プロフィール

  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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今日は、センター試験1日目だったんですね。

私は、クリニックの新年会に、「点邑」さんで天ぷら懐石をいただいてきました。

おいしかった~っ!!

センター試験ですが、私は20年以上前に、「共通一次試験」というのを受けております。

(今の若い子は知らないでしょうね~。)

確か、センター試験第1回目を受けております。

(2浪して大学に入りましたから)

現役の時は、共通一次が最悪で、(特に得意だった英語がボロボロで)、全然引っかかるわけもないのに、京都府立医大と滋賀医大を受け、見事惨敗。。。

1浪くらいは、医学部当たり前、とまだこの時点では現実感なし。

1浪目は、京都で昔有名だった、「近畿予備校」に行きました。

若いい子は、知らないでしょうね~。

その昔、「同志社(大学)に行くよりも、近予備に行く方がエライ」みたいに、近予備生ではささやかれていましたが、これは全くの負け惜しみと妬みで、なんの肩書もない予備校よりも大学に入って、次のステップに進んでいる大学生のほうが、社会から見たら、同志社のほう断然エライわけです。

ず~っと予備校にいると、負け惜しみばかりになるんですよね。良くないです。

その後、京都河合塾の1期生なんです、私。

(古いな~。)

さすがに、2浪目はつらかったですね。なんの保障もないわけで、医学部の場合、男性は3浪、4浪と少数派でもいましたが、女性となると断然少なくなり、実際大学でも2浪目は、女子ではかなり少なくて、現役半分、残り大半1浪でした。

3浪、4浪が一人ずついたかな?はっきり覚えていません。。それくらい、少なかったです。

3浪目はさすがに、精神的に無理だな、と追い込まれたのを覚えています。

でもね、大人になって思うのは、目標が「医師になること」であれば、偏差値とか、何県の医学部とか、どうでもよくて、とにかう医学部に行かないと、医者になれないわkで、それだったら、偏差値が下であろうが、地方であろうが、何もこだわらず、自分の偏差値でいけるところに最初から選んでいれば、さっさと医者になれたかもしれないわけです。

昔はわかりませんし、大学や科にもよるのかもわかりませんが、出身大学による差別や困ったことは、私の場合はありませんでした。

京都で開業する時に、先輩が同じ医師会にいらっしゃったので、医師会の承認を受けるのに(いろいろ言っていただいたので)信用していただけたのと、大学が公立(私学ではないということで。京都は、やはり京大派と府立医大派が、特に府立医大でしょうか?圧倒的に強いんですかね。あまりよくわからないし、京都の大学じゃないから、という理由で困ったことは一度もありませんし、これからもないと思います)だから、あやしくない、と思ってもらえたらしく(おじいちゃん先生も多いですから)、良かったな~と思ったのを覚えています。

(かといって、私学だからいじめられるとか、うちの医師会に限ってありません。何も変わらないと思います。

ただ、最初のとっかかりが、公立大学出身、というので、なんか受け入れる雰囲気が良かったような気がしました。話を続けやすかったようです。

それよりも高校まで京都だったから、という事実がすんなり受け入れてもらえたのかも。。)

話がそれましたが、私もそうだったように、偏差値至上主義の大学受験という世界につかっていると、今更受験生に言っても、意味ないかもしれませんが、どうして、その大学に行きたいのか、医者のように、資格の問題であれば、とりあえず、どこでも入れるところならいいやん、とちょっとリラックスしてみては?

絶対、志望校に入れないと、人生が終わってしまうわけではないので。

医学部に入ってみると、ホントに、会社勤めを辞めて、医学部再受験されている人、他大学を中退して、入ってくる人、ホントに主婦だったのに(子供さんもいらっしゃいます)、急遽勉強して医学部に入ってきた人、様々な経歴の方がいて、偏差値にしばられていた自分がちょっと恥ずかしくなりました。

大人と高校出たばかりの子供では考え方は違って当たり前だし、余裕もないわけですが、もう受験も終わって、社会人になった私から言っても、あまり説得力はないでしょうけど、受験に失敗しても、なんとかなりますよ。

医者になる運命の人は、どこか人生で必ず医学部に入ってくるみたいだし、現世で無理だったら来世できっとなります。大丈夫です。

医者なんて、ひとつの職業に過ぎませんから、医学部でなくても、他にも職業は山ほどあります。

人生、なんとかなりますよ。資格って、あるにこしたことないかもしれませんが、結局は、その人個人の考え方とやる気の問題ですよね。今、頑張っている人は大丈夫ですよ。

今を頑張って、なんとか乗り切ってくださいね。

さて、受験も終わって、社会人になった私は、今日は仕事が終わった後、新年会で、「点邑」さんで天ぷら懐石をいただいてきました。

いや~、幸せです♡

一生懸命頑張って、仕事をすれば、おいしいモノがいただける、という幸せ、素晴らしいですね。

うちに受診していただいた、多くの患者さんに感謝です。

ありがとうございます。今日も、ダイエットのことは忘れて、おいしいモノを頂いてまいりました。幸せです~♪

グルメな知り合いの方が、「おいしいと評判のお店でも、ホントにおいしいのは,

1~2皿。でも、点邑さんは、全部どれを食べてもおいしい!」とずっと以前から聞いてきて、ずっと行きたかった点邑さんです。

やっと来ることができました。

俵屋さんに泊まった時に、点邑さんにはますます行きたかったんですが、なかなか機会がなくて、念願叶いました。嬉ぴ=っ!!

点邑さんのお料理の写真は、またアップしますね。

板長さんはじめ、スタッフの方、みなさんとても親切で、おいしいモノを食べていただきたい、という気持ちに溢れています。

俵屋さんのホスピタリティそのままです。

素晴らしいですね~。

おいしいだけでなく、とても勉強になりました。

ありがとうございました。