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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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栄養療法を始めてから、栄養療法のみで来られる方が増えました。

その中には、いわゆる「自律神経失調症」と診断を受けておられる方が

いらっしゃいます。

(なんでも「更年期障害」と言われる方は、もっと多いですが。。。)

病院には行っていないけど、おそらくいろいろな病院を回っても、「異常なし」「気のせい」「年のせい」「更年期障害」「自律神経失調症」「うつ症状」などなどと診断と言うか、言われてしまうんだろうな~、という方も。

実際、こういう方もいらっしゃいます。

たまたま行った病院が専門ではなかったため、運が悪くと言うんでしょうか、実際は、栄養うんぬんではなく、本当の病気が隠れていることもあるでしょうけど、大した検査(血液検査さえも)もされていない方もいらっしゃいます。

 

うちで問診して、栄養解析はそれはそれでされたらいいんですが、この病気は調べておかないと!と私が気付いた分は、解析とは別に、ちゃんと受診するように申し上げています。

 

栄養が足りていないと、足りていないレベルにもよるんでしょうけど、またどの部分がひどく足りていないのかで、実際に患者さんの症状がどう出てくるのかも微妙に違うようです。

 

まず、栄養が足りていないと、酸素があらゆる細胞に運べなくて、脳も酸欠です。

酸欠の脳に、うまく体を運用してもらおうと思っても、そう簡単にはいきません。

また、いろんなホルモンや酵素を作るのも、口から食べた栄養ですから、酵素のサプリが流行っていますが、自分で作らないと意味がありません。

自分で作ってこその酵素です。

脳=神経、と思ってもらっていいんですが、神経が全てを動かしたり、感じるのも神経ですから、そういうことなんでもうまくはいきません。

脳=感情でもありますから、性格や情動を支配しているのも、口から摂った栄養によるところが大きいのかも。

特に、情動を支配しているのは、栄養がかなり関係しています。あるいは、栄養の摂り方といいますか。

栄養が足りないと、まず集中力がなくなります。

難しい本どころか、仕事などのちょっとした会議にもついていけなくなったり、本や資料を何度読んでも、頭にちっとも入っていきません。

そのうち、人とコミュニケーションも取りにくくなったり、自分の考えをまとめて相手に伝えることや、相手の言っていることをなかなか理解できなくなったり、と人間関係が難しくなります。

すぐに疲れたり、動きづらくなったり、仕事中はまだなんとかなっていたのに、そのうち、仕事にも支障が出て、働き続けるのが不可能になったり。。。

かといって、結婚や家庭に逃げ込んでも、家族が一緒に心配してくれているうちはいいですが、家族もいい加減疲れてきてしまったら、自分ひとりでは、ますます疎外感を感じてしまったり、ひどくなると、周りはそんなことはないのに、被害者意識が強くなったり。。。

そうなってしまうと、ますます人間関係が大変ですよね。

まあ、ストレスに負けやすいと言いますか。。

 

本来、人間の体というのは、ある程度のストレスには、ちゃんと勝てるようにできているそうです。

なので、あの氷河期を生き残り、ここまで文明を発達させて、繁栄してこれたわけで。

本当の能力というのは、スゴイそうです。

でも、栄養が足りていないと、ストレスに勝てるホルモンが作れない。

本当だったら、体で勝手に解決してくれるための酵素やホルモンその他もろもろが、全然作れていない。

そりゃ、もう大変です。

 

先日来られた患者さんが、初診時で、こりゃ大変だ!という方で、患者さんご自身も、このままではいけない!というので、来てくださったんですが、栄養解析の問診票が1時間かかっても完成できなくて、栄養の足りなさがすぐにわかりました。

1週間くらいの食事日記をつけてきてもらったんですが、糖質三昧で、動物性蛋白質の絶対的な欠如。

でも、症状のひどさからいって、もうかなり長いこと、栄養不足なんだろうな、と推測が簡単にできてしまう状態。。

 

早速、食事指導と、血液検査の結果はまだ出ませんが、他院で検査された分(ちょっとの項目ですが)もいくつか持ってきてくださって、症状から判断して、ちょっとだけ、先にサプリを始めてくださいました。

解析レポートが返ってくるまで1か月。

先日来院されましたが、もうドアから入って来られた瞬間から、もう別人のようでした!

私のほうがびっくり!

とにかく、ずっと笑顔で、もう聞かなくても、体の調子がかなり良くなっているのがわかりました。

サプリを飲み始めてから3週間くらいの時にした他院でされた血液検査の結果ももってきてくださり(高脂血症で他院でフォロー中でした)、検査結果が良くなったから、もうそちらの病院も、もう来なくていいと終了になったそうです。

まだいろいろ問題点は残っていますが、前回から1か月と思ったら、sうごい快進撃です。

食事もとても頑張られたのが、その血液検査から、すぐにわかりました。

すごいです~。

笑顔もなによりでしたが、コミュニケーションがとても摂りやすいというか、話が早いので、話もスイスイ進んでいきます。本当に、見た目の笑顔だけでなく、脳も別人のように、動き出したというか、本来の働きを取り戻したと言いますか、生まれかわられたように感じるくらい。

 

初診時は、どうなることかと心配しましたが、やはり症状がひどすぎると、食事の改善もなかなか難しく、(糖質の呪いもハンパないでしょうから)、サプリもキリがないのか?!とどっから飲んだらいいねん、という場合もあり、(この方の場合は、必要なサプリが比較的シンプルだったというのもあるのかもしれません。)、お金もかかるわ、時間もかかるわ、と大変なイバラの道のこともあります。

 

だからこそ、食事を劇的に改善された場合、全てがいい方向に回り出すスイッチが入ることがありまして、まさにドンピシャだったわけです。

 

本当に良かったです~。

まだ問題点はありますが、もうきっといい方向にどんどん、加速度的に周り出すでしょうから、時間がかかっても、どんどん良くなると思います。

患者さんの努力の賜物ですね~。

 

栄養がものすごく足りていない場合、いろいろ指示されても、なかなか理解できないようで、またやる気のホルモンも作られていないようで、実践もできないということもあるようです。

栄養が足りていなくても、ホルモンが出ていなくても、大人の場合、誰かが24時間看てくれるわけではありませんから、もうご本人の、なんとかしたい!という強い意思と気力次第ですね。

あとは、聞く耳を持つ、ということでしょうか。

せっかく、お金と時間を割いて、受診されたわけですから、やる気や気力など、栄養が足りていないから、考えることもできなくて、実行にも映せなくて、食事の改善も難しい。。。

となっているんだったら、お金はかかりますが、ちょっと考えられるくらいの栄養が脳に届くように、行動に移せるくらい、脳が判断してくれるように、サプリに助けてもらうしかないと、私は思います。

症状がそれほど深刻でない方の場合は、サプリも食事ものんびり、てきと~というのもありでしょうけど(患者さんさえよければ)、深刻な方の場合は、何かはさっさと始めたほうがいいと思います。考える前に、行動ですね。

時間だけは、お金で買えませんからね~。

でないと、悪循環か抜け出せないことが。。出られたら、いいんですが。。

 

個々によって、症状によって、食事の改善速度とサプリをどれだけ摂ったほうがいいのかが、ホントに全然変わります。

同じやるなら、効率よく、科学的に、がお勧めです。

 

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待合室に小さい本棚を置いていて、ファッション誌とか京都の食べ物屋さん情報の本とかを置いていたんですが、栄養療法オーソモレキュラーや糖質制限の本を置くことにしました。

今までは、診察室に置いて、説明の途中でお見せしたり、カウンセや診察後に、ご案内していましたが、待合室に置いておけば、ご自由に見てもらえると思いました。

 

うちでは、完全予約制ですから、ほとんどお待たせしなように心がけておりますが、少しお待たせしてしまうことも申し訳ありませんがあります。

栄養に関心のある方であれば、待ち時間にぜひご覧ください。

なにか1冊は購入されて、おうちでゆっくり、何度でも読まれるほうがいいんですが、中身を見てから買いたい方もいらっしゃいますよね。

本屋さんでまあしたらいいんですが、患者さんからお聞きするのが、特に溝口先生の本が在庫がないらしく、取り寄せからアマゾンで買うことが多いそうです。

それだと、中身見れないですよね。

溝口先生のご本をはじめ、栄養療法オーソモレキュラーの本は、基本の書いてあることは同じで、執筆された方によって、ちょこっと違います。

なので、何をテーマにした本を読まれたいのかで、最初の1冊を買われたらいいと思いますが、テーマが変わると切り口も変わりますから、違う本を読んでみると、おおっ!と気付くこともあったり、つながることもあったりと、たくさん読めば、それだけタメになりますから、お勧めです。

 

とくに、料理が載っていたりする本や写真の多い本は、実際の食材の栄養の一覧表(特に糖質量)が載っていたりして、結構、勘違いされていることに気づかされたりします。

トマトは野菜だからいいよね~、と思っていると、思っていた以上に実は糖質が多かったりとか。

根菜類も結構糖質が多いんだ!とか。

いろいろ気づかされます。

料理のレシピも載っているので、料理を作る方には、とてもいいですよ~。

 

料理が好きでも嫌いでも興味がなくても、「食べる」ことはしていかないといけませんし、料理を作る方は、自分だけでなく、家族の体調管理も任されているわけですから、料理を作る方の役割は重要です~。

なので、何がどういった栄養素なのか(せめて淡色野菜と緑黄色野菜の

違いとか。何が緑黄色野菜なのか、とか。イモ類は糖質だとか、それくらいは把握しておきましょう。)、写真が載っている本には、とてもわかりやすく説明が書いてあります。

それぞれの食材の糖質量も細かく書いてあるので、え?!これ、気を付けないと!!というのが、案外あったりします。。

きなことか、ポン酢とか。ノンオイルドレッシンぐとか、牛乳とかヨーグルトとか。

わかって摂る分にはいいんですが、全然大丈夫やんね~、と思っていると、あとでかなりショックなことに。。

 

いや~、ホントに本っていいですよね~。

 

昔買った糖質制限の江部先生の本(糖質制限のダイエット本関係が多いですが)は、家に置いていたんですが、それも全部持ってきました。

肉食のススメをすると、なかなかカロリー神話から抜け出せない方も結構いらっしゃって、肉=太る、という刷り込みというか呪いというか、脱出するのが大変そうです。。

本だとわかりやすく書いていますから(量も多いですが)、抜け出す方法として、こういうのを何か1冊読まれたらどうかな~、と思って、一緒に並べてみました。

「やせたければ脂肪をたくさんとりなさい」なんて、題名見ただけで、ええっ?!で驚愕しませんか?

ちょっと専門的な話も書いてありますが、この本も面白いですよ~。

 

ココナッツオイルの話が出た時に、白澤先生の本もお勧めするので、一緒に並べています。

 

字の多い本は、診察室に置いています。

一緒に並べるところがちょっとなかったので。

診察や処置中に取りあげた時は、溝口先生の字の多い本はその時にご紹介しています。

一番タメになると思いますが、なんせ字ばっかりなので、待合でパッと見るには、あまり向きませんかね。じっくり腰を据えて、お読みください。

昨日の続きですが、こちらの生チョコレートもケーキと同じくご用意しております。

http://www.orthomolecular.jp/shop/shop1/html/products/detail.php?product_id=1

こちらは、前から時々食べていますが、こちらも糖質制限とはわからないくらい、おいしいです~。

数に限りがありますので、お早目にご連絡いただくか、こちらのサイトはどなたでも買えますから、お好きな時に、個人でどうぞ。

送料が(金額が少ないと)かかりますから、早目にうちに行って頂ければ、まとめて発注しておきます。

うちに取りに来られたら、送料はかかりません。

そのほうがご都合のいい方は、どうぞお早目に。

(発注した次の日に発送、というわけではありませんから、お日にちは少し余裕をお持ちください。)

 

ルーブさんのお菓子は、よくできています。

(店頭に行っても、糖質制限のは売っていないそうですよ。ネット販売のみとお聞きしています。)

 

糖質制限ドットコムhttp://www.toushitsuseigen.com/ も、ダイエッターはもちろんのこと、なにより糖尿病の方には心強いんでしょうけど、商品によって、入っている糖質量も違いますし、糖尿病の方は、あくまで代替え品であって、こちらの商品だからいくら食べても、絶対に血糖値が上がらないのか?と言われたら、ちょっと私にはわかりません。

当たり前ですが、常識的な範囲の量の食事の場合は、おそらく問題ないんだと思いますが、糖尿病の方で血糖値を測定できる方は、実際に血糖値を測定されるのも手でしょうし、もちろん食べずにいれたら、一番いいんでしょうけど。。。

調味料は助かりますね。

私は糖尿病ではないので、調味料まで徹底はしていませんが、砂糖は全てラカントSに変えてます。

普通の砂糖(きび糖とか)やはちみつやメイプルシロップも家にありますが、使っていません。

みりんは、昨日久しぶりに使いました。

なくなったら、次を買うか、どうしようかな~。

 

料理には、今まで純米酒を使っていたんですが、最近は米焼酎を使っています、と言っても、最近、アルコールを料理で使うほどの凝った料理は作っていないので、あまり関係ないと言えばないんですが。。

 

 

 

 

 

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←まんなかのキズみたいのは、私がフォークをさしたからです。

 

 

今日は、お菓子の紹介です。

糖質制限のお菓子って、なかなか売っていません

が、私は、オーソモレキュラー.jp モールhttp://www.orthomolecular.jp/shop/shop1/html/

で売っているものか、糖質制限ドットコムhttp://www.toushitsuseigen.com/products/list22.html

で買うか、になります。

 

これ以外のサイトでも売っている商品もあると思いますが、「糖質少な目」「糖質制限」と書いてあっても、食べると血糖値が上がってしまうモノもあるそうです。

ダイエット目的であれば、まあ、確認せずに買ったほうも悪いし、思ったよりも痩せないな~?で済みますが、糖尿病の方の場合は、合併症のリスクを上げることに近づいてしまいますから、確認しないで買うのは絶対に止めたほうがいいです。

 

本当に、それを食べても血糖値が上がらないのか、上がったとしても問題のない程度なのか、糖尿病の方相手に、となると、話は全然違ってきまして、この紹介したサイトどちらも医師が監修して、(まして糖質制限ドットコムは、糖尿病の江部先生が実験台としても試食されていらっしゃるし、江部先生監修のところで、糖尿病の方のために作った商品と言っても過言ではないはずですから)、確認していますから、安心して召し上がっていただけるはずです。

 

他のサイとは、そこまで確認しようとするなら、医師の協力と、なにより糖尿病の患者さんの協力が必要で、糖尿病の方に、なにかあったら、困りますから、実験に参加させる前に、糖尿病の方が食べても大丈夫でしょう、と医師からの確約もいるでしょうし、健常者の方の実験もいるでしょうし、全国的に売り出す(しかも責任をもって)となると、高いのは仕方ないことです。

需要と供給のバランスもですし、実験のレベルが違いますから。

おそらく、血糖値がどうなるか、なんて、確認されているわけはないでしょう。

どうしても、糖尿病の方で、そういう食品が買ってみたかったら、自分で買って、血糖値を実際に測るしかありません。

 

まあ、食べなければ、こういう食品は買わなくてもいいわけですが、やっぱりたまには食べたいですよね、糖質の呪いが解けていても。

 

オーソモレキュラーのほうで売っているお菓子は、ほとんど全種類いただきました。

どれも、食品添加物は、ほとんど入っていなくて、言われなければわからないくらい、おいしいです。

 

今回のチョコレートケーキは、リニューアルされたそうで、前のも十分おいしかったんですが、さらに!おいしくなりました!!

こちらは、ミニサイズです。

1個 ¥1.620(税込)です。

多めに頼んだので、もし食べてみたい!という方は、お早目に。

どなたでも、こちらのサイトから買えますが、送料などかかるので、うちにある間でしたら、送料はかかりません。まとめ買いしていますので。

 

キャンペーンで、こちらのゼリーもご用意していますが、キャンペーンのお菓子で一番人気は、やはりビタミックス®でしょうか。

このゼリー、ホントに何も言われるに出されたら、絶対に糖質制限って、わからないですよ~。

ホントにおいしくて、大満足です。

もう9月に入りましたが、ゼリーの在庫がちょっとありますから、在庫がある間は、ゼリーもお出ししています。

 

フィナンシェやチョコレートも人気ですが、こちらは、糖質制限ドットコムから買っています。

良くできています~!

 

糖質制限ドットコムの食品は、確かによくできていますが、市販のものに比べたら少ないとはいえ、食品添加物が多少入っています。

それらを入れずにつくると、余計に(というかさらに)コストが上がりますから、ある程度は仕方ないのかな、と思います。

でないと、糖尿病がどんどん進行していきますからね。

糖質ののろいが溶けるまでは、ある程度の犠牲は必要なのかも。。?

 

糖質制限ドットコムのいいところは、いろんな商品があるってことで、糖尿病の方からしたら、心強いサイトです。

まだご覧になっていない方は、この機会にぜひどうぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

昨日の続きですが、

うちでビタミンDのサプリメントを処方する際は、血液検査をするわけですが、もうすでにサプリを飲んでいて、2回目や3回目の血液検査をされる方は、すでに基準値を超えているので、検査会社のほうで、再検査がかかります。

これは、どの項目でもされているそうで、ビタミンDの検査はかなり特殊なので、普通の値でも結構時間がかかりますし、基準値超えの方は、倍、下手したらもっと時間がかかる場合があります。

なので、昨日の患者さんのビタミンDの結果がいつも以上に遅かった時点で、「ああ、基準値超えだな(高濃度)。。」と。

 

幸い、見かけ倒しのサプリだったので、患者さんの健康は守れていたわけですが、これが、ある程度の本物だったら、と思うと、ゾッとします。。

 

ビタミンDだけではありません。

他のビタミン剤にしたって、合成の安いものだと、もう何が入っているのかわかりませんから、裏の成分表の、量を見た、と言っても、アテにならないどころか、入っている添加物で肝臓に障害が起きた例は、報告されています。

 

以前に、資生堂の研究員の方とお話ししていた時に教えていただいたんですが、その時にヤフーニュースでも載っていたそうですね。

母親の8%「乳幼児にサプリ」=3割が製品詳細知らず-厚労省研究班

http://www.jiji.com/jc/zc?k=201505/2015052400074&g=soc

 

もういい年した大人が、調べずに、いろんなサプリを飲んだり、おかしな化粧品を使ったりと、もうそれは自己責任ですから、ご本人の問題です。

化粧品と違って、サプリは、害もなかったけど効果もなかった、お金のムダだった、というレベルならいいんですが、体に入ってしまったものは取り出せないので、合成の質の悪いモノや添加物の山ほど入ったものが、肝臓は余分に働くわ、その時に栄養を余計に使うわけですから、いいことなしなので、いくらご本人の問題と言っても、止めていただきたいわけですが。。。

 

でも、子供が親から飲まされる分には、子供に拒否はできませんから、安易に情報に飛びつくのではなく、止めてあげてほしいです。

サプリよりも、まず食事ですから、食事を頑張ってあげてほしいです。

サプリは二の次で、成分とか添加物とか、どうしていいかとか、理解していないなら、子供には飲ませない!

 

子供は、年齢にもよりますが、大人と違って、腸・肝臓・腎臓、あらゆるモノがまだ成長段階で、免疫力もそうですし、解毒する力などの処理する力も全然足りていないわけです。

食べ物や飲み物であっても、同じモノを食べるのは、まだダメとか、量の問題もあります。

 

それでも、国産の食べ物・飲み物で、いわゆる常識の範囲内での食事で、すぐに健康被害は普通出ないので、やる順番は、まず食事の改善です。

 

でも、サプリとなると、食事ではとうてい摂れない量がほとんどのモノに入っているわけですから、いくら「健康食品」と言っても、裏の注意事項はちゃんと見ないといけません。

例え、国産のサプリであっても。

 

国産の、いわゆる大手の場合、誰でも知っているような、ドラッグストアに行ったら、どこでも買えるような、そういうサプリは、安全をかなり重視されているので、摂取過剰にはなかなかならないようにはしてあると思います。

(どうせ、多めに入れたところで、全部吸収していませんし、まして、工場で完成した商品で、量の確認をしていないモノがほとんどなので、完成品は、表示通りには入っていないことがほとんどです。)

でも、商品によったら、添加物ばかりムチャクチャ多い、質の悪いモノも多いのも事実ですから、あんまり安いモノは飲まないほうがマシと思いますが、表示を無視して勝手に、「多めがいい」とたくさん飲んだ場合に健康被害が出ても、これをメーカーの責任としたら、メーカーもたまんないと思います。

 

一番怖いのが、ネットで買うとか、怪しい広告で買う場合でしょうか。

広告は、新聞広告だったから、有名な雑誌だったから、安心な企業、というわけでもないと思いますよ。

薬事法すれすれの広告が山ほどあって、あまり規制を厳しくしたら、スポンサーがなくなってしまいますから、違法でない限りは、新聞や雑誌も載せざるを得ないと思います。

自分で確認する、という作業が、何にでも必要です。

まだ、新聞や有名雑誌の場合は、大勢の人の目に触れますから、まだマシからもしれません。

でも、ネット広告って、店舗もないわ、返品には応じないわ(返品可能で売っているくせに、電話が繋がらない・たらいまわしなど)、一体、どこにある会社で、売っているのは誰ですか?というところからは、買わない、少なくとも、安全が確認できるまで。

 

だって、買わなきゃいけないものではないでしょう。しかも、数あるメーカーの中から、どうしてそこを選ぶんでしょう?

安かったから? ポイントがつくから?

何が入っているのかもわからないのに?

 

化粧品もサプリもそうだと思いますけど、こういうマイナーなところの表示って、そんな小さな会社がどうやって調べているんだろう、といつも不思議に思います。

ちゃんと第3者機関に、お金を出して依頼しているわけですか?

ちょっと信用できないな~。

そんなことをすると経費がかかりますよね。

てきと~に作って、成分表示は、どっかのパクって、そのままコピペしていてもわかりませんよね。

あるいは、作る時に、どっかの表示を基本にして、でもちゃんと作るとお金がかかるから、お金がかかりそうなところは、はしょってなんちゃってで、マネしているだけとか。

 

そんなことを言い出すと、もうそりゃなにもかも自分で調べないとわからない、となりますが、いちいちそんなことをしてられないですよね。

普通に考えて、有名な大手メーカーで、そんな詐欺みたいなことをやって、発覚しようもんなら、エライことになるわけですから、下手したら倒産に追い込まれるわけで、まあ、あんまりやらないだろう、やっていないだろう、という消去法ですね。

 

もう何を飲んでいいのかわからないー!っとなった方は、とりあえず、サプリ飲むのは止めておきましょう。

自分で確認できないなら、誰かに確認してもらうかですが。。そんなに、それが飲み続けたいなら、ですが。。

 

それよりも、その予算を、食費に回してください。

動物性蛋白質を増やすと、食費はかかってしまいますし、なるべく添加物のないものを、となると、また余計にかかります。

でも、長~い目でみたら、体にはとてもいいと思います。

どこまでやるかですが。。

 

 

先日、栄養療法をご希望の方が来られたんですが、アメリカのあるサプリを飲まれていまして、初めて聞いたメーカーだったんですが、お友達から、「いいよ」と紹介されたそうです。

約半年、飲まれていたそうで、このまま続けていてもいいのか、と心配されて、途中から飲むのも止めて、うちに来られました。

 

初診の方は、どんなご相談であれ、飲んでいるモノは薬だけでなく、サプリメントも持ってきていただいて、確認するんですが、予約の時にお聞きしても言わない方には、持ってきてくださいと言わないので、持ってこられません。

治療内容によったら、市販のモノや薬も邪魔になることがあるので(あるいは、薬であれば、うちの治療や薬が邪魔になる)、確認するわけですが、確認ができないと、市販のサプリなら確認できるまで止めてくださいと一旦止めたり、医薬品の場合は、うちの治療が変更(薬のいらないモノとか)になったり、患者さんの希望する治療ができなかったりします。

 

それで、持ってきてくださったので、確認しましたら、アメリカのモノを、そのサイトで取り扱っている(個人輸入?)ので、成分表示や注意事項は、全て英語です。

サイトで、一応確認できるようになっているようですが、日本で販売されているサプリのように、全部載っているのかは、よくわかりません。

 

ところで、外国製のサプリや化粧品を購入される方って、この英語表記など、全部読んでるですかね?

私だったら、イヤだな~、たかがサプリや化粧品で英語読むの。

メンドクサイもの。。

仕事柄、どうしても取り扱わないといけないモノとか頑張って読みますが(仕方ないので)、できたら英語は勘弁~、って感じです。

 

さて、その持ってこられた中に、ビタミンDがありました。

多分、お電話でも聞いていましたが、単位まではこちらも電話では聞きません。

なので、現物で確認するわけですが。。

 

なんと!そのビタミンD!

5000IU!!

この会社、アホちゃうかっ!

誰でも買えるサプリで、5000IU!!

 

患者さんには、すぐに止めるように言いました。

これを半年も飲んでいた?!

ビタミンD過剰症やん、エライこっちゃ!!

 

栄養療法オーソモレキュラーでは、ビタミンDに関しては、必ず血液検査をして、患者さんのビタミンDを調べます。

その上で、どれくらい飲んでいただくか決めますし、しばらくしたら、また採血して、どれくらい上がったか確認します。

5000IUの単位のモノも、もちろん使いますが、ビフォーアフターで確認を必ずしているので、過剰症になることはないし、もちろん中身も安全だし、まして勝手に患者さんが買うこともできませんから、何重にも安全なわけです。

 

血液検査の結果が出るまで、かなりドキドキしてまして、結果によったら、消費者庁や厚労省に連絡せなあかんやん、こんなん、危ないやん、野放しかっ!と思いつつ、患者さんの症状から、あまり過剰症を疑うような所見はなく、う~ん?と思っていたら、血液検査が返ってきました。

 

。。。え? 。。 。。こんだけ?

 

表紙抜けするくらいの値でした。。

 

なんや、これ。ほんまに5000IU?

 

そこのサイトを見ると、「5000IU 480日分」となっていて、

480日って。。。

えーっと、16か月?1年と4か月分?

なんで、5000IUを、16か月も飲まなアカんねん。。

なんじゃ、そりゃ~!

16か月分が1瓶に入っていて、湿気ないのん? そもそもいいの、それ?

しかも、極め付けが、16か月分だと言うのに、すっごい安い!!

 

結論は、「5000IU」と表示があっても、全然入っていないわけです。

だから、480日分てかっ?!

お金と時間のムダ!!

 

そんなところのサプリだから、添加物にしたって、何が入っているのか、わかりません。

まして、海外からのは、日本とルールが違いますから、日本の厚労省は使用を禁止している成分や添加物が入っていることもありますから、ちゃんと確認していないなら、買わない・使わない、というのが、トラブルなく過ごすコツです。

 

欧米のサプリや食品には、ビタミンD強化のモノがあるそうで、緯度の問題などもあるんでしょうけど、サプリ自体も、特にアメリカと日本でサプリ事情は確かに全然違います。

用量とか特に。

日本のは、厚労省の推奨摂取量が、大体の目安になっていることが多いのと、お客さんが勝手に買うわけですから、バカスカ飲まれても困りますので、一度に大量に摂れるようなものは安全の観点から、市販では売られていません。普通のメーカーは、まず売りません。

栄養療法オーソモレキュラーのサプリは、医師の診察が必ず必要で、患者さんが勝手に買うこともできませんし、サプリと言えど、治療として使うわけですから、症状改善に耐えうる濃度になっているわけで、市販のものと全然違います。

表示のウソもないので、ちゃんと計算ができるわけです。

 

なにはともあれ、その患者さんが気付かれてよかったです。

効かないくらいだったら、お金の問題だけなので、社会勉強代で仕方ありませんが、肝臓は余分に働かないといけないし、その時にまた栄養素を使うし、下手したら添加物だらけで、肝臓は大変な目に遭うし、とふんだりけったりです。

お金だけの問題じゃない。。

 

ちなみに、アメリカなどのサプリ、化粧品の個人輸入もですが、サイトにも「自己責任でお願いします」と必ず書いてあります。

日本の企業のように、なにか責任を取ってくれるわけでも、電話対応してくれるわけでもありません。

わからないなら、とりあえず買わない、その分、食費にかける!というのが、一番安全です。しかもそのほうがよほど体のためです。

わけわからんサプリ(特に海外のもの)を飲んでいる方は、今一度見直しましょう。

 

遅くなって、申し訳ありません。

さて、9月のキャンペーンです。

すっかり、朝晩涼しくなりましたね。

日中も、ジメ~っとする日もあれば、湿度が下がっている時もあり、日中は、クーラーは入っていて、お肌は乾燥し始めるし、と、乾燥本番シーズン、プレオープン!って感じでしょうか。

この湿度の高かかった夏の間も、乾燥していた、という方は、お肌はかなり傷んでいると思ってください。

使っている化粧品がおかしい、はたまた肌の触り方(要はスキンケア自体)が間違っている、その両方が間違っている、となると、お肌が壊滅状態間近。。。トホホ。。です。

回復させるのにもお金と時間がむちゃくちゃかかります。

ちょっとでも早く回復してくれたらいいんですけどね~。

時間とお金を少しでもかけずに解決する方法は、一刻も早くおかしなことを止めることです。

それだったら、何もしないほうがマシ。。?ということも、人によったら出てきます。。。

大変です。。。

 

で、今からの厳しいシーズンに備えてもだし、今までの夏のダメージ(夏のせいだけではないと思いますが。。。)からの回復も考えて、これからは、まず保湿っ!!

保湿重視ですね~。

女性は、生理の周期によっても、肌の脂っぽさが違ったり、場所によっても違いますよね。

保湿は大事ですが、必要ないところには、そんなにいらないし、必要なところはちゃんとつけないといけないし、と臨機応変です。

ケースバイケースで、ちゃんと自分の肌を毎日看てあげて、足すのか引くのか、判断してくださいね。

 

乾燥と言えば、乾燥ジワも増えてきますし、シワ対策シーズン本格的ですね~。

保湿重視!シワ対策重視!でしょうか。

(夏が終わると、シミもふ増えるんですけどね。100%紫外線をカットすることは、まあそうそうできませんから。)

今月は、シミよりも乾燥とシワ重視で行きます!

肌荒れメインといいますか。

アンチエジングもね!

シワ・アンチエジングは、どこの化粧品を使うか、何を求めるのか、値段は?効果は?などなど、人によって価値観が違うため、おススメのモノが違ってきます。

何が正解か?!は、しばらく様子を見ないとわかりませんが、この機会に、いろいろ使ってみて、感触と効果を試してみてはいかがでしょう?

 

なので、イオン導入は、トラネキサム酸かプラセンタメインで!定番です。

 

初企画とまでは言いませんが、ホームケアを楽しんでいただこうと、今回パックのプレゼントがあります。

秋の夜長に、一度どうぞ。

 

あと、髪の毛ですね!

薄毛の季節もさらにパワーアップですね。

ヘアケアはとても大事ですが、ヘアケアだけではすぐに限界が来ますから。。

まあ、元の状態と、どこまで変えたいかにもよりますが。。。

(年代を越えてまで、増量を可能に!とかいうのは無理ですよ。)

髪の毛にとって、一番しっかりケアをするのが、やはり気になる秋ですね~。

しっかりケアして、早く回復させましょう!

 

涼しくなってきたので、AC BODYは相変わらずです。おススメです。

 

珍しいところで、ラエンネック.O.(医療用ヒトプラセンタサプリメント)が、キャンペーン対象ってところでしょうか。

確かに、ラエンネック、いいと思います。

でも、高い。。

栄養療法やりながら、であれば、さらにもっと効くんだろうな、と思いつつ、今飲んでいるサプリも数も量も多いので、プラセンタにまで手が回らない、というのが本音です。

薬の棚のところも場所を摂るので、在庫処分とは言いませんが(在庫がなくなったら、とりあえず次はしばらくお休みです。)、ちょっと場所を空けてほしいです。

なので、プラセンタ好きの方は、お早目に~。

無くなり次第、終了です。