プロフィール

  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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今日、東京から帰ってきて、京都駅の新幹線ホームからエスカレーターで降りてくる時に、急いでいて、ビジネストローリー(スーツケースの小さいやつ)がくるっと回った時に回りきらずに、倒れて、それがエスカレーターのベルトの下に入り込んで、それに引っ張られて、思いっきりこけました。

その際、顔面の右側全部を、これまた思いっきり、エスカレーターの側面ぬぶつけ、一瞬の出来事に頭が真っ白に!

目から火花が!とはなりませんでしたが、わけがわからず、あと、あまりの痛さに、「痛~っ!!」と思いっきり声を出して倒れていたようで。。。

どこかのオジサマが、「大丈夫ですか?!」と助けてくださいました。。ありがとうございます。。

こういうトローリーで、車輪が片方だけのやつ、特に危ないですね。まさに、実感。。。

みなさんもお気を付けください。。

 

私は運動神経が致命的に悪いので、昔から、いくつになっても、こういう派手なこけ方を、人のいる公衆の場で思いっきりやることがあります。。

ああ。。まだ、やっちゃうんだ。。とかなりあきれてしまいました。。

毎回、これ、年いってからやると、そのうち、大怪我するんだろうな、、と毎回反省。。

ま、今回無事でよかったですが、しばらく右顔面が、じ~んとしていて、家族から、「腫れてるで」と言われました。

痛みがなくなったから、冷やしていないんですけど。。(めんどくさかったのもあって。)

明日、笑けるほど腫れて、青あざになっていたりして。。初診の患者さん、びっくりですね!

 

以前にも、家の近所で、雨上がりい自転車に乗っていて、公園のそばだったんですが、地面にこけがうっすら生えていたようで、これも曲がろうとして、思いっきり、自転車ごとすっ転びました。

 

これまた、一瞬何が起こったのかわからないまま、自転車から放り出されて、あごから落ちるというか、思いっきりあごを打ちました。

これは、火花が出たような。。

家に帰るだけでしたが、着ていた白いコートは、苔と泥で、ぐちゃぐちゃで、あまりにあごが痛いから、鏡を見ると、パクッと皮膚が割れてましたね~。

 

皮膚というのは、ドンっ!と力を加えると、パクッとキレイ~にさけるというか、割れるというか、まるで切ったかのようなキレイな傷でできます。

 

とりあえず、水で洗って、土壌にさらされた傷だから、消毒はしたかな。

家だったので、とりあえず、テープ固定をして、キズをくっつけておいて、ガーゼで保護しときました。

翌日、クリニックで、医療用のキズ用のテープに変えて、固定しなおして、医療用のキズ用だったから、ガーゼ保護はなしにして、軟膏ちょっと塗って、治しました。

キズは癒合しましたが、横一直線の白い傷跡になって残りましたが、ちょうどあごのとがっているところだったので、影になって、あんまりわかりません。

すっかり忘れているくらいです。

 

 

みなさんが、同じような傷を負ったら、形成外科にすぐに受診してくださいね。

整形でも外科でもないですよ。形成ですよ。

皮膚科でもしてくれるところありますが、消毒されて軟膏塗られて終わりということもあります。

健康な人であれば、それでも治りますが、こういうキズの場合は、やはり傷跡ですね。

場合によったら、縫わないとダメなこともありますが、そこは、キズのある場所や、キズの状態、ドクターの考えなど様々です。

一見、大したことないような、小さなキズでも、縫わなかったら、キズ跡は結構、目立ってくることがあって。。

世の中には、縫ったほうがいい場合も多々あります。

(患者さんは、「縫う」って聞くと、嫌がられたり、「縫う」以外を希望されたりするようですが。。

患者さんのために、少しでもキレイな傷跡にしてあげようと、「縫いましょう」と言っておられることって、多いと思います。

縫わなかったら、どんなキズ跡になるか、って患者さんは知りませんものね。

そこまでの説明している時間が一般外来だとないことも多いかも。)

 

縫ったほうがいいキズでも、皮膚科で縫えない先生だったら、縫わないでしょうし、逆に外科系で縫いたい先生だったら、ワシワシ、線みたいに塗ったりされるかもしれませんし。。。それは、もうわかりません。

同じわからないなら、最初から、形成外科に行くのが、とりあえず一番いい選択だと思います。

 

私の経験から言いますと、外科や整形の先生でも、顔は自分らが縫ったらいけないと思っている先生は、テープ固定だけして、形成外科を紹介してくれたりしますが、少数派?かもしれません。。

紹介せず、縫っちゃう先生は、悪気があるわけでなく、早く手当してあげよう!という医者としての使命だと思いますが。。。

 

形成外科医と形成外科医でない外科医とで、縫い方だけでなく、皮膚の扱い方が根本的に違うんです。

キレイな傷だけでなく、汚いキズ(キレイに割れていないという意味です)でも、骨や関節や内臓に関係していないなら、皮膚~脂肪くらいまでの深さの問題であれば、キズは形成外科へ!

線路みたいに縫われたら、キズ跡修整が大変どころか、無理な場合も。。

 

大怪我しても、意識がある時の話ですよ。

意識ないくらいの大怪我は、まずは救命ですから、キズ跡がどうこう、縫い方がどうこう、言っている時間はありません。一刻一秒を争うこともあるので。

そういう場合は、落ち着いてから、形成外科を受診して、相談されてください。

保険で、修整手術ができることもあるし、ダメな時もありますが、間違っても、いきなり、美容外科だけの、保険もやっていない、格安チェーン店とか、行ったらダメですよ。

ちゃんと形成外科医がいて、場合によったら、保険もしてくれるところに行ってくださいね。

 

 

 

もう~、ガッテン!の糖質制限のことを書こうと思っていたのに!

悪質サイトを見つけてしまいました。。

 

「あいこ皮フ科クリニック」の名前を無断で、これまた化粧品の販売しているサイトに引用し、あたかも私が勧めているかのような販売の仕方っ!!

最悪ですね~!

げ~っ!!

 

私が勧めていない化粧品を(すすめていないので、取り扱っておりません)、うちで販売していると表題をうって、販売サイトにリンクさせるという悪質サイト。

これは、もう詐欺ですね~。

 

さらに、さらに最悪なのが、私が、アトピー性皮膚炎の方の化粧品について書いたブログ

https://www.aiko-hifuka-clinic.net/2015/09/%E3%82%A2%E3%83%88%E3%83%94%E3%83%BC%E3%81%AE%E6%96%B9%E3%81%AE%E5%8C%96%E7%B2%A7%E5%93%81%E4%BD%BF%E7%94%A8.html

を引用しているくせに、おかしな化粧品を売っているステマサイトなんですよ~!!

アトピーの人、化粧品使うなっ!って書いてんのに、なにが「アトピーの方もメイクを楽しみましょう」だっつーのっ!!

最初、ビューティフルスキンのことが書いてあるのかと思ったら、なんじゃこりゃ?!

わけわからん化粧品のオンパレードで、ステマだろっ!!

なんで、そんなもん、塗っていいねん。。

どこのアトピーの患者さんで試してん? ああ~ん?!

(あらやだ、お下品だわ。)

 

かぶれたら、どうやって責任取ってくれるんでしょうね~。 責任取ってもらったらいいですよ。皮膚炎悪化したら。

訴えたららどうですか? こんな悪質サイトは。

 

乾燥肌とアトピーは、全然違いますよ。

 

まともな化粧品は、「お肌に異常があったら塗らないでください」「専門家にご相談ください」などなどパッケージに表示があります。

そんな表示すらないような一般販売されている化粧品は、絶対に使ったらダメです。使った人のこと、全然考えていない!売れれば、儲かればいいと思っている!!

 

こんな悪質サイトは、アトピー性皮膚炎の悪化を助長させるし、こりゃ、消費者庁・厚生労働省に通達だな。

決定~!!

 

今だに、アトピーの人を食い物にして、悪質な化粧品を買わせようとするサイトがあることに憤慨です。

人の弱みに付け込んで。。くう~!!

 

アトピーの患者さんだって、そりゃ、普通の化粧品使いたいだろうし(塗り心地の問題やクリニックに行かないといけない手間などもあるでしょうし)、そりゃメイクもしたいと思います。

でも、やっていい時とダメな時があって、ダメな時でも、どうしてもやりたいんだったら(ダメ!って言っても、家で勝手にやるでしょうし。。)、炎症の具合を診てもらいながら、ほんとにアトピーの人が使えっても、大丈夫かな?試してみますか?ダメかもしれないこともあるけど、と皮膚科医と相談しながら、使ってください!!

間違った化粧品で、余計に悪化させたら、ほんとに病院の薬すら塗れなくなるし、下手したら、ただれてきたり、汁が出るような状況になったり、ほんとにほんとに大変なんです。

こじらせずに、上手~に、アトピーと付き合っていかないといけないのに!!

自分らの儲けしか考えていない!!

許せーんっ!!

 

あえて、その悪質サイトの名前は書きません。クリックされて、そのサイトが人目に触れることは本望ではないので。

 

私のブログを、いらんことをしない運動で、取り上げてくださって、拡散してくださるのは大歓迎ですが、そういう場合はいくらでも引用してください。

でも、ほんと、わけわからんサイトで、勝手に引用して、これまたそこで化粧品を売っている。最悪です。

しかも、全然知らない化粧品だったり、こういう化粧品ダメですよ、と言っている化粧品だったり、許せーんっ!!

よくもまあ、そういう逆のことが平気でできるな、と感心しますね。

 

こういうサイトは、ほんと、相手にしないでくださいね。時間の無駄です。

(私の時間も無駄になった。。。うう。。 ま、注意喚起にはなったので、いいとしましょう。)