ブログでも紹介している無添加せっけん(純せっけんとも言います)ですが、裏の成分表を見て、「石けん素地」「カリ石けん素地」としか書いていないのであれば、どこのメーカーもいいですよ、と今までも紹介してきました。
(ちゃんと、自分の目で、裏の成分表を確認してください!表の広告宣伝に騙されたらダメですよ!!)
うちで取り扱っている、牛乳石鹸の無添加シリーズのせっけんをはじめ、ミヨシ・シャボン玉・太陽油脂のパックスナチュロン・白バラせっけん・松山油脂などなど探せばたくさんあると思います。
大手になってくると、どこのスーパーでも売っているので、そういう意味では便利ですよね。
私もいろいろな無添加せっけんを使ってきました。
牛乳石鹸のは、たまたまうちで卸すことができたから入れただけで、無添加の純せっけんであれば、どこでも良かったです。
ミヨシのせっけんシャンプーとせっけんシャンプー専用リンスは、問屋さんに言って、取り寄せていただきました。
でも、シャボン玉石鹸は取り扱いがなく、うちで仕入れるのが難しく、取り扱っていませんでした。
いろいろなところの石鹸を使いましたが、だいたいどこも無臭に近い、まあ純石鹸の香りと言えば香りなんですが、シャボン玉石鹸だけが独特の香りがします。
その時使ったのは、こちら。
こちらは、EMシリーズと言って、有用微生物が入っているシリーズで、排水まで環境に役立つ成分です。より環境に優しいというわけです。
だから、香りも独特なのかな?と最初思っていました。
何年か前の皮膚科学会だったかと思うんですが、企業展示ブースにシャボン玉石鹸が出展されていて、ボディソープやシャンプーやら赤ちゃん用やら浴用・洗顔用などなど、いろいろ種類があって、でも裏の成分は全部「石けん素地」のみ。
いらっしゃった担当の方に、「これ、全部中身一緒じゃないんですか?商品名を変えているだけですか?」と聞くと、実は、それぞれ違うんです!
材料となっている油脂が、それぞれの目的で、変えているそうです!
純石けんというのは、いわゆる油から作るんですが、油(油脂)というのは、脂肪酸という成分とグリセリンという保湿成分からできています。
ほとんどの純せっけんは、いろんな油脂から脂肪酸だけ抽出して、作られています。
そのほうが、安定供給しやすいのと(油脂の種類にこだわらなくてもいいことが多いので)、どちらかというと安く早くできる、というのが最大のメリットかも。
脂肪酸のみですから、油独特のにおいもほとんどしません。
純せっけんって、安いでしょ。
私はそれで基本いいと思っていますが、純せっけんの洗顔についていけない方もいて、お肌が落ち着いたり、栄養が足りればいいのかもしれませんが、それを待っている間にも洗顔はしないといけないわけで、待てませんよね。
そういう時に、純せっけんと同じように添加物がなくて、お肌に優しいものはないかなと思っていました。
シャボン玉石鹸は、油脂そのものを使っていて、脂肪酸だけを使っていないので、保湿成分のグリセリンが残っています。
なので、油脂の香りが少しします。商品によって、香りが違うはずです。
もちろん、使い心地もそれぞれ違うと思います。
原料になる油の種類を変えることで、いろんな種類の石鹸を出されていて、ずっと使ってみたかったんですが、なかなか機会がなく、機会があっても、どちらにしろ、うちでは取り扱いできないし。。
と思っていたところ、今回取り扱いできそうです。
その前に、いろいろ試したいので、お願いして商品のサンプルやテスターをいただき ました。
この他に赤ちゃん用がありますが、それはうちでは取り扱わないので、ここにはありません。
それぞれ、原料の油脂が違います。(もちろん、お値段も。。)
http://www.shabon.com/products/index/category_id:4
まだ全部試していませんが、楽しみ~(^^♪
特に楽しみなのが、これ!
もちろん、全て、石鹸素地のみです。
使ってみて、どれを導入するかまたご報告しますね。