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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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お電話をいただく方へ

初診の方から、たくさんお電話をいただいて、大変ありがたく、感謝しております。

ご縁のある方もいらっしゃいますし、ご縁のない方もいらっしゃいます。

ご縁のない方というのは、当院と考え方の違う方のことが多いです。

ま、当たり前ですが。。

考え方の合わない方も、どうぞどんどんお越しください、とは、うちではしていません。

初診料もかかりますし、うちまで来るのに、時間もお金もかかるわけです。

わざわざ来ていただいて、絶対に処置します、というわけでもないですし、適応のない方はお断りしていますし、うちでできる美容医療の限界もあります。

説明の上、患者さんのほうが違う選択をされる場合もあります。

最初から考え方が全く違う方は、ご自分の合うクリニックに行かれたほうが、時間もお金も、もったいなくないと思っているので、最初のお電話で、受診を勧めない、あるいは、それでもいいですか?と確認させていただいています。

とりあえず、HPのトップにあります、「初めての方は必ずお読みください」と「よくある相談」をお読みください。

何度も書いていますが

(いつもブログを読んでいただいている方には、またかとお思いでしょうが、前から読んでおられない方もいらっしゃるので、定期的に載せないとダメなようです。すみません。。)、

お電話でのカウンセリングは、一切行っておりません。

お電話は、予約専用の電話ですので、予約を取らないけど、いろいろ電話で教えてほしい、という問い合わせが多いですが、そういうお電話は、すぐに切らせていただいています。

そういう方の中に、遠方だから教えてくれ、と言われますが、近かろうが遠方であろうが、同じです。

どうして、遠方だから、という理由で、特別扱いされるんでしょう?

遠方だったら、適応がなくても、やればいいんですか?遠方だから、適応がないかもしれないのに、他の方を断ってまで、処置枠を押さえろと?それで、当日やらなかったら?その枠はどうするんですか?

どこからが遠方ですか?

近くても、京都市内であっても、うちの隣に住んでいても、人にはそれぞれ事情があります。

遠方でも(国外でも)通われる方は通われますし、近くても、忙しくて、なかなか来れない方もいらっしゃいます。仕事をしていようが、専業主婦であろうが、独身で仕事をしていなくても、関係ありません。時間が取れない方は、取れないんです。

子供を理由に、特別扱いしてもらえないかと言われる方もいますが、介護をされている方だって、大勢いらっしゃいます。人には、事情があるんです。

みなさん、平等です。

初診の方でも、再診の方の再カウンセリングでも、カウンセリング後に、適応があって、時間も空いていれば、処置もご希望されますか?というのは、全員の方にお聞きしています。

できれば、処置をしたいと言われた方の後は、そこがもともと空いていたのであれば、なるべく、その後は、予約を入れないようにはしています。その方の事情に関わらず、です。

ただ、処置枠を取っているわけではないので、予約を取った時は空いていても、直前でも(カウンセ中でも)、予約が入ってしまう場合もありますし、お約束はできません。無理な時もあります。

もともと、空いていないところで、カウンセ枠しかないところで予約を取られたら、それは最初から無理です。

直後の枠が空いていなくても、少し待っていただいたらできることもありますし、かなり待ったらできることもありますし、どんなに待っても、その日は絶対無理、ということもあります。

院内で、化粧品やサプリなど、気になっていたモノのパンフやテスターを見て、待っている方もいらっしゃるし、一旦外に出られる方もいらっしゃいます。

光・レーザー系の場合(注射でも、体のことでも)、一番大事なのは、スキンケアや自宅でのホームケア(体の場合もです)だったりすることが多いので(プチ整形以外)、その日にできなくても、次回の処置の予約が1か月先なのか、2か月先なのか、もっと先かもしれませんが、そうであったとしても、その間に、ホームケアを頑張ればいいと思いますし、実際、そうされている方がとても多いです。焦ってする必要はありません。

(ブログを読んでいらっしゃっても、ホームケアが全然できていないことがとても多いので。)

その後の時間も空いていて、お電話でも処置したいと言われていたにも関わらず、あまりにスキンケアができていないから、スキンケアができるようになってから、処置します、と帰って行かれる方もいらっしゃいます。

そのほうが、より効いたりするので、費用対効果が上がります。

今日からスキンケアも頑張るから!と早速処置も始める方と、人それぞれです。

(その日からちゃんと頑張れば、今までが出来ていなかったとしても、1回目の処置もそれなりに効くことが多いので、今日から頑張る!と言われている方は、全然OK!の大歓迎です。)

ブログでも何度でも書いていますが、その方の肌なり、状況なりを、直に診ないと、何もわかりません。いくつかある処置の中で、何が合うのかどうかもわからない時もあります。

電話で事細かく言われても、実際診たら、全然違うやん、ということも多々あります。

それは仕方ないことなので、だからこそ、診ないとわからないんです。

お電話でも、実際の診察の段階でも、これがいいだろうな、というモノはあっても、それが実際、その方にできるかどうか(お金と時間、メンテナンスも含めて)、また患者さんが満足されるかは、全く別の問題で、何もわかりません。

無責任なことは申し上げません。

だから、電話でのカウンセリングは、一切行っておりません。わかるわけがないからです。

電話でのカウンセリングをしてほしい方は、そういうクリニックに電話されて受診してください。電話カウンセリング通り、本当のことだったのか、満足されるのか、ご自身でお確かめください。それで、満足されたら、いいじゃないですか。

一番多いのが、回数を聞かれます。

何回したらいいのか教えてほしい、と。

はっきり言って、そんなことはわかりません。

(上記リピートです)

状況も診てもいないのに、わかるわけないと思いませんか?

状況もわからない上に、患者さんがどうしたいのかもわからないのに、どうしてそんなことが言えるんでしょう。

それが、遠方だったら、教えられるというんでしょうか?「遠方だから」と言われて、教えていたら、なんで?って思いません?

おかしいでしょ。

処置の内容によったら、これくらいはしないと、という目安はあります。

(ボディ系の場合とか。トゥルスカとか。それでも、患者さんのほうで、もっとやりたいとか、私はしたほうがいいなと思っていても、患者さんは大満足とか。いろいろです。)

でも、肌系の場合は、老化も変化も止められないし、進む一方ですから、終わりはないんです。

どこで、妥協するか、折り合いをつけるか、です。

お金と時間をかければかけるほど、良くなることが多いので(適応があって、適切に処置等を行った場合に限ります)、お金も時間もキリがないです。

フルマラソンを、いきなり100メートル全力疾走して、その後棄権するんではなくて、のんびりカメでもウサギでもいいので、休みながらも、自分なりのペースで続ける、ということが一番大事と私は思います。

平均も目安もありません。だって、終わらないんだから。

対象物が全く違うもので、平均値を出しても、何の意味もありません。

人間は機械じゃないんだから、「○○回使ったら、買い替え時ですよ」なんて、言えるわけがない。

そういうことが理解できない方は、うちには向いていません。

「平均は出すのが無理でも、目安を教えてください」と言われます。

。。。一緒でしょ、それ。。全然カウンセを理解しておられない典型例です。

意味がわからない方は、美容医療は止めておきましょう。

目標地点に、一瞬なったから終り、ってわけにいかないでしょう。

維持はしなくていいんですか? どれくらい維持させますか?期間の話?レベルの話?

美容医療は、魔法じゃないし、変化を止めることはできません。

二十歳に戻すこともできません。

(30歳、40歳になら戻せるのか、という話でもありませんし、マイナス○○歳、と約束できるものではありません。

処置をやった結果、その方が、○○歳、若く見える、ということはありますが、あくまでも結果論です。予言は無理です。医療は万能ではないんです。まして、他力本願で、うまくいくはずもないです。)

お電話で、回数を聞かれて、うちの受付がわかりませんと言っても、全然引かない方は、残念ですが、予約をお取りしません。

そういう方は、「3回したら、いいですよ。」「5回したら、5歳若返りますよ」「これさえすれば、いいですよ」というクリニックに行ってください。

それでもうちに受診されたいのであれば、もう一度ブログやHPを、ちゃんと読んで理解された上で、またお電話ください。

本当に理解されているのであれば、そういう質問自体が出てこないはずなんですが。。。

電話で言わなきゃいいのね、と思った方。

そういう方は、診察・カウンセに来られた時に、そういうことを言われるので、結局、おススメしません。

じゃあ、とにかく黙っておこうと思った方。

この時に、わかったふりして、処置がしたいがために、聞きたいのを我慢して、処置される方が時々いらっしゃいます。

(カウンセを聞いた上で、まだ理解できていないということです。

理解していないのであれば、美容医療はやっていはいけません。

それでもやるなら、全部まかせないと仕方ないと思いますが、クリニック側に全部まかせるということは、もうお金と時間を、好きなだけ搾取されると思っておいたほうがいいです。それに伴う結果が、ある程度ついてくると思いますが、どれだけセレブやねん、という話です。

誰のためにやっているのか、ということが根本的に理解されていないのかな、と。。

貴女が損をするんですよ。

双方が誤解なく、適切な治療をしていくためにも、コミュニケーションは必ず必要です。

でないと、私も、その方に適切な処置をご紹介もできないし、価値観が同じかどうかわからないのに、勧めようがないと思いませんか?

お金出すのは患者さんなのに、テキト~にされて、いいですかね。

理解していないまま、処置されていくと、何回かやっているうちに、ふつふつと、湧いて出てくる疑問「何回やればいいですか?」と、こういう方もさすがに聞いてこられます。

(理解していないから、劇的に変わると信じておられるようです。いつまでたっても、劇的に変わらないので、我慢できなくなるんだと思います。)

スキンケアもできていないのに、効くわけがありません。

こういう方の多くは、毎回毎回、スキンケアの徹底の話ばかりしているのに、他力本願が抜けないという状態です。

結局、こういう方は、途中で処置をお断りします。スキンケアもされないことも多いので。

もちろん、何回も何回も説明して、やっとわかる方もいらっしゃいますが、こういう方に限って、処置の予約は取るんですよね。

ここまで来るのに、お金と時間をいくら遣いましたか、という話で。。

処置する前に、先に理解していたら、もっと早く、良く効いたのに、といつも思うんですが、ご本人は、理解しているから大丈夫と予約を取るので(あまりにひどい場合は、予約時に、理解しているか確認もしているんですが)、ご本人がそれでいいならいいですけど、私が困るわけでも、私がお金を払うわけでもないので。。。でも、ものすごくもったいないと思います。

理解ができていなくても、その人なりのスキンケア(あんまりできていなかったとしても)、それだけ回数をかければ、初診時よりは、多少良くなります。

それだけお金をかけたのに、そんな程度でいいんですか?ということです。

いいならいいんですけど、ホントにもったいないお化けが出ますよ。

美容整形ならともかくとして、それ以外の美容医療は、ホームケアが最優先だし、処置をするしないに関わらず、まずは、診断と、患者さん個人に合った、治療方針と、患者さんの理解です。

やった場合、やらなかった場合、どう違うのか、とかも含めて。

他に選択肢はないのか、そもそも本当に必要な処置なのかどうかも含めて。

医療である以上、副作用なり、デメリットは、多少なりとも、必ずあります。メリットが勝たないと、やる意味もありません。

診ないことには、何もわかりません。また、診たからといって、神様みたいに、なんでもわかるわけでもないのです。

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医療