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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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学会三昧です

バタバタして、ブログの更新をしておりませんのでした。申し訳ありません。

 

この連休は、ず~っと学会三昧のお勉強三昧です。

土曜日、診療が終わってから、東京に移動して、日月と栄養療法の4日間で終了するセミナーに参加です。

 

こちらは、ホントにハーパーの生化学をもう一度やり直すような。。。

栄養療法オーソモレキュラーには教科書みたいなのはないんですが、その都度のセミナーの資料があるだけで、あとは栄養学の独学と言いますか、いろんな文献や資料を勉強して、という感じですが、この合計4日間の「分子整合栄養医学講座」を受けると、この場合は、教科書をいただけます。

その教科書が!なんと!

ハーパーの生化学の2冊分、いや、1.5冊分くらいはあろうかという分厚さの冊が。。。何冊かには分かれているんですが。。

。。。重い。。重すぎ。。

この後、横浜に移動なのに。。先に家に送るしかない。。

 

そして、ず~っと生化学のお勉強でした。。

あああ。。もっと生化学を勉強しておくんだった。。

 

学生時代と違うところは、全てがちゃんとヒトの体に結びついているのがわかるということで、この症状はこういうことだったんだ、こういう意味があの生化学の記号にはあったんだ、と医学として実感できることですね。学生時代の勉強では、なんか受験の時の化学の勉強で、とりあえずひたすら覚える!みたいな、あまり楽しくもなく、わけわからん勉強でした。

こういう風に教えてもらっていたら、とても楽しい学生時代でしたでしょうに。。

いやいや、私の勉強が足らないから、楽しくなかったんでしょう、ということにしておきましょう。

 

今回、なんと!

名刺ケースを忘れてきてしまい。。。

いろんな先生方からいただいたお名刺を入れるケースがないだけでなく、自分の名刺もお渡しできないという、社会人としてサイテ~の失態を。。あああ。。。

カバンを変えると、こういうことになってしまうのも、いい大人としてどうなんでしょう。。一体いくつなんだか。うう。。

この年になって、「すみません、名刺を忘れてきてしまいまして。。。」。。。うう。。恥ずかしい。。

 

ということを、この日本美容外科学会に来ても、やっております。。

だって、家に戻らず、東京から今度は横浜のみなとみらいに移動です。

合わせて、4泊5日ですか。長い国内旅行です。。荷物だらけ。

 

さて、こちらの日本美容外科学会は、大学病院の形成外科が主体の学会で、厚労省承認の形成外科専門医集団の塊の学会です。

私は、形成外科専門医どころか形成外科医でも美容外科医でもないんですが、最初の3年間形成外科をしていたおかげで、形成外科学会員なのと、この美容外科学会総会は、学会の事前承認があれば、学会員でなくても参加できるようにしてくださったので、外科医ではありませんが、美容医療ではかなりハイレベルなことが講演されたりしているので、時間が合えば、参加しております。

 

今回、このシルバーウィークは学会三昧で全て潰れ、11月の連休も、その分子整合栄養医学講座の残りの2日間で潰れるのですが、連休だとクリニックを休まなくてもよくて、患者さんに迷惑をかけなくても済むので、ありがたい話です。

 

どちらの講演も、新しい知識の詰め込みと、知っていることのおさらいと見直しで、全然分野の違う話なので、頭がいっぱいいっぱいですね~。

 

今回の美容外科学会は連休というのもあって、ちょっとドクターが少なかったんでしょうか。

また今回は、外科的なことやレーザーや注入だけでなく、抗加齢医学会のような、サプリやホルモン療法・運動・栄養などのシンポジウムもあり、私は楽しみにそちらに参加したんですが、やはり外科系の学会では、参加されているドクターは少な目でした。。

同じ時間帯に、美容外科の演題もありますから、外科をされる先生は、そっちに普通行きますわね。

 

学会が違うと、お話しをされるドクターも全然変わりまして、例えば、一口に「栄養療法」「食事指導」と言っても、幅広く、また治療内容や指導内容のみならず、根本的な考え方からして、全然違ったりします。

ふーむ。。。と思うモノもあるし、そういう考え方もあるんだと気づかされることもあるし、ホントにいろいろですね。

これが正解、とひとつに決められるものではないので、患者さんは自分に合うクリニック・ドクター・治療法を探すしかありません。

要は、良くなればいいわけですから。

(探すのは、ちょっと大変でしょうけど。。)

 

今回も引き続き、美容医療の副作用合併症などの講演がありました。

犯罪だろっ?!というものから、ただの医療の過失まで、ピンキリです。。

恐ろしいことが、世の中まだまだ行われているようで、ネットなどの誇大広告を鵜呑みにされた患者さんの被害が後を絶ちませんね。。

それを取り締まれるような法律も権力もなく、でもどうにかしないといけないんですが、学会レベルでどうこうできる権利が法律上ないので、厚労省に、国家権力として、日本医師会と協力しながらなどで頑張ってもらうしかないようで。。

そういうクリニックに、これを読んでいらっしゃる患者さんが関わらないように、祈るばかりです。

 

また、合併症などの今問題になっていることはまた書きますね。時間のある時に。。

明日も早いので、今日はこれで。おやすみなさい。

 

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その他, 学会で得た知識