さて、昨日の続きです。晩御飯編です。
晩御飯は、「タグ付き蟹会席」です。
それぞれが半個室のようになっていて、人数によって、いろんなお部屋がありました。
2階全部がお食事処なので、すごい数の個室があります。まるで迷路で、途中でトイレに行ったら(行く途中も)、全然たどり着けなくて、ちょっと焦りました。。
すみません、ちょっと食べちゃいました。。ハサミがずれました。これ、三杯酢がジュレになっているんですが、お酢っぽくなく、つけすぎることなく、いいアイデアですね。私、蟹には三杯酢ってあんまりつけないんですが、これはよかったです。
甲羅酒を言ってくださる前に、日本酒入れて、さっさと飲んじゃってました。
(飲み物は、最初辛口の白ワインにしていたんですが、もうすぐにこれは日本酒やろ~、と蟹に合うという天狗米純米大吟醸のなんか古酒のいいやつ。おいしかったです~。
糖質制限をしているので、日本酒を飲んだのは久しぶり、って、お正月にいただきました。。へへ。。
新鮮なせいか、すっごい甘いっ!!蟹って、こんなに甘かったっけ?思わず、殻を深追いして、ず~っとちゅ~ちゅ~吸って、歯でこそげ落とそうと結構時間かけていました。
活き蟹と寒ぶりのお刺身です。蟹刺しって、私あんまり好きでなくて、なんか生臭いと感じてしまうので、ちょっとでいいから火を通してあるほうが好きなんですが、ここのは、ほんとの新鮮だからから、甘いだけ!で、超~びっくり!
蟹刺しがおいしいと感じたのは、福井の越前の「若ゑびす」さん(こちらは、蟹を1か月泥を吐かせるとかで、ここの蟹は確かに全然違いました)と、天橋立の「文殊壮 松露亭」さん(こちらは、料理長の技がピカピカ光っていました。一工夫もふた工夫も、おおっ!と思わせる蟹料理でした。)と、こちらです。
調理方法も大事ですが(下準備も)、新鮮さも大事ですよね~。これは、京都は絶対に勝てませんから~。
ちなみに、ブリも絶品でした!さすが、冬の北陸!!
こちらのお料理は、全部素敵なお皿を使っておられて、見てるだけでとても楽しい。
このお椀は、月と太陽だったか、とてもきれいでした。
蓋を取ると
蟹の養老蒸しだそうで、三つ葉あんがキレイな緑です。ぶぶあられが散っていて、いいアクセントでした。
かぶらのすり身をくずすと、中から大量の蟹身が!!これもちなみに、むちゃっ!!旨t!!!
これね、すっごいおいしかったっ!!この絹糸はジャガイモでもなさそうだし。。とお聞きしたら、小麦でわざわざ伸ばして、薄く細く切っているそうです。
メインイベントの、蟹のしめ縄蒸しです。この時点で、蟹、生きているそうです。
海水にしめらせた縄で蟹をしばって、蒸すそうです。調理前に、わざわざ見せにきてくださいました。シャッターチャンスっ!!
もうここらで、おなかはかなり膨れてきました。
この間にも、またまた後ろで、蟹すき鍋の準備をずっとしてくださっています。
できあがったら、キレイに盛り付けて、サーブしてくださいます。らくちん(^^♪
。。とこの辺でかなり焦っているんですが、夜8時からマッサージを頼んでいまして(食事開始5時半。部屋に来てくれるパターンのマッサージで、界加賀が仲介しているだけで、界加賀のマッサージではありません)、2時間半あったら、いつも食事は楽勝なんですが、蟹をゆっくり(というか、しつこく)食べていたせいで、いつもの自分たちよりはゆっくり目に食事になりました。スタッフの方は、ご存知ないので、いい感じで、サーブしてくださっていますが、雑炊をたべ終わった時点で、7分前!!
間に合わないっ?!いや、デザート食べられるか?!
スタッフの方に事情を打ち明け、すぐに持ってきてもらおうと思っていたら、マッサージが終わるころに、お部屋にお持ちいたします、とおっしゃってくださって、なんて素晴らしいんでしょう~っ!!
まさか、そんなお返事をくださるとは!!さすが、星野リゾート!
(冷静に考えたら、絶対に間に合っていませんでした。。。)
マッサージが終わって、しばらくしたら、お部屋に本当に運んでくださいました。
お忙しいのに、本当にありがとうございます。
加賀棒茶を添えて、「淡雪チーズ」というデザートです。チーズムースに、ベリーソースという感じです。部屋でいただくデザートは、また格別でした。
想像していたレベルをはるかに超えた晩御飯で、嬉しい誤算でした。恐るべし、界加賀!
この宿、本当にいいですよ。料理のレベルも高いです。蟹ばかりで、ここまでいろいろ工夫されて、しかもちゃんとおいしいとは!!
次は、朝ごはん編で→続く