先日、温泉に行った時に、サウナがあって、そういうところに行ってサウナがあると必ず入るんですが、長居はしません。ちょっとだけ。
だって、ほとんどのサウナが、90℃くらいで、あれは心臓や血管系に悪い。急激な変化は体は嫌いますから、よくサウナでぎりぎりまで我慢して、水風呂にいきなり入るとか、最悪です。。。どんな修行やねん。。って。命かけてんの?って思います。水も我慢して汗大量にかいてたら、脱水で血栓もできますよ。脳梗塞になりますよ?我慢大会はたいてい体によくない。
で、ここのサウナは、体に優しい60℃のほうでした。なので、ゆっくり入って、じんわりと熱を入れていくこともできます。
60℃のサウナは久しぶりだったので、おおっ!とちょっと嬉しくなったんですが、サウナって、炎が迫ってくるみたいに、うわあ~って熱いですよね。嫌な熱さではないですが。。
裸でサウナ入って、60℃でも多少うわわわあああ~と熱さで体をくるまれた瞬間に思いましたが、
。。。。これ、近赤外線、浴びまくりなんちゃう?!
と、はたと思いました。
近赤外線というのは、太陽を浴びて、じりじりと焼けるような感じとか(紫外線は放射能と同じで、すごい量浴びても、その時の感覚はありません。レントゲンやCTと同じです。あの焼けている感じは、紫外線ではなく、近赤外線です)、暖房器具や家電などの熱が出るものすべて、近赤外線を発しています。
この近赤外線がないと、寒くて寒くて、人間は生きていけないでしょうから、こうういう熱源というのは生きていく上で必ず必要だし、うまく付き合っていかないといけません。紫外線と同じです。
昔、こたつで寝たら、すっごいしんどくなった覚えはないですか?
まあ寝返りも打ちにくいから、そもそも狭くて、床もふとんじゃないから硬くて痛いというのもありますが、近赤外線を浴びています。
ホットカーペットの上で、そのまま寝てしまったことないですか?お肌はカピカピだし、のどは乾くし、体はだるいしといいことなしですよね。
寝るところではないですから。
近赤外線は、水分に吸収されて水分を蒸発させてしまいますから、そんなものをたくさん浴びていると、脱水になるのはあたりまで、脱水だから体しんどいのは当たり前です。
暖房器具は電気に限らず、なんでもそっちに顔向けていたら、カピカピに乾燥してくるでしょう?風がああらなくても。
お肌も脱水で水分が奪われてしまったわけです。
出た水の分は、しっかり飲みましょうね。
近赤外線は、水分を蒸発させるだけでなく、お肌の老化を進めるんですね~。シミは作りませんが、シワ・たるみの原因に。。
なので、暖房器具や熱源には、できれば顔(老化したくない場所)は反対向いたほうがいいです。
こたつとか電気カーペットとか直接熱源に当たるものは、当たらないわけにいきませんから、せめて服を着て、直接素肌に当たらないようにしたほうがいいです。かなりマシなようです。
皮膚は直接熱源に接しますからね。
で、サウナです。
全身裸で、こんだけ熱源を全身浴びて、これ、いいのん。。?
(すぐにどうこうじゃないですよ。)
裸で全身はちょっとな。。とすぐに出てしまいました。久しぶりの60℃サウナだったのに。
なんか一枚着て入りたいな、と思ってしまいました。気づいちゃったから。
そういえば、昔に人って、お風呂やサウナのような蒸し風呂に入るときって、湯あみ着(入浴時に着る服のこと)着てなかったっけ・・?
素肌で入ったら、体に悪いって知っていたんですかね。
昔ながらの知恵の中には、全くの迷信のことから、あれ?これってもしかして?というものまでピンキリなので、都市伝説はダメですが、大昔からされていることって、結構意味があったりすることがあります。あなどれません。
実際、測定したわけではありませんから、どれだけの近赤外線が出ているのかわかりませんが。。まあ、あの熱さは出ているじゃないでしょうか。
人間の体は、43℃超えると、活性酸素が発生します。ヒートショックプロテイン(HSP)も出ますか。って、そんな高温になるから、HSP作って体は守ろうとしているんでしょうけど。
(43℃までいかなくても、42℃くらいでもHSPは出るようです。)
温熱療法という治療法があるので、温度を上げることでの害(デメリット)もありますが、メリットが勝つ場合は、治療に使うというわけです。
サウナは、確かに気持ちいいです(気持ちいいというか出た後、なんかスッキリする)が、気持ちいいから体にいいかは別の話です。。
(熱いシャワーや運動と同じで、交感神経が興奮して、スッキリしただけかも。汗をたくさんかいて、出せる老廃物を出すのはいいんでしょうけど。。)