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    柴 亜伊子
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レスチレン取扱い開始しました

スウェーデンのQ-Med社のレスチレンが、製薬会社のガルデルマがQ-Med社を吸収合併したおかげで(というんでしょうか)、ガルデルマの努力によって、厚労省承認のヒアルロン酸製剤になりました。

これで、アラガン社のジュビダームに続いて、日本で2番目のヒアルロン酸製剤ですね。

DSC_0466

私が最初に使ったヒアルロン酸も、レスチレンで、ずっとレスチレンでした。

開業当初もレスチレンで、しばらくして、他のヒアルロン酸を使ったりもしましたが、うーん。。と思うところもあり、どうしようかな、と思っていたら、ジュビダームが承認を取ったので、ジュビダームを導入しました。

で、今回、レスチレンを眺めるのは久しぶりかも?

 

今までずっと英語表記だったので、カタカナで、「レスチレン」「レスチレン パーレーン」とか書かれると、なんか可愛らしいですね。

 

お互いのメーカーが、ライバル同士と言いますか、お互いに対して、それぞれここが優れている!とデーターを出してこられますが、レスチレンとジュビダームを同時に使ったことがないので、自分の実感として、どっちが好みか、おお!あのデーターは正しい!と思えるのかは、使ってみないとわかりませんよね。

 

ただ、ガルデルマのほうが後から承認申請をされているからなのか、承認を取った適応がひとつ多かったです。

(えっと、なんでしたっけ。。?)

承認の適応が取れていようがいまいが、実際臨床の場では、医学的に適応があれば使うわけで(医師の責任において)、医師側からしたら、あまり関係ないのかも。

でも、患者さんからしたら、厚労省の承認を取ったことで、万が一何かあったら、国が助けてくれる場合があるかな。

心配性の方には、「厚労省承認」というのは、ひとつ安心材料ですかね。

しかも、もともとがQ-Med社ですから、品質はもちろん世界トップレベルの一つだと思います。

 

レスチレンがもともと好きなので、試しに仕入れてみました。

 

先日の美容皮膚科学会の後に、ガルデルマの方に連絡して、手配してくださったんですが、薬の卸し屋さんと新しく契約することになり、お盆もはさんだせいか、なんかすっごい手間取りまして、やっと昨日、入ってきました。ふう~。。

 

レスチレン

 

大好きなんですが、こちら、ジュビダームやレディエッセの0.8ccが、0.8ccなのに対して、1.0ccと多めに入っています。

ちょっと前に、アラガン社のジュビダームも、リドカイン入り(麻酔入り)が出たんですが(承認を取って)、このレスチレンも麻酔入りなんですが。。。

ちと高い。。。

ジュビダーム リド(麻酔入り)よりも、ちと高い。。

ジュビダームの麻酔なしと比べると、だいぶ高い。。。

 

。。。値段、どうしましょうか。。

ヘタしたら、レディエッセよりも高いか?!

 

う~ん。。

 

今、ヒアルロン酸は、ほとんど鈍針(先の丸い針)で入れているため、痛みは、最初の入り口を作る時の麻酔の注射くらいで、その後は、ほとんど痛くありません(と思います。患者さんみなさん、痛くない、と言われるので)

なので、リドカイン(麻酔薬)が入っていようがいまいが、直接は関係ないと言えば関係ないんですが、やっぱりちょっと入っていたほうが(麻酔薬のアレルギーがなければ)、患者さんは、ちょっと楽かな、と思います。

ただ、その分、お値段が。。

 

量も増えているので、ジュビダーム(リドなし)よりも高くしました。

とりあえずの値段設定なので、今後変わるかもしれません。

 

ジュビダームとの比較モニターを募集したいところですが、比較となると、例えば、右はジュビダーム、左はレスチレン、と入れて、リフトアップ効果や持ちを比較、となるので、料金が2本分かかってきますから、高くなります。

もし、万が一、左右差が出てきたら、患者さんも困るでしょうし。。。

(そんな出ないかなとは思っていますが)

 

う=ん。

ヒアルロン酸製剤って、かなりドクターの好みになるので、優劣が簡単につくものではありません。

患者さんの好みもあるかもしれませんが。

 

レスチレン リドは、それほどたくさん仕入れていませんから、ご希望の方は、ご予約の時に必ずおっしゃっておいてくださいね。

仕入れておきますので。

 

 

 

 

カテゴリ:

エイジング, 医療