。。。さっき、気づいたんですが。。
(遅いっちゅーねんっ!!)
うちのブログを勝手に引用されているようで。。。しかも、質の悪い使い方。。
例えば、スキンケアで、こするな!とか、怪しい化粧品を買うな!とか日焼け止めを塗り直ししましょう!とか、栄養で、肉食え!とか魚食え!とか糖質減らせ!とか、そういうのを紹介される分には、情報が拡散もするので、世の中人のための思っておりますから、いいと思いますが。
(使われ方にもよるでしょうけど。
前後を抜かして、部分抜粋は止めてほしいものです。意味が全然違うことがありますから)
私は、ネットで、自分の必要な情報しか見ないので、目的なく見ることもないし、あまりネットに深入りしないというか、無料の情報って、知る範囲に限界がありますからね。
無料で、本当の正しいこと・とてもいいことが知れたら、ものすごくラッキーですが、垂れ流しのように情報を入れても、時間の無駄というか、入ってくる情報量にも限度があるわけですから、情報は選ばないといけません。
(本当に、いい情報というのは、まずお金がいる(なんらかの投資が必要と思ってください。本がいい例です。ネットで無料で、本全部を読むことはできませんよね)と思ってください。)
特に、匿名の、どこの誰が書いたのかもわからないような情報は、まず絶対に信じないし、ひとつの意見として取る、というか、自分の中での情報の信用性のランキングは、もちろん最下位です。
もうちょっとネットやパソコンのことも勉強しないといけないことはわかっていますが、フェイスブック。ツイッター・ラインすらやっていない私に、そんな難題、無理な話で、もちはもちやで、パソコン・ネット関係は、得意とされているプロの方におまかせしております。
で、さっき気づいたんですが。。。ええ、ほんとにさっき。。
このブログを書くのに、なんか「承認待ち」?「引用」がどうのこうの、というページ欄が出るんですが
(書く時ね。みなさんからは見えません。管理者側のページです。)
無視していたんですが、なんか増えてきたので、さっきその「引用」というページを開けてみたら、ブログが無断引用されておりました。ああ、そういうことだったのね。。
まあ、ネットの世界ではよくある話ですし、私もいろんな方が情報発信されていらっしゃるのを引用させていただだいたりしております。自分では、素晴らしい情報なので、紹介させていただきました、というつもりで引用していますし、それで何か利害関係が出るわけでもないですし、その情報を利用して、なにかを売っているわけでもないですし、ご迷惑はかけていないと思っております。
引用させていただいた方々、いかがでしょう。
さて、今回、その中で、許せないのが、まずひとつ、二の腕痩せで、「すぐに痩せる」とかいう、わけわからんサイトで、勝手に、うちのモニターの患者さんの写真が無断で掲載されていました。
部分痩身の機器の違いとかで出るなら、まだわからんでもないですが、こちらは、マッサージ?筋トレ?だかで痩せるみたいな、なんか何が言いたいのかよくわからず、結局、どうでもいいサイトなんですかね。
ていうか、自分で、腕の写真くらい撮れよ!!って、そんな手間すら省いているわけで。。。
うちのモニターさんでも、勝手に、お前が使うな!!っちゅーねんっ!!
あと、わけわからん化粧品会社のページで(正確にいうと、モニターと称した第3者が、その化粧品を使ったヨイショ記事と宣伝を事細く書いていると思われるサイトです。まあ、よくあるサイトですよね。
「私のおススメ化粧品ラインキング~!」と称して、そこからお金もらって、よいしょ記事、見慣れた光景です。そんなサイト、増えたでしょ。
もし、こんなにキメが戻って、シワなどが良くなるなら、一例報告として、学会でぜひ発表してほしいものです。こちらの化粧品会社も自信を持って、ぜひ美容皮膚科学会でご発表ください)、勝手に、私のブログを、そのサイト内で引用していて、知らん人が見たら、まるで私がそこの化粧品会社の商品を勧めているように思われるじゃないですか!
っていうか、あんた、どこの誰?
患者さんにも、ブログでも、ネットのあやしい、わけわからん化粧品を使うな!と散々言って、書いているのに、そこで勝手に使われるとは!!
ヨイショ記事じゃないというなら、そこの会社と利害関係がないと証明してほしいものです。
「ある」という証明はできても、「ない」という証明は難しいわけですが。。。
あっても、隠せばいいわけですから。「ない」と言われても、それは真実かどうかが誰にもわかりませんよね。
ちなみに、裁判などで、虚偽の申告をすると、これは、また犯罪になるんでしたよね。「ある」のに、「ない」と言って、嘘が発覚した場合、罪は余計に重くなるでしょうね。
例えば、学会発表などで、特定の商品(レーザー機器なども含む)を使った症例報告などの場合、そこの企業との利害関係がどれだけあるか、必ず申告しないといけません。
利害関係のある発表は、効果判定する側も、「ちょっとやらせ入ってるかも」と思って、評価するからです。
まあ、キリがないし、よくある話ですが、この辺は、発表されるドクターの信頼性が結構物言います。
この辺をなりふり構わず、(例えば、利害関係ないです、と表面上そのように見せかけても)、聴いているほうもバカじゃないから、やらせばっかりやっていると、すぐに見抜かれて、そのうち、誰からも相手にされなくなります。
お金だけで動いているドクターというのも、世の中にはたくさんいるわけです。
企業から、機器を貸出されていようが、まっとうな報告をされる良心的なドクターももちろんいらっしゃって、その辺は、直接の知り合いじゃなくても、わかります。
話を戻しますね。
私のブログやスキンケア方法を引用するなら、せっけんで洗え!いらんもの、使うな! ランキングなんかつくんな!ネットの化粧品なんか勧めんな! そこまでいいと言うなら、誰もが納得するデータ、出して来いっ!
ふ~っ!!==!!(鼻息荒く!!)
できないくせに、なんで自分に都合のいいことだけ、引用すっかな~?!
(怒りのあまりに、言葉が乱暴になってしまいましたわ。オホホホ。)
引用の仕方が、誰かのため、とかじゃないですよね。自分のためでしょ。
それで引用するなら、引用する前に断りを最低入れろ!と思いました。
(どうせ許可しないから、黙ってするわけですよね、最悪~!)
特に、化粧品のほうは最悪です。
もしそれで買った人がいたら(皮膚科医推奨!みたい。信憑性を上げるため的な)、それ、れっきとした詐欺でしょ?! その詐欺行為の片棒を私にかつがせましたね?! 一番、私が嫌うことをしましたね。
もう、なにしよんねんっ!!と怒り心頭です!!
患者さんの写真も含めて、双方、もう、これは、訴えるしかないですね。これは、法的措置を検討します。
全く、この忙しいのに、余計な時間を取りやがって。ブツブツ。。。ブツブツ。。。
勝手に引用、というのは、昔からよくあって、日常茶飯事と言えばそうかもしれませんが、一時、ものすごく男性のニキビの患者さんから問い合わせがあって、うちは、ニキビはすべて自費治療ですし(保険が通らないものを使いますから)、自費治療は女性のみですから、男性の方からの問い合わせもありますが、この時は、すごい数だったので、おかしいなと思っていたら、どっかの男性専用サイトに勝手に載っていました。
男性お断りクリニックを、男性専用サイトに載せるって、電話してくる男性患者さんからしても、なんじゃそりゃ?って、無駄足ですよね。患者さんのことを考えていない、かなりひどいと思うんですけど、この話を、その時のうちのブログを管理してもらっている業者さんに言ったら、うちのブログは、ちょっとアクセス数が多いらしく(一医師のブログにしては、という意味ですよ。そんな無茶苦茶多いとは思わないんですが。)、それで、うちをリンクさせると、そこのサイトが引っ張られて、そこのアクセス数が上がるんです、と言われました。
ネットに詳しくないので、ほんとかどうかわかりませんが、そういうこともありなん、と思いました。
で、そうなのかどうかかわかりませんが、よく宣伝だけで稼いているサイトってあるじゃないですか?
検索がよくされる単語だけが羅列してあって、検索すると、わりと上位にランキングして、クリックしても、な~んにも中身のないサイト。
ネットが生んだ新しい商売と言いますか、最初に考えた人、頭いいんでしょうけど、私とは対極にいる人だから、考え方も合いませんわね。
そういうサイトに勝手にリンクされたりするのは、もう止めようがないし、まあ、クリックした人は時間がもったいないし、そのサイトが儲かるだけで(これはこれでよくないと思いますが。)、まあ実害はないですよね。
でも、私の全く知らない化粧品が、勝手に、自分のところの商品を売るページに引用するって、どうでしょう。。
私は、もはや犯罪だと思います。
かなり腹が立っています。
そいつらのサイトを実名公表と、リンクさせて、誰からも見えるようにさらしものにしたろか!と思いましたが、またそれでアクセスが増えて、そこにスポンサーからお金が支払われたら、相手が余計に喜ばせてしまうだけなので、止めておきました。
みなさんも探さないでくださいね。相手の思うつぼです。
もし、みなさんが、うちとは全然関係ないサイトで(私のブログでも話題に上ったことがない)、私のコメントらしきものが引用されていても、全く関係ありませんから、むしろ、そのサイトは、まっとうな手段では勝負できない、なにか裏があると思ってください。
まあ、そのサイトの前後をちゃんと見れば、ほんとに善意による引用かどうか、すぐにわかると思いますが。
(わからないという方がいるから、困るんですよね~。そういう方が、結局、ネット(ネットだけではなく)のわけわからんものに、すぐ引っかかるから。
こういう人は、まず栄養療法をして、判断力を付けてください。)
私が関係している場合(引用を許可したとか)は、必ず、ブログなどで触れていますから、ずっと読んでいただいている方は、だまされることはないと思いますが。。
はっきり言って、素人が化粧品なんか作れません。作れても、それは、自分で使うものであって、お金を取って、
他人に売るものではありません。
作れたとしても、今、現状で売られている化粧品に勝るものが、いきなり化粧品始めました!という素人が作るのは、不可能です。
勝るものが作れないなら、作って、わざわざ売る意味、なくない?
何、したいの?
資生堂のドゥーエにしろ、大島椿にしろ、ビューティフルスキンにしろ、無添加せっけんを作っている企業各社にしろ、研究費も、維持(質を保つ、というのは大変です)していくことも、お金がすごくかかっています。
もちろん、知識もです。
薬学だけでなく、化粧品はまた特別な知識がいりますし、もちろん医学的な知識も必要です。
(もちろん、これ以外の会社でも、ちゃんとしたところはあると思います。一般の方がクリニックに来なくても、買える化粧品、ということで、私が知っていて、信頼している会社の名前を挙げただけです。)
まっとうにやっているところは、それほど利益が出ているわけでないですし、出ても、それは、次の開発に使われますから、そんな甘い、儲かるものではありません。
化粧品で、儲かっているのは、消費者のことを考えずに、てきと~にいい加減に、やっすいやっすい原価で、宣伝だけがうまくて、中身ももちろん最悪、という化粧品会社です。
(なので、いきなり化粧品参入する企業が増えています。当たれば、大きいから。)
こういうところは、バ=っと儲かる時にしかけて、すぐにダメになりそうだったら、手を引く、という、まあ、よくある手法です。経営力があるわけですが。
また、時を変え、場所を変え、パッケージとコンセプトを新しくして、またぱ~っと出てくるのです。
昔から、こういうやり方は当たり前のようにあります。
だから、消費者は、そういう化粧品じゃないか、ちゃんと自分で、商品を見分けないといけません。
使う人のことを本当に考えて作ってあるのかどうか。
(どんなに、その人が「頑張って、考えて作ったのに!!」と言ったところで、医学的におかしくて、質が悪ければ、それはダメですよ。「頑張って作る」のは当たりまえですから。)
調子のいい言葉ばかりが連呼されているからって、信じちゃダメですよ。
ちゃんと裏を取らないと。
あと、何度も言いますが、匿名の情報源を信じない! そんな無責任な情報は流しましょう。関わる時間がもったいないです。
(ちなみに、今回のサイト、どちらも身元不明です。実名なんて、あるはずないです。)
どこの誰が発信した情報なのか、まずはこれは優先させてください。そのうえで、多くの情報の中から、ご自分の意志で選んでください。