プロフィール

  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

カレンダー

2016年8月
« 7月   9月 »
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

最近投稿した写真

ホーム > 医療, 栄養・食事 > 栄養療法の自費検査



栄養療法の自費検査

副腎疲労のセミナーから帰って参りました。

中身は、ものすご~く濃かったです。

頭パンク状態ですね。。。

 

栄養療法オーソモレキュラーと一口に言っても、検査をどこまでするのかは、各クリニックによってさまざまです。

 

例えば、血液検査全くなしで、食事療法だけの話と診察をしてほしいと言われた場合、問診などから今の状態の改善点を提案して、食事指導、となるんでしょうけど、血液検査すらしていないとなると、徹底した食事指導はできません。

そもそも、それが正しい指導なのかどうかもわからない。。。

1日菓子パン3つだけ、コンビニ三昧とか誰が聞いてもおかしな食生活は、検査の必要もなく、すぐにでもなんとかしないと!となりますが、どこまでたんぱく質を食べるのか、油の量はどうする?糖質の量はどうする?などなど、結局肝心の細かいところがわかりません。。

ほんとに、一般的な話ってやつ止まりですね。それでいいなら。。

 

うちでしているのは、全部自費の血液検査です。

オプションは基本全部つけないとダメと言ってもいいくらいですが、若い方だと、予算の関係で、オプションなしとか、減らしたりとか。

若いと、それだけ、いろんなことが重症ではないので、症状によったら、もうオプションはつけません、というか、つけられないこともあります。(お金払うのは、患者さんですから)

ところが、年がいけばいくほど、若くても症状がひどければひどいほど、オプションは全て必要です。

でないと、食事もサプリも、あれだけお金と時間をかけたのに、台無しに近いことにもなりかねません。

サプリや食事をどうするかは、後から考えればいいわけで、とりあえず状況の把握です。

そこから、原因をさらに探さないといけないこともあります。

もうはっきり言って、オプションでもめるくらいなら、最初から全部つけた値段設定にしたいところですが、もちろん金額も上がるし、年齢と症状によったら、減らすこともあるので、難しいところです。

 

基本検査にしても、オーソモレキュラーとして必要な項目は全部入れていますから、それはそれでかなりのことがわかります。

ただ、絶対必要はオプションもあるわけです。

 

で、オプションまで全部つけると、これが結構なことがわかります。

(ちなみに、人間ドッグや検診というのは、ほんとに、調べている項目は、無茶苦茶少ないですよ。チェックしている目的自体が最初から全然違いますから)

 

で、さらに検査には上に上があって。。。。

特に、副腎疲労の場合ですね。。

検査の必要性はとてもよくわかりますが、血液検査(オプション全部)して、さらにまだつけるわけですから、検査だけですごいお金です。。

あくまで検査ですから、治療費は別途かかるわけで。。。

みんながみんな、できるわけないですよね。そりゃそうです。。

 

どこまで検査しているのかって、ほんと難しいですよね。

 

でも、症状の改善度合いと、その方の症状や診察で、絶対この検査追加して!という場合もあります。

(患者さんが、するかどうかは別)

 

す~っと改善する場合はいいんでしょうけど、それは軽い場合でしょうね。

軽くない場合、本格的にやるなら、患者さんもかなり大変ですね。

お金も時間も。

食事指導が必ずあるでしょうから、食事もとても大事ですね。制限がとかく多いですかね。。

 

なんでも予防できたら、とても楽ですのにね。

 

カテゴリ:

医療, 栄養・食事