プロフィール

  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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去年の話になるんですが、私の出身学校であるノートルダム女学院の同窓会からお電話があり、同窓会だよりの「同窓生は今」のところで載せたいとご連絡をいただきました。

喜んでお引き受けしたんですが、なんと!文章だけではなく、写真が必要で。。。

 

私、写真って、苦手で、顔が引きつったりよくします。写真に慣れていなくて、あまりプリクラも撮ったことがないので、今時のプリクラ事情もあまりよく知りません。

って、そんなことを言っている場合でもなく、これは、やはり写真スタジオで、ライトを無茶苦茶あててもらって、いろんなものを飛ばさないと!ついでに、修整もしてくれたら、ウッシッシ!

 

せっかく写真スタジオで撮るので、やはりここは、プロのメイクをお願いするのか?!

 

私は、普段は、BBクリームと眉毛ちょっと足して、チークを忘れていなければ、ちょっと入れて、終わりです。

口紅は忘れているのもありますが、ほとんどつけません。

セミナーや学会や出かける時は、まあ大人ですから、口紅とマスカラ、時間があれば、アイシャドウを足します。

アイラインは引かないです。

アイラインをうまく引くのって、練習がいりますよね。自分でうまく引けなくて、おかしな顔になるので、もう引きません。

患者さんで、キレイにアイラインを引いておられたら、女性として、羨ましい反面、アイラインの種類や引き方によったら、目元の老化にも繋がりますから、毎日してたら、目元大変だな。。とも思います。

 

前に着物で写真を撮ってもらった時など、この時もお店でメイクしてもらいましたが、やはりプロがアイラインを引くと、普段の顔と全然違う!

確かに、アイラインがないと困る!という女性の気持ちもわからんではないです。。

(でも、だからと言って、毎日、しかもすごく負担をかけている方も多くて、それはいかがなものかと思います。)

 

で、写真館と提携している、ヘアメイクセットのサロンを予約して、行ってきました。

 

こういう時はいつも、顔を触られるのはイヤなので、ベースメイクは自分で塗って行って(って言っても、BBクリームとかですが)、ポイントメイクだけしてもらいます。「

化粧品会社のカウンターやこういうメイクのお店って、なんかたくさん塗って、マッサージをしようとされるでしょ。

あれ、嫌なんですよね。もう触らんといてほしい。どうぞおかまいなく。

 

で、この日もポイントメイクとヘアセットをお願いしました。

 

「どういうイメージがよろしいですか?」

 

「知的で上品な感じにしてほしいです。賢そうに見えるように。」

 

「?」

 

「女性のニュースキャスターみたいな感じ?」

 

「わかりました。」

 

というやり取りのあと、メイクが始まりましたが、私は普段はパウダーをあまり使いませんから、この日もBBだけ塗って、パウダーなしで行ったと思いますが

(こんな日くらい、自分でパウダーしてもいいんですが、パウダーを普段使わないから、めんどくさくて、ぼん!と置いちゃって、ダマにしてしまうので、塗りませんでした。)

そしたら、フェースパウダーからはたかれたと思います。

 

「これ、オーガニックなので、とても肌にいいんですよ~。」

 

。。。なんでやねんっ!!と心の中だけでツッコみます。

 

「どこの化粧品ですか?」

 

「○○○○○○○○○です。」

(今、ていうか少し前に流行った、なんちゃってオーガニック化粧品のメーカー)

 

っ!! ゲ~っ!!! なにすんねんっ!! と心の中で叫びます。。

 

「化粧品お好きなんですか?」

 

「はあ、まあ。。。仕事で取り扱ってまして。。」

 

「こういうオーガニックって、どうですか?」

 

「あまり良くないんです。実は。」

 

相手は悪気があって、なんちゃってオーガニックを使っているわけではなく、今流行りの化粧品を使うことで、喜んでもらおうと思って、使っていらっしゃるわけですから、油断した私が悪いです。

黙って、ジ~っと耐えます。

 

あ=、今時のこういうサロンは、こういうオーガニック系を使うのね。。

頼むから、シュウウエムラでも、ケサランパサランでも、MACでも、こういうサロンのよくある、普通の化粧品を使ってくれ~!!

と心の中で訴えます。

 

そのあとのアイシャドウとかも多分同じメーカーだったような気がします。

ひたすら、耐えます。

 

そしたら、マスカラの時に、ふと、オーガニック系でマスカラがあるのか?!と思って、

「それも、○○○○○○○○ですか?」

 

「これは、シュウウエムラです。」

 

良かった、神様に私の心の叫びが届いたようです。

 

 

「お肌キレイですけど(最初の登録カードで年齢が知られていますので)、何かしていらっしゃるんですか?」

 

「お肌に優しい、データーの出ている化粧品を使っています。

 

 

 

1か月前に書いたブログが、アップされていないことが発覚しまして(私は保存のままほっておいたものと思われる)、今日アップします。

 

前後が脈絡なくなっているかもしれませんが。。

 

では、どうぞ。

 

ブログでも何度も書いていますが、今の女性は、ほんっと動物性たんぱく質を全然食べていません。

患者さんの大半が、「いや、食べていますよ」と言われることが多いですが、細かく話を聞くと、たかがお肉50g程度をたまたま食べただけとか(この「たまたま」は、1週間に1度でもなく、もっと空いています。)、すっごい食べているという方でも、「1週間に2,3回は食べていますよ」と自信満々に言われます。

 

でも、1週間の食事って、普通で考えると、1日3回×7日間=21回あるわけですよね?

そのうちの2,3回って、無茶苦茶少ないと思いませんか?

 

で、肉を食べない方は、魚(魚介類)も食べていません。

たまに1切れ食べたら、「食べてますよ!」と言われますが、たまに食べただけでは、「食べている」とは言いません。

 

魚の切り身なんて、全部身をほぐしても、ごはん茶碗1杯にもならないでしょ?

魚というのは、結構量が少ないです。

しかも、肉に比べたら、栄養価が低い。

魚でないと入っていない栄養素ももちろんあるし、肉ばっかり食べたらダメですから(これこそ、栄養バランスが悪い)、だからこそ、魚介類を食べる時は、たくさん食べなきゃ!

 

ちなみに、私が魚を食べる時は、最低2切れ食べます。1切れの時は、肉料理か卵か大豆系のなにかを足します。

魚だけの時は、違う種類の魚で、合計4切れくらい食べます。

(普段いろいろ料理するのがメンドクサイので。

料理が好きで、ちゃんと時間のある方は、いくらもでたくさんの種類のおかずを作ったらいいと思いますが、夜遅く帰ってきて、今から晩御飯と言う時は、種類よりも、とりあえず、量、ですね。)

 

肉も魚も食べていない方が、じゃあ卵食べているかというと、もちろん、そんなことはないです。

「1日1個は食べてますよ!」と言われる方も多いですが、1個でたんぱく質は全然足りません。

その日食べたたんぱく質は、卵1個だけとか。。よくあります。

(同じものを毎日食べ続けるというのは、食物アレルギーを呼んでくる可能性があがるので、少量であっても、毎日摂るのは止めてくださいね。 ただし、お米は毎日食べても、アレルギーはとても少ないです。糖質制限をどこまでするのかで、量も決まってきますが。。)

 

まして、大豆なんて、副菜でつけたり、白ごはん代わりに食べるのはいいですが、植物性のものというのは、おしなべて吸収率が悪い。

イソフラボンは、大豆にしかない栄養素ですから、大豆は大豆で食べたらいいんですが、肉・魚・卵に比べたら、全然栄養素の量はちがいます。

 

ほんとに、1週間食べたものを全部並べたとしたら、糖質が6割越えなんて当たり前。7割・8割、9割の方がたくさん来られます。

(のこりは野菜で、たんぱく質は、あっても、1割くらい。しかもその1割は、大豆含んでの1割くらい。。。という印象です。)

これでは、生理は止まるわ、肌はくすむわ、すぐに肌は荒れるし、いいのは、身長体重の少なさで、細いですが、栄養状態ボロボロです。

 

で、こんな方は、いきなり肉・魚・油をどんなにたくさん摂ろう!と決心しても、たんぱく質が足りない=酵素が作れない=消化酵素が作れない→消化酵素も作れないなら、他のホルモンも他の酵素も作れていません。

 

「酵素」なんて、外から摂っても、あんまりですよ。

口から摂った栄養で、自分で酵素を体内でちゃんと作らせないと。

 

パンケーキ食べようが、グラノーラをオサレオーガニックカフェで食べようが、マクロビしようが、ベジタリアンにあろうが、動物性たんぱく質を消化できなくなっている時点で、内臓はおばあさんと同じです。

内臓がおばあさんですから、肌や髪の毛を綺麗にして!と言われても、無理なことがわかると思います。

 

すっご眠いので、続きは明日。すみません。。。もう半分寝てます。。。ZZZZ

 

 

先日、とても素晴らしいお手紙をいただきました。

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ずっと肌トラブルで悩んでいたそうで、そんな時に私のブログをたまたま見つけて、いらんことをしないスキンケア(必要なのは、保湿と日焼け止めと洗顔は無添加せっけんで)を知って、でもいざ実践するのはとても勇気がいったそうで、もしダメでもお金がかからないし!と実践してくださいました。

そしたら、肌はツヤを取り戻して、乾燥はなくなり、くすみも消えたそうです。

良かったです~。

お礼をお手紙をいただきました。

今までも、こういうお手紙やお電話はいただいたことがありますが、今回も、いえそれ以上かな、感動していました。

(医療関係者の方なので、その方のお仕事にも役立ちそうらしいです。)

 

デパートの高級外資系化粧品のカウンターにネイルを見に行かれた時に、「肌がキレイすぎるから、肌チェックをさせてほしい」と言われ、やってみたら、MAX以上の結果が出て、「おススメできるものはないので、今のお肌を大切にしてください!」と言われたそうです。

 

素晴らしい!!

きっと私であれば、そこまでの結果は出ないでしょう。

 

こういう化粧品会社のチェックは、かなり昔にもブログで書いたんですが、データーベースの基本となっている値が、すごく肌のキレイな人たちから集めていて、(某化粧品会社は、なんと!秋田県の女性がベースで、秋田県は日本で一番日照時間の短いところで、なので、シミもシワも少ない。光老化=肌の汚さと言うのであれば、秋田県の女性が一番光老化が少ない=肌がキレイ、秋田美人というのは、本当なんですね~。

理論上、一番シミが少ないと思われる秋田女性をベースにしたら、他府県の女性は、結果が劣るに出る確率は高いに決まっています。

結果をわざと貶めて、「あなたの肌は汚いんですよ、シミだらけですよ、だから、この美白美容液を買ってください」というのが、化粧品会社の汚いやり方です。

化粧品を勧められることもなく、無事ほめられただけで帰ってこられて、本当に良かったです。

嘘八百でも営業トークでも、「肌が汚い。シミが多い」とか言われたら、気にしてなくても、営業のせいと思っていても、気になってしまいますよね。

 

お手紙をくださった方は、同僚や友人から、肌をほめられることも多く、この極意を広めようとして、伝えてくださるのですが、実行してくれる方はなかなか出てこないようです。。。

 

そして、ブログで、オーソモレキュラーのことも知ってくださって、栄養の大切さにも気づいてくださって、オーソモレキュラーの溝口先生の講義も聴きに行こうと思われたようですが、ちょうどとある学会で、溝口先生の講演があるそうで、それを聴かれるのを楽しみにしていらっしゃいます。

(この方は医療関係者です。)

また、どこかの学会やセミナーでお会いできるかもしれませんね。

その時に会えるのを楽しみにしております。

お忙しい中、お手紙をくださり、本当にありがとうございました。

私も負けていられません!!ますますパワーアップするように、一層頑張ります!!

 

医療関係者の方が、こういうスキンケアの普及活動をしてくださったり、栄養の大切さを多くの方々に知らせてくださるととても嬉しいです。

いいことって、なかなか広がらないんですよね~。私一人では、まだまだ広がりませんから。

遠方の方なので、うちに来られるのは難しいそうですが、ブログを読んだだけで、そこまで肌がキレイになるのは、ご本人の努力の賜物で、ちゃんと理解された上で、ご自身の知識にご自分に合うように、しかもおそらくさらにパワーアップして、変えていらっしゃることと、チャレンジ精神というか実行力ですね。両方兼ね備えていらっしゃると、鬼に金棒ですね!

本当に素晴らしいっ!!

 

この無料のブログで、遠方であっても、どんどん実践され、どんどんキレイに元気になる方もいらっしゃったら、ブログを読んでも、読み流しというか、なんの実践もされない方もいます。

肌や体調で気になることがないなら、実践しなくても困っているわけではないので、今までのやり方や食生活は変えたくないでしょうね。変える必要性がないですものね。

でも、肌がボロボロで悩んでいるのに、おかしな化粧品は捨てない・止めない(もちろん、おススメしない化粧品シリーズも読んでいるのに)、クレンジングも止めない・ネットでおかしな化粧品をさらに買う、などなど。

読んでるだけ。

まあ、今まで、何十年と間違ったスキンケアをしてきて、いきなり180度ま反対を向け!と言われても向けないこともあるでしょう。

受診できる方の場合は、もちろん受診されるわけですが、ブログを読んでいないのなら仕方ありませんが、読んで知っているけど、止めない、という方は、まあ、なかなか。。。良くなるのに、莫大な時間とお金はかかるでしょう。。。

(自分でいじめるのを止めないから)

10800円を払って、何回スキンケア講習を受けようが、人の話は聴いていないし、注意されていること自体、自分ができていない自覚がないからスキンケア自体を見直さない。

自分のしてきた全てが、もしかしたら全部間違っているのかも?!肌の触り方から何からなにまで?!」くらいに気を付けて見直さないと、何十年のおかしな刷り込まれた情報と栄養不足には気づかないし、気づかないから治りませんし、治せません。

肌の場合、いじめているのは、自分自身以外、いませんから。

 

ネットで得られる情報、しかも無料の情報全てが悪いわけではなく、仕掛ける企業も宣伝している企業もそれは企業として成り立っていくための当たり前の営業行為です。違法な宣伝などをしていない限り、なくすことはできません。

そんな企業は今も昔も山ほどあって宣伝しているし、それを何の疑いもなく信じ切って、買ってしまうところに問題があります。

 

無料の情報というのは、宣伝広告が山ほど混ざっていますから(検索のかけ方によったら、全部宣伝、ということもあるかもしれません)、その中から、自分で、自分にとって「正しい」と思える情報は、ごく一部で、砂漠でダイヤモンドを探すようなものです。

ある程度理解していらっしゃる方が、もっと知識を欲しいとなると、どこかで情報を有料で買う、ということが必要になります。

無料の情報には、限度がありますから。

 

この肌格差はなんなんでしょうね。

同じように、ブログ読んでいるだけなのに、ここまで格差ができてしまうわけです。

 

お金をどこまでかけたかではありません。

自分で、正しい情報をどこまで受け入れるかと、それが実践できるか、ですね。

やってみてダメだったら、またやり直せばいいんですよ。

その時に、どうしてダメだったのか、他に方法がないか、などなど、考えて、次の実践に活かせる方は、砂漠でダイヤモンドが見つけられる方です。

 

昨日は、横浜での抗加齢医学会の学会の後、品川で開催される「糖質制限サミット2016」に参加してきました。

サミットは、17時からだったので、みなとみらいから移動したら十分間に合うし、せっかく横浜まで来てるんだから、と参加を決めました。

 

でも、やっぱり疲れているのか、みなとみらいからみなとみらい線で横浜まで出て、そこから京急に乗るつもりが、気づいたら、とっくに横浜を通り過ぎ、ここどこ?状態。。。

結構、パニックでしたね。真っ青を通り越して、真っ白ってやつ?

とりあえず、駅構内をスーツケースを持って走りまくり、なんとか間に合いました。

ふう~。

 

さて、今回のパネリストは、糖質制限の第1人者の江部康二先生、ケトジェニックと言えばの白澤卓二先生、我らがオーソモレキュラーの溝口徹先生、ケトン体が人類を救う!の宗田哲男先生、テレビでおなじみの南雲吉則先生、日本ファンクショナルダイエット協会副理事長の斎藤糧三先生、とそうそうたるメンバーで、これはぜひとも聴いておかないと!!

 

参加費払って、行ってまいりました。

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いや~、やっぱり参加して良かったですね~。

新しい知識を知ることができましたし、おさらいも含めて、とても良かったです!!

 

ところで、南雲先生、私が観る番組にはあまり出ていらっしゃらないので、拝見したのはすごく久しぶりなんですが、ごぼう茶を流行らせられた時に、テレビで観たのが最後かも。

その時も、顔でかいな、と思いました。

昨日、みなさんパネリストの先生方が並んでいらっしゃると、決して南雲先生の顔(頭というか、頭蓋骨)は大きくはなく、むしろ小さいくらい。

なのに、どうして大きく見えるのかな、と改めてみたところ、体幹も腕脚も細すぎるんですね。

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年齢や身長もあると思いますが、一番体格がいいのは、溝口先生ですね。一番元気そう!肌の色つやも、溝口先生が一番です!おお!!

 

 

南雲先生の書かれた本って、読んだことないんですが、1日1食なんでしたっけ?

午後からの手術で眠くならないように、とお昼は食べないとおっしゃってましたが、糖質以外を召し上がればいいと思うんですけど、お忙しいから?

でも、1日1食で、1日に必要な栄養素全部摂れますかね。。?

たんぱく質足らなくて、異化亢進して、筋肉細くなってませんかね?

おせっかいですが、心配になってしまいました。ま、南雲先生はプロ中のプロですから、私が心配することではありませんが。。ちょっと気になったもので。。

 

糖質制限サミットの内容は、江部先生がブログに書かれていたので、勝手ながら、リンクを貼らせていただきました。

http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-3835.html

ご興味のある方は、江部先生ご自身のご発表も内容を書いてくださっていますし、とても勉強になります。

アメリカと日本の糖質制限と糖尿病の食事療法の歴史を細かく教えてくださいました。

夏目漱石もスーパー糖質制限をしていたんですって!

その当時の糖尿病の食事療法は、スーパー糖質制限食だったそうです。

いつから、日本は(というか、糖尿病学会は)180度変わってしまったんでしょうか。。。

 

今日は、クリニックを午前中までにさせていただいて、みなとみらいに移動し、抗加齢医学会総会に来ています。

実は、今回の学会の懇親会の前の、会長特別企画は、郷ひろみさんのコンサートでした。

人数に限りがあるため、行けるかどうかわかりませんが(参加しようと思ったら、午後早々には休診にしないといけないので、休診にして、郷ひろみのライブを観るのか?と言われたら、どうしましょう。。という感じです)、とりあえず、後から行きたくなっても申し込めませんから、とりあえず申し込んでおきました。

(学会特別価格で、時間も短いせいか、お得感満載の参加費用でした)

 

申し込んだ後で、栄養療法のサプリを取り扱っているMSSから、同日、同時刻に、溝口先生の講演付きの豪華ディナークルーズ(?)にお誘いいただき、ええっ?!となりました。

 

郷ひろみが溝口先生か。。

 

ちょっと迷いましたが(しかも、郷ひろみさんのほうはもう支払ってしまっていて。おそらくキャンセル不可。。)、やはりここは、溝口先生だろう!!と決心し、豪華ディナークルー(?)に参加することに。

 

そうなると、午後から休診にしないといけないのですが、せっかくだから、その前にある、栄養療法のミニセミナーで消化管の最前線の講義も聴いてしまおうと、そうそうにクリニックを閉めさせていただきました。

ありがとうございます。お蔭様で、講演を聴くことができました。

 

さて、そのディナークルーズですが、他の参加される先生から、郷ひろみ真っ青をびっくりするゲストが用意されているらしいとの話を聞き、郷ひろみも顔負けのゲストって。。。?

 

一体、どんな芸能人だろう。。溝口クリニックにお忍びで通っている芸能人が、良心的価格で出演してくれるのかしらん。。

と秘かに期待して、いざ上船!

 

出航の時間になっても、それらしき人が乗り込むのも見てないし、

誰か変装してる。。?

それとも、船の奥に隠れていて、突然出てくるとか。。?

トイレ行くふりして、覗いて来ようかしらん。。と思っている間に、食事が始まり、1時間半以上時間が過ぎても、芸能人の出てくる気配はありません。

ずっとこの間隠れているわけ。。? そんな待遇していいの。。?

 

そう思っているうちに、余興(?)の準備がササッとされ、いよいよ始まります!!

誰かしら? 誰かしら? ワクワク♡

 

。。。。まさに、郷ひろみ真っ青のゲストでした。。

ええ、真っ青、びっくりギョーテンです。。。(注:芸能人ではない。。)

 

MSSのスタッフのみなさん、定さん、溝口先生、市来先生、本当にご苦労様でした。

最高~におもしろかったです。

溝口先生はじめ、みなさんの写真を撮って、ブログにアップしようかと思いましたが、みなさんと溝口先生の名誉のために、これは公開してはいけないと判断し、写真撮影はいたしませんでした。

えらいでしょ。へへ。

 

今日は、そのあとも、溝口先生のお話だけでなく、スタッフの方々、栄養療法をされていらっしゃる先生方の話がたくさん聴けて、大変タメになったのと、面白かったのと、実に充実した1日でした。

 

明日は、学会と別のフォーラムに参加しますので、大忙しです。(って、聴いているだけですが)

明日も頑張ろうっ!!

 

 

最近、電話でのお問い合わせで、「わきがにボトックスが効きますか?」「わきがにボトックスをしていますか?」というのが多くありました。

 

なんで?と思うんですが、どこかのクリニックで、そういう宣伝がされているのでしょうか。

 

多汗症にボトックスはやりますが、わきがの方にする場合は、わきが自体の治療ではないことを説明の上、それでも希望された場合に、多汗症の治療としてやります。

その上で、対処療法をアドバイスしていますが、わきがの治療は、基本手術です。

手術が心配、という方に、手術する際のアドバイスやどこで治療をしたらいいのか、私の考えはお伝えしていますが、予約の時点で、「わきが相談」と言われたら、基本手術なので、うちで手術はできませんから、手術ご希望でしたら、紹介になりますよ、と言わせてもらっています。

それでも話を聞いてほしい・診察していほしいと言われた場合は、予約をお取りしています。

 

よくブログでも書いていますが、「私はわきがかもしれない。。。」と悩んでいる女性のほとんどが、わきがではありません。

体調によっても、わきがでなくても、汗のにおいがきつい日というのはありますし、特にストレスの多い方は、男性も女性も汗や皮脂がたくさん出たり、それらが酸化して、ちょっとイヤなにおいになったり、いつもよりにおいがきついかも?と心配されていることが、ほんとに大半です。

(女性の、よく気が付く、という性質が、こういう場合は、わざわいしているのかもしれません。)

 

自称わきがという患者さんの、ワキ汗のにおいを嗅いで、診察しますが、ごくたま~に、軽いわきがかもしれませんね、という方も、そりゃいらっしゃいます。

ちょっとアポクリン汗腺が多いのかもしれません。

本格派のわきがというんでしょうか、一般的にわきがと言われる方よりも、全然においが軽い場合です。

 

別に、わきがって病気でもなんでもないんですけど、アポクリン汗腺が他の日本人よりも多いというだけの話で、(日本人はアポクリン汗腺が少ない民族なので)、日本人は昔から少数派というのを嫌いますから(みんな一緒が好き。昔から、村単位で一致団結とか、団体行動が基本の民族ですから、そうなってしまうんでしょうね。いい面もあれば、悪い面もありますね。)

そういう名前で呼ばれてしまう。

で、余計に女性は人に知られたくないと一人で悩んで、どうしていいかわからなくなる。

わきがじゃないのに、わきがだったらどうしようと、わきがで宣伝している悪徳クリニックに行ってしまい、わきがじゃないのに、法外なお金を取られて、えげつない手術やレーザーをあてられてしまって、取り返しのつかない傷跡が残る。。。

 

前にも書いてますが、まず手術していない皮お膚科などで、わきがかどうかの診断を受けましょう。

それから考えましょうね。

 

ワキ汗を止めるだけならボトックスで十分ですが、よく他院で効かなかった、早く切れた、という方がいらっしゃいます。

あんなケタが全然違う格安クリニックだと、何を注射されているのかわかりませんが、普通のクリニックだったら、まあ、普通に注射していると思います。

 

ただ、同じように見えて、実は中身は全然違ったりします。

 

私は、もう1年以上、ワキボトックスはしていないと思うんですが、そろそろ打たないとと思うんですが、なんかあんまり気になっていないので、打たなくてまだいいか、と先延ばしをしていたら、どんどん時間が経っちゃった、っていう感じです。

 

ワキ汗にあまりに神経質だったり、緊張すると、すごい汗が出てくるような方は別ですが、普通は、ちゃんと打てば、3か月以上持つというか、あまり必要ない、というのが私の印象です。

 

ボツリヌストキシンが、どこのメーカーか、というのもとても大事ですし、どれくらいの量を打つのかというも大事ですが、一番大事なのは、注射の打ち方かなと個人的には思っています。

 

以前に勤めていた病院で、自分のワキボトをしてもらいましたが(さすがに、ワキボトは自分で自分にできないので)、サービスしてたくさんの量を売ってくれたんですが、打ち方が、「少なっ!!」と心の中で思っていましたが、人にやっていただいていて、さすがに注文はつけられません。

(ここの病院は、ドクターによって、やり方が全然違って、クリニックとして、統一は全くされていませんでした)

たくさん注射するのは、やる側からしたら、時間もかかるし、めんどくさいことこの上ないですから、さっさと終わらせたいという人は、たくさん打ちません。。

 

ちなみに、これは、びっくりするくらい、早く切れましたね。。

 

クリニックの値段だけ聞きまくって、値段の安いところを探している人って、たまにいらっしゃいますが、値段も大事ですが、中身は、それだけではわかりません。。

ただ、あまりにも安いのは、ちょっと、というか、かなりおかしい。。と思ったほうがいいです。

昨日、書いている途中で、これまた寝てしまったので、続きを書いたので、アップします。

ほんと、寝ながら書いていると、アップしたつもりが保存のままだった、というのが見つかったりします。。ええ、1か月以上たって、先日ひとつ見つけました。。うう。。

 

前からブログでも書いていますが、肌荒れ=バリア機能の破たんしている状態と私は思っています。

肌荒れの程度=破たんの程度になって、どこまでの化粧品なら使ってもいいかは、ほんとにケースバイケースです。

 

完全に真っ赤かで、しかも皮膚炎の赤みで、ひどい人だと苔癬化までしていることもあり(もちろん、本格的なアトピーなどこれくらいはあったりします)、そんな状態で、化粧品が塗れるわけ、ありません。

 

日本の女性の場合、「化粧品は絶対に塗らないといけないもの」という認識なのか、こんなにひどいのに、なんで化粧品塗ってんの?!とびっくりするケースもあり、しかも皮膚科(保険の)を受診していても、化粧品は止められていないから、という理由で、やり続けている人もとても多いです。

そこまでいっちゃうと、もちろん、化粧品は全部止めます。

(どうしても化粧が必要な方であれば、一部試してもいいですよ、と許可を出す化粧品もありますが。。

でも、ほんとはその化粧品ですら、顔を触ることになるので、しばらく顔を触ってほしくないので、使わないで我慢してほしいんですが、全部ダメ!って言ったところで、家に帰って、またろくでもない化粧品を塗るだけなので、それだったら、かなり、というか全然大丈夫です。

 

で、その時点でご紹介する化粧品であっても、パウダールームで塗ってみたりして、その数秒・数分ですら、かゆみが出てきた・ひりひりしてきた、などがあれば、もちろん使ってはいけません。

 

肌荒れの程度によったら、たくさんの種類をつけてしまうと、どれが合っていないのかわからなくなることもあるので、そういう時に、いくつも顔のつけるのは止めるように言っていて、ほんとの必要最低限です。

例えば、保湿なら1種類のみとか。

程度によったら、日焼け止めの使用もまだ止めておいてくださいとも言います。

 

バリアが結構ひどく壊れると、どんなに肌に優しい化粧品であっても、添加物が全く入っていないわけではないので、それですら、本来入って来たらダメなゾーンまで侵入してきたり、バリアの最前線にいる部隊が過敏になっていて、なんでも攻撃したりすることがあるので、そこまでいくと、何を塗っても、合いません。

いつかもっと落ち着いたら、また使えるのかもしれませんが、少なくとも今の貴女には合っていない・使ってはいけない、となります。

 

ここまでくると、塗れるものは、もうほんとに限られてきて、保険の保湿剤ですら、クリーム・ローション基材は全滅ということもあります。

(保険の塗り薬であっても、添加物はなにかしら入っています。)

まあ、かなりひどい場合ですが。。

 

そこまではひどくない場合、化粧品を選べば塗っていい場合、パウダールームで試して問題がなかったとしても、ほんとにその化粧品が合っているのかどうか(好みの問題ではなくて、かぶれたり、赤くなったり、かゆくなったり、ひりひりしたり、という意味での「合っている・合っていない」です)は、最低2週間つけてみないとわかりませんよ、と言っています。

なにか起こるとしたら、2週間以内に起こる確率がとても高いので。

2週間超えても、合わなくなることはもちろんありますが、確率的にかなり下がります。

どちらにしろ、2週間も試せるだけのテスターやサンプルは上げられません。なので、使ってみたいなら、テスターで試した後は、現品を買っていただくしかありませんが。。

(当院取り扱いの一部のメーカーは、お試しサイズが販売されているので、1週間~10日ほど行けます。それを2セット使えば、2週間はいけます。)

 

「合う・合わない」というのも、かなり主観が入ってくる問題で、時々患者さんから、「これ合わない」「かぶれたから診てほしい」と言われることがあり、もちろん、医学的に合っていない可能性があるわけですが、で、来られたら、肌は何もなっていなくて、もう良くなった場合もあれば、何も異常はないけど、いつもと違う気がすると言われる場合もあります。

(こういう場合は、処方する薬はありませんし、必要はありません。)

 

何もなかった・良くなったのならいいわけですが、問題は、その原因です。

ほんとに、患者さんが言うように、そいつなのか?(その化粧品なのか?)

ここで間違ったままいってしまうと、真犯人は別にいることになりますから、また起こってきます。

その症状が起こった時の状況・その前後(1~2か月くらいまでさかのぼることもあります)に新しく使いだした化粧品・良くなった経過などを聞いていくと。。。

良くなっている最中にも、患者さんの思う「犯人」の化粧品も使っていたりすることもあるし、全然塗っていないところに出ていたのに、そいつが犯人にされたり、新しく買った化粧品を何個か使いだしたのに、前からいるそいつが「犯人」にされていたり。。

もちろん、やっぱり真犯人はそいつだった!ということもあるでしょうけど、犯人を見つけていく順番がおかしい。。順番につぶしていかないといけませんが、上から順にいかなきゃ。。時間がかかるだけでなく、その間も、患者さんは、真犯人を止めませんから、状況がどんどん悪化します。

新しく使ってる化粧品の中には、クリニック専売品ではなく、市販の、それ使ったらダメでしょ的なものが入っていることもあり、そんなの使っているのに、どうして、この何年も使っている、クリニック用化粧品のコイツが真っ先に疑われるのかなあ?とすっごい不思議です。

そんなに、コイツは(ずっと気に入って使っておられたわけですが)、嫌われていたのかなあ、と思いますが。。

で、もっと詳しく聞いていくと、とっくに止めていたはずのクレンジングを知らない間に再開されていて、そりゃ、バリア壊してんだから、調子悪いでしょ!ということも発覚することがあります。

 

あとは、患者さんの皮膚の触り方ですね。

ご本人は、全く擦っている意識がなくても、洗顔・保湿時に、えげつなくこすり倒したり、刷り込んだりしている人は結構いてて、そりゃ、何してもダメでしょ。

 

うちに来られた時点で、もう赤ら顔がかなりひどくなっている方がいて、急性の炎症は引いたんですが、毛細血管拡張があまりにひどすぎて、ちょっと顔を触るだけで、すぐに顔が赤くなってしまう人がたまにいます。

そうなると、何を塗っても、触らないと塗れませんから、顔は赤くなります。

合っていないから赤いのか、関係なく赤いのかも、わからなくなります。

こういう時の判断はまた難しいのですが、塗ってもいいものを見つけるのに、時間がかかります。

何も塗らないでおきましょうとなることも、ごくごくまれにあります。

 

こういう場合も含めて、ほんとに皮膚に何も塗れない方は、もう体の中から皮膚を変えていくしかないので、栄養に頼らざるを得ません。

ほんとは、スキンケアと栄養と、両方とも中からも外からもケアしたほうがいいんですが、仕方ないです。

時間はかかりますが、体のほうで治してくれるのを、ひたすら、いらんことせずに待ちます。

 

本音は、もう初診時に栄養療法をやって、スキンケアと同時進行してほしいんですが、そしたら、ほんとに相乗効果で、結構早くよくなりますが(ちゃんとやったらですよ)、自分の体(内臓)は栄養が足りていると思っていて、肌を見たら、栄養が全然足りていないのがわかりますが、そういうことを言っても、聞く耳もたれません。。外側ばっかりといいますか、化粧品ばっかりといいますか。。体に勝手に治してもらったら、すっごい楽なのに。

ところどころ、端々に、栄養の話を挟んでいきますが、全く興味なし!という感じで。。あ~あ~、となるわけです。。

間違ったほうに、あるいは、他はおかまいなしで、一極集中的に、極端に行ってしまうのも、栄養が足りないから、脳のバランスがうまく取れず、思考力や判断力が低下しているだと思うようにしているので、ほんとはこういう人ほど、栄養療法は必要なんですけどね。

こればっかりは、押さえつけてさせるわけにいきませんから、仕方ないですね。

 

 

 

昨日、学会の懇親会には出ず、いったんクリニックに戻ったんですが、その帰りに大丸に寄ったら、なんと!ココナッツオイルが復活していました!

嬉しい~!!これからは、大丸で買えます。楽ちんです。

今日の晩御飯は、天ぷらにしました。いただいた大島椿の「金ぷら油」でしましたから、「金ぷら」です。

ゴマ油のような香りはなく、素材そのままの味で邪魔をしない油でした。なんにでも使えますね。

おいしかったです~。ごちそうさまでした。

油をたくさん吸うかき揚げが一番油の良さがわかりますよ、とお聞きしていたので、かき揚げも作りました。

いつもうまくいって、いい感じです。

とても贅沢な天ぷら(金ぷら)になりました。しょっちゅうは無理ですが、たまには、いい油で揚げ物を食べるのはまたしたいですね。

(油は、一度火を通したら、捨てましょうね。酸化した油は、もう使ってはいけません。)

 

さて、今日もバリア機能三昧でした。

慶應義塾、東京女子医大、阪大、順天堂大学浦安病院と昨日に引き続き、素晴らしい内容のご講演ばかりでした。

こういった基礎研究の話って、やはり大学ならではなので、これも皮膚科学会ならではですね。

とてもありがたいことです。

 

昨日も今日も経皮感作の話が当たり前のように出ていました。茶のしずく問題がその際にも触れられるわけですが。

経皮感作させないように細心の注意を払わないといけないと私も思います。

今流行っている、なんちゃてオーガニック化粧品ブーム、ボタニカルブーム?というんでしょうが、植物エキスはもちろんのこと、口に入れるものだから安心と書いてある、わけわからん化粧品会社のHPのなんと多いことか!と嫌になることもしばしばありますが、なんでそんなものを、わざわざ化粧品に混ぜて、皮膚の塗らなきゃいけないのか、ほんとにわけがわかりません。

皮膚にとっての、本当に刺激は何なのか?!という基本的なこともわからない素人が作った化粧品の、何がいいと言うんでしょうね。

 

昔、よもぎのエキス入りの化粧品が流行って、よもぎアレルギーになって、よもぎもちを食べたら、アレルギー症状になった方が大勢いらっしゃったそうです。

茶のしずくのような重篤な命に関わるようなアレルギーではなかったのでしょうけど、化粧品のせいで、貴女の食生活は一生台無しですよ。

何も考えずに、流行に乗ることの恐ろしさをいい加減気づかないと。

 

まだ化粧品のない時代から、ず~っと使われている植物エキスなどの食物になり得るものが、化粧品に入っている場合、歴史があるから大丈夫なのかもしれませんが、被害が小さすぎて、発覚していないだけかもしれません。

自社調べではなく、第3者機関(例えば、食品分析センター)に、アレルギーを引き起こす可能性のある、たんぱく質が入っていないか、解析していて、「たんぱく質は検出されず」と回答が出ている化粧品であれば、いいと思いますが、なんちゃってオーガニック化粧品の場合、ぼろ儲けするために売っているんであって、そんな消費者のことなんて考えていないですよ。

考えているというなら、すぐに食品分析センターに依頼をして、その結果を公表されたら、消費者のことを考えている会社なんだなと私は思います。

 

例えば、その混ぜられている天然のものなどにたんぱく質がなかったとしても、工場で作る過程で混入していない保証は何もないわけで、必ず完成品(売っている商品)で分析依頼をかけないと、本当は、わかりません。

生産ラインが同じだったら、混入している可能性が捨てられないと思います。

 

ていうか、なんでそうまでして、その食べ物を化粧品に混ぜなきゃいかんの?

一体なんの得があるの?

どうせ効くわけないんだから(薬ではありませんからね、「効く」はずないし、「効きます!」と化粧品会社が言い張ることはできませんよ。化粧品は、そんな効能言ったらダメですから)、なんで混ぜますかね~?

(そういうふうにして売ったら、雰囲気とかにだまされて買う女性がいるから、そういう業者があとを絶たばいんですよ。儲かるところには、わんさか寄ってきます。)

 

ケミカルの何がダメなの? 「科学」がそんなに悪いですか? 

 

ただでさえ、日本の女性は、顔を触りすぎで、そこにわけわからん化粧品をしこたま塗って、自分でバリア機能を破壊している人がとても多いです。

口からの栄養も足りていませんから、皮膚は補修されることなく、ボロボロに傷んだままです。

そこに、わけわからん化粧品が、バリア機能の破たんした皮膚に、つっこんでくるわけです。

はい、アレルギーの完成です!

1回やったから、必ずアレルギーになるわけではありませんが、自分でどんどんアレルギーになる可能性を高くしていっているんですよ。

食物アレルギーになったって、誰も責任取ってくれないし、お金もらっても、治せないですよ。

突然体が変わることももちろんありますが、食物アレルギーを起こしていた食べ物を、もう消えたかな。。?と食べる勇気って、自分で人体実験するわけなので、そうそうないんじゃないでしょうか。

結構、怖いと思うんですけど。

 

そうそう、何が言いたいのかわからなくなってきましたが、皮膚のバリアを壊さないようにしましょう。

ちょっとした乾燥でも、小さなキズができていることがありますから、顔に食べ物の成分が入ったものは、確認されていないなら、塗るのを止めましょう。

とにかく、触らない! 必要最低限に!! 

 

 

 

 

今日は、クリニックを早めに閉じて、宝ヶ池の国際会館で開催されている日本皮膚科学会総会に途中から参加してきました。

昨日から開催されていますが、今日の途中から参加です。

皮膚科学会は、美容皮膚科学会を分科されたので、美容医療の話は、企業セミナーなどを除き、ほとんどされません。

レーザーのセッションがあっても、アザとか保険の効くレーザーの話があるくらいで、基本は皮膚科が保険診療で扱う病気や症状がメインで、しかも基礎研究的な話がとても多いです。

 

去年は、抗加齢医学会と完全にぶつかり、私は抗加齢のほうに行ったんですが、皮膚科学会に参加するのは、久しぶり。

おととしは行ったよな。。?

なんか久しぶりだったせいか、すっごいまじめな学会だったな。。とふと思ってしまいました。

いえ、他の学会が不真面目なのではなくて、発表されている内容がほんとに基礎研究の普段は聴きもしない内容のオンパレードになったりするので、別世界に迷い込んだ感じがしました。

皮膚科学会は女性も多いですが、形成外科学会になると、もっと女性が華やかになるし、それが美容医療をしている学会になると、華やかを通り越して、派手?になったりします。テレビに出ている女医さん風のドクターも増えるし、ブランドものもオンパレードで、そういう意味では雰囲気が全然違います。

 

私は、病気の話を聴くのではなく、今回は保湿剤の使い方やその違いによる証拠といいますか、そういう議論のセッションと皮膚のバリア機能を基礎研究の観点から、一体細胞はどうなっているのか?という話を今回は聴くつもりです。

バリア機能を守るというのは、最優先事項なので。

仕組みも含めてです。

 

今日は、午後からの参加ですが、とてもタメになりました。

勉強した内容がいつもと全然違うので、自分の思っているやり方が正しいのかどうかの確認も含めて、かなり賢くなったかも~?

 

保湿剤の基本は、とても勉強になりましたし、資生堂の京大の皮膚のバリア機能の話は、とてもすごかったです。

う~ん、、今日は、クリニック早めに閉じた甲斐がありましたね~。

ご迷惑をおかけいたしました。そのおかげで賢くなれたかも?

ありがとうございます。

 

企業展示まで回れていないので、明日回りますが、これが一番楽しみだったりします。

スキンケア関係の企業展示は、皮膚科学会のが最大になるので、新しい発見があったりします。

 

明日は、朝一のモーニングセミナーから出るつもりなんですが。。。

国際会議場8時30分始まり。。。

。。。早すぎる。。。

いえ、京都でしてもらえるだけ、泊まらなくていいので、とてもありがたい話で。。。

頑張って早起きして、朝一から勉強してきます!!

 

今日は、この辺で。

 

 

先日、開院6周年記念に、大島椿さんから、「椿の金ぷら油」をいただきました。

ありがとうございます!!

以前に担当者の方から、「実は食用も通信販売のみで売っているんです」とお聞きしていて、一度食べてみたいと思っていました。

 

食用の椿油は、油専門店などに行けば、売っているお店があると思います。

とても貴重な油なので、一般に流通はしていないかと。。

(簡単に安い値段で買えたら、ちょっとおかしい。。。なにか理由がない

と。。偽物とか、椿油でも、原油だったりとか。。。

原油はかなり油のにおいがするので、ちょっと食用には、ちょっと。。ちょっと。。。だそうです。)

IMG_20160602_233646 こちらが、「椿の金ぷら油」から、「金ぷら」と呼

ばれたそうです。

ごま油の天ぷらもおいしいですが、香りがちょっと要らない時もあるし、いい時もありますよね。その時の好みというか、食べたいものにもよりますね。

 

ごま油は、私も搾りたてのものを、茶色いのと、無色透明の香りも

ないものと2種類、キッチンに置いていて、料理によって使いわけますが、普段は、全てエキストラバージンのオリーブオイルです。

ごま油は、リノール酸が豊富で、リノール酸は確かに体に必要ですが、現代の食生活はリノール酸過多になっていることが多いので、普段の食用油に、いわゆるオメガ6の油は、あまり使わないようにしています。

(ところで、ローストアマニとか加されたものが売っていますが、あれ、なんでですか?オメガ3は加熱したらダメでしょ。)

 

で、オメガ9がオレイン酸が豊富が油なんですが、これの代表がオイルです。

調理に使うなら、オリーブオイルが一番(特に加熱料理)と思う、というか、オメガ9の油があんまりないんですよね。

 

で、椿油はオレイン酸豊富で、オメガ9なんですよね~。

和食、特に揚げ物をオリーブオイルで揚げるのは、ちょっと風味が変わるし、和食ではないかな、という感じになりますが、こちらの大島椿の「椿の金ぷら油」は、有名料亭などで使われていて、クセもなく、とてもいいそうです。

 

次の休みの日は、このいただいた油で、ぜひ天ぷら、いや金ぷらを揚げてみます!

楽しみ~(^^♪

 

オメガ9の油って、ほんと貴重ですよ。

欠点は、ちょっと、いや、かなり?お高い。。。贅沢品です。特に、天ぷらは。。。

日常にちょっと使うのは、贅沢ではありますが、オリーブオイルが苦手な方には朗報かと思います。

ホームページはこちらです。

http://www.oshimatsubaki.co.jp/special/kinpurayu/

 

注文してから、絞られるようです。油は、時間が味の決め手ですしね。

 

一度お試しください。

 

ココナッツオイルは、また別ものですから、これはこれで必要です。

流行りじゃなくて、ちゃんといるものなんだから、大丸置け~っ!!

(いつも大丸で買っていたのです。今は、在庫処分され、アマニとエゴマに売り場を占拠されてしまいました。。。うう。。。別のお店で買いますwww)

 

大島椿の通信販売事業部の方から、椿の箸置きをいただきました。

IMG_20160602_233459 椿、可愛いらしいですね~♡

ありがとうございます!

 

椿の花も大好きで、新年のご挨拶に来られる時に、希望すれば椿の苗をくださるのですが、庭に植えています。

早く大きくならないかな~。家で、椿油が収穫できるかしらん。。

ちなみに、京都の城南宮は、花の多い神社としても有名ですが、大きな椿の木が種類もたくさんあって、花の季節には、とても綺麗です。

こちらもぜひどうぞ。