今日は、時間がないので、手短に。
さて、クリニック用のレチノールの化粧品は、今はかなり質の高いモノが揃いましたから、私もレチノールを、改めて、なんて素晴らしい商品なんだろう!と実感しております。
ただし!適応と使い方ですね。あと、使う人が理解して使っているか、などなど、そういうことがないと、効果の前に、デメリットばから目立ったり、人によっては、「副作用」ととらえかねません。
なんでもいいから、とりあえずネットで買った(クリニック専売品であれば、ネットで売っているモノは偽物でしょう。懲りないですね。)、言えば、何でも売ってくれるクリニックで買った(皮膚すら診てももらっていない。カウンターで、これがいいですよ、と勧められたから買った、などなど)、というのでは、本当の効果が得られません。ご愁傷様です。
合う人合わない人というのはもちろんありますが、一番大事なのは、使う側(もちろん売る側も)理解していることです。
買う前に、皮膚を診てもらって、ちゃんと説明を受けましたか?
受けてもいないのに買わされたのであれば、そんなクリニックと関わるのは止めておきましょう。お金と時間のムダで、いい金ヅルにされているだけです。
それがわからない人は、せいぜい、お金と時間を貢いでください。ご苦労様です。
私は、ナビジョンとオバジのレチノール双方を使ってみて、この上をさらに行ったらら、どうなるんだろう?と単純に興味がわきました。
私は、ダウンタイムの出る治療や薬・化粧品は、あまり好きではないのですが、まあ、この効果からしたら、仕方ないな、と許せるくらいの範囲のものまで、と言いますか、私は良くても、普段お会いする患者さんが、ギョッ!とされてしまいますものね。いつも来られている方だと、「先生、今、何しているんですか?」「何したんですか?」と聞いてくださるし、私からも、「いや~、失敗しましてね~」とか言えるからいいんですが、初診の方は、ビックリですよね、自分のことを説明している時間はないし。。。
それでも、「上の世界」に行ってみたくなりました。
だって、たかがレチノールです。手術やかさぶたまみれのレーザーを当てるわけではありません。
やってみよ~うっ!ということで、オバジ最強のレチノールを2週間前くらいから始めています。
感想は、ダウンタイムは、思ったほどではなかったです。
でも、やはり、というかさすがと言おうか、出ました。。そりゃ、そうだ。
あまり赤くはなっていませんが、カサカサと皮がめくれて、代謝がものすごく上げられているのがわかります。
確かに、それさえなければ、ふ~む、なるほど、理論通りです。
なるほど~。
日によって、出方がいろいろです。
どうしてかな~?と思っていましたが、私は、保湿でも日焼け止めでも、なんでもたくさん付けるクセがありまして、最強レチノールも、いつものクセで、たっぷりと取って、たっぷりとつけてしまったんです。。。
(レチノールは、たくさんつけると、それだけ反応も強くなります。。。)
つけてから、ハッ!と気付いて、ヤバ~っ!となりましたが、今更顔も洗えないし、まあ、いいか、ついでに反応見とけ、とほっていました。
しばらくして、ぱらぱら~とめくれているのを発見し、いつの間に?!と驚いていたので、もうちょっとコントロールできないかな?と反省の意味も込めて、慎重につけた後は、マシだったような。。。
それでまた調子に乗って、たっぷりつけて、ハッ!と気付いて、というのを、大体この2週間くらい、繰り返しています。いい加減、気付けよ、っていう話ですが。。。
今は、これをいつまで続けるかな~と思案中です。
皮脂が出てくる季節なので、油分があまり入っていない化粧品の世界(界面活性剤・乳化剤が少ない、もしくはない世界って、どんな世界かな~?と試せる季節にもなりました。
で、それもあって、試してみたくなりました。
同じことが、みなさんにいけるわけではないですよ。向き不向きもありますし、もちろん、ある程度の覚悟も必要です。
今日は、結構めくれていたな~。同じものを、また何も考えずに、アゴ下に塗ったのも、失敗だったかもしれません。。赤くなって、痒くなりました。。これは、一気にきますね!楽しみです!
レチノールは、スキンケアをちゃんとしない方には、不向きですので、それはご了承ください。
ちゃんとできなかった場合、困ることが起こるのは、ご本人なので、お好きにされたらいいですが、私は、どこまでちゃんとしているか、できているかで、レチノールのランクも変えています。
なんでもかんでも、やればいいってものじゃあ、ないんですよね。
患者さんの中で、私もぜひやってみたい!という方が、やる順番、というものがありますから、ご相談ください。
覚悟ができている方であれば、順番抜かしもOKですが、ホントに覚悟、できていますか?
お勧めは、やはり段階を踏む、というのがいいと思います。
レチノールは、肌を診て、説明をしてくれるところで買いましょう。