栄養のお話しをした多くの患者さんから、食事の内容をいろいろ確認して、それは、アウト~っ!!という食材をご紹介します。
基本、ほとんどの方が、糖質を制限したほうがいいというか、制限までしなくても、動物性蛋白質が圧倒的に足りていないので、1日に食べる食物の量というのは限度があるわけですから、動物性蛋白質をたくさん摂る結果、糖質が減る結果に本来なってしまうわけです。
。。。本当なら。。。
あるある間違い その①
今までの食事から、糖質だけを減らすんじゃないですよ。
今までで、全然栄養が足りていなくて、栄養失調なのに、そこをなんとか糖質で、1日動くだけのカロリーは摂取していたわけで、たんぱく質や良質の油を増やさずに、糖質を抜くと、栄養失調な上に、カロリーまで足りない!となると、これはもう脳からしたら、危機的な状況なわけで、完全に、「飢餓状態」と同じです。
そりゃ~、脳は、ものっすごいい勢いで、「食え~っ!!」と命令を出します。
これが、よくある、カロリー制限によるダイエットが必ずリバウンドする理由です。
栄養と摂取カロリーが足りていれば、そうそう脳はムチャな命令は出しませんよ。
糖質を減らしたなら、その分、何かで、そのカロリーを得ないといけません。超えていくわけで、ちゃんとやっていれば、そういう心配はないはずなんですが。。。
結構、糖質だけ減らして、動物性蛋白質は増やしていない方、いらっしゃいます。
カロリー神話が抜けきらないのか、そこも制限したら、もっといいんじゃないかと思ってしまわれるのか。
理解して、さらに実践できるようになる、となると、結構な時間がかかる方もいらっしゃいます。
あるある間違い その②
食材編です。
患者さんが召し上がっていて、アウトだったものの紹介です。
・きなこ(入り大豆も)
→、豆腐や厚揚げ・納豆はいいんですが、(水分が多いので)、乾燥大豆になると、水分が飛ぶので、結構糖質量が多くなります。
糖質制限では、NG食材です。
・大豆以外の豆全般
→ 大豆以外の豆は、結構糖質が多いです。
だって、ホクホクして、甘くておいしいでしょ?ちょっと塩をかけると、もう止まりませんよね。
「甘くておいしい。止められない」「クセになる」という食材は、おそらく糖質が多いんだと思います。
・コレステロールを減らす(と書いてある)マヨネーズ
・コーヒーフレッシュ・ホイップクリーム
・牛乳
・無調整じゃない豆乳
・砂糖入りのヨーグルト
・果物(アボガド以外)
・ニンジンなどの糖質の多い野菜
・人工甘味料
・霜降り肉
・玄米
・スムージー(種類問わず。野菜だけでもダメ)
書いている途中で、エラーが出て、原稿が消えてしまいました。。うう。。
もう遅いので寝ます。
続きは明日!
でも、最後に一言ですが、こういうアウトな食材、私も食べることはあります。
コンビニ・お惣菜・外食も、添加物だらけですよね。何が入っているのか、わからない時もありますし。
食べる時は、「アウトなもの」と認識して摂っています。
なので、食べ方に工夫するとか、続けないとか。それなりの抵抗をするわけです。
この抵抗が大事で、ちょっとした「差」が出ます。
もちろん、そんな「差」くらいで、いくら認識していても、たくさん食べていたら、そりゃダメなわけですが、認識していたら、まあ、たまに、とか、回数が減りますよね。
だって、アウトな食材ですから。
この認識がなく、まして、「体にいい」「食べてもいい」「問題のないモノ」と思っていると、まず止めるわけがないし、「体にいい」とまで思っていると、バンバン摂っちゃいますよね。逆効果なわけです。。。
まずは、認識です。
栄養のお話しをした方には、ほぼ全員、「お食事ガイド」をお渡ししていますが、見てない方も結構多いです。
これは、素晴らしい冊子になっているので、必ずお読みください。
細かいこともかなり載っていますが、全部の食材をのせるのは無理なので、やはり、栄養療法の料理本など、1冊買って読まれるのがお勧めです。