Facebookで、ちょうどシャンプーや髪の毛の話が出たので、今日は髪の毛・シャンプーの話です。
今、世界中でボタニカルブームというか、オーガニックブームというか、自然派、ナチュラリスト?なんかよくわかんないけど、行き過ぎた科学に対抗していうのか、反対のもっとナチュラルに?みたいな風潮が出てますよね。
いろんな意見があります。
自然と地球に優しく、人間はちょっと我慢しましょう、というのは確かにごもとっともだと思うし、ただ、どこまで我慢するのか、不便さをどこまで許容するのかは個人の価値観によって違いますよね。そういうのを考えるきっかけが出てくるのはとてもいいと思います。
そういう風潮にのっかる企業というのももちろんたくさんあって、そういう中に、もちろんオーガニック化粧品や自然派化粧品のイメージで売っている企業もたくさんあります。
先日、薄毛相談の方が来られましたが、私のブログはずっと読んでくださっているそうです。
でも、使っているのは、ちょっと前から急成長というのか、大掛かりで仕掛けて展開してきた、とあるオーガニック化粧品(というのでしょうか。皆さんの認識はオーガニック化粧品だと思いますが)のシャンプーとトリートメントです。
化粧品相談やヘアケア相談の方の場合は、予約の段階で商品名をお聞きして、先に中身など調べられる時は調べておくのですが。。。
私は、ブログでオーガニック化粧品や自然派化粧品を使うな!と書いているんですが、書いたのもだいぶ前だし、読まれていないのかなと思いました。
(ホントにおススメしない化粧品シリーズというのが、ブログ内にシリーズであるはずです。よろしければ検索してくださいね)
そしたら、読んで、その記事知っているというんです!
ちなみに、そのシャンプーもリンスも、まあここの商品なんでもそうなんですが(と言っても、全商品の全成分表示を見たわけではありません)、普通に化学薬品が入っていて、普通の化粧品と何が違うのか?という感じですが、その中に、オーガニック成分を混ぜている、というだけのものです。
今は知りませんが、昔、そこのパンフレットには、自然界にない成分は人工物を使っているようなことを書いていました。
ところで、自然の何かのエキスをそのまま混ぜたことで、一体どんなメリットがあるんでしょうね。
メリットがあるなら、なにか科学的な根拠を見せてほしいものですが。
さて、そのシャンプー・リンス、ですが、いつもパターンの、わけわからん植物エキス?のオンパレードで、ただそのエキスの材料の植物がオーガニックだったというだけで、証拠は何もありません。
まあ、使いたい方は、ご自身の人生ですから、どうぞお好きになさってください、という感じですが、うちの患者さんには全員止めるように言っています。
その中に入っている成分が、なんと「イオウ」!!
シャンプーやリンスに硫黄入れるか~?!入れたんだな、これが・・・。
何をしてくれたんでしょう。。
で、この患者さんに、「ブログのオーガニック化粧品は勧めないって記事読まれましたか?」と聞くと、
「読みました」と言われます。
→続く