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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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食後にじんましん

最近、晩御飯を食べた後に、時々じんましんが出ます。

まあ、疲れているんでしょうけど、食べているなにかが、じんましんを呼んできているんでしょうけど。。

なにかな。。?

 

派手にパアアーッ!!と出るわけではないので、なんか食べている最中に、ちょっとムズ痒いな。。とあちこちごそごそと書いていて、ほんとにあちこちが微妙~にかゆい、となって、おかしいな、ダニ?と一瞬思った時点で、ああ、じんましんか、と思って腕などを見ると、小さ~い赤いつぶつぶが点々と見えます。かゆいところに、チラホラと。

で、しばらくすると治まるんですよね~。

 

毎日起こるわけではないし、次にじんましん出た時にはもうすっかり忘れていて、またかゆくなって、まさかダニ?!と6行目前から再生が繰り返されています。

 

患者さんだと、普段食べていないものばかりが原因ではないか?と探されるので、自分がこれは違う、と判断したものはお聞きしても言われないことも多々あります。

 

でも、毎日食べているもの、今までも食べてみたものであっても、じんましんやアレルギーは突然起こります。

 

1回起こっただけであれば、その後、ピタッと出なくなった、というのであれば、何が原因かわからないし、まあ出ないのであれば、お疲れでしたか、で済むのかもしれませんが、同じじんましんでも、かゆみが激烈とか、そっから掻き倒して皮膚がボロボロになっているとか、日常生活に支障をきたしていると、止めることも大事だし、次に出るまでに原因がみつけられると、起こらない可能性がすごく上がりますから、原因を探すことも大事ですね。

 

で、血液検査ですが、知りたい方や、これは調べないと!という切羽詰まった症状の場合は、大事ですが、血液検査で引っかかったから、そいつが原因!とはならないし、全然引っかかってないのに、実際のアレルギー反応は出ている、ということも多々あります。

引っかかった物自体は、アレルギーが出やすくなるでしょうから、避けられるなら避けたほうがいいですが、今回のじんましんの原因か?!と問われれば、わかりません。

違うのかもしれないし、たまたま引っかかってはいるけど、今回とは無関係のこともあります。

だからこそ、患者さんの経過や症状もとても大事で、1回ではわからないこともあります。

 

最近、炭水化物を少し摂るようにしています。ちょっと体調がどう変わるのかを、様子を診て、いろいろ食べているところです。

それでも、グルテンとカゼインは、圧倒的に少ないな~。

小麦摂る時は、国産だし(国産だから100%安全というわけではないです)

 

調味料かしらん。。

 

食べ物の場合は、ひとつずつ食べるわけにもいきませんから、食べて、バア~っと出たら、この中のどれか、になります。

 

これまたよく患者さんの勘違い・思い違いであることも多いんですが、たくさんの種類のものを食べているクセに、なぜか、そのうちのひとつを取り上げて、「こいつが悪いんです!」と言われることもあります。

 

これくらいのじんましんなら、とそのまあ症状もあまり出なくなって

もういいや、と消えていくもとありますが、放っておくと、どんどんひどくなって、えらいことになります。

喉がイガイガするとか、口の中が腫れてきた、など全身の症状が出たら、専門医師のいる 病院に行ったほうがいいです、基本すぐに。

こういう即時型のアレルギーは、大変なことになることもあるので。。

 

じんましん自体が久しぶりなのと、自分の体になると、いろいろ見落とし勝ちです。

 

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