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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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今日は、東京であった、栄養療法のセミナーに行って来ました。

場所は、品川。

なんか、警察もたくさんいて、街宣車?っていうんでしょうか、ものものしいな~と思っていたら、なんと!プリンスホテルで自民党の党大会かをやるそうで。。。。そりゃ、ものものしいわな!

講義中、何度かザワザワと音が聞こえてきてました。

さて、今日の内容もものすごく濃くて、もう頭、知恵熱でそうです。

でも、いろいろな謎が解けて、すごくよかったです!!

すぐに、患者さんへの実際の治療に生かすことができます。

栄養療法だけでなく、漢方でも、美容医療でも、なにか情報を得ると、「これ、○○さんに合うんじゃないかな」「○○さんの困っていた症状に効くんじゃないかな」とパッと顔を浮かぶことが多いです。パパッと数人浮かぶこともあるし、ドンピシャで浮かぶこともあります。

○○さんの言ってはったん、これか~、と後から納得することもしばしば。。。

ホントに日々、勉強ですね。

ドンピシャ!と思った治療で、患者さんの症状が良くなった場合、患者さんにも喜んでいただけますが、私もすごく嬉しい!

で、栄養療法の場合は、大勢の方の症状やお顔が浮かびました。

うちにもアトピーで美容医療をされている方って、結構いらっしゃいます。

ひどい方も今は落ち着いているという方もピンキリです。

ただ、みなさんの共通しているのは、忙しくなると、なかなか塗り薬が塗れない、ということです。

顔くらいはまだ頑張って塗るけど(普通のスキンケアと同じですから)、体全体にとか広範囲は、時間があるときじゃないと無理!ということです。

塗る時間があったら、早く寝たい、ご飯食べたい、ですよね。。

漢方も追加して、かなり楽になった方もいらっしゃいますが、それでも忙しくなると、やはり食事の内容が乱れがち。。もちろん、睡眠時間も。。

そんな時に、栄養療法は、とりあえず飲むだけですから(食事も頑張ってほしいものですが。。。)、続けやすいのです。

ちゃんと数が飲めなくても、とりあえず続けているだけで、なんか調子がいいかも、というのがいいところですね。

本当に中から元気に、強く、あらゆるストレスに負けないように、体自体を作っていっていただこうと。

栄養療法のセミナーに行くのは、これで2回目ですが、何人かのドクターや管理栄養士の方やスタッフの方とお話しをさせていただいたんですが、溝口先生をはじめ、ご講演されている先生方みなさん、「患者さんを元気にしよう!もっと健康になれるんだから、もっと健康になってもらおう!」「今、なにかで苦しんだり困ったりされているのを、軽くできないかな、もっとよくできないかな」というお気持ちが、バシバシ伝わってくるんです。

一般の方からしたら、そんなの、当たり前やん?と思われるかもしれませんが、これがそうでもないんですね~。

美容系以外の学会は、どちらかというと、学術的というか、あまり臨床(一般外来診療)っぽくないというか、いえ、やっていることはあくまでも臨床に基づいて、なんですが、データーの羅列というか、なんか、「患者」という個人ではなく、「症例」というデーターっぽい、というか、なんかわかります?ちょっと冷たい感じ。。(そればっかりでも、もちろんないんですが。)

美容系の学会は、どちらかと言えば、商売的というか。。。。

人によったら、「次は何で儲けてやろうか」「コスト安くて、バ=っと儲かるの、ないかな」みたいな。。極端に言えば、ですが。。そんな先生ばっかりではもちろんないんですが、どうしても、お金の話に絡んでいくというか。。

会場も、華やかで綺麗な女医さんだらけで、ビックリするような美魔女率?ですが、そばでみると、みんなとても似ていて(雰囲気とか格好とかメイクとか髪型とか。。雑誌から抜けてきたようか方も多いです)、あまりにもあまりで、気持ち悪いというか、眼をそらしたくなることも。。。

独特な世界観が出来上がっていることも。。。

男性のあまりかまっていない先生とのギャップがすごすぎる。。

美容系の場合、極め付けは、ドクターの知識格差がこれまたスゴイ!

医者として、まだまともに働いてもいないのに、美容医療の世界いすぐ入りました!というドクターも結構いて、それでも勉強を続けていればいいんでしょうけど。。う~ん。。みたいなこともあるし、皮膚科・形成外科出身でもなく、またそういう科に入局しても、ろくに勉強もしないうちに、止めて、開業しちゃいました、てへっ!というドクターも。。だって、美容っててきと~にやったら、儲かるんでしょ?みたいな。。。(てきと~にやっても、儲かりません。勉強もせずにやったら、エライ目に遭うだけです。そのドクターがエライ目に遭うのは自業自得ですが、関わった患者さんが一番大変です。。。なんとかして、患者さんも見抜かないとね。。難しいでしょうけど。。)

まともにされているドクターと、いろいろな思惑のドクターが混沌として、会場の雰囲気は、独特です。。。年々、そういう傾向が強いような。。

いい意味でも悪い意味でも、学会ぽくないというか、医者っぽくないというか。。

まだまだ美容医療が、医者の世界の中で、「あやしい集団」「楽してぼろ儲けしやがって」みたいに見られてしまう所以でしょうか。。。実際、美容医療のトラブルって、ものすご~く増えていますしね。。

(先日も、うちの地区の保健所の方とお話しした時に、すごく増えているとおっしゃってました。)

話を戻します。

栄養療法のセミナーの雰囲気って、なんかあったかくて、ほんわかしてていいです。

前回もそうでしたが、(いつもみたいですが)、午前中、2時間講義はぶっとおしです。午後も1時間半くらいぶっ通しで、10分トイレ休憩があり、また1時間半ほどぶっとおしです。

聴くほうも大変ですが、一番大変なのは、2時間しゃべりっぱなしの先生方で、ホントに頭が下がります。

ホントに、トイレ休憩が1時間以上ないので、サプリを飲むのにたくさんの水で飲まないと呑み込めない私は(子供の時から、飲み込むのが苦手なのです。食べ物は、あまり噛まずにガンガン飲み込むように食べるくせに。精神的なものでしょうね。)、トイレに行ったのに、またすぐトイレに行きたくなって、途中困ってしまいました。

(いえ、行けばいいんですが、せっかくなので、聞き逃したくなかったので)

そうそう、今日のお昼のお弁当が、なんと!糖質制限の和食のお弁当でした!

小さいおにぎりを食べたら、糖質27gだったかな、食べなかったら、16gだったか。忘れてしまいましたが、全部いただきました。

甘めの煮物もはいっていましたが、おそらくラカントなどを使われているのかと推測しました。(確かめてはいませんが)

おいしかったです~♡

お店は、「神田明神下 みやび」さんというそうです。MSS(栄養療法のサプリメントなどを販売していて、栄養療法のサポートをされている会社です)さんとの共同開発だそうで。嬉しいです!

糖質制限で、しかも蛋白質たっぷり!野菜もね。

(かなりお高くなっているんじゃないでしょうか。。ありがとうございます。)

多分、こちらでしょうか。

http://www.miyabi.org/bento/

京都にも、糖質制限の和食のお店、できないかな~。リッツカールトンあたりでやってくれないかしらん。。いいと思うんですけど。。