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    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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間違っているスキンケアあるある②

私の胃腸の調子はなんとか戻ったようです。

でも、忙しいとまた調子が悪くなりそうなので、気を付けないとね。

調子が悪いかな?と思った最初に、栄養療法の胃腸用のサプリではなく、保険の薬にしたのが敗因だったかも。。

(保険の薬と言っても、自費で買って使うんですが、自費でも全然値段は違います。。)

必要な栄養素の量や質など根本的に違うのです。

ケチったのがよくなかったか。。軽い時は、それで結構よくなるんですけどね。

集中的に、いいのばっかりにしたのが勝因でした~。さっさとそうしておけばよかったな。次からは、そうします。

まあ、調子が悪くても、たんぱく質を食べるのはセーブしませんからね。ガンガンいきます!

 

さて、間違ったあるある第2弾です。

 

何度もブログでも書いている話なので、またかと思われる方もいらっしゃるとは思いますが。。

 

第2弾は、日焼け止めの塗る量!

 

みなさん、ホントに全然塗っていないっ!

塗る回数はちょっと置いておきますが(これも少ないんですが)、1回の量が全然っ!足りていませんっ!!

 

うちでシミや肝斑の治療をされている方の場合、日焼け止めについては、口やかましいほど言っている私ですが、使う日焼け止めは、全部うちで買わないといけないことはないので、買っていない患者さんに、うちのを買え!買え!ということはあまりありません。質さえよくて、ご自身に合っていて、環境とTPOに合っていれば、何を使っても別にかまいません。

ただ、わけわからんのを使い続けていて、それを指摘すると、その言い訳が、「何をつかっていいかわからない」(うちに、もう何か月も通っていて、パウダールームで、うちで取扱いの日焼け止めを自由に試せる状況が何度もあって、説明紹介もしているというのに)と言われると、「はあ~?」と思いますが。。。

 

患者さんの中には、半年に1本、1年に数本くらいのペースで、うちで買う方がいらして、たまに、クリニック用のを使ったはるんやな~、くらいしか最初の頃は思っていなかったんですが、

(指示した通りに塗っていたとしたら、1日何回塗っているのかにもよりますが、月に1~2本はいるかなと。患者さんの普段過ごしている環境によったら、ホントに紫外線の当たらない方がいて、そういう方であれば、月1本だと余ってくるようですけど。)

うちのを使っていない方で、大体、市販のろくでもないモノ(質はそれほど悪くなくても、環境とTPOに合っていないとか)を使っていることが多く、そうなると、皮膚の赤みがいつまでたっても消えなかったり、その赤みはなんか茶色っぽく、色素沈着や肝斑みたいになってきた、皮膚の色つやが悪い、などなど、なんかおかしい。。?みたいなことが続くので、これは使っている化粧品がおかしいなと思って(皮膚の触り方が根本的におかしいこともありますが)、何をつかっていますか?と聞くと、「こちらで買ったものです」と。

 

。。。この前、買ったのをは、半年前に1本ですけど。。?

 

「そうです、それです。」

 

。。。

 

どうやったら、この1本を半年ももたせられるのか?!

そのほうが、私には不思議でなりません。

で、そういう方にはいくら説明しても、なかなか直らない(直さない?)ことが多いです。

 

先日、処置が終わっても、話が終わらず、患者さんをパウダールームに案内しても、またパウダールームで話していて、その間は、患者さんには保湿・日焼け止めなどは、塗ってもらうんですが、

(ちなみに、通常パウダールームに置いているのは、ナビジョンです。コットンは、一切、パウダールームには置いていません。全て、手指で塗るように言っていますから。)

患者さんの中には、保湿をたんまり塗る方がいて、

まあ、悪いことではないんですが。。

ナビジョンの場合、パンフレットに、「コットンに2~3プッシュ」って書いていましたっけ?

でも、コットンを使わないなら、1プッシュで十分足りています。

たくさん塗りたかったら、塗ってもいいんですが、1プッシュでも十分ですし、2~3プッシュを皮膚に乗せても、一度にそれだけ塗ると、多過ぎで、角質に入っていける許容量を超えているんじゃないのかなと思いますが、保湿で、ベッタベタにされる方が時々いらっしゃいます。

化粧水もベッタベタだから、その後の乳液も滑って付くのかな、と思いますが、たまに、それをティッシュオフ(!)しようとされる方がいて、もったいないのと(だったら、多いのは最初からわかっているんだから、そんなにのせるな!ってなりますし)、根本的に、ティッシュで皮膚に摩擦かける可能性が出てくるわけで(実際、擦る方もいるわけで。。。)、何をやっているのか、理解できなくて、しばらく(と言っても、1~2秒でしょうけど)ボー然として見ていて、ハッ!と気付いて、とめに入るわけですが。。

 

で、そのベッタベタの次は、日焼け止めを塗られるわけですが、この日焼け止めに入った瞬間、日焼け止めを、指先に、1滴くらい、米粒くらいに、ちびっと出されます。

 

もうずっと使っているのに、どうして今さら色の確認をするのかな?と思って診ていると、どうもそれは、色の確認ではなく、マジ塗りの日焼け止めでした。。

 

。。。なんで、保湿は、2~3プッシュも出しておいて、日焼け止めは米粒やねんっ!!って、思わずツッコみますが。。

これ、マジな話で、しかもお一人だけでなく、実は結構いらっしゃるんですよ。。。大問題です。。

 

歯磨き粉出すほうが、多いっちゅーっねんっ!

 

顔の大きさから考えたら、米一粒の日焼け止めで足りるわけあらしませんっ!

 

でも、ご本人、塗れいてるつもり。。

 

日焼け止めの前の保湿がまだベッタベタですから、その後の日焼け止めなんて、いくらでも伸ばせます。

 

どれだけ伸ばせるか?!というコンテストではないんですよね。

体どれだけ、紫外線カットができているのか、という話です。

 

っていうか、どう考えても、保湿でそれだけ出しているなら、日焼け止めもそこまでいるんじゃないですかね。。

 

米一粒なら、半年も1年ももつのは納得がいきます。うんうん。。そりゃ、もつわな。。

(全く、「効果」というものは、ないでしょうけど。。。)

 

みなさんももう一度量を見直してください。

クリームタイプで、ひと差し指の第一関節まで、歯磨き粉みたいにあ、もりもりと出しましょう。

これ、顔1回分です。

ローションタイプは、500円玉よりも大きいくらい。

手の平いっぱいぬります。

それでも、まだ足らないこともあるかもしれません。

 

ちゃんと正しく日焼け止めが塗れていたら、塗り直しの回数も減らすことができるし、なにより顔にも触らないし、日焼け止めの添加物にふりまされることがありません。

塗り直しが必要な環境というのはありますが、そりゃ、顔を触らなくて

いいなら、それに越したことはありません。

 

まずは、量の確認をお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カテゴリ:

ヘアケア, 化粧品