三島学先生の「「糖質制限」が子供を救う」が、数日前にやっと届きました。
こちらは、組合を通して、丸善に11月に早々予約をしていたんですが、ぜ~んぜん来なくて、これだったら、大垣書店行ったわ。。。(大垣書店とクリニックはとても近いのです)
でも、もう注文しているから、待っておこうと待ってました。
ただ、いざ届いたら、実は忙してく読んでいる時間がない。。。ガーン。。
もうちょっと我慢、我慢。。
こちらの本、まだ読んでいないのですが、三島先生の多く子どもたちに実践されてこられた話だと予想しております。まさに実践の現場のお話なのかとワクワクしております。
日本で初めての子ども糖質制限の本とご紹介されていましたが(世界で初めてとも)、実は、日本で初めてなのは、溝口徹先生の「子供の「困った」は食事でよくなる」(青春出版)
2011年9月発刊でしょうか。今から5年以上前ですね。
実は、こちらの本、もう絶版になっておりまして、古本屋さんか、キンドルでしか買えません。
この本は、とてもいい本なので、うちでもMSSさんに在庫があった時は、そのまま買って、クリニックで売ってました。患者さんがどこ行っても買えなかったから。
でももう、その分もとっくになくなりました。MSSにもとっくにもうありません。
中古で買えるかな。
中古は、高い!と思ったら(プレミアがつくので)、しばらくしたらいきなり値段が下がっていることもあるので、こまめにチェックするのもいいかも。
私もしばらくこの本読み返していないので、細かい内容は忘れましたが、三島先生の本を購入されて興味のある方にはぜひ読んでいただきたいです。
この溝口先生の本は、ほんとに素晴らしいですよ。
栄養療法でやっているのは、糖質制限だけではありません。
糖質制限もどこまでさせるのかは、個人差がとても大きいです。
体にとって、3大栄養素というよりも、3大代謝は、糖・たんぱく質・脂質です。
糖質制限で糖代謝は良くなっても、同じくらい、たんぱく質代謝・脂質代謝が重要です。そして、もちろんビタミン・ミネラルも重要です。
栄養素だけではなく、腸の問題もとても大事です。
実は、この本、5年以上前なのに、グルテンとカゼインの話が出ていて、小麦。乳製品の制限について書かれています!改めて考えると、スゴイ!!
5年以上前ですから、今と違うのは、
①玄米勧めない
→フィチン酸で、ミネラル出ちゃうから。どうしても食べたかったら、その分のミネラルの補充も必要です。
②全粉粒のパンが、パンを食べるならおススメ
→今は、勧めていません。
栄養に関する医学も進歩しますからね~。
古い本の場合は、注意してくださいね。知識のアップグレードが必要です。
ネットでも、私のブログでもなんでも、それを書いたのはいつか?と必ずチェックしてくださいね。
この本が世の中に出るのが早すぎて、あんまり売れなかったらしく、それで絶版ということですが、あまりにもったいないので、ちょっと書き直してまた出してほしいな~と関係者の方に言ったことがありますが、「子供の本は、ほんとに難しくて。。。出版社がなかなか、いいよ、と言わないそうです。まして、糖質制限の本ですから、三島先生の本が世の中に出てくるのに、どれだけ大変だったのか、江部先生のブログ読んだらわかりますよね。
子供に元気に育ってほしいので、悩んでいる親御さんは、この本買ったほうがいいです。