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    柴 亜伊子
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間違ったスキンケア③?

間違ったスキンケアシリーズ、もう何回目かすらわからなくなりました。。。

 

ちょっとした間違いって、スキンケアに限らず、誰でも、なんでもありますよね。

わかっていても、心に隙のある時や、弱っている時に、つい出来心で。。。みたいなこともありますよね。

 

そういう方の場合、スキンケアにしても美容医療にしても、少し冷静になられて、ここが違いますよ、ほんとはこうですよ、こうしたほうがいいですよ、とちょっと言うだけで、すぐに軌道修正できます。

間違っていたら、間違っていたところまで戻ってやり直せばいいん(間違っている)道を行くのではなく、別の道があるのかもしれないと探せばいいんです。そしたら、きっと別の道が見つかります。

 

でも、根本的に間違っている方の場合、話が全く噛み合わないと言いますか、そこから教えないといけないのか?!と驚愕するくらいのレベルになると、時間がいくらあっても足りないんですけど、話は全く進まないし、同じ日本語で話しているとは思えないくらい、話がかみ合いません。

 

間違った情報は、どんどん間違った情報を連れてくるんですね。。

類は友を呼ぶ、とはよく言ったもので。。。

そういう方の場合は、もう一切の情報をシャットダウンしてほしいんですが、そういったところで、されるわけでもないので、(ここで、されたら、また新しい道が切り開かれるんですが。。)、また、別の間違った情報に支配されて、これまた話がかみ合わない。。

 

こういう人ほど、ほんとはなんとかしないといけないんでしょうけど、本人が拒否している形になっちゃうんですよね。

なんか思いこんでいる、その間違った情報からずれると(そりゃ、ずれるだろ、と思いますが)、それは、自分の求めていることではない、と、また違うほうにいくわけです。

 

抽象的な話でわかりにくいですよね。

具体例で言いましょう。

 

肌荒れで悩んでいらっしゃる方、大勢いらっしゃいます。

肌荒れ相談、スキンケア相談の方の場合、使っている化粧品全てお聞きするんですが、ほんとにろくでもないものを使っている方、ものすごく大勢います。

電話の段階で、そんなん使っているから、肌がおかしなんねん、ということもしばしば。。

ブログを読んでも止めていない方も、とても多いです。なんで、やめへんの?!とビックリの連続です。

ブログ読んでいない場合は、仕方ないんでしょうけど、「おススメしない化粧品シリーズ」などを読んでもなお、まだ使い続けるという。。。

「止めても、その後、何を使っていいのかわからなかったから」という方も、無茶苦茶多いです。

市販のわけわからん化粧品を買う方が多いし、何を使っていいのかわからない、という方も多いから、ブログで、いくつか市販で誰でも買える化粧品を紹介していますが、何故かそれは買わない。わけわからん化粧品はネットで買っていたのに関わらず、です。

それこそ、ネットですぐに買えると思いますが。。

 

その使い続けている化粧品は、ブログで書いてあった、「ススメない化粧品」とは思いませんでしたか?と聞いても、「私が使っているのは大丈夫だと思っていた」と答える方も、これまた多いです。。。

 

肌で悩んでいる方、全員に言います。(何度もブログで書いてきていますが。。何度も何度も言わないといけないわけですね。。)

 

肌がキレイじゃない、なにか悩みがある時点で、それがひどければひどいほど、今まで生きてきた何十年間、皮膚の触り方と使っている化粧品の質が悪い、とまず思ってください。

仮に、質が悪くなかったとしても(9割以上、質が悪いのですが)、貴女には合っていないんです。

合わない化粧品というのは、毒でしかありません。違う時には大丈夫かもしれませんが、今は、「毒」です。

 

そういう時は、とりあえず、全部止める、というのが正解です。

だから、皮膚科に行くと、全部止めるように言われることがあるでしょう。皮膚科医からしたら当たり前なんですが、止めろと言っても、女性の側が止めないから(だから、めんどくさがって言わない医者もいます。言ったって、煙たがられるだけですから。どうせ言うこと聞かないわけですから、時間もかかるし、言わない、というわけです。)、いつまでたっても、ひどくなるだけです。繰り返すだけです。

 

そういう時に、一部だけ使ってもよかったり、別のならいける場合もありますが、今まで散々間違った情報に支配されてきた方が、正しいスキンケアと化粧品に独学で行けるわけでがないと思いますから、そういう時に、また新しく化粧品を買って、ころころ変える、というのは、最悪です。変えた化粧品も、ろくでもないから。別の毒を塗るだけです。

そういうことをやればやるほど、もうどんどんぐちゃぐちゃになって、全部止めさせられるだけです。これは使っていいですよ、という余地すら、残らなくなります。

 

肌がボロボロになればなるほど、使える化粧品というのは減ります。

だって、薬じゃないから。ひどい場合は、使える薬も減ります。刺激のないものをどんどん求めると、すごく使いづらいのは覚悟してもらわないといけません。

全ての化粧品に、「肌に異常があれば、中止してください」と書いてあるでしょう。

それを無視するから、体が怒って、ますますひどくして、仕返し兼、知らせてくれているわけなのに。。。

まあ、自業自得にはなりますが、気づいたからって、すぐに治るものではないので、困るのは自分でしょう。

こじらせ具合がひどければひどいほど、治るまでの、良くなる時間もかかるはずです。

 

体に、すぐに治せる体制や余裕があれば、そのおかしな化粧品を全て止めて、肌の触り方を気を付ければ、こちらが驚くくらい早く治ることもありますが、そういう方の体に余裕はありません。

この余裕というのは、栄養のことです。メインは、動物性たんぱく質ですね。

これだけ、栄養のことを書いても、自分は栄養が足りていると絶対に疑わない人のなんと多いことか!

ブログは読んでも、栄養のところは、全て飛ばして読まない。。こんな無料の情報があるというのに。。。取捨選択が間違っているんです。役立つ情報を捨てているという。。ろくでもない情報は、すぐに飛びつくのに。

 

魔法みたいに、これさえ買えば!みたいな広告に踊らされて、他力本願だから、肌が汚いんですよ。

他力本願じゃない、というなら、栄養不足の程度がかなり深刻か、どこからか根本的に間違っているんです。

 

栄養が足りていたら、そこまで肌汚くなりません。肌が荒れている時点で、栄養が足りているはずがないです。

一時的なことはあっても、ずっとひどい、どんどんひどくなる、などは、ひどい栄養失調です。

子供のころからずっと肌は荒れている、という方は、子供のころから、栄養が足りないんです。

 

肌の綺麗さと若々さと保つには、外からのスキンケアと質のいい化粧品は確かに必要ですが、内からの栄養が皮膚を作っているわけですから、どちらが欠けてもダメなんです。

ちなみに、栄養がほんとに足りていれば、それほど化粧品はいりません。

 

一人でも多くの方が、早く気づけばいいんですけど。。。

 

使っている化粧品がほんとにいいものであれば、肌は、そんなに荒れないんじゃないですか? 

そこまで荒れてしまっている時点で、それらが犯人、もしくは共犯です。

どれが犯人かわからないなら、全部止めるしかありません(全部のことも多いので)。

一刻も早く、全部止めるのが、早く良くなる方法です。

どうしても何かを使いたいのであれば、そういう専門の皮膚科医なりに相談しないと、そこまで荒らしてしまっているご本人には、その判断は無理ですよ。

全部止めるほうが、きっとマシですよ。

 

 

 

 

 

カテゴリ:

スキンケア, 化粧品, 医療