今日は、センター試験2日目でしたか。
受験生のみなさん、ご苦労様です。
一休みされている方、早速2次試験の勉強に取り掛かっている方、いろいろですよね。
昨日の補足ですが、京都の方でないとわからないので付けたしておきますが、近畿予備校の引き合いにどうしえ同志社が出てくるかというと、烏丸今出川という、大きな交差点をはさみまして、近予備と同志社は、北側と南側なのです。
真ん中に、地下鉄の今出川駅があって、出る出口が真逆なんですね~。
同志社の横には、同志社女子があって、同志社もそうですが、そら、華やかなこと~。
それに引き替え、近予備は、私の時代ではまだまだ女子の医学部受験も少ないし、浪人生も少ないし、近予備は、まだ多浪生が結構多くて、どんよりとしていました。。
自宅をはさんで、駿台予備校と近予備がこれまた真逆の方向で、どうして近予備に行ったんだったかな。。医学部は、近予備に、みたいな風潮がまだ残っていたのかな、でも、私の頃には、有名な講師の先生方も引き抜かれたり、お年を召されていたりと、近予備全盛期ではもうなかったかと思います、今から思えば、ですが。
近予備は、医学部を目指している子も多かったですが、京大を目指している子も多く、目指しているのと、入学できる、というのは、全然違う話なんですが。。。
「京大を目指しているから、同志社よりエライ」みたいなことを、多浪生が言って、代々引き継がれていくわけですが。。。
せめて、京大受かってから言えっ!というお話ですよね。
でも、受験って、どうしても偏差値で判断していくので、「偏差値高いほうがエライ」という世界にどっぷり浸かっていると、そういう話になっていくんですよね。
社会に出ると、みなさんもご存知のように、偏差値の高い大学を出たからって、安定した生活ができるか、いい人生が送れるか、って、全然関係ないですよね。
一番大事なのは、個性というか、その人自身であって、出身大学を書いた名札をぶら下げているわけでなし、ぶら下げたところで、「それが、どうした?」という話ですよね。
先日、京大に公安やら警察やら入って、大変でしたよね。
今の時代に、学生運動?というか、まだあんなことの延長をしていたんだ、とものすごくビックリしました。
私が高校生の頃、京大に遊びに行くと、ヘルメットをかぶって、サングラス・マスク・角棒を持った人たちがいて、それは、それは怖かったです(近寄ったらいけないから)。
今回、公安が入っているなんて。。。一体、何が。。
京大だから?京大までいって、捕まっていたら、偏差値もなにもありませんよね。
世間知らずの真面目な人が多いんでしょうか。。
働くようになって、ホントに、出身大学とか偏差値とか、あまり関係ないことを実感します。
「この先生、頭いいな~。賢いな~。」というドクターの中に、確かに、東大・防衛大などの超頭のいい大学出身のドクターも多いですが、それ以外の大学ももちろん大勢いらっしゃって、偏差値のいわゆる低い大学出身でも、とても人間性に優れた優秀な先生もいらっしゃって、尊敬していて、私も見習わねば、と常々思っているドクターもいらっしゃいます。
受験生が私のブログを読んでいるとは思いませんが、受験生をお持ちの家族の方は、読んでいらっしゃるかもしれません。
第一希望に入れなかっても、1浪しても(何浪までするかは、難しいところですが。。)、最後に納まったところが、その時に自分にとっての、一番いい場所で、そこに来たことの何か意味があるはず。
また違う場所にいく運命だったら、遠回りしても、寄り道自体に意味があって、必ず行くべき場所に行くと思います。
同じ受験するなら、一生懸命勉強して努力はしないといけませんが、必ずいい結果になりますから、ここを乗り切ってくださいね。
同じ医学部でも、医科大学と違って、総合大学のほうが、いろんな人がいて、大学自体も大きいから、そういうのにも憧れましたが、大勢の人と知り合うことが必要なんだったら、どこに行ったとしても、そういうチャンスがあるはずだし、自分で行動すれば、特にいまの時代、知りあうことってできますものね。
大学にいって、したい勉強の内容、やりたいことがはっきりしていない時は、確かに大きい大学に行ったほうが、いろいろ見れて便利かもしれませんが、受け身ばかりでいたら、どこに行っても同じこと。
頑張ったんだったら、絶対に、自分にとっていい大学に入りますから、道は開けますよ~。
浪人を選んだ時点で、またその1年も必要な1年なので、その1年を大事にしてくださいね。
頑張れ、受験生!