プロフィール

  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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今日は簡単に。

 

グルテンフリーを勧めた患者さん方の中には、結構徹底してされる方もわりといらっしゃって、そこまで徹底しないといけない方々ではみなさんないのですが、やるならきっちりしてみたい!と挑戦される方もいらっしゃいます。そういう方々がぶつかる問題が、お醤油です。

 

お醤油なんて、本来は、大豆と塩を発酵させたものであるはずなのに、なぜか小麦が入っているんですよね~。

なんででしょう?

小麦なしのお醤油を探すのが無茶苦茶大変です。

食品添加物まみれのお醤油もあるので、必ず裏はみてから買わないといけませんが。

私は調味料を買う時、その売り場で気になった商品は全部見ます。

その中から買わないといけない場合は、その中で一番添加物の入っていないもの、次に糖質量などを見ます。添加物がいろいろ入っている場合は、一番数が少ないものを買うことが多いです。なんでもね。

 

さて、こちらのお醤油、大丸でいつも買っています。

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たまり醤油なので、かなりのトロ~っ具合ですから、お刺身の時はいいですが、普段の料理に使うと、ちょっと使いづらいかな、というか、高い。。私は、刺身の時しか使いません。

こういうお醤油以外におススメは、魚醤です。

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こちらは、北陸、能登だったか旅行した時に買ったものですが、日本海側、東北もだったかな?魚がよく取れるところでは、魚と塩で発酵させた調味料、魚醤が醤油代わりに使われていたりします。

魚なので、普通のお醤油よりも濃くがあって(香りが苦手という方がいるかもしれませんが、魚の香りはしません。発酵してるから。

 

魚醤は日本だけのものではなく、ナンプラーもそうですし、ベトナムのニョクマムもそうです。

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名前は変わっても、みんな魚醤です。発酵のさせ具合などで、微妙に味は違うでしょうけど。

普段の料理の隠し味に、ちょっとだけ垂らすと、とても美味しかったりします。

 

ただ、魚醤は結構塩辛いので(塩だから)、お醤油と同じ感覚で使っちゃうと、結構塩辛くなりますので、ご注意を。

普通の醤油を使わずに、「醤油=魚醤」という地域もあるようですから、とてもなじみ深い味です。

 

 

Facebookにさきほど載せた分です。Facebookをご覧になっていない方もいらっしゃるので、ブログにも載せておきます。

 

まだ、メンバーになっていない方は、ぜひ利用してくださいね!

(メンバー申請の方法は、すみません、ブログかお知らせに書いてあるので、そちらを参考に。メールをお持ちの方はメールでお問い合わせください。

もしくは、受診された時でよければ、ご説明しますが、フェイスブックのメッセージを使うのが一番早いです。)

 

「あいこ皮フ科クリニックの栄養療法」グループは、当院で栄養解析を受けて、結果説明までちゃんと聞かれた方であれば、どなたでもメンバーになれます。
今日、患者さんから、「私はなれないと思っていた」と言われ、ビックリしました!
その方は、栄養解析も受けて、ほぼ毎月(飛ぶ時もありますが)、処置や診察にも来られていて、サプリもちょっと買っているし、食事もそうなかなかできませんが、その方なりに頑張っているのを知っている方なので、私からしたら栄養療法を普通に頑張っている方です。ただ、栄養解析を受けたのが、1年近く前になるかな。検査がかなり前だから、そう思われたようです。
サプリを飲まずに食事療法だけで頑張っている方もいます。あるいは、ほんとにちょっとだけサプリを飲んでいる方(その場合は、食事療法はやっぱりその方なりに頑張らないと改善は程度にもよりますがなかなか難しい。。。)は、知識と正しい情報だけが頼りになりますから、診察をこまめに受けて、軌道修正をしたほうが本当はいいんですが、診察になかなか来れない、診察の時間だけでは説明が足りない(特に保険診療の方)ので、間違った知識でいっちゃう方もいます。

このグループ内で質問すれば、内容にもよりますが、とりあえず早く答えが出ますから(全部答えが出るとは保証しませんよ。診察してるわけではないので)、どうぞ有効に活用されてください。

時間の節約にもなるし、一人で悩んでいても、知っているかどうかという問題は、悩んでも答えは出ません。

 

さっさと聞いて楽になりましょう!

先日、温泉に行った時に、サウナがあって、そういうところに行ってサウナがあると必ず入るんですが、長居はしません。ちょっとだけ。

だって、ほとんどのサウナが、90℃くらいで、あれは心臓や血管系に悪い。急激な変化は体は嫌いますから、よくサウナでぎりぎりまで我慢して、水風呂にいきなり入るとか、最悪です。。。どんな修行やねん。。って。命かけてんの?って思います。水も我慢して汗大量にかいてたら、脱水で血栓もできますよ。脳梗塞になりますよ?我慢大会はたいてい体によくない。

 

で、ここのサウナは、体に優しい60℃のほうでした。なので、ゆっくり入って、じんわりと熱を入れていくこともできます。

60℃のサウナは久しぶりだったので、おおっ!とちょっと嬉しくなったんですが、サウナって、炎が迫ってくるみたいに、うわあ~って熱いですよね。嫌な熱さではないですが。。

裸でサウナ入って、60℃でも多少うわわわあああ~と熱さで体をくるまれた瞬間に思いましたが、

。。。。これ、近赤外線、浴びまくりなんちゃう?!

と、はたと思いました。

 

近赤外線というのは、太陽を浴びて、じりじりと焼けるような感じとか(紫外線は放射能と同じで、すごい量浴びても、その時の感覚はありません。レントゲンやCTと同じです。あの焼けている感じは、紫外線ではなく、近赤外線です)、暖房器具や家電などの熱が出るものすべて、近赤外線を発しています。

この近赤外線がないと、寒くて寒くて、人間は生きていけないでしょうから、こうういう熱源というのは生きていく上で必ず必要だし、うまく付き合っていかないといけません。紫外線と同じです。

 

昔、こたつで寝たら、すっごいしんどくなった覚えはないですか?

まあ寝返りも打ちにくいから、そもそも狭くて、床もふとんじゃないから硬くて痛いというのもありますが、近赤外線を浴びています。

ホットカーペットの上で、そのまま寝てしまったことないですか?お肌はカピカピだし、のどは乾くし、体はだるいしといいことなしですよね。

寝るところではないですから。

 

近赤外線は、水分に吸収されて水分を蒸発させてしまいますから、そんなものをたくさん浴びていると、脱水になるのはあたりまで、脱水だから体しんどいのは当たり前です。

暖房器具は電気に限らず、なんでもそっちに顔向けていたら、カピカピに乾燥してくるでしょう?風がああらなくても。

お肌も脱水で水分が奪われてしまったわけです。

出た水の分は、しっかり飲みましょうね。

 

近赤外線は、水分を蒸発させるだけでなく、お肌の老化を進めるんですね~。シミは作りませんが、シワ・たるみの原因に。。

なので、暖房器具や熱源には、できれば顔(老化したくない場所)は反対向いたほうがいいです。

 

こたつとか電気カーペットとか直接熱源に当たるものは、当たらないわけにいきませんから、せめて服を着て、直接素肌に当たらないようにしたほうがいいです。かなりマシなようです。

皮膚は直接熱源に接しますからね。

 

で、サウナです。

全身裸で、こんだけ熱源を全身浴びて、これ、いいのん。。?

(すぐにどうこうじゃないですよ。)

裸で全身はちょっとな。。とすぐに出てしまいました。久しぶりの60℃サウナだったのに。

なんか一枚着て入りたいな、と思ってしまいました。気づいちゃったから。

 

そういえば、昔に人って、お風呂やサウナのような蒸し風呂に入るときって、湯あみ着(入浴時に着る服のこと)着てなかったっけ・・?

素肌で入ったら、体に悪いって知っていたんですかね。

昔ながらの知恵の中には、全くの迷信のことから、あれ?これってもしかして?というものまでピンキリなので、都市伝説はダメですが、大昔からされていることって、結構意味があったりすることがあります。あなどれません。

 

実際、測定したわけではありませんから、どれだけの近赤外線が出ているのかわかりませんが。。まあ、あの熱さは出ているじゃないでしょうか。

 

人間の体は、43℃超えると、活性酸素が発生します。ヒートショックプロテイン(HSP)も出ますか。って、そんな高温になるから、HSP作って体は守ろうとしているんでしょうけど。

(43℃までいかなくても、42℃くらいでもHSPは出るようです。)

温熱療法という治療法があるので、温度を上げることでの害(デメリット)もありますが、メリットが勝つ場合は、治療に使うというわけです。

 

サウナは、確かに気持ちいいです(気持ちいいというか出た後、なんかスッキリする)が、気持ちいいから体にいいかは別の話です。。

(熱いシャワーや運動と同じで、交感神経が興奮して、スッキリしただけかも。汗をたくさんかいて、出せる老廃物を出すのはいいんでしょうけど。。)