プロフィール

  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

カレンダー

2016年6月
« 5月   7月 »
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930  

最近投稿した写真

ホーム > 2016年06月29日



さて、昨日の続きです。

 

私のおならが臭い時がある話の続きですが、

以前より、臭い時はありましたが、確かにここ数か月くらい、臭いがある時、臭いのひどさ(というか、きつさ?)がひどかったような気がします。ちょうど胃腸の調子が悪いけど、ガンガン食べていた時と合うのかしらん。

 

おならをしてみないと、臭いがするのかどうかわからないので、さっきまで全然臭いしなかったのに、食後しばらくしたら、強烈な臭いがいきなりしたり、とよくわかりませんでした。

そのおならを洗面所や寝室でしようもんなら、家族から大ヒンシュクで、ヒンシュクどころか怒られるくらい。。うう。。臭いするとは思わなかったから。。

 

で、家族が私につけたあだ名が、「スカンク」でした。

 

話は変わりますが、最近ニュースでも物騒な事件が多いですよね。

怖いな~という話を家族としていて、通り魔とか、もし遭遇したらどうしよう、という話をしていた時に、

「屁、かましたれ!」

「。。。いや、まじめな話で、」

「大丈夫!スカンクだから!!

今まで、スカンクって、全然意味わからんかったけど、攻撃力あるんやな~って、わかったわ!」

と言われてしまいました。。。

 

前はそこまでひどくなかったと思います。。

 

ところがっ!!

悪玉菌だけを殺すサプリを飲み始めたところ!!

あきらかに、臭い時の臭いが変わりました。

まだ、理想の量まで行っていませんが、そこまでいかなくとも、スカンクじゃないっ!!

あえて言うなら、かすかにたくあん?みたいな感じです。

おお=!! すごいっ!!

 

違うんですね~。

 

悪玉菌が減ったところに、善玉菌を植え付けるわけです。

腸の中は、椅子取り合戦ですから、場所を空けてあげないと、いい菌が増える場所がありません。

場所を作らないとね。

 

おならが臭いから(しかもたまたまとか、時々とか)、悪玉菌が絶対に多いから除菌しなきゃ!というわけではありませんし、他の症状などと合わせての判断です。

まず、消化管がちゃんと動くように、胃腸に負担をかからないようにもしてあげないといけないでしょうし、そういう栄養もいります。食事は毎日するわけですから、食事で負担にならないように。

 

腸内細菌へのアプローチですが、かかる費用は、ほんとにピンキリです。

検査ひとつにしても。

また、予算がいけて、いいやつめいっぱい飲むぞ!となったとしても、ついていけるかは別の問題。。。

悪玉菌がすごく多いひとは、菌を殺すと、その反動で、胃腸症状が一時的に悪化することもあるそうで。。

私は、そこまでじゃなかったから、まあ、よかったです。

 

おならでお悩みでしたら、一度ご相談ください。

胃腸の調子が悪いのに、私ほど食べる人はいないと思いますから、そこまで悪化している人はいないと思います。

動物性たんぱく質を全然食べていない人の場合、おならがほんとに臭くないことがありますが、だから胃腸=元気・健康、というわけではありませんので、勘違いされませんように。

動物性たんぱく質をちゃんと食べていないと、胃腸を動かすガソリンも、粘膜が傷んだ時の修復作業も一向に進みませんから。

 

 

 

 

さて、今日は腸内環境の話。

 

今日、患者さんから大爆笑をいただきましたので、これはぜひみなさんからも笑いを取らねば!と思いました。

前ふりが長いので、今日、そこまで書けるかしらん。。。

 

以前に、私のうんちにいる菌(腸内環境)を調べた話はブログでも書いたと思います。

いわゆる悪玉呼ばわりされるクロストリジムが多くて、「やや太りやすいでしょう」、ビフィズス菌などは少な目で、うう~ん。。。という環境でした。

うんちは、それほど臭くはなかったですが(まあ、こんなもんだろうという程度)、おならが臭い時は臭かった!

全然臭いがしない時ももちろんありますが、いつ臭いがする、きついおならかはわかりません。

腸内環境をなんとかしないとな~と思いつつ、お値段も比較的マシはサプリで、結構いい感じだったので、それで様子を診てました。

 

この腸内環境の、どんな菌が住んでいるのか、どんな菌がどれくらいの割合なのか、本格的に調べようと思ったら、多分1回の検査に5万くらいかかると思います。どうしてもこれがしたいという方は、取り寄せます。

私がしたのは、もうちょっと簡単なものです。

うちで、¥16.000くらいだったかな。税込みで多少前後したと思いますが、まあ、そんなものだったかと。(違っていたら、ごめんなさい。でも高くても、2万を超える設定にはしていません。)

 

サプリと食事で、1年前と比べると、ずいぶん体調も良くなって、うんちもほぼバナナみたいなのが出るし、色も明るめの茶色の日がほとんどだし、すこぶる快腸~(^^♪ いい感じです。

たまに(時々?)忙しかったり、ストレスが多い時なのかな、胃腸が動いていない?消化がうまくいっていないような時に、おならがすごく臭い時があって、それでも前よりはマシなのか、でも、おならの臭さはひどくない?という時も。。状態によって、変動あり。

 

私は、動物性たんぱく質を食べるのは、全然平気なので、食べている時は、いつなんどきも(よほどのことがない限り)ガンガンいきます。食べて、2~3時間くらいも、特に胃もたれや気持ち悪さも全然ないので、つい消化剤を飲むのを忘れてしまうくらいなんですが、そうすると、翌日のおならがひどく臭かったりして、ああ、うまくいかなかったんだ。。。と悲しくなる話は前にも書きました。

 

悪玉も多かった私の腸内環境が、栄養が足りてきて、どう変わったのかはわかりませんが、ちょっとはマシ?と思っていました。

 

ちなみに、腸内環境は日々変動するとは言っても、そう簡単に、変わるわけではないそうです。。

やはり、変える(しかもいい方向に)のは、まあ大変だそうで。。。(お金と時間が。。)

どこまでするのか難しいところですね。

 

私は、耐糖能異常がひどいので(今までのツケで)、一生糖質制限だと思いますが、たまに食べます。

お米や雑穀は全然OK。普段食べない分、久しぶりにたくさん食べたりすると、一気に脂肪肝になったり、体が処理していないのがよくわかります。(血液検査で確認済みで、これだけも、私は、処理していないのか?!と自分の運動不足を呪うのですがあ。。)

 

糖質を摂らない時は、耐糖能もくそもありませんが(血糖値が動かないから)、久しぶりに摂ったら(久しぶりだから、よけい過敏になっているのかもしれませんが。。新入社員がいきなりお酒飲まされたような感じに似てます。)、血糖値のコントロールが良くないな、というのが体の感じでわかりますから、もしやこれは、リーキーガットでは?

(今は時間がないので、リーキーガットについては割愛します)

と思って、リーキーガット用のサプリを少し前に飲み始めました。

腸に炎症のある患者さんにも出していて、私も一度飲んだほうがいいのかもと思っていたところだったので、試すチャンス!と思って、始めてました。栄養も満点だし。

始めて見ると、なんとなくいい気もする。うんちは絶好調だし、たまにおならは臭いけど、疲れている時だけだし、とこのまま様子を診ようかと思っていました。

 

先日の抗加齢医学会で、栄養療法関連のセミナーは、やはり今話題の腸内環境で、(栄養療法じゃなくても、腸内環境は学会でも、いたるところで、講演がありましたが)いろんな先生方やMSSのスタッフの方々に、私の腸内環境について話をしていたら、桑島先生から、「先生、食べすぎ。ちょっと控えたら?あと、肉も食べすぎちゃう?」とアドバイスをいただき、やはり疲れている時は、栄養は摂らなきゃいけませんが、はい、ちょっと休ませます。。自覚症状がないからって、ガンガン食べてました。消化吸収も悪いくせに。。

(このあと、疲れている時は、食べる量を控えて、消化しやすいようなたんぱく質に替えたり、サプリをいろいろ足したりしました。

もともと、肉:魚介類は、1:1にしている私ですが、疲れている時は、魚多めにしたりしました。まあ、魚食べている量も、みなさんが思っている量よりは、とても多いと思いますが。。。)

 

この時の学会で勧めてもらった、悪い菌を減らすサプリを足して、「植菌」を始めました。

やはり、私の腸の中の悪い菌をちょっと減らしたほうがいいようです。

その減ったスペースを、善玉で埋め尽くすわけです。

いつも飲んでいるサプリよりも、単価は高くなるし(アメリカの最高峰のサプリなので)、いつものサプリも量を減らすにしろ、絶対に譲れないサプリもあるし、足すのはいいですが、お金はかかります。。

患者さんに出すにしろ、自分で、先にどんな感じなのか見ておくのもいいかなあ。

 

その治療を始める前に、もぅ一度腸内環境を簡単でいいから確認しておこうと、またうんち検査をしました。

まだ結果は帰ってきていませんが、今のところ、サプリの副作用もあまり出ず、体はついて行っているようです。

→続く