今日は、大阪で開催された、自費研のセミナーに行って来ました。
セミナーは、みやた形成外科・皮ふクリニックの宮田成章先生で、治療内容は、アルマレーザー社の最新RFプラズマ+高圧超音波導入、Newテノールです。
どちらもうちのは、もちろんありませんし、導入を検討しているわけではないのですが、
講師の先生が宮田先生ですから、これは聴ける機会があるならぜひ参加したい!と参加しました。
自分のクリニックにない医療機器であろうと、導入を検討していない治療であっても、聴いてみると、ああ、いい治療なんだな、こういうのもいいな、と思うことも多々ありますし、今度機会があれば、導入検討候補に入れておこうと突然浮上することもあるし、全然関係なくても、一流の先生方の話をお聴きするだけで、日常診療に大いに役に立つことは、とても多いのです。
学会での議論などと違って、医療機器メーカーがからんだセミナーになると、ステマというか、う~ん。。みたいなことも実際あります。
決して嘘ではないけど、いいこと言い過ぎとか、欠点をほとんど言っていないとか、そのまま信じて、導入したら大変!ということも。。。
学会であろうと、企業セミナーであろうと、その治療を実際に導入して、治療効果も満足して、その治療が好きで、みんなに知ってほしい、導入したほうがいいよ!素晴らしいよ!と、発表されているドクターは基本思っていらっしゃって、それがステマとは思わないんですが、好きだからこそ、説得力もあり、その治療を導入してみたいな、と思わせるパワーもあります。
大体、どのセミナーもそうですが、そういう講演を聴くと、導入したくなってしまいます。
(都合があるので、そう簡単にできるものではありませんが)
そう思わせておいて、ステマが混ざってくるので、なんでもかんでもセミナーを聴きにいけばいいものではなかったりするのが難しいところです。。
宮田先生の場合は、長所欠点もちゃんと客観的におっしゃってくださるので、ものすご~く参考になります。
どの治療も、長所と欠点があるので、どんな患者さんに行うのか、効果のほどは?副作用は?ダウンタイムは?値段は?コスト(クリニック側の)は?治療にかかる時間は?回数は?などなど、自分の考え方に合うかどうか、クリニックのコンセプトに合うかどうか、などなど、全部検討して、どんな治療を導入するのか決めていくわけです。
今日の講演は、とても参考になりました。
高圧超音波による薬剤の導入は、とてもいいですね。
今までに世に出ている超音波導入とは全然違います。
それで、何をしたいか、にもよるんですけど。
加温する治療というのは、私は大好きで、温かくて気持ち良くて、熱すぎることなく、温めることによる、いろいろな効果が望めます。
「加温」を何で行うのかは、治療機によってピンキリです。
この辺は、ドクターの好みや、その機器に何を他に求めるのか、エステっぽいことをしたいのか、本格的なことをしたいのか、選択肢はいろいろです。
今、うちにある治療で、「加温」となると、タイタン・ジェネシス・トゥルースカルプになりますか。
他の種類もあれば、もっと治療の幅が広がるので、いいな~と思います。
ただ、「加温」だけの器械はいらないので、それに付加価値のつくもの。。となると、医療機器だけでもたくさんありますから、そう簡単に決められるものでもありません。
これっ!と衝動買いしてしまえるほどの値段でもないので。。。
今日は、少人数のセミナーだったので、宮田先生に、普段いろいろ知りたいことを教えていただくことができて、とても有意義でした。
それだけでも、今日参加した価値はものすごくありました。
宮田先生、ありがとうございます。
自費研のスタッフの方もありがとうございました。
早速、明日からの治療に、教えていただいたことを活かします。