも、雨でも、油断なさらず。

特に、紫外線ですぐに黒くなる方は、人一倍、頑張ってください。

全体を黒くするUVAは、曇りも雨もあんまり変わりません。夏でも冬でも、あんまり変わりません。

体に、光やレーザーを当てていないなら、どこまで紫外線カットをするのか、難しいところですが、ご本人のこだわり次第ですね。

現在治療中の方は、徹底されたほうがいいですよ。

カテゴリ:

スキンケア, 医療