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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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昨日、クリニックが終わってから東京に移動して、東京駅前の、ホテル龍名館に泊まりました。

https://www.ryumeikan-tokyo.jp/

こちら泊まるのは、2回目です。1回目はかなり前ですが。

ビジネスホテルですが、こちらは、へんなシティホテル顔負けのいいホテルです。

前に泊まった時もよくできたホテルだなと思いましたが、今回改めて、再確認しました。

 

八重洲北口から3分と書いてあって、確かにそうですが、そういう意味では端のほうで、もうちょっと行くと、もう日本橋の地下鉄の駅があります。だから、安めなのかなと思いますが、ほんとに近いです。

 

まず、こちらのホテル、全体のホスピタリティがいいです。なんか居心地がいいです。

部屋はビジネスホテルと言っても、結構至れり尽くせりで、ほんと、下手なシティホテルは勝てないくらい、使い勝手もいいし、機能的で、必要なものは全部揃っているかなと。お水も2本無料でついてたし。

しかも!ベッドのマットレスがエアウェーブなんです!(全部屋ではないですが)

最初に泊まったきっかけは、エアウェーブを試してみたくて、HPで、使っているホテルを探して、それで知りました。

前の時も、エアウェーブの部屋ができればいいのですが、とお願いしたところ、ちょうどその部屋で、今回もまたお願いしたら、またまたそのお部屋でした。ラッキ~♡

ちゃんとパソコンが使いやすくしてあって(ビジネスホテルだから当たり前かもしれませんが、シティホテルだと、パソコンとか作業する場所もないところも時々あります。)、ほんと過ごしやすいです。ホテルで、これって、とても大事。

デザイナー系とか、私からしたら、最悪です。むっちゃ、過ごしにくい。。。まず、機能をなんとかしろ!と思います。

 

朝ごはんは、和食中心なので(和のお惣菜が多い)、私は、基本糖質制限ですから、洋風のおかずが充実しているほうがいいんですが、ほんとに下手なシティホテルだけ、洋風と言ってもスクランブルエッグ(これがゲロまずのところが、ごくたま~にあります。油が悪かったり、この卵、本物。。?業務用卵液という混ぜ物がたくさん入ったものがありますから。。)と、ハムとソーセージとベーコンくらいしかなかったりして、あんまり加工食品って摂らなくなったので(食べたい時は食べますが)、食べるものがほとんどない時もあります。

和食だったら、納豆や豆腐関係、焼き魚があるから、ま、いいかと思っていて、今朝行きましたら、すっかり忘れてましたが、こちらは、野菜のしゃぶしゃぶがあって、しかも野菜もキノコもちゃんとしています。新鮮です。きっと国産。(多分)

サラダも種類がたくさんあって、お刺身もあるんですよ。今朝はマグロでした。焼き魚はもちろん、魚料理もいくつか種類があって、ハムがあったか忘れましたが、ちょっとぶ厚めのベーコンが炙ってあって、「炙りベーコン」。おいしそう~。→いただきました。

お惣菜もたくさんあって、和食は味付けが砂糖やみりんが入っていますが、食べる順番とか気を付けて、結構いただきました。

(ごはんは食べてません。でも、ごはんのおともがたくさん用意してあって、とてもおいしそうでした。私は耐糖能異常がひどいので、糖質を食べると、場合により、とても眠くなりますから、仕事の日はなるべく食べないようにしています。)

もちろん、パンもありますよ。焼きたてか温めたクロワッサンを、かごに入れて、一人一人いかがですか?と声をかけていらっしゃういました。

 

ドリンクコーナーも結構充実していて、一番驚いたのが、硬水のミネラルウォーターが2種類(硬度が違う)用意してあって、ビックリ!結構高いホテルでも、朝からあんまり見たことないです。。すごい。。

 

果物も種類は少なくても、ちゃんとした旬の果物で、なんかやっすいてきと~な感じはなく、しかも、キウイやグレープフルーツにしたら、すごく大きい柑橘が置いてあって、カットするのでお声をおかけください、と表示があって、空いていたので、キウイを1個丸々カットしていただきました!

そうそう、こんなホテル(っていうか、ホテルの朝ごはん)、ないですね~。人件費かかりますからね~。

 

スタッフの方の目が行き届いていて、とても居心地がよかったです。

 

もっと過ごしたくて、食後のお茶(普段、カフェインもあまり摂らないようにしています。飲みたい時は飲みます)までゆっくり飲みたかったんですが、残念ながら時間がなくて、キウイでラスト。(スイカも食べたかった。。。あんまり果物たくさん食べると、血糖値上がりますよ。まあ、朝なら、活動前なら、いいのかもしれません。)

 

朝食行く時に気付きましたが、こちらほホテルのロビー、ソファと多分ドリンクサービスがあって、おそらく誰でも利用できると思います。ここでもゆっくり過ごしたかったですが、こちらも時間がありませんでした。

 

また、ぜひ、ゆっくり来たいホテルです。

人気のホテルですから、週末のご予約はお早目に。欧米人のお客さんが結構多かったです。

 

IMG_20160720_174753 帰りの新幹線の中で、いただきました。食べた後ですが。。。

ホームの11号車の前くらいに、「プレミアム キオスク」があって(東京だけ?)、ここで、ペリエと、クリームチーズを生ハムで巻いたおつまみ、いかのおつまみとを買って食べるのが、マイブーム。

グランスタに行く時間がない時や、そこまでおなかは空いていないけど、なんかたんぱく質を食べたい時と、途中でちょっと食べたくなるかもしれないので、買いますが、乗ってすぐに食べちゃうんですけど。。

 

チーズは大好きですが、一時、ほぼ毎日食べていたくらい、ちょっと中毒?なくらい、止めれませんでしたが、カゼイン中毒ですね。危ないなと思って、チーズを止めて、食べたい時は食べますが、かなり減らしました。

普段乳製品は、バターくらいです。

カゼインフリーになるようにはしています。ほんと、ごくたまに。

 

こういう生ハムもこのイカも、もちろん添加物は入っていますが(このイカは、こういう商品にしたら、かなり添加物少ないほうです)、どこで何買っても、結構添加物入っていますから、それだったら、糖質少なくて、たんぱく質摂れたほうが全然いい、という考え方です。

素焼きのミックスナッツは、いつもカバンに入れているし、場合のよったら、プロテインビスケットや携帯用のプロテインも持っているし、来ココナッツオイルの携帯用も持っていますから、遭難しても大丈夫?!

(この、ココナッツオイルの携帯用が、最近売っているところが少なくて、困っています。。。家の在庫がなくなったら、困るな~。探す旅に出ないといけません。。

できれば、ネットで買いたくないんですよね。便利ですけどね。。

ココナッツオイルみたいに、一世風靡して、さ=っと流行が廃れて、姿を消した食品の場合、メーカーによったら、処分したい在庫だったりするので、保管状態を悪くしていたりすることもあるので、できるだけ、相手の見える場所で買いたいんですよね。。無駄な抵抗かもしれませんが。。。

京都大丸、また置いてくれないかな。。(瓶は置いてくれるようになったんですが。。)

 

 

 

ところで、Facebookの「シェア」というやり方がわかりません。。。

もう1回、本読まなきゃね。

大勢の方に、たくさんのいいことを知っていただくために。

いい情報というのは、多いほうがいいのでは?と思っています。

だって、選択肢が広がるから。

選択肢がたくさんあると、違う道に行ったとしても、それはそれでいい道です。どれもいい選択なんですよ。

どの道に行っても、きっと楽しい!

 

さて、前回の補足ですが、菌=病原菌ではないってこと。

病原菌は、健康被害をいろいろ起こすので、やはり治療の対象になります。

でも、悪さをせずに、じ~っとしていたら。。。それでも退治するのかな?

それは、その病原菌の性質や状況によっても、全然違うと思います。

それくらい、抗生物質や殺菌消毒剤というのは、本来乱用するものではありません。

菌だけ殺しませんからね。

 

いい菌の代表は、ビフィズス菌や乳酸菌でしょうか。

そういわれると、なるほど!って思います?

 

赤ちゃんや子供って、いろんなものをなめたり、口にするでしょ。

そうやって、その辺のどこにでもいる常在菌を取り込んで、免疫力をつけているんですよ。

こういうことをしていないと、ほんとに、簡単な免疫力もついていなくて、その子は将来(というか、今現状でも)、大変でしょう。。

 

あと、免疫力を強化させるのに、そういう普段からの訓練も大事ですが、もちろん、免疫細胞に栄養が行ってないと、戦えません。

電池切れというか、バテバテか、すぐに負けちゃう~。ろくな武器も用意できないし、間違って、味方(自分の体)を攻撃しちゃうかもよ。逆切れされたりして。。。

 

免疫力は、バランスが大事だそうで。

 

味方(自分)は攻撃しない!

敵(外界からの侵入者で、健康被害を起こすもの)は攻撃する!

常在菌には、悪さをしないように、悪い仲間に染まらないように、適度に脅して、見張っておく!それだけの体力が免疫細胞にも必要です。

 

よくわからない~、という方は、「はたらく細胞」というマンガがおススメです。

細胞が、人間の形をしていて、体の中で働いてくれているマンガです。

すっごくおもしろいです。

患者さん数人の方から聞かれましたので、今回は、ココナッツオイルの自主回収があったことについて。

 

ココナッツオイルを患者さんに勧めていたところ、カビが出たんでしょ?心配です、と何人かから聞かれました。

 

ああ!それで止めておられたんですか!!

 

はっきり言って、あまり心配いりません。

(患者さんには、以下のことを説明して、安心されていました。また、始めると言っておられました。)

 

見つかったのは、コウジカビと言って、常在菌(どこにでもいる菌で、みなさんが知らないだけで、普通に口の中に入ってますよ。普段は、仲良く一緒に暮らしているカビです)で、健康被害を起こさないものです。

このカビの一部は、麹として、お酒やお味噌に使われているものです。

 

みなさんが見られたニュース(私は見れなかったんですが)、カビが製品の中にいて、メーカーが自主回収をしている、というニュースだったんでしょうか。

 

私が勧めていたメーカーも、カビが発生して商品を自主回収したメーカーのが、全部スリランカ産だったんでしたっけ?

タイやフィリピン産のは、今のところ報告がないようですね。

 

私は、このことを初めて知った時に、また余計に殺菌消毒剤が使われる~っ!!とそのことのほうが恐怖でした。

たかがコウジカビです。心配しなくていいです。

(コウジカビでも種類がいろいろあるでしょうし、それ以外のカビもあるのかもしれませんが、健康被害を起こすものである報告は今のところなく、実際の健康被害も、おそらくどのメーカーからも出ていません。

だって、常在菌だから。)

 

でも、殺菌消毒剤になってくると、それを、例えば入れる瓶などにふりかけて、どれだけすすいでくれるんですかね。。?  瓶に殺菌消毒剤、残っているんじゃないですか?ほんとに残っていませんか?こうやって、日本人が騒ぐから、もっときついのを使って、きついから余計に残存するってことないですか?

 

もし、殺菌消毒剤が残っていたら、それを口から食べたり飲んだりすると、口の中のいい菌も、腸内細菌のいい菌も皆殺しです。。悪い菌だけ死にません。。皆殺しです。

皆殺しになった時、復活してくるのは、悪い菌のほうが早かったりして、ろくでもないのです。

菌の世界は、みんな仲良く暮らしているわけですから、人間の都合で(しかも理由が、体に悪いとかそんな医学的な問題ではなくて、気持ち悪いからとか、菌なんていないほうがいいんでしょ!なんでも除菌が必要!とかわけわからん、そういう理由で)、なんでもかんでも除菌したらいいってもんでもないですよ。

 

 

私も遅ればせながら、カビ混入の話を聞いた時、家にあるココナッツオイルの瓶のそこをみました。

結構、うちの家では、ココナッツオイルの回転が速いのですが、近所で買った、エキストラバージン・低温圧縮・オーガニックの、セシルのものでした。

底を見たら、小さい、白いマリモのようなものが確かに、3~5個ほどありました。米粒くらい?

ああ、これか、と思いましたが、そのまま、使い切りました。そこをわざわざすくって舐めたりはしませんでしたが。

ココナッツオイルの保存状態によっても、菌の増殖のスピードは違うと思います。

高温のところに置いておいたら、増殖しやすいでしょうし、当たり前ですが、口にいれた(唾液のついた)スプーンや指を突っ込んだら、口の中や指にいる菌が移りますから、コウジカビ以外のカビが居ついて、増えますよ。(これは、する人に問題が。。)

 

こういう自主回収もあって、ココナツオイルは手に入りにくくなっているんでしょうか。

それだったら、非常~に残念です。。。そんなカビよりも、手に入りにくくなったことのほうが、よほど問題。。

 

患者さんにも勧めていたのは、セシルじゃなくてもいいんですが、同じ買うなら、エキストラバージンで、オーガニックで、低温圧縮のもの、で、日清オイリオの中鎖脂肪酸でもいいんですが(こちらはおそらく無味無臭。ココナッツオイルの香りがダメ、という方もいらっしゃるので)、口から食べるなら、食べられるなら、なるべく天然に近い形をお勧めしていました。

 

オイルを採取して、ほんとに絞っただけで、加熱殺菌していませんから、まあ、いろんな菌が付いたままというのはあるでしょう。

でも、問題にするような菌じゃないし。

瓶の殺菌消毒が足りなかった可能性もあるんでしょうけど、今回スリランカ産だけがカビが見つかったのであれば、スリランカでは、必要最低限の殺菌消毒をされているのかなと思いましたけど。(環境にも優しいのでは。。?)

おそらく、現地ではそれが今まで問題になったこともないのかと思います。

海外旅行行ったら、結構どこの国も、日本みたいな、そんな衛生的なところないでしょう?

今回、日本人が騒いだから、今後、スリランカで、日本に輸出するものは、殺菌消毒が強化されてしまったことでしょう。。

(タイやフィリピンは、もうすでに強化していたのかもしれませんね。

昔、東南アジアのどっかの国から、お米を輸入して、コンテナの中に、お米と一緒に虫が入っていて、大問題になったことがあり、このせいで、現地で、日本用のには、農薬が強化されたことは言うまでもないです。。)

 

女性のみなさんが好きな、「オーガニック」というのは、農薬さえ使っていなければ、殺菌消毒剤をどんなに使っていてもいいんですかね。。それで環境を壊したり、自分の体の中の菌のバランスを壊すことになるかもしれなくても、いいんですかね。。

天然に近ければ近いほど、いろんなものが入っています。同じ生き物ですから。

 

そもそも、日本人、菌にうるさすぎ。 一体、どんな問題の菌がいるのかっつーの。

そんなに、スポンジやまな板やテーブルとか、除菌しなきゃいけませんか? アルコールばんばん使って、そのアルコールまみれのだい布巾を持っている貴女の手指がボロボロになりますけど。。

アルコールだけならまだしも、それ以外の除菌成分が入った、質の悪い合成界面活性剤まみれの台所洗剤。。

手袋しなかったら、手指、バシバシで、接触性皮膚炎をアッという間に起こすというのに、一体、何から守ろうとしているんですかね。

常在菌の一体何が悪いんですか。滅菌ルームで暮らしていくつもりですか?

常在菌と共存もできないって、一体どんな免疫力やねん。そんな人間は、すぐに感染症にかかって、ほんとに死にますよ。

CMに踊らされたらいけませんよ。

 

ちなみに、そんな合成界面活性剤の洗剤は、泡が切れても、お皿やコップには洗剤成分が残留していますよ。その次の使った時に、その洗剤成分ごと、食べているのと同じです。

そういう洗剤は、環境に優しい石鹸成分(微生物が分解してくれます)と違って、無茶苦茶すすがないと、ほんとはいけません。

なので、私は、家でもクリニックでも、台所洗剤は、環境に優しい洗剤を使うようにしています。

石鹸に関しては、やっぱり、環境にいいものが、手指にも優しいと思います。

 

今、主婦の方々は、自分が子供の時に、そんな除菌なんて、貴女のお母さんはしていないでしょ?

それで、何か健康被害が出ましたか? 何か困りましたか?

外から帰ったら、手を洗う、うがいする、食べる前には手を洗う、調理をする前(場合により調理中でも)に手を洗う、その石鹸が除菌(殺菌)成分の入ったものである必要は全くありません。むしろ、そんなものは使うな!と手荒れ、アトピー、接触性皮膚炎の患者さんには、こんこんと言い続けます。だって、余計にひどくなるから。

 

医療関係者や介護でなど排泄物を触らないといけない方の場合は、また話が全然違います。言っときますけど、医療関係者だって、自分の手に、殺菌消毒剤なんて、使いたくないんです、だって、手指、ボロボロになるから。

でも、使わないといけないから、仕方なく、仕事中は使います。

 

ちなみに、誰の皮膚にでも、年齢問わず、皮膚の上には、菌がたくさんいます。いい菌もいれば、ちょっと悪い菌もいます。

普段は仲良く暮らしています。それなりに秩序が保たれて、平和なのです。

それを、人間がいらんことをして、その秩序を壊すと、皮膚は大変なことになり、一気にバランスを崩して、そうなると、平和はなくなり、悪玉菌がうじゃうじゃと悪い世界に変わってしまうのです。

これは、口の中も、腸の中も同じです。

 

世界一、衛生的な日本。

キレイでいいと思いますが、どこにでも菌はいるし、ていう自分の体も菌だらけで、そんな菌すらもダメ!徹底除菌!なんてしていたら、ほんとにいざっていう時に、体の免疫は、普段のどうでもいい菌にすら慣れていなくて戦ったこともないのに、ほんとに悪い菌が入ってきたら、太刀打ちできませんよ。いいんですかね。。

(だから、海外ですぐにおなかを壊しやすい。ま、常在菌の種類が違うってのもありますが)

 

外から帰ったら、手を洗う、うがいする、食べる前には手を洗う、調理をする前(場合により調理中でも)に手を洗う。

一般家庭であれば、それで十分です。

 

あ、ココナッツオイルですが、どうしても気になると言う方は、別に摂らなくていいです。気にしてまで、我慢してまで摂る必要はありません。貴女の人生ですから、どうぞお好きに。無菌の人生、どこまでいけるか、頑張ってみて。

 

 

今日も1日、セミナーで、おしり痛くなっちゃいました。。

東京大学の伊藤国際学術センターというところで開催され、私は東京大学に行くのはこれが初めて!

あ! 赤門の写真を撮るのを忘れた!

ところで、この学術センター、すっごい新しいし、むっちゃキレイですね~。東大はお金持ちですね。やっぱり東大だから?

 

今日のセミナーは、2会場に分かれて、違う内容が講演されていて、どっちも聴きたい場合、学会の時もそうですが、いつも困ります~。

フェイスブックでもコメントをいただきましたが、「幸せホルモンとエイジング」、私も聴きたかったです~。

でも、この時間、ちょうど宮田先生のヒアルロン酸注入セミナーでして。。宮田先生のほうを聴きに行きました。

 

終わってから、すぐにホルモンのほうに戻りましたが、大半はもちろん終わっていて、最後のところがちょっとだけ聴けました。

 

ちゃんと聴いていないのでわかりませんが、ハグをしたり、見つめあったりすると、オキシトシンというホルモンが出るようですね。これが出ていると、幸せを感じるようです。(多分。。全部効いていないので、わかりません。。)

なかなか日本人には難しい課題ですね。。

 

ちなみに、ホルモンは、基本、自分の体の中で、自分で作らせるように、栄養をちゃんと摂らないと意味ないですよ。

医師の判断で、医療用のホルモン剤を投与される場合は、医師が管理しているのでかまいませんが、ネットで勝手に買ってもダメですよ。

薬局で買える、一部のホルモン剤(ちゃんとした医薬品)は、医薬品ですから、ホルモン剤が入っていますが、ネットで買うあやしいものは、入っていたら、勝手に売るのは、薬事法違反になると思いますから、入っているわけありません。そんなものを買って、飲んで、おなか壊すくらいだったらいいですが。。。それだけで済まないかも。。。

市販のあやしいもの(特にネット!)に、手を出したら、ダメですよ。

 

今日も、また東京に移動してきています。

 

本日京都は、祇園祭の宵山、夜では最大のイベントです。

しかも土曜日!おそらく今年始まって以来の、最高の人数になっているはず。。

むっちゃ、人多かったです。。。。やっぱり、夜店、楽しいそうだな~。人は多いですが、冷やかしながら、ぶらぶらするのっていいですよね。

と、羨みながら、私は反対方向に。

 

明日は、「見た目のアンチエイジング研究会」です。

明日も盛りだくさんの内容です。それぞれの学会や分科会で、同じような内容でもちょっとずつ違うんですね~。

演者の先生や企業が変われば、内容がガラッと変わる時もあり、どの学会もセミナーもとても勉強になります。

 

ただ、さすがに、この7月の週末は全て東京で過ごしているので、ちょっと疲れてきました。。

あと、もう1回東京出張があるんですよね~。

頑張れ!私!!

 

今日は早く寝まーす。zzz

さて、やっと「ガッテン!」の話題に。

7月6日放送の「ガッテン!」http://www9.nhk.or.jp/gatten/articles/20160706/index.html

「糖質制限ダイエットの落とし穴」なんて、テーマになっていたので、羽鳥慎一モーニングショーみたいになったら、二度とガッテン!は観ないと心に誓って、観ましたね~。

(ちょっと前に放送された、羽鳥慎一モーニングショーの「糖質制限」のやつ、ひどかったですね。。江部先生のブログで知ったんですが、動画で観ることができまして、もう途中でイヤになって(時間の無駄だから)、最後まで観ませんでした。あれだけ時間を取るってことは、誰かの差し金でしょうか。。鳩山邦夫議員の死因まで、「糖質制限」にされていて、なんじゃそりゃ?!

ちなみに、死亡診断書の死因の欄に、「糖質制限」なんて書いたら、果たして受理されるんでしょうか。。医者失格ですよ。

そもそも、鳩山議員の死因のNHKの発表は、確か「十二指腸潰瘍」でした。「糖質制限」なんて、一言もいっていませんし、まして、仮にご家族が死因を公で発表されても、それがほんとかどうかなんて、わかりません。だって、そんな個人情報、いくら公人でも言う義務ありませんから。公式発表の死因なんて、なんでもいいんです。なにか言わないと、マスコミが聞いてくるから、何かおっしゃるだけで、ほんとのことはご家族やすごく近い関係者にしかわかりません。

ああまで決めつけて放送するってことは、朝日放送は、マジで、死因が「糖質制限」だと思っているってことでしょうか?

そもそも、カロリー制限をして、亡くなっている方は大勢いるののに、その死因は、カロリー制限のせいとは思わないところがおかしい。もし、平等に考えるなら、「糖質制限」が悪いと言われるなら、「カロリー制限」も悪い、と並ばないといけないと思います。

「糖質制限」している方も、いつかそりゃ人間ですから、亡くなります。亡くなる理由は、さまざまです。だって、人間ですから。

その死因が、全部、「糖質制限」かっつーのっ!!)

 

 

ちなみに、今年の抗加齢医学会総会でも、ケトン体をテーマにした講演がたくさんあり、食事も含めて聴きたかったんですが、さすがにそこまでクリニックも休めないので、残念ながら聴けませんでした。

 

東大病院では、入院食(全部かどうかまではすみません、忘れました)、低糖質食(全カロリーの40%が糖質)に切り替えたそうで。

(今、厚労省の推奨は、糖質量は、全カロリーの55%だったと思います。先進国で、こんな糖質の占める割合の高い国は、まずないでしょう。欧米で、約3割くらいだったと思います。糖質よりも動物性たんぱく質のほうが、食べるのにお金がかかりますから、先進国では、動物性たんぱく質の割合が自然と高くなるのです。糖質でおなかいっぱいにするほうが、安くて済むわけです。)

 

先月だったか、日医ニュース(日本医師会からの学会誌と一緒に送ってくるお便りみたいな)だったか、最近のトピックだったか忘れましたが、東大病院のドクターが、低糖質を勧めていらっしゃるコメントでした。

まさか、日本医師会のお便りの中に、そんな話題が堂々と載るとは!超~びっくり! やるな!医師会!でないと、世界から、日本だけ置いて行かれますからね~。

(糖尿病学会は、どうなっているんでしょうね。。。少しずつ、変わってはきたようですが。。)

 

ガッテン!がスタジオに呼ばれた先生も北里大学の山田先生で糖質制限で有名なドクターでいらっしゃいます。

こういう先生をちゃんと呼んでくるところが素晴らしい!

ただ、私は聞き逃したんですが、この放送の中で、ケトン体が血管を傷めるとか言われたそうですね。(これも、江部先生のブログで知りました) 確かに、なんで?と思いましたが。)

 

マスコミやネットで、糖質制限の間違った知識ばかりが横行して、栄養はないくせに、糖質だけカットして、そのくせ、他はそのままですから、栄養はないわ、カロリーは足りないわ、となると、そりゃ、脳も体も止まるでしょ。調子悪くなるでしょ。やり方が間違っとるやわ~!!

今回は、ちゃんと初めて、「糖質は減らす。たんぱく質・脂肪は増やす。」とちゃんと放送してくれたので、本当に良かったです。

NHKで放送すると、認知度一気に上がりますからね~。

いきなり糖質かなり減らすなんて、無理ですから、でも、食事の内容を見直すだけでも全然違うので、みなさんに、ぜひともやっていただきたいです!!

 

ただし、お肉は赤みで!天然の脂は摂ってもいいですが、質の悪い脂で、カロリーを上げてはいけません。良質のたんぱく質と良質の油、というのが絶対条件です。

肉系・魚介類は1:1か、もしくは、魚多めが無難かな。肉多めはダメですよ、どんなに多くても、1:1までにしておいてくださいね。

血液サラサラにするEPAは、肉には入っていませんからね~。

 

たんぱく質も、必ず動物性のものを混ぜないと、全然うまくいきません。大豆やマメは、それはそれで大事ですが、植物性だけでは、ダメです。

糖質を摂るなら、私は、白米がおススメです。そこに、あわ・キビ・ひえなど、昔から日本人が食べてきたものを混ぜると、さらにおススメです。

どうしても小麦が食べたかったら、国産小麦にしてください!!国産ね、国産!!

(私も、家で、てんぷらやフライにする時は、国産小麦を使っています。)

 

 

食べ物は、日本のものが、やっぱり一番安全だと思う今日この頃です。

 

Facebookにも書きましたがhttps://www.facebook.com/aikohifukaclinic/

私が形成外科を勉強していた時の、ひとつ上の先輩の桑原理充先生(私と同い年です。私は2浪して医学部に入っているので)が、このたび、母校の形成外科の病院教授に就任されました。

病院教授なので、扱いは、準教授と同じだそうで、教授の役職手当が出るわけではないそうです。。。

奈良県、ケチですね。予算がつかないのか、ないのか、出ないのか。。。

桑原先生が、どれだけ、奈良県民(特に、南側。北側は、大学関連以外もあるので)の形成外科に貢献されているのか、ご存知ない?

今、桑原先生、倒れると、ヤバいですよ。手術の件数も無茶苦茶増えているそうで。。形成外科が独立してできた当初の5倍とか。。もうちょっと手厚くしてあげてほしいものです。。奈良県の形成外科の発展のために。

美容をやらなくても、悪性腫瘍は今後も増えていきますから、再建外科である形成外科医はとても必要なのです。同じ再建するなら、少しでもキレイな傷跡になるよう、配慮もしたいでしょうし。

 

奈良医大は、美容をしているわけではなく、純粋な形成外科で、主に、悪性腫瘍などを切除した後の再建手術メインでしょうか。

大きな規模の大学病院の形成外科と違って、人数が少ない分、でも、手術は無茶苦茶多いから、若くても手術の勉強、いっぱいさせてもらえると思いますよ!若者よ、来たれ!奈良医大形成外科に!!

 

私は、医者になって、最初の3年くらい形成外科を勉強して、そのあと皮膚科に転科したんですが、この3年間は、大体桑原先生と一緒で、どちらかが、麻酔科研修(半年)に行っている間は仕事一緒にしていなかったり、桑原先生は、途中で、他の施設に研修に出たりとされていたので(病院が代わると、扱っている症例が全然違うことがあります)、まる3年一緒ではないか。。

でも、どんな仕事一緒にしたっけ?となると、なんか面白かったし、楽しかったな~という記憶ばかりです。

 

桑原先生は、少し口下手ですが、裏表のない、患者さんのことを一番に考える、とても信頼のできるドクターです。なので、頼まれると、自分のしんどさも顧みず、悪性腫瘍の手術は待ってくれませんしね、ついつい無理されるので、体のことが心配です。

まあ、そうやって地道に頑張って来られたから、形成外科医センターがまずできて、形成外科の病院教授に就任できたわけなんでしょうけど。

くれぐれもお体気を付けて、頑張ってくださいね! ご無理なさらず、と言ってもするんだろうな~と。。

 

水曜の夜に、橿原神宮そばで、祝賀会が開催されたので、行ってまいりました。

 

白井名誉教授が来ていらして、白井先生は、もう80歳を過ぎておられますが、ほんとに全然お変わりなく、とてもお元気そう。

腰も曲がっていないし、お肌の色つやもよく、とても実年齢には見えません。見た目は、私が大学で皮膚科を教わっていた頃と、あまりお変わりになっていないような。。。(10年以上前の話です)

 

私の中で、皮膚科医と形成外科医の違いというのは、手術するしないもありますが、

(皮膚外科医という皮膚科のドクターもいらっしゃるので、手術自体は違いにはならないかなと)

やはり、病理組織が(ある程度)読めるかどうか、でしょうか。

 

病理組織というのは、その部分を薄く切って、その断面を顕微鏡でアップして診るんです。細胞レベルで、その病巣部で一体何が起こっているのか、というのを診るわけです。

 

形成外科の時も、病理組織を診る(というか、皮膚科の先生に、こういう病理だったから、こういう診断なんですよと聞かされ)機会はなかったわけではありませんが、よくわからないのが本音でした。だから?という感じ。

腫瘍の場合、ややこしいのを診断をつけるのは、皮膚科のドクターで、診断が決まれば、切除範囲が決定します。(最低、これだけ、できものから離して取ってくださいと依頼がきます)

この場合、形成外科医の仕事は手術なので、診断や切除範囲を勝手に狭くはできません。

 

私が皮膚科医として大学にいたころ、まだ白井先生が、医局員に病理を毎週教えてくさっていて、1週間の間に、手術や生研で取られた皮膚の切片を全て診て、診断をつけていくという作業が毎週1回ありました。

 

これは、とても勉強になって、この時に得られた知識は、私は財産です。(もうだいぶ忘れたものもありますが。。)

 

なので、皮膚の状態を診ると、皮膚の中では、こんな病理になっているんじゃないのかな、と想像できるようになった感じです。

そういう想像ができていると、診断と治療に役立ちますし、無駄な薬は使わなくて済むし、と。

 

白井先生は、病理だけでなく、外来診察でも、なんじゃこりゃ?!という、皮膚の病気の患者さんが来られた時に、めったに使わない百科事典みたいなものがあるんですが、そこに載っている、すっごいマイナーな、こんな病気があるのか?!、と聞いたことすらないような病気をしっておられて、診断力はものすごかったです!

診断さえ決まれば、治療法は保険診療の場合、決まっていますから、間違いがないです。

 

今も現役で、週1くらいで(だったと思いますが)、働いていらっしゃるそうです。

 

ちなみに、白井先生があまりにお元気でパワフルなので、「先生、お肉お好きですか?」とお聞きすると、「お肉は結構好きですよ」とのこと。

やっぱり、お元気ですね~。

 

お肉に限らず、動物性蛋白質をしっかり摂らないと、体年年齢がどんどん老けちゃいますよ。

 

 

 

 

 

 

さて、一体どこのクリニックでしょうね。。。

 

手術って、1回したら、基本戻せないので、やる患者さんも慎重にならないといけないし、安易に考えて飛びつくのはダメですが、そこを本来冷静にさせて止めるのも医師の役目だと思います(本来)。

でも、そこを利用する医師もいて、しかも副作用合併症などほとんど説明せずに、お金さえもらえば何でもいい!というクリニックもあるのも、これまた事実です。。。

 

前にも金の糸、ブログで書いたんですけどね。https://www.aiko-hifuka-clinic.net/2013/09/post-728.html

もう一度。トピックなようですから。

 

MRIが可能かどうかで争うようですが。。。

MRIをオーダーするドクターも放射線科医にしても、「金の糸」で実験なんかしていませんからね。

もちろん厚労省も認可していないし、まして学会も認めていないし。。そんなことは、とっくの昔から止めるように言われているわけで。。。

実験がされていない以上、たまたまMRI撮ったけど、火傷もトラブルも何もなかった、という場合もあれば、いつか何かが誰かに起こる可能性はあるわけで。。。だからこそ、大勢の方で実験する必要があるんでしょうけど、誰もそんな実験参加したくないわな。。やる医者だって、いやでしょ。

 

アートメイクにしろ、タトゥーにしろ、MRIを断る病院は多いし、オーダーを出さないドクターも多いでしょう。

でも、例えば、患者さんの病気によったら、絶対にMRIが必要と主治医が判断したら、MRIの撮影の設定を変えて、オーダーされる場合はあると思います。患者さんに、万が一の副作用は説明されて、了承のうえだと思いますが。

 

ただ、通常と違う設定で、正しく撮れている補償って、あるんでしょうか。。。

どうなんでしょうね。。こればっかりは、誰もわからないんじゃないですか。だって、そういう事例が多くないでしょうし、誰かが、そういう症例全部集めて、データ取っているならともかく、そんな人はなかなかいないでしょう。。

(わけわからん金属の異物が入っていて、万が一が起これば、オーダーした医師の責任になりますから、そんな危険を冒してまでするのって、オーダーする医師の側に結構な覚悟がいるのでは。。?今の時代、危ない橋は渡らないご時世でしょうし、。。)

 

ちゃんと撮影されているかどうかは、金の糸で、通常の設定で撮影した場合と、違う設定で撮影した場合の誤差のデータを出してこないとわからないと思います。

 

こういうデータを出すのに、いったい、どれくらいの人数がいると思います?

 

美容医療に限らず、新しい薬や治療ってなんでもそうだと思うんですが、最初はやっている人数も少なくて、大した副作用がなくても、多く広まっていくにつれ、やる人数も増えてくると、やり方もいろいろなやり方も出てきたりして、そうなると、最初はわからなかった問題点が見えてくることがあります。

 

レーザートーニングなんかいい例ですね。

最初は、結構バンバン宣伝されて、学会でもトーニング礼賛でした。

5年もたてば、いろいろな副作用が集まって、データとして整理されて、合併症の学会発表もあったりと、最初のころみたいに、簡単に飛びついていいものでも、宣伝のような魔法みたいなものでも何でもないです。

やり方を間違えたら、むしろ合併症副作用がムチャクチャ多い治療法のひとつです。

 

重篤な合併症が一人でも出たら、医療の場合は、結構な大問題で、因果関係はもちろん必要ですが、こうなると確率だけの問題ではなくなります。

その一人に自分がなったら、最悪ですよね。

医療なので、なんでも副作用合併症はありますが、その程度が問題で、その問題も、ある程度の人数が集まらないと、副作用が出たけど、すぐに治るのか、かなり長引くのか、一生残るのか、なども大勢の方の経過を診ないとわからないと思います。

 

訴えられたクリニックは、金の糸の安全性って、どうやって証明されるんでしょうね。。。

 

ほとんどの美容医療が厚労省未承認ですが、最低、FDAの承認が取れているもので、日本の美容系学会(皮膚科・形成外科の正式な分科会のほうね)は認めているのか、なおかつ、クリニック選びも大事だし、どこでやっても同じではありませんから。。

手術の場合は、最低それくらいは確認しましょう。

世の中には悪い人が大勢いますから、自分の身は自分で守らないと!

 

先日の悪質サイト(アトピーの人に、安全性も確立していない化粧品がいいと誘導しているステマサイトに、勝手に私のブログを引用し、そのブログは、「アトピーの人は化粧品使ったらダメですよ、という内容なのに、あたかも私がそこのやらせサイトの化粧品を勧めているかのうように並んでいるのです。)で勧められていた、おススメスキンケアですが、これまた最悪で。。。

 

なんと!

精製水をスプレーしろとか、そのあと、ティッシュで拭きとれとか、はあ~?という内容のオンパレードでした。

 

あ!消費者庁と厚労省に通達するのを忘れてました!

時間が空いたら、早く知らせないとね。

 

たまに患者さんが、「精製水をスプレーしていた」「精製水をコットンでパッティングしていた」という話をされます。

水をスプレーしたり、コットンによるパッティングは止めてくださいと以前にもブログで書いたと思いますが、こんな記事が最近載っているので、もう一度注意喚起です。

 

私が最初に精製水のコットンパッティングの話を聞いたのは、7年くらい前でしょうか。

まだ、そんな話が出てくるんですね。

お金かからないから? 簡単にできるから? だから、飛びつく人がいるんでしょうか。。う~ん。。。

 

人間は、人魚でも魚でもカエルでもイモリでもオオサンショウウオでもないので、水を皮膚にかけたって、意味がないです。

むしろ、毒、というか、害です。

魚類でも両生類でもないんだから。

なんで、水をスプレーするんだ?

魚屋さんの魚じゃあるまいし。

 

さて、人間の皮膚に、ただの水をスプレーしたら、一体どうなるでしょう?

 

答えは、余計に乾燥がひどくなり、さらに、冷えます。

 

お風呂上りを想像していただくと一番わかりやすいです。

濡れた体をいつまでも拭かなかったら、どんどん寒くなるし、乾燥はひどくなります。

 

これは、水が蒸発する時に、気化熱というのが発生して、熱を奪うのです。なので、冷えます。

さらに、蒸発する時に、そこにある水分も連れて逃げますので、余計に乾燥します。

 

まだ、それが保湿成分の入った化粧水であれば、まだマシだとは思いますが、こればっかりは、商品によるでしょう。なんでもいいわけでもないでしょうし。

 

でも、何にも入っていない水はいけません。

 

おまけに、その濡れたのを、ティッシュでふき取るそうな。。。

何がしたいんねん。。。 ふき取るなら、初めから塗らなきゃいいのに。

だって、拭くんですよね?

雑巾がけしているつもり。。。?

う~ん・・・謎です。。。

 

ティッシュもコットンも、もちろんマスクも、皮膚からしたら、金属タワシと同じようなもんです。

ティッシュやコットンで皮膚を擦るというのは、金属たわしでワシワシ擦るのと同じです。

だから、皮膚はキズだらけになります。

 

そういうことを言うと、じゃあ、優しくだったらいいですか?という方がたまに出てくるんですが、どうして、そこまでコットンやティッシュう使いたいんでしょうね。。。これまた、謎です。 コットン屋さん。。?

 

いつも患者さんに言うのは、「赤ちゃんにしないことは、自分にもやらない!」です!!

赤ちゃんに触るのと同じように、触ってあげましょう~と常々言っています。

 

赤ちゃんのおしりも、乾いたティッシュで拭いてばっかりいると、皮膚がやられてくるので、ウェットティッシュを、そういう理由で使っておられるお母さんもいらっしゃると思います。

 

例えがわかりにくければ、鼻水がひどい時(鼻炎とか花粉症とか)、ずとティッシュで鼻かんでたら、真っ赤かになってくるでしょう?

まだウェットティッシュのほうが、ちょっとマシかな、というくらい。(個人差あり)

こういう時、一番いいのは、手鼻ですけどね。(一番いいのは、栄養療法で、鼻水が出ないように、反応をコントロールすることですが)

とりあえず、紙で擦らない! ていうか、皮膚に触れたら、ほんの少しの力を入れただけで、擦れてしまいます。

絶対に、力は入れていません!とここでも力説される方がいますが、手指の感覚で、全くのゼロの力にするというのは無理でしょう。。。

ていうか、だから、どうして、そこまでして、ティッシュやコットンを使いたいのかってことなんですが。。。

(やっぱり、コットン屋さん。。?)

 

私がコットン使うのって、マニキュア落とすのに使うくらいですかね。顔には絶対に使いません。

 

まだ、精製水を塗ることや、コットン・ティッシュなどを使っている方、今すぐ止めてくださ~い!!

それが、お肌を綺麗にするコツです。

手指が一番優しいんですよだって、同じ皮膚同士ですから~。

 

 

 

昨日から、山鉾が建ちだしましたね。

いよいよ祇園祭です。

フェイブックのほう、長刀鉾の写真を載せているので、ご興味のある方はどうぞご覧ください。

 

体は、今日、あちこち、特におそらく思いッきり打ったと思われる、右側が鈍痛です。

まさに、THE打撲!って感じです。

顔も頭も、ちょっと時たま、痛かったです。。大した痛みではないですが、鈍~い感じ。

 

今日は、もう眠いので、寝ます~。

 

追伸:フェイスブックで、ブログを読んでいただいている方からの質問をお受けしています。全部は無理ですが、よろしければ、お使いください。

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