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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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お肉が食べられない方へ

昨日、焼肉に行って来ました。

何時に仕事が終わるかもわからなかったし、近くで簡単に、ということで、「焼肉 北山 四条東洞院店」にまたお伺いしました。

昨日は、全然食べる時間がなくて、栄養療法専用のプロテインを、水に溶かして飲むしかない、と思って、朝一にまず1杯だけ作っておきましたが、1杯しか飲めませんでした。今度から、1リットルくらい作っておこうかな~。

(市販のプロテインは、成分で勧めないモノがたくさん入っているものが山ほどあります。成分表を見ても、わからない方は、マネして、市販のプロテインを買うのは、勧めていません。そのお金は、食費に回してください。

当院にお通いの方は、処置中にご相談ください。)

昼のサプリも摂っていないので、焼肉の後、多めに飲みました。

焼肉は、たくさんの野菜と赤みのお肉山ほどとレバー(焼きです)とユッケを頼んで、どんどん並んでいって、食べられるかな。。。と心配になりましたが、全部おいしくいただきました。

健康って、ありがたいですね。

そんな私も、先月、東京のセミナーが2週間毎あって、しかも帰りの新幹線で、品川駅の、「Table Ogino」(でしたっけ?)で、肉肉しいお惣菜2人前とサラダを買って、お酒も飲まずに食べるんですが、食べた後、疲れて寝ちゃったり、資料を見たり、まあ、動きませんよね。

すっごい胃がもたれて、医薬品の消化剤を飲みましたが、効かず、栄養療法用のを飲んで、落ち着いたんですが、さすがに、頻繁になって、胃腸が全然動いていないのがわかって、漢方薬を飲んで、寝る前に、やっとおなかが動き出しました。

あ~、疲れてるんだな、と思ったと同時に、来週、福岡か。。(抗加齢医学会が福岡であったので)とちょっとブルーになりましたが、これは、サプリで乗り切らなければ!

6月もセミナー目白押しです。

やっぱり新幹線の移動がダメみたい。

医薬品も使いつつ、サプリも使いつつ、6月は問題なしです。

胃腸って、ものすごく大事ですね。

だって、食べたモノを消化吸収してくれなかったら、栄養も摂れないし、サプリで摂るって言っても、サプリの吸収も種類のよったら、悪かったり、たくさん飲めなかったり、サプリで全部摂る!って、お金いくら使うねん!という話にもなってくるので、基本は食事です。

お肉をあまり食べない方って、大体体型は細いことが多いです。

痩せ方や肌の状態で、その方の栄養状態がちょっとわかります。

私のように、炭水化物は摂るわ、肉は食べるわ、卵も食べるわ、魚も食うわ、果物も食べるわ、などなんでもたくさん食べていると、そりゃ、太るわな。

お肉食べていない方で、魚と卵はたくさん摂っています!という方は、あんまりいらっしゃいません。

魚は確かに召し上がっていますが、量が全然少なすぎ。。

そういう方は、おそらく小さい頃から、あまりお肉などの動物性蛋白質を食べずに、糖質中心の食生活をしてこられているような。

動物性蛋白質をちゃんとした量を摂っていないと、いろいろと問題が出てきて、直接命に関わらないかもしれませんが、長く続けいていくと、体調がどんどん悪くなっていくことが多く、病気とは診断のつかない不調とか、あるいは、薬だらけになっているけど、全然体調は良くならない、ということも出てきます。

動物性蛋白質は、一番大事!と言ってもいいくらい、大事です。

一番困ることのひとつに、動物性たんぱく質を摂っていないと、まず消化酵素がちゃんと作れません。

皮膚だけでなく、粘膜が強くなく、荒れやすいです。傷んだまま、補修もされないというか。。(材料がないから)

なので、消化吸収がとても大変。

糖質って、しんどい時でも、消化吸収、楽ですよね。

熱が出ていても、おかゆくらいなら食べようか、となりますよね。スープとか果物とか。

熱が出て、しんどい時に、ステーキ持ってきて!という人はあまりいませんよね。

お肉の塊を消化吸収するには、たくさんの消化酵素が必要になります。体も大変です。

それが、栄養が足りていないせいで、できにくいんです。

栄養が極端に足りていない方の場合、いきなり、肉の塊を食べようとしても、すごく気持ち悪くなるか、ホントにちょっとしか食べられないか、下痢したり、おなか痛くなったり、不調になったりします。

(こういう方は、胃の調子が悪いだけでなく、腸の状態も良くないことが多いです。

つながっていますし、同じ粘膜ですから。粘膜を作る栄養も来てないし、腸内環境も、いろいろ理由があって、よくない。)

いろいろお話を聞いて、特に胃薬を飲んでいらっしゃる方など、それでは無理でしょう~、と血液検査するまでもなく、胃腸が悪いですよね、となりますが(患者さんご自身が一番わかっていらっしゃいますが)、病院で薬をもらっているけど、ずっと薬を飲むしかないんです、とおっしゃいます。

医薬品のいろいろな胃薬は、種類にもよりますが、急性の症状はとてもよく抑えてくれますから、もちろん必要な時もありますが、根本的な治療には関係ない薬もあります。

急性期の対処をしたら、今後のことを考えないと、ずっと薬を飲む羽目にもなるし、いつまでたっても、それは栄養が摂れません。糖質ばっかりの生活が続いてしまいます。

そういう方も、栄養療法オーソモレキュラーで、胃腸の状態を改善させる手助けができます。

食事で全部済む、というのが、理想ですものね。そのためには、胃腸を元気にしてあげないとね。

好きな時に、好きなものを、気にせず食べられる

(糖質は、ちょっと気にしたほうがいいですが。。)

それくらい、元気な体になれたら、とてもいいと思いませんか?

肉が食べられるお年寄りになりたいと思いませんか?

お年寄りで肉が食べられるということは、消化酵素もちゃんと作れていて、消化酵素が作れるということは、他のホルモンや酵素もちゃんと作れているということですから、とても元気、ということです。

肝心のことを忘れていました!

お肉は、赤身で!

霜降りを食べるな~!とは言いませんが、食べてほしいのは、たんぱく質なので、霜降りにしちゃうと、脂が半分以上になってしまいます。

ただでさえ、消化酵素もないのに、霜降りだと、すぐに胸焼けしませんか?

量も稼げないし。少々のお肉の脂身はいいんですが、目的は蛋白質なので、赤身でお願いします。

胃腸を元気にする方法は、人によって、症状によって、あるいは血液検査の結果によって、違いますから、使う薬もサプリも食べ方も。

なので、処置中やカウンセ中にご相談ください。

胃腸の調子の悪い方は、やはり胃カメラなどの定期検査はしてください。

粘膜の状態だけは、胃カメラなどで直に診てもらわないと、わかりません。

カテゴリ:

医療, 栄養・食事