仕事始めのスピードについていけないのか、湿度が低いうえにで(加湿はガンガンしていますが)しゃべりすぎのせいなのか、昨日からちょっとだけ喉が痛くて、うがい・手洗いは必須ですし、オリーブ葉やらDやら鉄やらBやらドーピング態勢の私ですが、電車に乗っていても、お店に入っても、ヤバいヤバい咳をしている人って、結構いますね。そういう人に限って、マスクをしないから困ったものですね~。そういう人に遭遇すると、マッハで逃げたくなりますが、できませんので、自分で身を守るしかありません。
頭痛は全くと言ってもいいくらい、無くなっていたので、おかしいな~?と。。
。。ふと、風邪か?!
とりあえず、持っているサプリをさらにドーピングして増量して、ビタミンCも、すっごい濃い~い吸収率の高いものを摂って、これで、どうだ=っ!!
(ビタミンCは、少量摂るのも大事ですが、こういう時は、大量に必要です。点滴をされる場合は、事前にご予約くださいね。準備も必要だし、予約の枠が変わりますので、急に言われても対応はできません。)
ついでに、今月分にはちょっと早いんですが、血液検査もしておきました。こういう時に検査すると、さらに体で何が起こっているのかがとてもよくわかります。体は正直ですね~。
今日は早く帰って、早く寝ようと企んでいましたが、ちょっと早いくらいで、晩御飯を食べているうちに、すっかりいつも通りになりました。
なので、寝に行かないで、ブログ書いています!
そうそう!みなさん、抗生物質(化膿止め)飲みすぎですね~。
薬嫌い、飲みたくない、という患者さんって、そこそこいらっしゃいますが、肝斑治療をやってい行く上で、光やレーザーを照射するのであれば、必要になることがとても多いです。
できれば、私も酸を飲ませたくないですが、なかなかそういうわけにもいかない。
せめて、薬だけダラダラと長期だけ飲む、ということは、うちでは絶対にやりません。ちゃんと休肝日を作れよっ!!と思います。
落ち着いてきている方には、漢方に変えたり、さらに栄養療法をされている方は、漢方すらなくなって、栄養療法のみで、トラネキサム酸なしで、治療をしていっとる方もかなり増えてきましたが、最初からそれでいけるのか、最初からなしで、きつい治療までしていけるのか、となると、かなりケースバイケースで、シミと肌の状態にも栄養の状態にも、どれだけ食事とサプリが飲めるか、にもよって、全然違ってくるので、マニュアル化できません。。
なので、薬嫌いの方には、長期になることも多いので、いわゆる肝斑セット(トラネキサム酸必要)は勧めていません。
なのに、そういう方に限って、ちょっとした風邪(と患者さんが言われていることが多いです)で、すぐに病院に行って、まあ行くことが悪いわけではないですが、あんまり軽いのに行くと、インフルエンザやら、もっと重い病気をもらって帰ってくることもあるので、ご注意くださいね、で、すぐに病院に行って、これは、出す医者が悪いんですが、抗生物質(化膿止め)やら、他にも、それ、いらんのちゃう?という薬が山のように出ています。
その薬は簡単に飲むんだ。。。と思いますが。。
薬が嫌いなら、、なんの薬を出されて、それが本当に必要かどうかくらいは勉強されたらどうかなと思いますが。。
薬は魔法ではないので、必ず、副作用があります。
それが軽微なこともありますし、重篤なこともありますし、副作用というよりは元々の作用の一部、ということもあり、体にとっては、メリットデメリット、両方あるわけです。
どちらが自分にとって、大事なのか、を見極めて、なんでも選択していくわけですが。。
ちなみに、患者さんのおっしゃるように、「風邪」であれば、ウィルスですから、抗生物質(化膿止め)はウィルスには全く効きません。
喉などに、細菌がついて、細菌による悪さが起こっていた場合に、抗生物質(化膿止め)が有効なわけで、本当に抗生物質が必要かどうかを調べるには、「培養」という検査をするわけですが、検査結果が出るころには、もう治っていたりするので(手遅れの時もあるかもしれません)、なので、先に、「二次感染」(実際は「疑い」。可能性を考えて)ということで、処方されてしまうことが多いかと思います。
でも、私は医者になって、何年目の時か忘れましたが、どんどん抗生物質は乱用しない方向になっていっているように思います。
手術後の抗生物質の予防的投与は3日分までしか保険が通らなくなり、もともと、病名が「風邪(感冒)」では、抗生物質も保険は通りません。(効かないから)
でも、患者さんが、化膿止めを出さないと、出せ出せとうるさい人もいるし、ダダ混みの外来で、「風邪はウィルスだから、抗生物質は効かないんですよ、二次感染が起こってから使いましょうね。症状がひどくなったら、また来てください。」なんて、説明している時間もないし、またやったところで、薬が欲しい人とはもめるか、ヤブ医者と言われてしまうので、もうセットのように処方されることも多いわけです。
鶏が先か卵が先か。。どっちが悪いのか。。まあ、説明する時間もないんでしょうけど。。。
私自身、自分にも、もちろん患者さんにも、抗生物質はめったに使わなくなりました。
開業当初は必要かなと、少し在庫を置いていましたが、ほとんど使っていませんね。もう消費期限も過ぎていて、新しく仕入れるかどうか、迷うところです。(まあ、仕入れないでしょう。院外処方したらいいですから)
処方された方は、本当に二次感染が起こっていて、必要だったのかもしれないし、予防的?で、今は必要ない方もいらっしゃったのかもしれません。
診察をしていないので、わかりませんし、パッと見ただけで、二次感染が起こっているかどうかなんて、わかりません。
どこまで抗生剤なしで頑張るのかですが、必要な病気もあるので、専門でないと、判断が難しいとこです。
でも、「ただの風邪」とご自分で思うのであれば、まずは水分補給だけして、温かくして、たくさん寝てはどうですか?
免疫力が落ちているわけですから、薬(抗生剤や解熱鎮痛剤など)を飲んだところで、免疫力は上がりません。
回復するまで、自分の体に頑張ってもらうわけですが、安易に薬ばかり飲んでいると、抗生剤に耐性ができますよ。
ちなみに、しょっちゅう風邪をひく、家族で同じ流行り病にかかっても自分だけ重症化する・長引くなどの方は、完全な栄養失調です。
これからの季節、感染症もますます大変になりますから、食事から見直してみてください。
薬は、いざっ!っていう時に残しておかないと、肝心な時に使えなくなることもありますよ。