女性には、本当にもっと赤いお肉をたくさん食べてほしいです。
あと、レバーや砂肝やハツなどの赤いもの。
女性は、男性の倍、肉やレバーを食べなきゃいけないと私は思っています。
(かといって、肉ばっかり食べたらダメですよ、魚も貝も卵も大豆も、たんぱく質はちらして、ローテートしてくださいね)
人間ドッグや健康診断で引っかかっていないからって、「健康」の約束がされているわけでは決してないです。
ああいうのは、特に血液検査は、ひっかける病気というのが決まっていて、それも、引っかかったら、大概、ということです。
保険診療で何か薬が出せるとか、検査が保険が通るとかいうレベルで、いわゆる、学会でいうところの「診断基準」というのがひとつの目安になることが多いかと思います。
(個人差は、今置いておきます)
明らかに、「保険を使って治療をしなければならないレベル」まで来たんだ、くらいに思ってください。
貧血が何も引っかかっていないからと言って、貧血でない、とはなりません。
診断基準云々と言うなら、女性は全員隠れ貧血だと私は考えます。
程度の差はもちろんありますが。。。
本当に食事をちょっと変えるだけで、体調は劇的に変わることがありますよ。
女性の体調不良のほとんどは、栄養のバランスが悪すぎるのと、あまりにも赤い肉を食べなさすぎ、だと思います。
女性は、男性と違って、「月経」があって、毎月出血するわけですから、生理が始まった時から、男性に比べて、ハンディがあるのは当たり前で、体もしんどいやろ~と思います。
(私は、しんどかったですよ。)
Facebookで紹介されていたので、引用させていただきました。
「日本は「貧血大国」だ 妊娠を考えてる女性は、貧血の恐ろしさを認識してほしい」
http://www.huffingtonpost.jp/kana-yamamoto/anemia-japan_b_5312215.html
うちで栄養療法をされている患者さんが妊娠した時に、何の役にも立たなかった、不妊治療をしていた婦人科からの妊娠したと分かった時の栄養指導で、「妊娠で今の時期に鉄はいらない」とそこの管理栄養士から言われて、素直な患者さんは、止めてしまい、その後、相談に来られて、もうすぐ再開するように言いました。
この方は、妊娠前から結構な隠れ貧血で、それほどサプリを飲まれているわけではないので、劇的な改善はしていませんでしがた、少し良くなっていた矢先の妊娠で、もっと飲めるなら飲んでください!と言ってところを、止める栄養士。。。。
ここの婦人科、一体どうなっとんねん。。。
この記事でも読んで、不妊外来、たため~!!と思わず思ってしまいました。
血液検査は、初診時のみで、その後、1年くらい?もっと?ほったらかしで、高いお金ばっかり払わされて、体外受精にしろ人工授精にしろ、妊娠しなかった場合、「今回はダメでした」という事実だけではなく、患者さんから、「またダメだった。。次もダメなんじゃないか。。」と希望まで奪っていってしまうんです。
体外受精や人工授精が必要なこともあると思いますが、まず肉を食わせろ!!栄養摂らせろ!!と強く、強く、思います。
女性の場合、1年年をとるということは、通常であれば12回生理が来て出血するわけで。。。それだけ栄養不足が進むんです。
12回分の生理に相当する栄養は、口から摂るのは無理でしょう。
男性の老化とは、体に対する影響がそれだけ深刻なのではないでしょうか。。
ほんとに、栄養を少しでも増やせば、いろんなことが良くなります。
元気になるし、やる気もでるし、必ず次のステージに行けます。
女性には、もっともっと元気になって、仕事に家庭に、好きな世界にと、自由に、しかも楽に動けるようになってほしいです。
サプリも大事ですが、それよりは、まず食事です。
何度もブログで書いていますが、市販のサプリで、おススメはありません。
成分表示通りに入っていることもないし、質の悪い鉄が入っているだけで、そんな表示すらないものまであります。添加物も満載だったり、何を飲んでいるのかわかりません。
そんなお金があるなら、必ず食費に回しましょう。そのほうが確実なこともあります。他の栄養素も摂れますし、おいしいし楽しいし、食事がまず一番!
レバーや砂肝はしかも安いから、牛肉である必要はないんですよ。とりあえず、動物性たんぱく質の赤いものですよ。