プロフィール

  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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正確には、「エセリス」が名前を変わりまして、「ベロテロ」という名前になって、その名前でFDAの承認を取ったようです。

元々、「エセリス」は、スイスのANTEIS社が元々作っていたんですが、MERZ社に買収されたんだったか、売ったんだったか、忘れましたが、このMERZ社になって、FDAの承認を取ってくれました。

嬉ぴ~♪

ヨーロッパのヒアルロン酸とか薬剤って、CE(ヨーロッパの厚労省みたいなものです)の承認は取っていても、FDA(アメリカの厚労省みたいなもの)の承認は取っていなかったり。。

ヨーロッパメインで売っていくつもりなら、FDAも(まして日本の厚労省の承認なんて)関係ないから、申請すらしていないのにか、しているけど、承認が降りなかったのか、あるいは、承認中なのか、承認がいつまでたっても降りないから、もうあきらめたのか、その辺のことはわかりませんし、1つずつ薬剤によって違うと思います。

アジア人である私から見たら、同じ白人メインの地域なのに、ヨーロッパとアメリカで、この承認基準が全然なんか違うんですよね~。

文化の違いなんでしょうか。ヨーロッパとアメリカで、あれだけ離れていると、考え方も違うんですね。

美容医療で使われる機器、医薬品。医療用サプリメントや化粧品など、有名だからって、FDAの承認を取れているわけではありません。

また、日本の厚労省の承認が降りていないモノは、国内で販売はできず、代理店等を通して、各個人の医師が個人輸入して、患者さんに処方しています。

そういう場合は、全部、輸入して、処方した医師に全責任があります。

例えば、「アクアミド」。 まともなクリニックで、もうこの注入剤を使っていることはありません。怪しいクリニックでは、いまだにやっているらしく、あ~、恐ろしい。。。

もちろん、学会も全否定です、何年も前から。

患者さんからしたら、あまりFDA承認だから、というのは、言うほど、気にされていないことも多いです。

(日本お厚労省認可かどうか、を気をつける方はいらっしゃいます。

すみません、ムチャクチャ眠いので、続きはまた明日。;何を書いているのか、意識が無くなってきたので。。