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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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なるべく顔を触らないで済ますために③

さて、顔を触らないで済ますためのシリーズ第3弾です。

何度注意しても、触ってしまう方、いや、触るのはいいし、仕方ないんですが、必要以上に触ってしまう方ですね、そういう方に限って、たくさんの化粧品を顔にのせようとします。

ちゃんと優しく触っている方が、結果いろんなモノを重ねることになって、触る回数が増えるのは、まあ仕方ないし、そういう方の場合、あまり必要でないものもぬっていらっしゃらないので、それ以上、数が減らせられません。

いらんことをする方というのは、やはりいらん化粧品をた~くさん、塗っています。

なんや、それ?  

それ、いるの?いらんでしょ? 塗っている意味がわからない、それを塗って、一体どんなメリットがあるというんでしょう。。。デメリットのほうが圧倒的に多いけど。。

でも、そんな方でも、たくさん要らんものを塗っていて、それは自分でもわかっていて、減らしたいと思っているけどどれを減らしていいのかわからないという方、いらっしゃいます。

そういう方は、一般の市販で売っている化粧品に、過大な期待を寄せているから、たくさんの種類を塗ってしまうわけです。

市販で売っている化粧品で、必要なのは、保湿と日焼け止めだけです。

それと、ファンデーション。(色が欲しい方ね)

それだけです。

美白もシミ用もニキビ用もシワ用もたるみ用も、なにかキャッチコピーが書いてあったら、いりません。どうせ、効かないから。「効く」とも書いていないでしょ。

市販の「アイクリーム」も美容液もいりませんよ。

ところで、「美容液」って、なんのために塗るんですか?

美白ですか?シワですか?

でも、効いてないでしょ。効かないものをいくら重ねても、ムダに肌を触って、刺激をするだけです。

また、効果もないのに、添加物をどんどん塗っていくことにはなってしまいます。

必要なものであれば、添加物をある程度我慢するのは仕方ないですが、効果ないのに塗っても、デメリットだけでは?

それほど、害がなくても、値段に見合ってますか?それ?

基礎化粧品は、保湿さえできていれば、何を使っても構いません。(ただし、質のいいもので、自分の肌に合っているものですよ)

そうは言っても、ちょっとなにか特別なモノが塗りたい、という方には、ドクターエビーゼのオイルとクリームがお勧めです。

だって、オールインワンだから。

使い方に、ちょっとしたコツがいりますが、とりあえず、これだけで済んでしまうので、とても簡単。

これだけで、シミでもシワでもタルミでも、なんでも解決するわけではないですし、所詮、ホームケアに(たとえクリニック用であっても)全てを望むほうがおかしいですが、どこまでのことをしたいのかにもよって、どれだけの化粧品を足していくのか、悩むところかもしれませんが、手っ取り早く、全体をパパッと済ませてしまいたい方には、こういうオールインワンはとても便利です。

今、私は、他の化粧品を試している最中なので、エビーゼは使っていませんが、エビーゼの時に出張があると、ホントに、オイルとクリームと日焼け止めだけいいので、とても楽ちんです。

出張の時くらいであれば、クリームはもっていかず、オイルだけにしたら、基礎商品は、これ1個で終わります。

簡単でしょ?

家にいる時であれば、オイルの香りが大好きなので、たくさんオイルを塗って、おもいっきり、香りを吸って(リラクゼーション効果もあるので)、それからクリームを塗っていましたが、オイルがちょっとしか入っていませんから、たくさん塗るとすぐになくなってしまいます。

なので、そういう時には、クリームにオイルを数摘混ぜると、クリームの保湿効果も上がって、洗顔後、顔を触るのが1回で基礎化粧品が終わってしまうわけです。

簡単でしょ?

時間の短縮にもなるし、いろいろな化粧品をうちでも扱っていますが、新しいモノがどんどん出てきても、エビーゼは根強い人気を誇ります。私も大好きです。

簡単なだけでなく、なんとなく、あれ?なんか違う?!と使っていると実感ができる方が多いのです。

(誰にでも合うわけではありませんよ。健康な肌の方であれば、どなたでも試していいと思いますが、肌荒れ・皮膚炎・湿疹が出ている方には、勧めていません。

ていうか、そういう状態では、どんないいモノを使っても、薬ではないので、刺激になる可能性があるので、ただの保湿だけをするように申し上げています。

エビーゼは、高機能化粧品の中でも、光エイジングに特化した化粧品です(厳密には光エイジングだけではないですけども)。

化粧品というのは、なんでもそうですが、皮膚が健康な方のためのものです。

炎症が起こっているときに、なんでも使えるわけではありません。

使える場合もありますし、炎症の種類によったら、勧めることもありますが(良くなる可能性があるから)、それは診てみないとわかりません。

勝手に塗られる場合は、自己責任で勝手にされてください。診てもいないのに、責任は取れません。)

エビーゼに入っていない成分を足したい場合は、足すこともあるし、足さない時もあるし、正解はありません。

どこのメーカーもそうですが、他社製品と合わせて使って、どうなるか(効果が減弱するのか、増強されるのか、意味がないのか、あるのか、などなど)というのは、どこもやっていません。

そりゃ、そうです。何万何千とある化粧品をいちいち他社の分までやってられません。

実際にやってみて、まず、触感自体がやりづらくないのか、見た目で固まったりしていないのか、それで大丈夫だったら、数日使ってみて、いつも変わりがなにかあるか、数週間使ってみて、効果が実感できるかどうか、などなど、自分が実験台です。

足してみて、害はないですが(混ぜることで、出なかった副作用が出るなど)、せっかくの効果が弱くなっては、もったいないです。

私自身は、新しいモノを試す場合、追加しやすいモノは追加して様子を診ることもありますが、大体は、そこのメーカーで揃えられるなら、揃えるようにしています。

あえて、揃えないこともありますが。

たかが化粧品、されど化粧品、です。

同じ使うなら、良いモノを使いたいし、それで顔を触る回数が減るなら、こんなに嬉しいことはありません。

市販のモノはあまり意味がないですが、クリニック用のものを使う場合、化粧品にどこまで求めるか、によって、どんな化粧品を使うのかが決まります。

(って、エビーゼは、市販されているもので、クリニック用ではありません。

ただし、ちゃんとエビーゼのHPから購入されてくださいね。今どき、売れているモノはなんでも偽物が出てきますから、信用できません。使うなら、本物をどうぞ。)

かといって、1種類のメーカーに絞ることも、私もようしませんので、ひと段落して、使い切ったら、違うメーカーのものに次はいく、というように、順番に使っていったり、その時の肌の状態で、こっちがいいかな、と変えたりします。

お肌も変化しますし、環境や季節によっても、全然違いますから。

だからこそ、化粧品って、楽しいですよね。

ファンデーションなどの色モノに関して、なるべく触らないようにするのは、次回に。

カテゴリ:

スキンケア, 化粧品