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    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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女性の健康を維持するために

今までにブログでもご紹介している糖質制限をはじめ、栄養の話をチラホラと書いておりました。

こういうのを栄養療法と言いまして、食事でちゃんと必要な栄養は摂って、足りない分を医療用サプリメントや医薬品等で補う、というモノです。

栄養がきちんと摂れいれば、サプリなどを飲む必要というのは本当はないんでしょうけど、この忙しい中、毎回毎回、自炊するのも結構大変ですし、ちゃんとお店でゴハンを食べるというのもお金もかかるし、これも毎回できるものでもないですよね。

そういう時に、医療用のサプリメントを活用するというのは、手助けとして、とてもいいと思います。

ただし、品質が保証されているモノです。

ドラッグストアに行くと、有名な製薬メーカーのモノから、安っい、わけわからんメーカーのモノまでピンキリで、はっきり言って、飲まないほうがマシ、というものも。。。

飲んだところで、吸収しているかどうかもわかりませんし、吸収していても、ものすご~く吸収率が悪かったり。。

含有量も少ないクセに、要らない添加物はてんこ盛り。。

ほら、飲まないほうがマシだと思いませんか?

ドクターの中でも、サプリや医薬品で栄養補助を行うことに、賛成派と反対派がいます。これは、一般の方もそうだと思います。

私は、賛成派です。

食事だけでは限界があると思うので、必要だと思った分は、医療用のモノで補います。

生きていく上での必要最低限は、きちんと食事をすればほぼ摂れるはずですが、それが毎日となると難しい日も出てくるので、私自身にとっても、サプリメントは必須です。

反対派のドクターは、口から食事で、という考え方が根底にはありますが、一番気にしていらっしゃるのは、サプリメントに入っている添加物です。

病院の薬にも入っています。

添加物なしで、何であろうと、飲んだり食べたり、ってかなり不可能なところまで来ているのかもしれませんね。

まあ、添加物全てが悪いわけではありませんし、今の世の中、添加物ゼロで生活するとなったら、山奥とかで自給自足の無農薬生活でもしないと難しいでしょう。。

せっかく栄養を摂ったと思っていても、いらん添加物を分解するのに、肝臓が余分に働かされていたら、余計な負担になってしまいますよね。

また、人工物は分解しにくいらしく、そのため、体にとって必要な栄養を使って、いらんモノを分解しないといけなくて、そうしたら、栄養は、トータルでマイナスになってしまいます。

それを気にしていらっしゃるのです。

なので、サプリメント推奨派のドクターも、ちゃんと「効く」という証拠の出ているモノで、なおかつ出処のわかっているモノ、材料や製造過程が信頼できるものを飲みなさい、とよく言われます。

市販のサプリメントで、まだドラッグストアでつい買ってしまうのは、わけわからんメーカーであっても、CMしていたり、よくわからないけど有名だったり、とりあえず「○○製薬会社」って書いてある以上、気持ちもわからんでもないです。

(うちでは、そういうのは一切勧めていませんが。。)

信じられないのが、ネットで買う、ホントにわけわからんサプリメントです。

製薬会社でも有名でもなんでもなく、検索をかけたらたまたま上位に来たのかなにか知りませんが、口い入れるモノなのに、よく怖くないな。。。と逆に感心してしまいます。

(ネットで売っている個人輸入の医薬品等もそうですけど。)

何が入っているのか、なんて、わかりませんからね。。。

さて、話を戻します。

うちで取り扱っているサプリは、ほとんどが医薬品だったり、医療機関限定サプリです。

これらの品質を疑い出したら、もう飲むものはありませんので、これ以上のモノは望まないでください。工場を1軒1軒見に行ったわけではないので、自分の目で確かめたわけでがありませんが、その辺はキリがないので、ご了承ください。

正しく糖質制限をしていたら、かなりの栄養は補えるはずですが、お肉やレバーが苦手な方もいらっしゃいますし、全部の食事を自炊に完璧に、というのは、誰でもできるものではありませんから、で、サプリの追加です。

女性は男性と違って、生理(月経)がありますから、出血しますよね。貧血傾向にあるわけです。

子宮筋腫がある方で、出血の多い方もいらっしゃるでしょうし、女性は大変ですよね。

医学的には正常な範囲であっても、栄養学的には足りていないことも多いそうです。

いろんな栄養が足りていないと、いろいろ不都合が心身共に出てくるとのこと。

例えば、うつ病とか、なんとなくだるいとか、疲れやすいとか、はっきりした症状だけでなく、いわゆる「不定愁訴」というものも多く、全然関係なさそうで、実は、ただの栄養不足でした、ということもあるそうです。

女性にとって、特に大事なのは鉄分なんですが、私はいままで、貧血の人は、保険診療でちゃんと薬がもらえるんだから、病院に行って、検査してもらうべき、と思っていました。病気は、保険診療で、と基本思っています。

ところが、病院の鉄剤を飲んでいる患者さんで、気持ち悪くなるから、鉄剤飲むのを止めました、という方も多く、(かなりの貧血なので、そんなこと言っていて、大丈夫なの?!と思ってました。担当医に薬変えてもらわな!と思っていました)食事で改善した方はいいんですが、どちらも無理となると、貧血が進む一方、という方も。(もちろん全員ではありません)

これはなぜかというと、病院で処方される鉄剤の種類がそういう種類なんです。

なので、他に変えてもらっても、同じ種類しかないので、気持ちの悪さが多少変わっても、多少くらいで、あまり差がないこともあるらしいです。

そういう場合は、鉄剤の種類そのものを変えないといけないんですが、保険が通っているものがないため、自費でサプリメントとなってしまいます。

一時(今も?)、鉄剤が流行った頃があって、病院で検査もせず、ドラッグストアで鉄剤を買って、バカバカ飲んでいる方がとても多い時がありました。

かりに、質がいいモノだったとしても、鉄剤等のミネラルは、体にたまってしまう場合もあるので、摂り過ぎは厳禁なのです。

なので、鉄剤等を飲む場合は、ちゃんと血液検査をして、足りなければ飲む、ということを今までもお勧めしていました。

(鉄が足りていないかどうかの検査は、おそらく保険でしてくれる検査ではわからない場合が多く、もうちょっとツッコんで調べないと、本当に鉄が足りているかがわかりません。

うちには、ナースがいないので、血液検査をするなら私がしないといけなくて、ちょっと時間がかかるので、あまりしていませんでしたが、要望が多くなってきたので、ご予約をいただいたら、採血もしていくことにしました。

 

採血検査 貧血のための検査 1回 ¥10.800(税込)   薄毛治療のための検査 ¥16.200(税込)

検査結果により、お勧めのサプリをご紹介します。(サプリ代は別途必要です)

ただし、光・レーザー治療等に足してくださいね。

サプリ外来のみのご希望は、初診料(カウンセリング料) 1回 ¥10.800かかりますから、処置中に聞かれたほうがいいと思います。

でも、突然準備ができませんから、前もって、ご予約時におっしゃてくださいね。

詳細はお問い合わせくださ。

また寝そうなので、もう寝ます。。。

カテゴリ:

サプリメント, 医療