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    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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食生活がばれてしまいます

他の話題にするつもりが、載せる写真をクリニックに置いてきてしまい、またまた栄養療法(オーソモレキュラー)の続きです。

そうそう、以前、「スムージーは勧めない」とブログに書きましたが、どなたかが、「すりつぶすのが良くない」とおっしゃってました、確か。どなただったか忘れてしまいましたが。

それからすると、野菜のすりつぶしたスープ(ポタージュ)は、おいしいし、私も大好きですが、ポタージュを飲んだから、これで栄養が摂れてる、とは安心しないほうがいいかもしれませんね。

体が弱っている時など、たんぱく質摂取が出来ない時・しにくい時などは、ポタージュやおかゆなどの糖質は、消化吸収がいいですからね(蛋白質ほど消化酵素の過程が必要でないから)、エネルギーになりやすいし、食物繊維もすり潰されていて、そういう時はいいのかもしれませんが。

さて、栄養解析をすると、やる前に、「ちゃんと結構食べていますよ」と言っていた方が、食べてない食べてない、全然食べてない!と暴露される場合があります。というか、如実に現れます。

血液検査は、ホントに正直ですね~。

真実がさらけ出します。

そう思うと、ウソ発見器ではありませんが、恐ろしいですね~。

こうやって、現実化することで、冷静に振り返って、自覚もできるし、反省もできるし、そのおかげで、今後の食生活の改善、、しいては未来は明るくなります!

素晴らしいことです!!

まあ、おそらく、みなさんが食べているとつもり、とおもっていらっしゃる以上に、ホントに栄養が足りていない。。。。

「結構食べているのに」とおっしゃる方から、食生活を具体的に聞いてみると、全然食べてなくて、ホントに検査通りでした。

「最近、食生活が乱れていて。。。検査するのを先延ばしにしようかな。。」と二の足を踏んでいた方が、あまりに乱れているとおっしゃるので、私もかなりひどいのかと思っていましたが、検査結果はそうでもなかったです。

(この方の場合、もともとがわりときっちりされていて、乱れている期間も短かったのと、すごいムチャまではされていないけど、自覚がありすぎたんでしょうね。)

こういう方は珍しく、大体できていない自覚があるか、ないか。

自覚があっても、ここまでひどいとは!と現実にビックリしてしまいます。

例えば、糖質ばっかり摂っているとか、その摂り方や摂っている量(ひどさと言いますか)、たんぱく質をいかに摂っていないか、たんぱく質の中でも、何をあまり食べていないか、加工食品やジャンクフードをかなり食べているのか、などなど。偏食具合や糖質・アルコールの摂取具合もばれっちゃったりします。

だからと言って、栄養解析の時に、詳細な問診票を書いていただくんですが、問診票を適当に書くのは止めてくださいね。

問診票と照らし合わせて、解析結果は出てくるので。

なので、体調や気になっている症状や病気のことなど、包み隠さず、全部正直にあ書いてくださいね。

ちゃんと書かないと、せっかくお金を出して、解析してもらうのに、違う結果になったらもったいないでしょ。

ここで、ちょっとおもしろい話をひとつ。

うちのスタッフで、野菜キライの子がいまして、緑黄色野菜は特に食べないようです。

お店に食べに行った時などは、出されたら食べるようですが、家ではほとんど食べないそうです。

栄養解析をしたら、必要な栄養素の上位に、「βカロチン」が入って来ていて、ギョーテン!ビックリ!!

スゴイっ!! なんで?! バレてるっ?!

ちなみに、問診表に、野菜を食べる回数や緑黄色野菜を食べる回数や量を書く欄はありません。

どの結果から、ここまでバレるん?!と(他の方で、ビタミンAが足りないという結果が出た方はたくさんいますが、βカロチンと名指しされたのは、彼女だけです。)

ちなみに、問診表に、野菜を食べる回数や緑黄色野菜を食べる回数や量を書く欄はありません。

どの結果から、ここまでバレるん?!と(他の方で、ビタミンAが足りないという結果が出た方はたくさんいますが、βカロチンと名指しされたのは、彼女だけです。)

不思議に思って、溝口先生にお聞きすると、「栄養素的にそうなっただけで((他の足らない栄養素を全部足していった結果)、システム上のプログラムによるもの」とのお答えでしたが、いえ、やっぱり、足らない栄養素を判断した結果ですから、真実を表したんでしょう。

確かに、彼女に足りないのは、βカロチンですから。

偏食をしていませんか、という結果も出て、、へえ?と思って聞いてみると、偏食だそうです。

血液検査は、正直ですね~。

自覚しているようで、本当に認識できるのは、やはり検査ならではですね。

検査まで食生活を変えずに元の状態を診てもらおうとしなくても、気が付いたら、

どんどん変えていってください。体のために。もちろん、肌のためにも。

カテゴリ:

医療, 栄養・食事