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    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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最近肌が荒れると思ったら①

ブログ更新をさぼってすみません。

今、季節の変わり目で肌荒れの方が増えています。

ほとんどは、湿度と気温が下がって、ご自分で思った以上にお肌が乾燥していて、バリア機能が弱くなっているところに、なにかが刺激になって、悪循環にはまる、という感じのことが多いです。

春ほどではありませんが、季節の変わり目は、どうしても、皮膚も環境の変化にビックリ!してることも多いので、うまく付き合っていかないといけませんが。。

今回は、よくあるパターンをご紹介します。

身に覚えのある方の参考になれば幸いです。

また、今後肌荒れが起こったら、まずお試しください。

①クレンジングを止める!  即刻止めるっ!!

これだけ、ブログでクレンジングを止めろ、止めろと書いているのに、まだお使いの貴女っ!止めましょう!悪いことは言いません!止めましょう。

貴女が止めても、私に得をすることは決してない私が言うんですから、止めてください。

「私は止めていますよ」とお思いの貴女。

じゃあ、何を使っていますか?

純せっけんですか?

→「せっけんです。」

どこの石けんですか?メーカーは?名前はなんと言いますか?

→「○○○です」

。。。。それは、純せっけんじゃないよ。。。

私も、純石けん以外を、お肌の状況によったら、おススメする場合があります。

特殊な場合です。

使う方も、純石けんではない、とわかって使っているなら、いいんですけどね。

何かあった時に、やっぱり純石けんに変えないといけないのかな、と気づいていただけるので。

でも、わからずに使っている方は、わからないから、ずっと止めないんです。それが原因とは、露ほどにも思わず。。あああ。。その間にも、お肌はボロボロです。。肌が泣いていますよ~!!

何度も書いていてしつこいですが、私の言う純石けんとは、成分表示が、「石けん素地」しか書かれていないものです。しか、ですよ!しか!

「石けん素地」のみですよ。他に何か書いてあったら、私的にはアウトです。それは、純石けんではありません。

ちゃんと、自分での目で見て、確認してください!

メーカーのパッケージやお店のポップに騙されないで、裏の表示を見たら、済む話です。一番確実です。

(別名:カリ石けん素地  液体のものであれば、「水、カリ石けん素地」と書いてあります。石けん素地を水で溶いただけ、ということです。)

うちで取扱いがあるのは、牛乳石鹸の「無添加せっけん」です。

何度も言いますが、青箱・赤箱の石けんは、純石けんではありません。全くの別ものです。

「無添シリーズ」というブランドの中の、固形の石けんです。

他には、ミヨシ(うちは、これの石けんシャンプー・リンスを取扱いです)、シャボン玉、玉の肌、白バラせっけん(だったと思います。これは、患者さんがもっておられました)、松山油脂とか。パックスもありますね。

他にも探せば、たくさんあるはず。

不純物の観点から、やはり人体・肌用のものされたほうがいいと思います。

(ふきん用とか洗濯せっけんとかではなくてね。絶対ダメとは言いませんが、ニオイがきつくて使いづらかったり、不純物が皮膚をキズつける場合もあるかもしれません。)

うちで取り扱っているのは、たまたま取扱いができたからであって、このメーカーいいな、と思っても、取扱いの手順がちょっとメンドウなモノは、取り扱っていません、というか、できない、できにくい。。

まあ、石けん素地100%(メーカーによったら、99%としている場合もあるようです。あとの1%は、なにか不純物(害はないはずです)とかだと思います、きっと。正直なんでしょうね。99%で、「石けん素地」しか書いていない場合です。99%でも、他のモノが書いてあれば、全然違いますし、97%とか、全く違います。なんか添加物が入っています。ちなみに、なにか添加物が入った時点で、ファンデや日焼け止めを落とす洗浄力はありませんので、そんなものでクレンジングは一切勧めていません。)であれば、どこの石けんでもいいと思っています。

ご縁のあったところの純石けんを使っています。

メーカーが違えば、微妙に、材料や製法の関係で、使い心地やニオイ・泡立ちなど違いますが、この辺は、好みですね。

昔なからの、油で作る手作り石鹸と同じです。

まあ、メーカーは、油脂も工夫されていたり、ニオイを取る工夫や精製度などなどたくさん工夫されています。素人とは、やはり違う。

「クレンジング」=「クレンジングオイル」と思っている方もいて、困ったものですが、「クレンジング」と名がついたら、というか、純石けんではないのに、洗顔に使うもの、と思ってください。

「クレンジング」って、英語の動詞ですが、もう日本語になっちゃってますが、これは、「洗浄」とか「洗い清める」などの意味ですから、洗う時に使うもの全てを、今ここでは、「クレンジング」と呼んでいますし、ドラッグストアや化粧品会社の使い方もそうだと思います。

なんかわからん液体であっても、洗顔時に汚れを落とすために使うなら、それは、「クレンジング」です。

赤ちゃん用とかいてあろうが、敏感肌用と書いてあろうが、ドクターズコスメであろうが、純せっけんでなければ、それは、クレンジングです。

売っている店員さんが、「クレンジングじゃない」と言い張っても、それは、「クレンジング」です。

(クレンジングじゃなければ、じゃあ、なんやねん?!と思いますけどね。

ぜひ、ツッコんで、納得のいく回答をもらってください。

でも、こういう人に、ツッコむ時間がもったいないです。どうせ、わけわからんことを言って、ケムにまくに決まっていますから。

時間に余裕のある方は、ぜひどうぞお試しください。くれぐれも、相手のペースに乗らないように。のりやすい方は、もう関わらないっ!!)

みなさん、売る側のいい分をそのまま信じすぎ。。。だから、騙されるんですよ。相手は、それを売らないと、お給料もらえない立場なんですから。服を買うのとは訳が違いますよ。)

ごくごく一部の特殊なモノを除いて、一切を止めてもらっています。

(これは、肌によって、どこまで使ってもらうのかは全然違います、詳しくは、処置中にお聞きください。)

「クレンジング」=メイク落とし、と思い込んでいらっしゃる方もいて、洗顔フォームも同様です。洗顔フォーム=クレンジングです。

「フォーム」ってなんだっ?!と思ってしまいますが、そう書けば優しいようなイメージなんでしょうか。。

「クレンジングフォーム」とかって、英語なり、どっかに書いていませんか?

書いていなくても、成分は似たり寄ったりです。合成界面活性剤です。しかも質の悪いことが圧倒的に多いです。

質の悪くないものもありますが、それ、高いでしょ。値段と内容が見合ってますか?

それもいりません。

「界面活性剤じゃないから、安心」とここで勝手に思わないでください。

界面活性剤じゃなく、汚れや化粧品を落とせるってことは、一体何で落とすんでしょう。

その分、添加物が入っているわけです。しかもたんまりと。

添加物の全てが悪いわけではありませんが、貴女が思っているほど、その「界面活性剤の入っていない」クレンジング関係は、それほど良いモノではないと思いますよ。

そこまでいいのを使っているのなら、お肌のトラブルは、少なくとも、あまりないのでは。。。?

これまた、何度も書いていますが、純せっけんで、1回洗うだけです。

1分も洗えば十分です。5分も10分も(2~3分でも)肌ののせないでください。

それで洗っても、ファンデとか残ったら、ほっとくっ!

(ただ、ちゃんと洗っていないとダメですよ。

洗い方が悪くて、残っている分は、残し過ぎ、っていうか、落ちるわけありませんから。その残し過ぎは、アウトです。

チャレンジジョイじゃないんだから。貴女の顔は、油汚れのお弁当箱なのかっと?!て。

かければ落ちる、という、そんな恐ろしいことは、純石けんでは起こりません。)

ただ、アイメイクは、純石けんでは落ちません。力も入れたら、絶対にダメな場所ですし、擦るのも絶対にダメなので、落ちません。

(ビューティフルスキンのは、石けんで落ちます。これだけは、例外です。)

たま~に、アイメイク専用リムーバーを使うことが絶対にダメとは言いませんが、ほぼ毎日、あるいは、かなりたくさんアイメイクをする方は、専用リムーバーの量もたくさんになりますから、ダメよ~ダメ、ダメ、です。

専用リムーバーを、ドラッグストアの安物を使っている方は、圏外と思ってください。

アイメイクをする方・純石けんの1度洗いで残った感じが耐えられない、という方には、これまた何度も紹介している、大島椿の椿油です。

精製度の高い、透明タイプ(アトピコスキンケアヘルスなら、なおよい。クリニック専用です。)なら、なおいいです。

他の油ではダメです。もうここでは書きませんが、ブログ内を、検索して、その理由はお探しください。

(あるいは、処置中にお聞きください。)

椿油+純せっけん、で、「クレンジング=顔の洗浄」は終わりです。

朝は、ぬるま湯だけでもいいですし、純石けんを使いたい方は、使ったらいいです。脂っぽさや肌の状況によります。

こんなシンプルで、しかも安い、しかも地球にもお肌にも優しいっ!完璧ですっ!!

これがどうしてもダメな方、他の方法をアドバイスしますから、それは直接お聞きください。

でも、これより、お金はかかりますよ。

(ダメな理由もお聞きしていますが、根本的な考え方が逸れて行ってしまっている方は、なかなか、純石けん洗顔は向いていませんね。。ご本人が受け入れられないというか。。。これを、私は、化粧品会社の呪縛、と呼んでいます。。功罪ですね。

化粧品は、私も大好きですが、うまく付き合っていかないと。

あちらの販売戦略にのったらいけません、自分主導で、うまく利用しないと。

顔がいくつあっても足りませんよ。)

今日は、ここまでで勘弁です。

今から洗濯します~。

カテゴリ:

スキンケア