プロフィール

  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

カレンダー

2016年3月
« 2月   4月 »
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

最近投稿した写真

ホーム > 医療, 栄養・食事 > 妊娠を考えている方応援します!



妊娠を考えている方応援します!

今日は嬉しいニュースです。

不妊治療をされていた患者さんが、めでたく妊娠されました!おめでとうとございます!!

まだ安定期に入っていませんから、焦らず、無理せず、転ばず、確実に育てていかないといけませんが、とりあえずおめでたいです!

不妊治療は、もともと婦人科でされていて、うちには、美容医療で来られていたんですが、私が栄養療法を勉強し始めたので、栄養解析をお勧めして、そこでいろいろと不妊の問題が見つかり、最初、薬を嫌がっておられて(誤解していらっしゃったので)、誤解を解いて、飲んだほうが良い旨、説得して、うちで最初少し薬を出していましたが、他にもちょっと気になることがあって、事情を説明して専門のところで、診てもらっていました。

栄養状態も、女性は全員そうですが、もちろん悪く、無理ない範囲でのサプリと食事を頑張るよう、励まして、なかなか食事もできるようになるのに時間もかかって、サプリもそんなにたくさんは飲まれてはいなかったんですが、ちょっと前に、やっぱりこのサプリも1日1粒でいいから足したほうがいいなどなどアドバイスをしていたら、妊娠したというお電話をいただきました。良かったです。

 

妊娠出産繋がりで、どこかの校長先生の発言が問題とされて、今日辞職されたニュースが報道されていました。

朝の朝礼でしたっけ?

朝礼の中で、言われたことの一部が問題になったようですが、前後の話を報道せずに、その部分だけを切り取って報道したりするのは、どうかと思います。

一連の流れの中での言葉であって、その前後を全部聞いた上で、問題だ、いや問題じゃないと議論すべきと思います。切り取りで判断したらダメだと思うんですけど。

発言全部を聞いていないので、発言がいいも悪いも、私には判断できませんが、報道で問題にされていたのが「女性のもっとも大事なのは、2人以上産むこと」でしたっけ?

この部分だけを取り上げてるなら、女性だけの問題ではなくて(妊娠出産は、男性には絶対にできないので、役割分分担で言えば、女性にしかできない仕事です。でも、女性一人で妊娠できるわけではないですし)、もちろん男性の問題でもあるし、夫婦やカップルを1世帯とするなら、人間男女ペア二人に、二人以上の子供がいないと、その世帯いずれは滅びてしまうわけです。

なので、少子化が問題になっていて、少子化の進んでいる日本は、このままでは、超高齢化社会の先は、日本人がいなくなってしまうわけです。

個人の問題だけではなく、国として、とても大事なことですね。

 

ちなみに、私は子供を産んでいないし、これからも産みません。絶対に産まないとは言い切れませんが、まあ、超高齢出産です、もし妊娠したら。

私が産んでいないということは、うちの世帯は、夫婦が死ねば、滅びてなくなります。

日本の少子化対策にもなんの貢献もできていません。

妊娠出産はとても大事なことですし、生きて生まれきたからには、全ての生物に備わっている「種の保存」が本能としてはあるわけですが、そこは人間ですから、個々の事情や考え方があるので、全員が子供を欲しいわけではないでしょうし、いろいろな理由で妊娠がうまくいかないこともあります。

私ももし強制されたら、ちょっと困りますね。

 

社会にそういう面での貢献はできていませんので、だからこそ、妊娠したい方・子供が欲しい方が、好きな人数子供がもてるように、暮らしていきやすい社会になったらなと思います。

例えば、国からの経済的援助や今問題になっている保育園の問題ですよね。

 

でも、その前に、「不妊」「妊娠しにくい」「妊娠してもうまくいかない」「二人目がなかなかできない」などなど様々な問題があります。

 

産みたい方・産める方には、私の分まで、どんどん産んでほしいです。

欲しい方が欲しいだけ子供を持てる環境になってほしいです。

私は産婦人科医ではないので、詳しいことはわかりませんし、器質的な問題(例えば、卵管が詰まっているとか、病気や生まれつき子宮がないとか無精子症など体の構造上の問題など。自分でどうこうできるレベルの問題ではなく、医療の力を絶対に借りないと難しい部分)に対して、私はなにもできません。検査もそうですし、手術も処置も、器質的な問題には何もできません。

 

約1年前から栄養療法オーソモレキュラーを勉強して、不妊症の勉強というか、今の不妊症で悩んでいる女性男性の現状などを知ることができました。

やはりみなさん、動物性たんぱく質を食べなさすぎ。。

男性もです。

栄養が足りないせいで、起こっている問題も、実はとても多いそうです。

うちでもそうですが、結構、不妊症でいろいろ治療されていた・されている患者さんというのは、とても多いです。

妊娠できた方・もうあきらめてしまった方、さまざまです。

不妊治療は、もちろん自費で、保険は通りません。

 

不妊治療をされている方が、美容医療をしたいからというので、うちに来られるわけですが、妊娠した時点で、もちろん美容医療はほとんどダメですが、多くの患者さんから、やっている治療やされていた治療をお聞きしていました。

現在進行形の方の場合、一緒に、どういうタイミングで美容医療をしていくか相談しもってやらないといけないと思うんですが、人工授精で卵子を取り出す前とか、受精卵を移した後など、薬を投与するような治療は、うちでは一切やりませんので、そういうことは黙っている方(たまにいます。黙っているというより、聞いているのに、予約の時点で言わない方)は非常に困りますし、もしなにかあったら、責任取れませんから、だから予約時に聞いているわけで。。そういうことがあると、今後の治療はお断りしますけどね。お互いの信用だけでやっていますから。

 

多くの患者さんから、治療内容を聞いてきましたが、婦人科クリニックに関しては、結構な数の事情を聞いてきましたが、誰一人、体質改善と言いますか、妊娠しやすい体質に変えていくような「なにか」をしてもらっている方は、誰もいませんでした。

器質的な問題がなければの話ですが、ほとんぞ全員が排卵誘発剤などの薬物治療か体外受精や人工授精で、漢方薬すらもらっていない方がほとんど。。愕然としました。日常生活(体冷やすなとか食事とか)の指導をしてもらっているわけでもなく、びっくりしました。

あげくの果てに、患者さん自身が自分で(ちょっと怪しい)薬局で、バカ高い漢方を買っていて、中身を確認したら、症状から言って、保険でもらえるから!っていう話もとても多く、保険併用が無理な場合は、うちで自費で買っても、そんな高い値段しないからって!そういうのもとても多いです。。。

 

血液検査をほとんどされていない方もいました。一体、その婦人科でなんの検査をされてこられたんだか。。

 

ちなみに、今回妊娠された患者さんの、血液検査で引っかかった一部について、不妊治療専門クリニックのくせに、こんな検査もしていないのか?!と思っていたんですが(患者さんも思ったようで)、患者さんがそこで聞いてみたら、一応検査されていました。(項目はすっごい少なかったですが。。。)

その時は、なんと!ひっかかっていなかったんですね。

女性の場合(男性もでしょうけど)、体調なんて、どんどん変わりますからね。いい時もあれば、悪い時もある。

なので、頻繁にではありませんが、定期的なチェックって必要だと私は思います。

(そこでは、一度して終わりだったようです。。。)

 

最後に足したサプリのおかげがどこまでかはわかりません。

たまたまそういうタイミングだったのかもしれませんし、患者さんも食事を結構頑張っておられましたから、じわじわといい方向に向かっていて、いいタイミングが来たのかもしれません。

私のしたことで役に立ったのは、サプリや検査は何も関係なく、励ましたことくらいなのかもしれません。

でも、患者さんは妊娠できて、本当に良かったです。

若い方はまだいいですが、アラフォーとなってくると、時間が迫ってきます。

栄養療法オーソモレキュラーをしたから、妊娠の確率がいくら上がるとか、確率で出せるものではありません。

ただ、栄養が十分足りてくると、体内年齢がほんとに若くなりますから、妊娠可能年齢が上げていけるし、妊娠確率も実際の年齢よりも若い年齢で考えていくことができるようです。

 

体の中から!いい方向に変えましょう!

貴女が動けば、必ずいい方向に変わります!栄養療法の妊娠に関する本もたくさん出ています。

ぜひ、一度お読みになったり、栄養療法をやっているクリニックのHPをご覧になることをお勧めします。

 

 

 

 

 

カテゴリ:

医療, 栄養・食事