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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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昨日、仕事が終わってから、新しいメニューの点滴をしてました。

 

その準備は、かなり前からしていたんですが、時間がなくて、後回しにしていたんです。。

まあ、なんのことはない、今までの点滴に、ミネラルを足して、びたみンCを、かなり濃くしました。

でも、いわゆる「高濃度ビタミンC点滴」と言われるほどの濃さはでないです。

そこまで濃くすると、点滴の前に、血液検査が必要で、患者さんもその分の費用もいるし、結果が出るまで、点滴はできません。

また、いろいろとちょっと大変だし、時間もとてもかかるので(2時間くらい、あるいは、それ以上)、うちではさすがにできません。。

 

うちでやるのは、もっと簡単に、検査なしでできて、それでいて、必要なビタミンとミネラルが入っていて、ビタミンCがそこそこ濃いやつです。

 

実際、やってみると、いつも仕事帰りは結構クタクタですが、その日は、結構元気でした。

そのせいで、というかおかげで、土曜日はブログも書かずに夜更かししてしまいました。。いいんだか悪いんだか。。

 

モニターの方も、いつもの点滴よりもいい気がするとおっしゃっていました。

 

うちの患者さんで栄養療法をされている方のうち、結構副腎疲労の方は多いです。

疲労具合も人それぞれですが。

糖質制限を頑張って、少しずつ回復する方もいれば、なかなか大変な方もいます。

ホルモン剤投与も効果的な方もいれば、そう簡単にはいかない方も多いです。

そういう方の、ちょっとでも疲れが回復できれば、と思い、メニューを作りました。

 

期待されることは、

①アンチエジング

②慢性疲労・過労

③頭痛

④眼精疲労

⑤不眠

⑥徹夜明け

⑦すぐに疲れを取りたい

⑧時差ボケ

などです。

もちろん、効果の個人差はあります。

 

この点滴ができるのは、栄養療法をされている方のみですので、ご了承ください。そのため、少しお得にしております。

副腎疲労でなくても、ご希望の方はどうぞ。

 

レーザーなどの処置をされている方は、一緒にされると、皮膚にももちろんいいですし、栄養療法だけで来られている方は、診察中に、点滴しながら診察を受けることも可能です。

 

料金は、

1回 ¥7,560(税込み)  ビタミンC 6000 mg 含有 です。

プラセンタ追加ご希望の方は、+1A で、1回 ¥10,800(税込み) です。

 

ご希望の方は、ご予約の時に、一緒にお申し付けください。

当日急に言われても、対応できかねますんので、ご了承くださいませ。

 

 

 

昨日の女性と妊娠出産授乳と栄養です。

 

とある患者さんからお聞きした育児マンガなんですが、簡単に言うと、18歳のシングルマザーが一人で産んで、その後育てている約3か月くらいだったっけ?の育児マンガです。

なぜか、主人公がアニメキキャラみたいな絵になっているのに、赤ちゃんだけ、超~リアルという、マンガの中でギャップのある構図になっています。

出産して、退院して家に帰ったきたところから始まるんですが、一人暮らしで心配だからと妹に一緒にしばらく住んでもらう、というところから始まります。

うら覚えなので、一部原作とずれているところがあるかもしれません。

 

この赤ちゃんが、夜泣きがひどくて、2~3時間置きから、どんどん時間が短くなって、また主人公が完璧主義らしく、母乳も出ているから、絶対に母乳で育てたいという強い意志を持っていて、妹がミルクだったら、私でも夜中にあげられるし、手伝えるから、お姉ちゃんは少しでも寝たら?と言うんですが、ミルクを上げたら、「負け」になる、と頑なに母乳をあげているんです。

全然寝てないから、精神的にもどんどん追い詰められ来て、完璧主義だから余計に、自分が何か間違っているのか?というところから、次第に壊れていって、赤ちゃんに、「地獄へ帰れ」とかなんとか言うんですね~。

ネットは全く見ないで(ネットの情報はろくでもないから、と)、育児書をたくさん買って読みまくっていて、それはいいんですが、育児書って、書く人によって、多分書いてあることって全然違うと思うんですけど、経験がないけど、知識は本でたくさん仕入れているから、ぐるぐるとろくでもない考えばかりが浮かんできて、しまいには、自分の子供なのに、可愛いとは思えない、子供を産んだからって、母性本能がみんな出るわけじゃない、決めつけないで!と、これまた自分を追いつめていくんですね~。

 

誰かに相談したらいいのに、せめて、ネットも少しくらい見たら?と思って、フィクションだと思いますが、おそらく共感されているママさんが多いようで、よく聞く話と言えば話なので、フィクションだけど、ノンフィクション?という、育児の悪い面を誇張していると言えばそうなのかもしれませんが、つらい人にとってはまさにこう感じているのか?というマンガです。

 

やっと、同じようなママさんと交流できる教室に参加して、ちょっと安心するのかと思っていたら、「子供がかわいいと思えない」と思っているのは自分だけ!ということを知って、1回行っただけで、すぐに行かなくなって、また追いつめていくんですね~。

 

お姉ちゃんが壊れていくのを(赤ちゃんに、ろくでもないことを言っているのを)見ている妹が、育児を手伝うって言っても、自分しか信用していないので、なかなか頼まず。。。なので、余計に夜中は眠れず、ますます睡眠不足で狂気っぽくなっていって。。。

 

しかも、なんか「楽は止めようよ」と、何故か電気ポットすら買わなくて。。。妹がポットがあったら、すぐに夜中でもミルクを上げれるからと言っても、ダメ!

で、とうとうもうヤバい!と思った妹が、強行突破でミルクを上げるんですけど、赤ちゃんが結局気に入らなかったんだったかな。1回で止めて、ママは、やっぱり私でないと、と安堵するシーンがあったりしました。

 

ず~っとこのマンガ読んでて、ず~っと思っていたのは、「さっさとミルク上げろっ!!」とずっとツッコんんでました。

 

まあマンガなんですが、ごはん食べているシーンは、ドンブリものだったり、単品(炭水化物)中心だし、痩せている女の子の設定なので、栄養は足りていないでしょう。

そこに、妊娠出産と、ものすごく栄養を赤ちゃんに奪われていますから、産後の母体はさぞ大変だと思います。。

そこに、不眠不休で授乳が始まるわけで、待ったなし!ですから、赤ちゃんも大事ですが、自分がある程度元気で余裕がないと、自分以外の世話って、できませんよね。。

 

栄養が足りていない方の場合、母乳は出ても、その母乳が果たして栄養があるかどうか、というのは別の話です。。

母乳も、食べたものでできています。

肉・魚・卵などの動物性たんぱく質をしっかり摂っていないと、母乳に栄養は全然ありません。。

その点、人工の粉ミルクは、厚労省の定めた栄養成分が入っているわけですから、ラクトフェリンや免疫などの母乳ならではのものは入っていませんが、必要なビタミンミネラルは入っています。

母乳も出ているし、赤ちゃんにもあげているし、よく出ているし、よく飲んでいると思うけど、なんかおかしい、、足りないのかな?とちょっとでも思うんだったら、ミルクあげたらいいと私は思います。

母乳が全然出ていない方も、そりゃそれで仕方ないです。ああしておけばよかったと思うなら、次の時に後悔しなければそれでいいので、今できること=ミルクを上げる、をすればいいんです。

日本の粉ミルクは、爆買いされるほど優秀なんですから、せっかく日本にいるんだから、使えばいいんです。

 

赤ちゃんは、2~3時間ごとに泣くもの、おしっこしたり、ウンチしたり、おっぱいあげたり、って、そういうもんだと思っていました。

でも、うちでも妊娠後期から栄養療法を始めた患者さん方にお聴きすると、一人目より、全然楽~!と言われます。

赤ちゃんが、ほんとによく寝ているんですって!

しかも自分も元気で(産後の肥立ちがいいってやつです)、余裕があるし、今泣かれたら困る!っていうときは、あんまり赤ちゃん泣かないんですって! 今なら、大丈夫!という時に、うまく泣いてくれるらしく、ほんとに赤ちゃんとお母さんとで、言葉ではない、以心伝心みたいなことがよく起こるそうです。

 

母乳じゃなくて、ミルクにすると、ほんとに赤ちゃんはよく寝るらしいですね。

このマンガにも出てきますが、夜にミルク上げたら、朝まで起きないですという赤ちゃんが出てきて、主人公が、「うちの子は、はずれなのか?」みたいに思うシーンが出てきます。。

(で、また自己嫌悪に陥るんですが。。)

 

もう、なんでもいいから、ミルクやれっ!!  って、これまたツッコんでました。

そしたら、寝れるから!

 

赤ちゃんって、「栄養が足らん~っ!!栄養くれ~っ!!」って、泣くんだと思います。おっぱいの催促の時は。

 

母乳に栄養がなければ、下手したら赤ちゃんからすれば、水みたいなもんですから、「栄養くれ~っ!!」と赤ちゃんも必死だと思います。

赤ちゃんは、いくら泣くのが仕事って言っても、1時間や2時間おきに、泣いて起きるのは、赤ちゃんも大変だと思います。

赤ちゃんも、できれば、夜はぐっすりと、ほんとは寝たいんじゃないですかね。。。?

だから、ミルクだったら、栄養が足りているから、ぐっすり寝ているし、おしっこ・ウンチ以外は起きない。

お母さんも、ゆっくり眠れて、疲れがたまりにくい。翌日の育児にも備えられます。

 

私は、産婦人科ではないから、ほんとはわかりませんが、うちの患者さん方やセミナーで聞いた話と勉強したことで、こういう可能性もあるんじゃない?と思いました。

 

以前に、ネットで、偽物の母乳(お風呂に入れる用、という目的のわけのわからないもの)が売られていて、それを買って、赤ちゃんに飲ませた母親が割といて、調べたら、大腸菌かなにかダメな菌がたくさんいたんですよね。(最初から、飲用としては売られていないんですが)。

そこまでして、母乳を飲ませないと!と追いつめられる母親たち。。。

 

。。。どして。。?

ミルクでいいでしょ?ダメなんですか?

そんなに、周りから言われるんでしょうか?(わざと言う人っているんでしょうけど) 妊娠育児雑誌などに、「ミルクは負け!」って書いてあるんですかね?

一体何と戦って、勝ち負けを決めているんでしょうね。。。

赤ちゃんも自分も元気であれば、どっちでもいいと思うんですけど。。。

赤ちゃんも自分も元気でいられることが、なにか戦いがあるとしたら、一番の「勝ち」です。

でも、育児に勝ち負けってないんじゃないかな。私には子供がいないので、想像でしかありませんが。

完璧主義っていいことだと思いますけど、しんどいですよね。とても。。

誰か相談できる人がいたり、ちょっと手伝ってもらえる人がいたり、甘えられる人がいるだけで、全然違いますよね。

いない場合は、作るしかないですか。

 

周りのことが気になりすぎる・どんどん気になる・追いつめて思ってしまう・・

これも、栄養欠損の症状の一部だと思います。

嘘だと思ったら、食生活を変えたり、ほんとに栄養療法やると、こういうのが気にならなくなりますよ。余裕ができるというか。これだけは、実際にやった人にしかわからないんですよね~。

 

みんな幸せになれる方法です。

育児は大変でしょうから、ちょっとした差で、体が休まるなら、休ませてほしいです。ほんとにちょっとした差だと思います。

まあ、マンガなんですが、食事シーンになると、「肉食えっ!肉っ!!レバー食えっ!!」とツッコんでました。

 

 

栄養療法をされている患者さんが妊娠されました。

嬉しいお知らせです。

遠方の方で、昔からうちでレーザー治療を定期的にされていて、そう頻繁ではないですが、最初来られた時の印象は、ポキッと折れてしまいそうな、か弱い女性で、大丈夫かなと心配してしまうような。。

 

でも、こういうか弱い女性(体型的にも精神的にも)って、増えましたね~。

みなさん、きれいだし、痩せているし、オシャレで恰好いいんですが、月経トラブルはものすごく多いし、生理は順調に来ていても、体調がすごく悪い、その結果、肌ツヤもなく、全体にくすんでいたり、ニキビが多かったり、ニキビ跡も残りやすかったり、と皮膚のトラブルもとても多いです。

昔は、20代の女性なんて、アトピーの方は別として、悩んでいても、ニキビやニキビ跡くらいで、全体がひどくくすんでいるとか、ツヤが全くないとか、あまりなかったと思います。

 

栄養療法を知った時に、うちが遠いので、最初他院で少しされましたが、久しぶりに来られた時に、私から栄養療法を勧めたら、もう少ししていると言われました。

 

栄養療法と一口に言っても、ドクターによって、やり方も血液検査なども含めた検査項目も違いますし、同じデーターを診たとしても、どのサプリを勧めるのかは、ほんとに違います。

まあ、正解って、あってないようなもので、患者さんが良くなったら、それが正解、ってことになってしまうんでしょうけど。

 

その患者さんがされていたのと、私とでちょっと考え方が違ったのと、月経トラブルもかなりあったので、婦人科にも定期的に受診するように勧めました。

以前は通ってらしたそうですが、ピルを処方されて、それが不安だったようで、生理コントロール(旅行に行くからとか、いつかわかっていてほしいからなど)で飲む、というのは、あまり私も勧めていませんが、婦人科の先生が診察の上で、ピルを飲んだほうがいいと言われて、他に方法がなければ、飲んだほうがいいと思っています。

 

私は婦人科医ではないので、事実はわからないのですが、ず~っと生理が来ないまま放っておくと、卵巣がもう萎縮しちゃって、将来妊娠が難しくなると聞いたことがあり(事実確認はすみません、していませんから、同じような症状で悩んでいらっしゃる方は、婦人科で必ずご相談ください)、それはそれでなるほどな、と合点しました。

真実はわかりませんが、多くの患者さんが婦人科からピルを処方されているので(月経を来さすために)、それなりの理由があるのかなと思います。

(ちゃんと検査された上で、その結果、ピルを勧められているんであって、てきと~に出されているのではないですよ。婦人科も受診せずに、勝手にピルを飲むのは、個人的に、おススメしません。。)

 

患者さんも、将来的に子供が欲しいと言われたので、婦人科をお勧めして、その時点で血液検査の結果も診ていませんから、処方されていたサプリは触らず、時間もなかったので、簡単に食事指導をしました。

(お肉は召し上がっていましたが、肉=鶏で、赤いお肉は、もちろんレバーも全然食べていなかたので、赤い肉をもっと食べるように勧めました)

 

次回来られた時に、データーも持ってきてくださって、うちで栄養解析も出して、予算のこともあるので、サプリを予算内で処方して、食事を頑張ってもらうことにしました。

月経トラブルと体調不良がかなりひどかったので、それをメインに改善させるような感じです。

(私は、この方はまだ若いし、妊娠はもっと先の話だと勝手に思っていました。)

 

そしたら、妊娠の報告のお電話をいただき、受診されて、再度採血をして、今の状態の確認と妊娠初期はサプリの内容が変わりますから、予算内で、サプリを選択して、今採血結果待ちです。

患者さんの肌ツヤがいいのと、笑顔がとても多いのと、意思の強い、しっかりした目をしていらっしゃるので、今までと表情が全く違うことからも、前よりは良くなっているのはわかりますが、妊娠すると、ほんとに赤ちゃんが栄養を必死で奪いにかかりますから、お母さんの栄養状態は一気に落ちます。そりゃもうえげつないくらい。。こんなに、一気に?!というくらい。。。

 

妊娠はとても喜ばしいことですが、妊娠した後は、維持が必要で、無事出産するまで、気が抜けません。

特に、安定期に入るまでも、とても心配です。

 

うちは女性ばっかりで、もちろん妊娠したら、レーザーとかは何もできませんが、スキンケアと妊娠中にも使える化粧品とサプリの栄養療法はむしろガンガンやったほうがいいですが、結構な数の不妊で悩んでいらしゃる方、悩んでいた方、不妊治療をされていた方、今もされている方、出産したところの方、授乳中の方、とても多いです。

 

婦人科のカルテも診ていないから、みなさんからの一方的な情報にはなりますが、栄養が足りていないと、結構大変です。。。妊娠の維持も、出産自体も、産後の産褥期も、授乳も。。

ほんとに赤ちゃんがお母さんの栄養を自分が育つために、えげつなく摂って行くんですね。。。お母さんの体は、それでも赤ちゃんと維持しようと、自分の体も最低限で保てるようにと、ほんとにほんとに大変です。。

 

年齢に関わらず(というと、50代でも?と聞かれたら、ちょっと違う話になるので、ややこしいので、置いておきますが)、妊娠できた方というのは、妊娠できたんだから、また妊娠できる力が備わっていると私は個人的に思っています。

若い方だとなおさらです。

アラフォーであっても、(昔は、50歳でも、バンバン妊娠されていて昔のほうがよほど高齢出産だったそうです。)、妊娠できたんから、、いろいろなタイミングが合えば、妊娠できるんじゃないのかなと思います。

 

その可能性を上げるために、栄養療法がありますから、体内年齢を若々しく保つように、ある程度は栄養で可能だと思っています。(万能では決してありませんよ)

 

少しハラハラもしているんですが、若い方は、栄養が足りなくても、体に予備と言いますか、こういう時、若いってすごいな、と感心したりもしますが、なんとかなったりしている方も多いです。

 

婦人科で検査されて、夫婦そろって、どこにも異常がないと言われたら、やっぱり食事です。食事は早急に見直したほうがいいです。

妊娠希望に関わらず、ご自身の体調のために、まず食事に手をつけるように言っています。

 

あとは、ちょっとの悪循環にはまっていること。

ちょっとしたことで、戻ることも多いし(ほんとに、少しサプリを飲むだけで、いい方向に回り出したもすることが多いです)、悪循環から戻すきっかけがなかなか見つからない方もいらっしゃると思います。

 

こういう時こそ、一人で悩んでいないで、とりあえず栄養療法のクリニックを受診してみてください。

悪循環が見つかる可能性が高いと思います。

 

妊娠したい方が、いつでも妊娠できるように、好きな時に妊娠できるように、全ての女性になってほしいです。

 

 

 

 

すみません、昨日も途中で寝てしまいました。。

トゥルスカの話になったので、ちょっと続きです。

 

少し前にトゥルスカをされた患者さんが、二の腕中心でされたんですが、ムチャクチャ効いているんですよね~。ええ、こちらがびっくりするくらい。。

しかも短期間に。

セルライトは1週間くらいでもう全然違いますし、むくみは即効性があっても、肝心の脂肪は、脂肪吸引の手術ではありませんから、いきなり1週間で消えるものではありません。脂肪が死んで、それを処理して、と時間がかかるのは当たりまえで、時間をかければ、効果が出てくるのはわかっています。

 

でも、患者さんの中に、ほんとに1~2週間で、確実に減っている方がいて、サイズ測定は、生理前かどうかでも前後で変わりますし、機械での測定ではなく、人間が測定していますから、微妙にずれたりもします。サイズ測定というのは、確認も含めてしていますが、どこまでが誤差の範囲かわからないこともあります。

それでも、患者さんが、「確実に効いている!」と言われるので、どうしてそう思うんですか?言い切れるんですか?とお聞きすると、普段着ている服が全然違うとのことで、服の中で、やったところがスイスイ泳いでいるというか、余裕ブッチギリで、ウエストの場合だと、がばがばするとか。

(おなかの場合は、内臓脂肪が多かった場合もあります。内臓脂肪の分解は、ムチャクチャ早いです。付くのも早いけど。。)

 

今回の二の腕の方は、ぴちぴちだったTシャツが、ほんとにがばがばになったそうで。

(私もそのTシャツを見ましたが、えっ?!とビックリギョーテンでした。

AC BODYやっても、1回ですごく筋肉がついたりして、この方は、スゴイ!の連続です。

(はっきり言って、たった1回でここまで筋肉がついた方を初めて見ました。女性は、ほんとに筋肉がつかないので(たんぱく質を食べていないから)、マッサージ程度になることも多いです。下手したら、筋破壊しただけ、となることもあります)

 

ちなみに言っておきますが、手前みそで恐縮ですが、トゥルスカにしてもAC BODYにしてもそうですが、機械の設定とかがいいのは言うまでもないです。

ただ、それを早く、しかもギョーテン度マックスなくらい効かせようとなると、患者さんの個体の問題もかなり大きいです。

 

どういう方がよく効くかというと、やはり断然若い方!

若い方で、お菓子ばっかり食べていなくて、ある程度、炭水化物のコントロールができている方。

炭水化物は食べているけど、血糖値の乱高下のない方はよく効きます。

(もちろん、照射する温度が設定条件を満たしている場合です)

女性で、栄養が足りている方はまずいないので(その中でも、栄養欠損の程度には差が天と地ほどあることもあるんでしょうけど)、血糖値のコントロールさえできていれば、そうすごく栄養状態が関わることはない印象です。

 

ところが、40代・50代になってくると、効果の悪い方、すぐに戻る方(戻る、という言い方は悪いのかもしれません)が出てきます。

 

この年齢でも、基本太っていない方(BMI18~22くらい)の部分痩せは、まあ大体予想通りの効果です。ちゃんと効果は出ます。効果が出る時間もモニターの方々から割り出した平均くらいです。

 

問題は、BMI18未満や、23以上、って感じです。

はっきりこれで分かれるわけではないです。あくまで、全体のぽっちゃり・痩せすぎの印象と思っていただいたらいいです。

 

まず、ぽっちゃりさんですが、脂肪は分解されるんですが、それが処理されないんですね。処理された分だけ痩せます。

処理されなかった分は、どこかに行って居ついたり(まあ、主に肝臓だと思いますが、脂肪肝の傾向が出たり)、処理されないまま、またそこで再びついてしまう。

あるいは、一旦処理されたけど、炭水化物の食べ方・摂る量などが悪いのと、今までのツケで耐糖能異常が結構ひどい方などは、そこが痩せたのをいいことに、油断して今まで以上に食べたり、(心のどこかで、またやればいいや、と思ってしまう傾向が強い)飲んだりするので、食生活が一向に改善せず(人によったらひどくなったり。。。)、結局そのせいで太って、戻ったように感じる。

(実際は、太ったほどには、そこには脂肪はついていませんが、全体の印象が部分痩せした意味がなくなっている)

 

で、痩せすぎの方ですが、痩せすぎで、40代・50代となると、もう腕脚の筋肉が全然ないです。もちろん、体幹も。脂肪もすごく少ない。

こんな方のどこに、部分痩身を希望されるほど脂肪がついているのか、というと、内臓脂肪も含めた腹部と腰・おしり~太ももにかけてのセルライトです。(おなかにセルライトらしきものがある方もいます)

セルライトならすぐに効くからいいんですが、内臓脂肪も効きますが、効く以上、年がいけばいくほど、血液検査をしないと、ヤバいかもしれません。栄養療法をするようになって、血液検査の必要性がいかに痩身に大事か、ということがわかりました。

代謝も悪いし、痩せているので、栄養欠損は、一番重篤です。下半身の色がとても悪い方も多く、血行もとても悪い。

(合併症が起きやすいです)

 

年齢に関わらず、内臓脂肪がもう一目で、えげつなく付いている方は、全員血液検査をしないと(結果も問題がないと確認しないと)、まずやりません。

ものすごく、ものすごく危ないです。

部分痩身とか、そんな呑気なことを言っている場合ではないです。

 

内臓脂肪は、そこまでではないけど、まあ、ちょっとついているという方も多いですが、筋肉がもう異化亢進でむっちゃ少ないのと、栄養欠損がひどいですから、分解した脂肪を処理できる栄養があるのかな、となります。

照射目的が、セルライトや内臓脂肪だったら、まあ、リスクはありますが、効きます。

でも、ほんとの脂肪だったら、うまく処理できるように、どうして処理できないのか、、やはり血液検査をしたほうが絶対にいいです。

40代・50代に関わらず、全ての方に、血液検査はススメてます。

されるかどうかは別として。

 

他力本願だと、お金はほんとに覚悟してください。

炭水化物の上手な取り方(制限も含めて)・扱い方は、必須です。特に、この年代は。

太りやすい原因は、ひとつだけではないんですね~。

運動不足だけでもないし、食事だけの問題でもないです(食事の割合は、とてもとても高いですが)。

足りない栄養素も一つだけではなく、たくさんの栄養が足りないせいで痩せにくくしています。

そして、どなたでも、年々痩せにくい体になっていく。。。

 

部分痩せも全身痩せも科学だからと言って、医療だけに頼るのも、お金と時間がかかりすぎ。。。

原因を見つけるためにも、血液検査は、全員にしてほしいところですが、これもお金がかかりますから、されない方も多いです。

やらずに効けばいいんですけどね。。全員がね。どの年齢でもね。。

 

 

 

昨日、トゥルスカのことまで書こうとして、あまりにも眠くて、寝ちゃいました。

 

さて、部分痩身用の機械のトゥルースカルプをいよいよ顔にあてようかと。

 

以前から、他院でもうすでに処置が始まっているのは知っていました。

実は、アゴ下用のハンドピースがない時代から(っていうか、トゥルスカを導入した時)、自分の顔にちょっと当ててみてました。

ただ、もうむっちゃ怖くて(顔用ではないです、ちなみに)、温度も目標まで上げこともなかなかせず、すぐに止めてました。

でも、なんかスッキリしたような気もして、またしばらくしたらやってみるんですが、やっぱり怖いな、と思いつつ、と温度は前よりも上げましたが、体みたいにがっつりはせず。。。というのを、たま~にやってみる、というくらい。

それでも、なんとなくいいのかな、という感じはありました。

 

トゥルースカルプの場合、温度が45℃なので、リンパドレナージュ作用があるので、それだけでもむくみが取れて、すっきりします。

また、45℃の熱源ですから、皮膚のタイトニングは期待できるのと(体ではありました)、熱による刺激でコラーゲン増生が期待できます。(これも、妊娠線が少し目立たなくなりました)

 

ただ、やっぱり顔の脂肪の厚みと体とでは全然違いますから、脂肪が減ったな、というほどではなかったです。(温度設定の問題も大きいですが)

 

起こり得る副作用は、脂肪萎縮というか、脂肪が減りすぎることが心配です。

体のトゥルスカの時に、1年以上フォローしましたが、9か月でもまだ脂肪が減った気がする、という患者さんがいてて、これが、患者さんの気のせいなのか、トゥルスカのせいなのかどうかはわかりませんが、脂肪細胞はゆっくりゆっくりと勝手に死んでいくので、こちらの意図してない量が減る可能性があります。

体は全然ありでしょうけど、顔は微妙なバランスが大事だったりするので、やりすぎはちと怖いかなと。

 

基本、トゥルスカで減ったところは、不可逆性と言いますか、太らない限り、戻りません。3キロくらい太ったところで、やる前よりもボリュームダウンです。5キロ太ると、さすがに元に戻ります。

その時は、脂肪が減っても、その後、ジワジワとリバウンドしますと(脂肪が減ったからと、油断して淡水化物ばかり食べていると)

戻ると言えば戻ります。

厳密に言えば、他よりも戻りにくいとは思いますが。

 

でも、顔の一部分だけ脂肪が少ないとなると、そこだけ戻るくらい、太るというのは、まあ無理では。。?

というか、かなり太らないといけないかも。。それでも、そこだけボリュームは少ないと思います。

 

そんな中、やっとアゴ下用が出まして、これは結構効きますね。

(ブログで、モニターの方のビフォーアフターを公開しているので、よろしければ検索してみてください)

 

で、これも、勝手に顔に当てたりしていました。

これは、45℃まで持っていきましたが、アゴ下もそうですが、ちょっとマメに照射したほうがいいんですね。

早く結果を出したい方は、アゴ下なら1週間毎とか2週間毎とか。2~4回って感じです。

 

顔もじゃあ同じようにしたら?となるかもしれませんが、実は、頬の下側、口元の横と言いますか、この部分の脂肪というのはちょっと特殊でして、アゴ下ほど簡単に効くわけではない。。。と思います。

 

自分の顔にたま~に当ててるだけですから、毎週とか2週毎とかやりたくても時間が見つからず(というか割かないから)、効果がガンガンみられているわけではないですが、忘れたころに、なんか脂肪が減っている、というのはなんとなくわかります。

(体重の変動と、頬の脂肪~アゴ下の脂肪の量は比例していない。他は比例することはあっても)

 

このアゴ下のを顔に勝手にもってくるわけですが、メーカー推奨ではありません。

(顔用のハンドピースの開発がどうなっているのか、全くわかりませんが。。)

メーカー推奨分は、全部FDA承認ですが、推奨じゃないから、FDAも知りません。もちろん、日本の厚労省なんか、未認可の機械ですから、知ったこっちゃないです。

やるドクターの責任でやるわけですが。。

 

脂肪のボリュームダウンしすぎが心配ですが、(そういう意味では、そんな頻繁にはしなくていいかと)

さっきも言いましたが、この部分の脂肪というのは、厄介ですから、そこまで効きすぎることはないかなと思っています。

でも、はっきり言って、わかりません。

 

顔のトゥルスカやってませんか?というお問い合わせは、何度かいただきました。

てきと~にやるくらいなら、モニター募集で、ちゃんとフォローしたいところです。

最後の照射から、1年間です。

診察の結果、適応のない方ももちろんいらっしゃいますので、誰でもできるわけではありませんから、ご注意ください。

 

 

 

 

 

Facebook をやり始めて、1か月半ですが、ブログやフェイスブックを見ていただいている方からの直接の声を聞かせていただけるのは、とてもいいですね。

みなさんのお役に立てているとは、とても嬉しいです!

スキンケアでもなんでもそうですが、シンプル イズ べスト!

もちろん、基本ができている上で、いろいろ(本当に価値のあるもの・効果のあるものを)やったり、追加するのは、とてもいいと思いますが、そのままなんか流されて、なんかいいらしい、とお金を払ったものの、結果、一体何が良かったんだろう。。。ということ、多くないですか?

可もなく、不可もなく、だったら、マシなほうで、返って、副作用などが出ては、目も当たられません。。

 

今日も来られてた初診の方が、ネットの化粧品の口コミサイトで買った、ろくでもない化粧品をシリーズで使っていて、キメが全然なく、もともと色白の方なので、パッと見はまだ目立ちませんが、皮膚を50倍でアップで診ると、シミだらけ。。。肉眼では、ボーっと薄のと濃いのとまだらな色素沈着と一部肝斑だと思います。そこに赤みも混ざっていて。。。

 

このブログを読んでいただいている方は、そんな広告宣伝に騙されて、おかしな化粧品を使っていないはず、と思いたいところですが、初診でブログも結構読んでいます、という方が、結構、ブログで勧めていない化粧品を使っていたり。。。まだまだ認知度が低いというか、今までの化粧品などのテレビや雑誌やネットからの刷り込み情報が払しょくされないと言いますか、この「刷り込み」って、恐ろしいですね。。。

 

ネットの(スポンサーのいるサイトの)一方的な、企業にとって都合のいい、それがあたかも消費者にとってもいいかのように、すり替えられた情報だけでなく、真逆の情報も知って、その上で、自分にとって一番いいのはなにか?を選んでいただきたいです。

状況が変われば、一番は変わることも多いですが、それを自分でちゃんと納得した上で選んでいたら、そんな困ることって、そうそう起こらないかも。いい経験をした、次から気を付けよう、くらいで済むとおもいます。

まず、状況把握(自分の肌の状態とか)も大事ですが、目的をはっきりさせること!

何を最優先にしたいのか? それによって、選択が変わってきます。

それぞれの方にとって、その時々の一番いい選択ができたらいいですね。

 

さて、いい情報です。

「お知らせ」でもアップしましたが、「ビューティフルアイズ」が入荷しています。全種類ではありませんが、感じをみていただくのには、十分かと思います。

IMG_20160805_134904 鼻のところに、メガネのパッドがこなくて、こめかみで止める不思議な眼鏡です。(これはサングラス)

私は、普段はコンタクトですが、レンズをはずしたら、メガネです。

メガネをしていると、鼻の付け根の両側に、パッドの形の肝斑ができてきます。

メガネの鼻パッドが食い込んでいる方がいて、ものすごいシミになっています。

当たっている時間がとても長いというのは、恐ろしいことですね。

私は、メガネをしている時間はそれほど長くはないんですが(もうちょっとレンズを短くしないといけないんですが)、メガネをかけたまま、寝てしまった翌朝なんか、肝斑がいきなり出てきてます!その後、気を付けていたら、消えていきます。

 

サングラスも普段しないので、ブランドのものをひとつ持っているんですが、すっかり忘れてしまうんです。

紫外線の強いところに行く時など、ちゃんとしたほうがいいのはわかっているんですが、存在自体を忘れているといいますか。。

このサングラスも欲しいですが、まずは、家にあるのをちゃんと先に使ってあげないとな、とも思います。

(ほんとに使っていないので)

 

そういう意味では、サングラスではなくて、このシリーズのメガネが欲しい。。

 

これ、一度かけたら、かけている感じが全然違うことにびっくりします。かなり楽な気がします。

残念ながら、メガネのほうのサンプルはないんですが、かける感じはわかってもらえるでしょうし、メガネは、無難に一般的によくわる、売れ筋タイプのデザインなので、結構どなたにでも合うと思います。

 

試されたい方は、処置中にご相談ください。

 

 

 

 

 

 

さて、ヘナによるヘアカラーですが、「ヘナ」がいいと思っている方は、一体、「ヘナ」の何がいいと思って、そう言われるんでしょう?

聞かれたら、説明できますか?

スキンケアや化粧品と同じで、理由もわからず、「でも、ヘナって髪にいいんでしょ?」「天然だからいいんでしょ?」「化学薬品じゃないから」と言われます。「化学薬品じゃないから」とおっしゃる方は、ごく少数派です。そこまでこだわっている方は、いいんですけどね。

ちなみに、ヘナは、ただの草ですから、その辺の植物と同じで、かぶれる人はかぶれます。合わない人いは合いません。

何でもそうですが、100%絶対誰にでも合うものなんて、この世の中には存在しません。

大学病院にいた時に、よその科の新人研修医(女性)が、卒業旅行で東南アジアに行って、腕にヘナタトゥーをしてきて、すぐに消えるからと言われ、タトゥーを入れて、数か月たっても消えず、タトゥーの部分がかぶれて、色素沈着(シミ)になっていました。

保険診療ですから、炎症止めだけで、色素沈着の治療はできませんし、かぶれが無くなれば、それで治療は終了なので、その後シミが取れたかどうかはわかりません。

今回の美容皮膚科学会でも、ヘナ(インディゴ含む)による色素沈着の症例の学会発表がありました。

オーガニック化粧品やなぜか世界的にボタニカルブームですが、天然だから安全、なんて、なんの医学的根拠もありません。

天然だろうが化学物質であろうが、刺激のあるものああるし、かぶれるものはかぶれます。全身のアレルギー反応を起こすこともあります。

まず、「ヘナだから安全」「(何かわからないけど)ヘナっていいんでしょ」と盲目的に信じ込むのは止めてください。

 

で、どうして、ヘナ100%のヘアカラーがそんなにもてはやされるのかと言いますと、これは単純に、「ジアミンが入っていないから」です。

問題になる化学物質が入っていないので(植物100%なので。)、それらによるかぶれやアレルギーが起こらない、というだけの話です。

ジアミンのかぶれは出たら結構ひどいので、ジアミンがダメな方、ヘアマニキュアやカラートリートメントが嫌いな方は、ヘナは、ひとつの選択肢になるというだけです。

うちの患者さんの中にも、ヘナ100%で結構してきた、という方が何人かいらっしゃいますが、その方々からお聞きする分には、髪質がそれほど良くなったというのがお聞きしていません。

ヘアカラーでかぶれるから、ヘナ100%のものでしている、というだけの話です。

本物のヘナは、染まりも悪いし、1回で綺麗に染まらないし、その1回染める時間もかなり長いし、臭いは独特だし、白髪しか染まらないし、しかもオレンジ色になるので、オレンジのメッシュみたいになるし(それがいい方はいいんですが。これはこれで、私は結構いいなと思いますが、好みですね)、普通のヘアカラーと同じように考えていると、大間違いな結果です。

天然で染めるわけですから、そういうもんです。

「ヘナっていいんでしょ」と(ヘナだけではないですが)何も調べることなく、なんでもよく考えずにすぐに飛びつく方、大勢いらっしゃいますよね。

そういう方が、実際、本物のヘナ100%をすると、クレームの嵐で、しかも何がいいのかわからずにやっていますから、我慢することもないし、こんなの嫌だ!ともめることもあります。

なにより、通常のヘアカラーよりも美容院の椅子を長時間占拠されるわけですから(しかもクレームになったらたまりません)、美容院としては、やりたくない施術ナンバーワンかも。。。

「「ヘナがいいんでしょ」というお客がくるから、とりあえず、ヘナさえ混ぜておけばいいし、染まりが悪い分、ジアミン入れとけ、どうせ何がいいのかわかっていないんだし、綺麗に閉まるほうが客もいいだろう、時間も短くて済むし。」

という美容院は、無茶苦茶多いと思いますよ。

ヘナカラーで検索かけても、どこにも「ヘナ100%のみ」と記載のないHPがいかに多いか!

ほんとに、ヘナ100%で扱っている美容院は、HPの書き方も全然違います。

HPだけてきと~に書いている美容院もあるかもしれません。

そういう意味で言えば、ヘナ100%のものとか買ってきて、自宅でやるのが、一番100%であると思います。

そこまでしてヘナがやりたいのなら。

あとは、かなり信用している美容師さんに聞いてみるですが。。。

何でもメリットとデメリットがあるので、自分にとって、何が大事なのか、何を優先するのか、それによって、第一選択は違ってくるので、自分でいろいろと考えて決めるしかありません。

私も含めて、うちの患者さんの中には、白髪を染めていらっしゃる方・気になっておられる方はとても多いです。

40歳前後になってくると、白髪が気になり始める方は多いですが、私は、二十歳くらいから白髪がチラホラ出ていて、20代から出てきていました。

これは、完全な栄養不足です。40歳くらいから、白髪に効果があると言われている外用剤を一時使いましたが、さすがに20年ほど白髪ですから、もう色素細胞も死んでいるのか、あまりよくわからなかったので、使うのを止めました(他に使いたいものがあったので。

 

私は、佐伯チズさんや草笛光子さんのような白髪になりたいんですね。

全部白髪になればいいんですが、それはもうちょっと時間がかかりそうなので、その途中が結構汚い。。

男性の白髪が結構出てきて、2~3割くらい混ざってるのは、あまり汚なくないというか、あれがあれでいいと思うんですが、女性の場合は、あの中途半端な状態って、あんまりキレイに見えないですよね。

特に、綺麗な恰好をしていたり、メイクをしっかりしていると、中途半端な白髪が目立って、「ちょっとくらい染めたら?」と思われれしまったり、「あんがい年とっているんですね」とみられてしまう。。

どうしてなんでしょうね。女性だけ。

やっぱり、恰好やメイクと、白髪とのギャップなんでしょうか。ギャップがないような、恰好やメイクであれば、そんな汚く見えず、自然なのかな。。。

ところで、ギャップのないような恰好やメイクって、どんなんですかね。。

 

さて、私は、もう何年も美容院でヘアカラーは一切してもらっていません。

私の白髪対策は、メインはヘアマニキュアです。

時間のある時は、美容院に月1回行きますし、時間のない時は、自宅で市販のヘアマニキュアを使ったりします。

あとは、ヘアカラートリートメントを使くこともありますし、一番多いのは、マスカラみたいな部分染めで、ほんとに根元のところだけ使うか、あとは、ジアミンの入っていないヘアカラーをたまに、あとは、塗っておいて、日光に当たると黒くなるという、乾いた髪に塗るやつが家に置いています。

このジアミンの入っていないヘアカラーと日光で黒くなるやつは、金属イオンが入っていますから、美容院でパーマや毛染め(ヘアマニキュアも)をする際は、トラブルが多いそうで(パーマはうまくかからなかったり、毛染めは変な色になったりなど)、そういうのを使った時は、美容師さんにちゃんと言っておかないと、困るのは自分です。

 

あとは、以前に東急ハンズで買った、ヘナ(とインディゴのミックス)の化学薬品の入っていないカラー剤がありますが、時間がかかるので、まだ一度も使っていないです。。。

私自身、ヘナはしたことがないです。

 

私は、石けんシャンプー派なんですが、ヘアカラー・ヘアマニキュア、のみなく早く色が抜けてしまいます。。。

石けんシャンプーをするなら、金属イオンのやつか、ヘナか、になってしまうかなと。

仕方ないので、今はアトピコのシャンプーですが。

美容院に行く前に、自分で染めたのを早く落としたい時に、石けんシャンプーを使ったり、もういいや、という時にも使ったりします。

 

ヘアカラーは、トラブルというのは、無茶苦茶多いです。

以前ブログにも書きましたが、消費者庁の調査報告がありました。http://www.caa.go.jp/safety/index29.html

本来、ヘアカラーは、やる前に、パッチテストが義務付けられているものです。

なので、本当は、みなさんが美容院でヘアカラーをお願いしたら、いきなりできないはずです。

でも、いきなりやっていますよね。

実際、やるお客さん側が、そんなのいらないから、すぐにやって!と要望のあることも多いでしょうし、断って、パッチテストをしてください、とお願いしたら、他の美容院に行かれるだけなので、そのままやっている美容院が多いのが現状でしょう。。

(これが、また被害者を増やすんですが)

 

昔、私も最初に白髪を、ヘアカラーで染めようとした時(ヘアマニキュアだとすぐに落ちるから)、その美容院は、必ず問診表と同意書が用意されていて、ヘアカラーによるかぶれの有無やパッチテストの希望(希望すれば、パッチテスト用のをくれます。自分でパッチテストしてから、また来てしもらうんです。なので、その日はできません)の有無、パッチテストしないけれど、それでも希望するのか(かぶれる恐れのあることを踏まえた上で)、などが書かれたものに、同意の上、サインをするんです。

そういったものがちゃんと用意されていました。

(そんなものは見たことも聞いたこともない、という患者さんは、ものすご~く多いです。だから、余計にヘアカラーの被害者が増えているのでは。。?と思います。)

 

白髪染めをすると、その日は、とても頭(頭皮)がかゆくなるし、首にちょっと湿疹が出るし、と、私も最初はそんな大したことなかったです。

すぐに根元から白髪が出てくるから、2か月もたたないうちに、ヘアカラーの予約を取ったら、私の担当の美容師さんがとても良い方で、そんなことをしていたら、50代や60代になった時に、頭の毛穴がすごくひろがって、たるんで、どうしようもなくなるから、ヘアカラーは3か月以上空けたほうがいいですよ、と教えてくださいました。

その日は、ヘアマニキュアに変更しました。

それから、ほとんどヘアマニキュアです。

この美容師さんに出会えたのが、私にしては、とてもラッキーなことでした。今から10年くらい前の話です。

 

患者さんで、白髪染めをされている方にお聞きすると、なんと!1~2か月毎にほぼ全員がされていて、1か月毎の方が圧倒的に多かったです!!

(しかも、誰もパッチテストやアレルギーの話は聞いてもいない)

美容師さんから、止められた方は、恐ろしいことに、誰もいませんでした。

ひどいところは、ヘアマニキュアがメニューにないっ!!

お客の皮膚や髪の毛を一体何だと思っているんでしょう。。。命のない作品か何かだと思っているんでしょうか。。

(そんなところでやったら、絶対にダメですよ。ボロボロになりますよ)

 

シャンプー・トリートメント。パーマ液・カラー剤(マニキュア含む)など、こういう害を一番知っているのは、美容師さんです。

自分の手指を毎日見ていたら、どれだけそれらが、えげつないものかよく知っておられます。

確かに、職業病ですから、1回触るのと、1日で何回も触るのとでは、刺激具合は違いますが、それでも、えげつなさは知っています。

あまり表だって言わないだけです。

ずっと美容師として働いている方だと、同じお客さんの、髪の毛や頭皮の様子をずっと見ていますし、新規のお客さんでも、頭皮や髪の毛を見たら、どれだけいろいろいじってきたか、すぐにわかっていらっしゃいます。

でも、やらないといけないから(お給料もらえないから。儲からないから)、やっておられるだけです。

(何にも考えていない美容師さんも、もちろんいますけどね)

 

以前に、真夏にヘアマニキュアをして、帰りにすごく汗をかいて、白い麻のジャケットの首回りを汚したことがあって(幸い、すぐに洗ったら、取れました)、真夏にする時は、年に1回だけヘアカラーをしてました。あと、着物着る時とか。

ヘアカラーやって、年に1~2回、着物を着ない時は、年1回でした。

ところが、それをしていくと、どんどん痒くなってきて、とうとう、やっている最中に、(かゆいんですけど、我慢はできる。赤く腫れあがるわけでもないし、ただれるわけでもないです)、体中の緊急非常事態ベルがビーっ!ビーっ!と鳴りまくっていて、ああ。。体が怒っている。。。

これ以来、ヘアカラーは止めました。

 

先日、ドラッグストアのヘアマニキュア・カラーのコーナーで、マニキュアだけど、5分で染まる!しっかり染まる!長持ち!みたいな商品があり、う~ん。。。?と思いましたが、使ってみないことには、わかりませんから、買って使ってみました。

かなりすすぎましたから、頭皮は痒くはなりませんでしたが、首には湿疹が出ました。

確かに、結構染まって、普通のヘアマニキュアよりも、持ちがとても良かったです。

 

いつも患者さんに言っているのは、持ちが良かったり便利なものは、よくない成分がそれだけ多いということですよ、すぐに取れるということは、それだけ安全ということです。

取れにくくて、割と安全という場合は、色がもひとつだったり、便利でなかったり。。。全てOK!みたいな魔法みたいなものはありません。

化粧品と同じで、どこで妥協するか、です。

それでも、私は、ジアミンの入ったヘアカラーは、一切勧めていません。

 

 

 

あいこ皮フ科クリニックのFacebookページhttps://www.facebook.com/aikohifukaclinic/ で、みなさんからの質問を受けつけています。

ブログを読んでくださっている方、読み始めたところの方、まだこれからという方(ブログ内で検索するほうが先かもしれません)が、こちらのフェイスブックでは、なんでも質問していただけるページにしています。

 

ただ、答えられる範囲での話になります。

単純に「おすすめの化粧品名を教えてください」、と言われてもずらずらと列挙はしません。ブログ内で検索されてください。

 

以下に、うちのフェイスブックページで質問していただく際の注意事項をあげましたので、フェイスブックを使われる方は、ご一読をお願いいたします。

 

①漠然とした質問だと、フェイスブックで返事が書ける範囲ではないので、ある程度絞っていただかないと返事が書けません。

 

②あまりに考え方が違いすぎると、らちがあきませんから、そういう場合は、先にブログ内を検索するようにお願いしています。

 

③他院で通院して治療中の場合や、他院で購入したクリニック専売化粧品や医薬品については、診察もしていない私からは一切お返事いたしません。治療してもらっている・購入したクリニックにお問い合わせください。

 

④みなさんの悩んでいることは、似ていることもとても多いです。お返事も同じような内容になることも多いです。そういうご質問に答えるために、オープンに、みなさんにも聞いてほしいと始めたフェイスブックですから、コメントは必ず「表示」(誰でも見れる設定)にしてください。

「非表示」にされた場合、こちらで「表示」に切り替えます。場合により、質問には一切お答えしません。

 

⑤フェイスブックの特性上、実名以外でのご質問には、お答えしません。ローマ字・ひらがなに変換している・仕事上で使われている通称名称などを除き、お答えはしませんので、ご了承ください。

質問が増えてきた場合、より実名の方からお返事させていただきます。

 

⑥ブログでも一度も商品名が上がっていない商品で、「○○はいいですか?買わないほうがいいですか?」というご質問にはお答えできかねます。

私がよくないと思っていても、私個人の意見ですし、商品名を挙げての否定はしません。好みの問題もありますし、ブログで取り上げていないということは、どちらにしろ、私の好みではないから、取り上げていないのであって、少なくとも好きな化粧品ではないことが多いです(絶対ではないですが)。

私が、その商品を知らないだけ、という場合もありますし、私の勧めているものは、あくまでも私個人の独断と偏見です。

 

⑦うちのフェイスブックページで、私の勧めてない(取り扱いのない)化粧品などの商品を、まるで私がお勧めしているような書き方をされると、それは困りますので、その際は、はっきりと全否定いたします。

うちのページを使っての、ステマのようなことは絶対に止めていただきます。

 

⑧質問する時だけ、アカウントを取って、返事が来たら、自分の投稿・私からの返事もすべてを削除された場合、これは個人的に質問 したに過ぎず、自分さえよければいいというとてもずるいやり方です。もともとの当院のフェイスブックページの目的と違いますので、コピペして、すべて公開させていただきます。

Facebookのアルゴリズムなどで勝手に削除される場合もあると思いますが、投稿した本人に返事した途端に削除され、連絡が全くつかなくなるなどは、故意とみなしますので、公開いたします。

 

注文が多くてすみません。

私もこの7月にフェイスブックを始めたところで、初めてのSNSでしょうか。

まだ初心者ですので、よくわかっていないところ、使いこなせていたいところがあります。

コメントしていただける範囲が、「友達の友達」になっていたので、「公開」にしました。(なっているはずです。。。)

身近な方とだけフェイスブックをされていた方は、コメントが非表示にされてしまうことがあるかと思いますので、お気を付けください。

 

この中で、想定外で一番困ったのが、⑥と⑦でしょうか。

 

⑥は、真実はわかりませんが、全然お勧めてしていない化粧品を、「先生のお薦めの○○・・・・」とコメントされ、この時は、「え?!なんで、おすすめ?!そんなこと、書いた?!」ていう素直な疑問で、「おすすめなんかしましたっけ?取り扱いもとっくにしていませんよ」とそのまま事実を返事しましたが、あとから、なんかおかしいな、と。。。

ああ、ステマに利用されようとしたのかな、と思いました。(真実はわかりません。。)

削除されたら、完全にステマですね。そこの関係者が、関係ないふりしてコメント投稿したんでしょう。

ステマにしようとして、大失敗の巻~っ!!になるのか、ほんとに勘違いされていて、素直に質問されたのか、それはわかりません。。まあ、消えるかどうかですね。

 

何度かやりとりして終了したんですが、夜にパソコンでフェイスブックをみると、どこ探しても、そのコメントも返事も、どこにもないんですよ。

そりゃもう探しまくりましたよ! フェイスブックについて検索もかけまくったし。

コメントが投稿されたのは、メールに連絡がくるので、その人の名前もコメント内容も残っていますが、それをクリックすると、そのフェイスブックページに今までは飛んでいましたが、夜には全くのエラーで、表示できませんし、本人のフェイスブックにも繋がらなくなっています。

バグやアルゴリズムとやらかもしれませんが、私には、故意としか思えませんね。。この状況は。。。

連絡が全くつかないあたりがかおかしいかと。。。さすがに、バグやアルゴリズムのせいとは。。

 

私は、ずるい人、というのが一番嫌いで、人間ですから、誰でも弱い部分・ずるい部分って、私もありますが、こういう狡さは、ほんとに一番嫌いですね。こういう人に関わる時間がなによりもったいない。。

私が甘かったですか。

 

どうにかして、真のずるい人には近づかないように、付き合わないようにしていますが、フェイスブックでこういうことが起こるとは、これが一番想定外かも。。

 

こういう人が出てくると、今後も出てくるのかもしれないとなると、フェイスブックページをどう運用していこうかと一から考え直しかなと思いましたが、いつもこういう時って、ほんのごく一部の心ない人のせいで、大勢の良識のある方のために始めたことが中止になる、制限がかかる、というのが、これまた一番嫌いです。

 

なので、フェイスブックのコメント投稿に、条件を付けることにしました。

 

フェイスブックのどこかにも書いておきたいんですけど。

 

これでダメなら、「承認」した人のみがコメントできることにするんですかね。そこまでしなくていいんじゃないと思っていましたが、今後、しないといけないようになったら、悲しいですね。

 

 

間違ったスキンケアシリーズ、もう何回目かすらわからなくなりました。。。

 

ちょっとした間違いって、スキンケアに限らず、誰でも、なんでもありますよね。

わかっていても、心に隙のある時や、弱っている時に、つい出来心で。。。みたいなこともありますよね。

 

そういう方の場合、スキンケアにしても美容医療にしても、少し冷静になられて、ここが違いますよ、ほんとはこうですよ、こうしたほうがいいですよ、とちょっと言うだけで、すぐに軌道修正できます。

間違っていたら、間違っていたところまで戻ってやり直せばいいん(間違っている)道を行くのではなく、別の道があるのかもしれないと探せばいいんです。そしたら、きっと別の道が見つかります。

 

でも、根本的に間違っている方の場合、話が全く噛み合わないと言いますか、そこから教えないといけないのか?!と驚愕するくらいのレベルになると、時間がいくらあっても足りないんですけど、話は全く進まないし、同じ日本語で話しているとは思えないくらい、話がかみ合いません。

 

間違った情報は、どんどん間違った情報を連れてくるんですね。。

類は友を呼ぶ、とはよく言ったもので。。。

そういう方の場合は、もう一切の情報をシャットダウンしてほしいんですが、そういったところで、されるわけでもないので、(ここで、されたら、また新しい道が切り開かれるんですが。。)、また、別の間違った情報に支配されて、これまた話がかみ合わない。。

 

こういう人ほど、ほんとはなんとかしないといけないんでしょうけど、本人が拒否している形になっちゃうんですよね。

なんか思いこんでいる、その間違った情報からずれると(そりゃ、ずれるだろ、と思いますが)、それは、自分の求めていることではない、と、また違うほうにいくわけです。

 

抽象的な話でわかりにくいですよね。

具体例で言いましょう。

 

肌荒れで悩んでいらっしゃる方、大勢いらっしゃいます。

肌荒れ相談、スキンケア相談の方の場合、使っている化粧品全てお聞きするんですが、ほんとにろくでもないものを使っている方、ものすごく大勢います。

電話の段階で、そんなん使っているから、肌がおかしなんねん、ということもしばしば。。

ブログを読んでも止めていない方も、とても多いです。なんで、やめへんの?!とビックリの連続です。

ブログ読んでいない場合は、仕方ないんでしょうけど、「おススメしない化粧品シリーズ」などを読んでもなお、まだ使い続けるという。。。

「止めても、その後、何を使っていいのかわからなかったから」という方も、無茶苦茶多いです。

市販のわけわからん化粧品を買う方が多いし、何を使っていいのかわからない、という方も多いから、ブログで、いくつか市販で誰でも買える化粧品を紹介していますが、何故かそれは買わない。わけわからん化粧品はネットで買っていたのに関わらず、です。

それこそ、ネットですぐに買えると思いますが。。

 

その使い続けている化粧品は、ブログで書いてあった、「ススメない化粧品」とは思いませんでしたか?と聞いても、「私が使っているのは大丈夫だと思っていた」と答える方も、これまた多いです。。。

 

肌で悩んでいる方、全員に言います。(何度もブログで書いてきていますが。。何度も何度も言わないといけないわけですね。。)

 

肌がキレイじゃない、なにか悩みがある時点で、それがひどければひどいほど、今まで生きてきた何十年間、皮膚の触り方と使っている化粧品の質が悪い、とまず思ってください。

仮に、質が悪くなかったとしても(9割以上、質が悪いのですが)、貴女には合っていないんです。

合わない化粧品というのは、毒でしかありません。違う時には大丈夫かもしれませんが、今は、「毒」です。

 

そういう時は、とりあえず、全部止める、というのが正解です。

だから、皮膚科に行くと、全部止めるように言われることがあるでしょう。皮膚科医からしたら当たり前なんですが、止めろと言っても、女性の側が止めないから(だから、めんどくさがって言わない医者もいます。言ったって、煙たがられるだけですから。どうせ言うこと聞かないわけですから、時間もかかるし、言わない、というわけです。)、いつまでたっても、ひどくなるだけです。繰り返すだけです。

 

そういう時に、一部だけ使ってもよかったり、別のならいける場合もありますが、今まで散々間違った情報に支配されてきた方が、正しいスキンケアと化粧品に独学で行けるわけでがないと思いますから、そういう時に、また新しく化粧品を買って、ころころ変える、というのは、最悪です。変えた化粧品も、ろくでもないから。別の毒を塗るだけです。

そういうことをやればやるほど、もうどんどんぐちゃぐちゃになって、全部止めさせられるだけです。これは使っていいですよ、という余地すら、残らなくなります。

 

肌がボロボロになればなるほど、使える化粧品というのは減ります。

だって、薬じゃないから。ひどい場合は、使える薬も減ります。刺激のないものをどんどん求めると、すごく使いづらいのは覚悟してもらわないといけません。

全ての化粧品に、「肌に異常があれば、中止してください」と書いてあるでしょう。

それを無視するから、体が怒って、ますますひどくして、仕返し兼、知らせてくれているわけなのに。。。

まあ、自業自得にはなりますが、気づいたからって、すぐに治るものではないので、困るのは自分でしょう。

こじらせ具合がひどければひどいほど、治るまでの、良くなる時間もかかるはずです。

 

体に、すぐに治せる体制や余裕があれば、そのおかしな化粧品を全て止めて、肌の触り方を気を付ければ、こちらが驚くくらい早く治ることもありますが、そういう方の体に余裕はありません。

この余裕というのは、栄養のことです。メインは、動物性たんぱく質ですね。

これだけ、栄養のことを書いても、自分は栄養が足りていると絶対に疑わない人のなんと多いことか!

ブログは読んでも、栄養のところは、全て飛ばして読まない。。こんな無料の情報があるというのに。。。取捨選択が間違っているんです。役立つ情報を捨てているという。。ろくでもない情報は、すぐに飛びつくのに。

 

魔法みたいに、これさえ買えば!みたいな広告に踊らされて、他力本願だから、肌が汚いんですよ。

他力本願じゃない、というなら、栄養不足の程度がかなり深刻か、どこからか根本的に間違っているんです。

 

栄養が足りていたら、そこまで肌汚くなりません。肌が荒れている時点で、栄養が足りているはずがないです。

一時的なことはあっても、ずっとひどい、どんどんひどくなる、などは、ひどい栄養失調です。

子供のころからずっと肌は荒れている、という方は、子供のころから、栄養が足りないんです。

 

肌の綺麗さと若々さと保つには、外からのスキンケアと質のいい化粧品は確かに必要ですが、内からの栄養が皮膚を作っているわけですから、どちらが欠けてもダメなんです。

ちなみに、栄養がほんとに足りていれば、それほど化粧品はいりません。

 

一人でも多くの方が、早く気づけばいいんですけど。。。

 

使っている化粧品がほんとにいいものであれば、肌は、そんなに荒れないんじゃないですか? 

そこまで荒れてしまっている時点で、それらが犯人、もしくは共犯です。

どれが犯人かわからないなら、全部止めるしかありません(全部のことも多いので)。

一刻も早く、全部止めるのが、早く良くなる方法です。

どうしても何かを使いたいのであれば、そういう専門の皮膚科医なりに相談しないと、そこまで荒らしてしまっているご本人には、その判断は無理ですよ。

全部止めるほうが、きっとマシですよ。