金曜日、診療が終わってから大阪に移動し、土日の学会に備えて前泊しました。
そのほうがちょっとゆっくりできるかな~、と思いましたが、よくわかりませんでした。
でも、例え仕事がらみの学会でも、環境が変わると、ちょっと気分転換になって、ちょっと楽しい。
泊まったのは、学会会場の隣のリーガロイヤルホテルではなくて、別の外資系ホテル。
新しくできたところなので、一度泊まってみたかったんです。
リーガロイヤルホテルは以前に何度か泊まって良かったんですけどね、違うところに泊まってみたかったんですね~。
外資系って、やっぱり日本系とは違うんですかね。ちょっと考え方とか。
リッツやフォーシーズンズは別として。
私は、日本系のホテルのほうが好きかも。。
さて、土曜日休診にさせていただいた分、しっかり勉強してこなければいけません。
土曜日は、とても濃い内容でしたね~。
途中、野本先生とご一緒して、たくさん勉強させていただきました。
お話ししているだけで、ものすごく勉強になるなんて、野本先生、スゴイっ!!
ありがとうございます。感謝しております。
野本先生が考案された、鼻の付け根のパッドがない、鼻にあたらないメガネ(サングラス?)も企業展示されていましたが、見に行く時間がなかった~っ!!残念っ!
私も家ではメガネなので、つけている時間が長い時やつけたまま寝ちゃった時とか、翌日、片方だけ肝斑が出てきます。
私のは、刺激しなければ消えていくので、何もしていませんが、やはり刺激はどこであっても、与えてはいけませんね~。
おとなしくして、消えていく間はいいんですが。。
なので、そのサングラス、かなり興味があるんですけど。。
(普段、サングラスをかけるクセはついていないので、持っているのも、そう使っているわけではないんですが。。まあ、紫外線カットと言われているコンタクトなので、紫外線はちょっとカットしてくれるんですが、サングラスもかけると安全ですよね。)
今回は、美容皮膚科学会なので、美容医療がメインの話です。
ですが、ニキビ用のBPOが保険が通ったので、BPOがらみの講演も多く、保険診療の話がメインのものもありました。
でも、保険診療内で、というなら、それは皮膚科学会でやる話ではないのかな、と思います。
(今年は、皮膚科学会と抗加齢医学会が完全に重なり、抗加齢医学会に行ってしまったので、皮膚科学会で、どれくらいBPOを中心としたニキビの話が話題になっていたのか知りませんが。。
ニキビのガイドラインを作ってくれているのも、皮膚科学会ですし。。)
皮膚科学会が出しているガイドラインは、もちろん踏まえた上で、保険診療ではできない、さらなる「キレイさ」を求めて治療するのが、美容皮膚科だと思っていますが。。
保険診療で、「キレイさ」までは、ちょっと難しいです。。
せっかくの美容皮膚科学会ですから、保険ではできないことを、講演の内容にもっとどんどん入れてほしいですね。
だって、美容皮膚科である自費治療では、BPOは、個人輸入して、もうとっくに使っていたわけですし、保険が通ったことは、患者さんからしたら素晴らしいことでしょうけど、今まで自費で使っていたのとは、中身ももちろん違う。。。刺激を減らした分、「効果」はちろ違う。。
せっかく、ニキビ治療のセッションに、形成外科医である山下先生をお招きしているんだから、もっと美容医療に特化した話を歓迎してほしいな~、と思いました。
どうしても、美容皮膚科学会は、すでに美容医療をやっているドクターと、これからやってみたい・やり始めたところというドクター(そういうドクターのほうが多いのかしらん)とが混じっているので、形成外科学会や形成外科学会主体のほうの美容外科学会と比べると、内容の濃さというか、議論されている内容というか、レベルというか、初心者レベルの内容も多かったりして。。そうでないのもあるんですが。。
今回のニキビ治療は、今までの総復習とこれかれのBPO、という感じなんでしょうか。
そこまでBPOにこだわらなくても、とも思います。
うちも、BPOは保険が通る前から使っていましたが、そこまで使うことってあまりなくて、なきゃないで困るかもしれないけど、あったらいいけど、ほとんど使わない、という感じです。
合う人合わない人も、塗り薬は出てきますし、ニキビ跡全てに効くわけでもないので、やはり、自費の美容医療も必要としている方も大勢いるので。
BPOとの併用治療とか、いろいろな可能性をもっとツッコんでいただきたかったです。
この土日は、わざわざ山下先生が来られているので、私は、山下先生三昧で、多分全部のご講演を聴かせていただきました。
美容医療について、他の知識も含めて、アップデートされた情報を教えてくださるし、施術の動画も流れたり、一流のドクターがされているのを観せていただくのは、とても勉強になります。
形成外科医と皮膚科医とで、普段の診療の内容も、美容医療中心と言っても、全然違いますから、全てが勉強になりました。
また、葛西先生の、「レーザートーニングの危険性」の警告のご発表もあり、あいかわらずパワフルでいらっしゃいました。
招待講演やシンポジウムでない、一般演題は、全てポスター発表となる、美容皮膚科学会ですが、大学病院などの大病院ではなく、個人の開業医のドクターが、データーなど全部取って、学会発表されていると、頭が下がりますね~。
それだけの準備をされるのに、どれだけ大変か、よくわかるので。
個人開業医で、シンポジウムに招待講演を頼まれていらっしゃるドクターももちろんいらっしゃって、スゴイですっ!
私も見習わねば!!
今日は、疲れたのでもう寝ます。