先日の睡眠障害と糖尿病の話の回、いろんなところで問題視?されて、とうとうNHKが「誤解を招く表現でした」と謝罪されましたね。
今日、というか今まさに、その再放送のはずで、私は楽しみに待っていて、録画までしているというのに、豆腐の回じゃないか~っ!!
私は、これ観たよ!美味しかったよ!良かったよ!植物性のものがとても吸収しにくいことも改めわかったよ!
だから、糖尿病のやって==!!
まだ私、ちゃんと観てない==っ!!!
(オンデマンドなら観れるのか?!オンデマンドしかないのか?!)
前回の後、ガッテンのHPに内容がまとめて書いてくれているので、少し読みました。
研究をしていたのは、阪大じゃなくて大阪市大だったんですね。
でも、今回のも今までのそうですが、新しい治療や最新の研究で分かったことなどは今までだって、放送されてきましたよ?
ちゃんと、保険が使えるかどうかもいつも言っていらしたし、番組でテロップも流しているし、コメントもちゃんとされていましたよ?毎回どこかの専門のドクターが
(その道では有名なドクターらしい。多分。科が違うと、そのドクターがどれくらい有名か、というのがわからないのですが、その科のドクターに聞いたら、有名と言われたことが多いし、NHKなので、やはりそういうドクターを呼んでくる)
コメントして、デメリットとメリット、言っていましたけどね。
まあ、私ちゃんと診ていないので、今回の「誤解を招く表現」というのがわかりませんが。
(厚労省や学会からもクレームなどが入ったようですね)
でも、以前にも「ヒアレイン(番組では商品名は言っていませんが)で近視が治る」というように思いこんだ中高年が眼科受診して眼科は大変だったとか聞いたことがありますが、番組では、ちゃんと、そういう乾燥性角膜炎(でしたっけ?)のせいで、視力が落ちている場合がある(だったかな?)というようなケースの紹介をしていて、テロップも、「当てはまらない症例もあります」みたいなことは流していたし、それもドクターや立川さん方のコメントもフォローされていましたけど。それを、なんでも治ると思いこんだ視聴者に責任もあると思います。
前に、「シミに効く塗り薬」みたいな回があり、「え~?!何紹介すんねんっ?」と思ったら、前癌病変(皮膚癌の一歩手前)などに使う抗がん剤の塗り薬の話で、「シミ」は「シミ」でも、「赤いシミ」(赤い湿疹皮膚炎みたいに見えます)の話でした。。
「シミ」ちゃうんやん。。。まあ、中高年の患者さんの中には、「シミ」と言って受診する方もいるわな。。。
(実際、ホクロ相談と言って、赤イボ(「老人性血管腫」「ルビースポット」と医学用語で言います)だったりします。中高年ではなくて、結構若い方がそういって、予約取ったりします。)
今回もHP観たり、他の肩が要点をまとめて書かれたのを観た時に、糖尿病のひとつの病態として、睡眠障害があり、睡眠不足はインスリン抵抗性を上げるのは知っていたので、そのせいで、病気が悪化するのはさもありなん、と思いましたし、実際、大学病院で研究されていて、それで改善する患者さんもいて、研究段階で保険は通っていないような話もされていたと記憶しましたが。。
まあ、「ガッテン!」は中高年の方に影響力があるし、NHKだから、というのが問題なのかもしれません。
いろいろな医薬品があって、適応外であっても、こういう病態があるから、こういう病気にこの薬は保険が通っていないけど、効くのではないか?と誰かが気づいて、研究を始めたり、適応のある患者さんでデータを摂取り出したら、どうも効いてそうだとか、そういうところから医学の発展ってあると思います。
全然違う治療法が見つかったり、それが少しでも患者さんの負担が少なく、効く方がいるのであれば、研究がどんどん進んで、データが揃って、それで保険で認めてもらえるようになったらいいと思います。
そういうことも認めてもらえないなら、医学のすべての研究は成り立たないんですけどね。。
睡眠薬が血糖値を直接下げるなんて、ガッテン!は言っていないし、医者であれば、血糖降下剤みたいな作用がないことなんて誰でも知っています。
どっかの精神科医が、「睡眠薬が血糖値を下げるわけがない。(→当たり前だ)
そんなのは聴いたことがない。
(→だって、大学病院や特殊な機関での研究段階なので、他の人が知っているわけがない。まして科が違えば、たとえ学会発表されていても、知る由もない。。まして、精神科医で、血糖値の乱高下による情緒不安定、インスリン拮抗ホルモンであるアドレナリンやノルアドが大量に出ることでのパニック障害のような自律神経の乱れなど、薬を出す前に、そういうことを少しでも考えている医者がどれだけいるのか?!と聞きたい。
重度鉄不足によるうつ病と誤診されている患者さん、甲状腺機能低下があるのに気づいてもらえず、抗うつ薬を大量に処方され、薬漬けにされている患者さん。。
一度でも薬を出す前に、血液検査で、除外診断を考えたことがあるのか?!と問いたい。
私ですら、何度そういう患者さんを診たことか!!
私は精神科医ではないので、勝手に精神科の薬を主治医の許可なく、減薬することはできませんが、症状が良くなったら、薬は減らしてもらえるはずだからと、栄養状態や血糖値の安定化、足りない重要なホルモンの補充をどこまでやるのか、患者さんと相談しながらやるだけですが。。
話を戻します。
で、その精神科医が、「睡眠障害と生活習慣から糖尿病の改善という場合もあるかもしれないが、うんたらかんたら」と言ったそうで、
Ⅰ型糖尿病を除き、糖尿病が生活習慣病じゃ~っ!!!日常生活、とっても大事なんじゃ~っ!!だから、夜間の睡眠でなにが起こっているのか、研究するのも大事なんじゃ~っ!!
ほんとにこの精神科医、患者さん薬漬けにしてるんだろうな~と思いました。
まあ、NHKだからということで、今、なんでもなんくせつけられますからね。ガッテン!には、末永く、いろんな情報を拾ってきて放送してほしいし、糖質制限にしても、ちょっとずつ広めていってくれているのは、NHKくらいのもんで、糖質制限している側から言えば、まだまだですが、テレビというのは、いろいろな抵抗勢力というのがありますから、もし睡眠薬で治ったら、困る人も出るんでしょう。糖尿病が治ったら、困る人もいるのかもしれません。そういう抵抗勢力も含めて、報道する、というのは結構現場は大変です。
っていうか、民法の医療関係番組、もっとひどいですよ?!
ガッテン!ほど影響力がないからいいわけ??!!
TBSのたまにやっているゴールデンに医者をひな壇みたいにしてやっている番組で、医者によったら医学的におかしなこと平気で言っているし、番組の進め方もおかしなことたくさんあるし、朝日だって、糖質制限反対が目立つので、事実と逆のことを報道したり(故鳩山さんの死因は、糖質制限って、わけわからんことを朝の番組で流してましたよ。)
TBSなんか、今だに、変な人出てきて、女性のおっぱい、ムチャクチャ振り回すでしょ。
たるみを治すだか、おっぱい大きくするだとか、これ、医師法に抵触しないんですか?
そもそも、おっぱいなんて、細~い靭帯という繊維で吊っているだけなのに、おっぱいを揺らさないことがおっぱいを垂れさせないコツです。
これは、ワコールの人間科学研究所(という名前だった思います。。すみません)で、データーを発表されてました。だから、重力に負けないようにブラジャーで支えないと垂れやすいです)
あんなにおっぱい振り回して、靭帯ぶちぶち切りまくって、それを何度も番組呼んであたかも効くように放送するって、そっちのほうがひどいと思います。
信じておっぱい垂れても、病気じゃないからいいわけ?放送信じた女性が悪いの?
ガッテン!の一部だけ信じた患者さんとどう違うの?
民間放送のほうがよほどBPOに通告しなきゃいけないこと、山ほど放送していると思いますけど?
そっちももっと注意しろよっ!!って。
ふ~。ガッテン!の再放送観られなかったから、怒っちゃいました。