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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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紀伊國屋書店新宿本店さんで、週間ベストセラー4位に入りました!!  売れておりますっ!!

https://www.kinokuniya.co.jp/c/store/Shinjuku-Main-Store/

 

たくさん買ってくださった方々、ありがとうございます!!

もっともっと多くの方に、栄養とスキンケアの大切さを知っていただきたいです!!

週間ベストセラーに入ったことで、さらに多くの方の目に留まる機会ができましたので、とても嬉しいです!!

 

紀伊国屋書店新宿本店さんは、実は私は恥ずかしながらまだ行ったことがなくて、一度は行ってみたい憧れの本屋さんのひとつです。

巨大なんですよね!本の聖地と言ってもいいくらい、書店さんの中では、一目置かれている存在とお聴きしております。

いろんな本があるんでしょうね~。

本屋さんで、一日中ゆっくりいろんな本を眺めたりして過ごす、というのが私の夢でもありますが、なかなか難しい。。。

久しぶりにちょっと大きめの本屋さんに行くと、ちょっと時間あるし、と油断していると平気で1時間以上いたりしますから、いかんいかん、お使いの途中だった、とか。

この日は一日本屋さんで過ごす!とか決めてやってみたいものです。

そしたらいろんなジャンルの本を見させてもらうことができますよね~。

買う本もゆっくり選べるし、なによりそこの本屋さんの蔵書の内容を見るのがとても好きです。

担当の方の好みが出てるというか、おおっ?!こんな本があったのか?!と嬉しいサプライズも本屋さんならでは。

 

どなたか私の代わりに、新宿本店さんに行って、どんな感じか見てきていただけませんか?

どう飾ってくださってるのか(ただ置いてあるだけだったりして)とても気になります!!

ランキングの店内の表もあると思うのですが、そちらも見てきていただけますと幸いです!

 

どうぞよろしくお願いいたします!!

 

私の目標は、日本の女性、あるいは一家に一冊!

いろんなことを知った上で、取捨選択してほしいものです。

まだ、私の本を読まれていない方は、これを機会に、情報を知ることがまず大事なので、まずはお読みくださいませ!!

肉食美肌印ベタ

ブログを随分とご無沙汰しておりました。

フェイスブックはほぼ毎日(日によったら、1日数回)更新しておりますから、私の食事内容なども写真でアップしておりますので、よろしければご覧ください。

https://www.facebook.com/aikohifukaclinic/

 

さて、24時間(というか2週間)血糖値を測定できるモニタリングシステムです。

糖尿病・血糖コントロールができない方の今後の治療や体調を管理していく上では、これなしでは無理、というか、治療の内容がガラッと変わる恐れがありますから、絶対必要だと思います。

 

まだ保険適応になっていないのと、誰でも保険が通るわけではありません。

現在は、どなたも自費です。

そして、高度医療機器(のはず)なので、素人の方が勝手に使う(買う)ことはできません。

クリニックで説明を聴いた上で購入がいりますし、一番大事なことはデータを読んでもらう(診察)ことですから、たとえどんなに血糖コントロールなどの知識を持っている患者さんだとしても、自分ひとりだと甘くなりがちだったり、見落としがちなことも第3者(医師)が客観的に診る、ということはとても重要です。

そして、これを取り扱っている医師であれば、患者さん以上に知識があるはずですから(でないと、現時点で、そうそう取り扱っている医師はあまりいないと思います。自費ですから。)、診察の上、治療方針を決めていかなければいけません。

 

先日のセミナーでお話した内容の一部、特に、リブレを取り扱う上での注意点を書いておきます。

フェイスブックで書いてもいいんですが、フェイスブックってすぐに流れるから、あの記事!と思っても全然探せないんですよね。

 

従来の、指先でその都度針を刺して血糖値などを測る機器というのはいろいろあります。

針でついて血さえ採れれば、いつでも血糖値を測ることはできますが、血糖値の波がどんな波なのかがわからない。

 

なので、リブレシステムが必要なわけですが、

指先穿刺とリブレで測った血糖値で、誤差があります。

これはまず当たり前です。

 

①もともと、糖尿病患者のためのシステムなので、糖尿病でない場合、微妙な血糖値の変動まで反応できるほどには作られていない、

とのことです。

 

②同一検体であっても(同じ人が同じ時間に摂った場合)、SMBG同士の機種間差は、20~50mg/dlと差が開くことがある。

(SMBGというのは、その都度血を出して血糖値を測る従来の器械です。)

 

これだけでも驚きですね!

20でも血糖値違うと、受け取る印象が全然違いますから、え?!という感じですが、50も違うとなると。。。もう役に立っているのか?とすら疑いたくなります。。。

自分の使っている機種と、実際の血液検査会社での採血での誤差をある程度把握しておく必要があります。

そしてもちろん、SMBGとリブレでの誤差があります。

このリブレを開発したアボット社の推奨は、SMBGも自社のが一番誤差が少ないというデータは持っておられました。

まあ、自分のとの比較は絶対は必要です。

 

③血糖値の変化に対する間質液グルコースの値との生理的タイムラグが、約5~10分。平均5分。

   →グルコーススパイク・インスリンスパイクの激しい場合、このタイムラグがあるため、

    かなりの誤差を生じることがあると必ず念頭におくこと!

普通の方で、食儀血糖値は1時間前後くらいにピークが来るようですが、これがかなり個人差があり、糖尿病じゃなくても、食後15分以内に血糖値のピークが来る方がいます。

これは、リブレじゃないと、見つけるのは難しい。。。

 

リブレは、血管内の血糖値を測っているわけではなりませんから、誤差は多少は仕方ないし、リブレの場合、数字よりも、血糖値のピークの経緯(乱高下の経緯)を読み取るものです。

 

④穿刺後しばらくは、局所に炎症反応が起こっているため、かなりの誤差が生じやすい。

どれくらいで回復しているのかを調べる方法はなく、その後の経過を診て、信頼できうる値だったかどうかを判断するしかない。

*回復する時間も個人差や状況にかなり左右されるため、明確な目安はない。

 

私の場合は、約2~3日間は、早朝などの朝早い時間帯は、えげつない低血糖が出ますから、何度もやっていると、ここの辺信用したらダメ、というのがわかります。

ちなみに、アボット社のデータによる誤差は、平均11.4 %  です。

 

今日は書きませんが、私は結構な誤差が出ましたので(値にもよりますが)、数値をそのまま信じてはいませんが、血糖値の上げ下げの波形を診ています。

 

 

最低、この4つを提供する医師がわかっていないと、リブレ、宝の持ち腐れです。

ご参考までに。

 

え0た   皆さんおなじみの「ビューティフルスキン」から、新しいミネラルファンデーションが出ます!

この7月21日から発売です。

「ビューティフルスキン ミネラルファンデーションF」

(色はヌーディライトだけです)

IMG_20170714_231517IMG_20170714_231550

うちでも発売いたします。 ¥4,571円プラス消費税です。

 

今までのミネラルファンデよりも少しお値段が上がりますが、容器も今までのサンプロテクション(粉の日焼け止め)と同じ容器なので、鏡がついて、パフも収納できるようになっています。

(今までのミネラルファンデは、鏡も収納スペースもありませんでした)

IMG_20170714_231532

容器よりも、この最大の目玉は、粒子にしたフラーレンが配合されているということです。

フラーレンは抗酸化力がとても強く、紫外線やPM2.5 などで発生する活性酸素を除去してくれます。

それが従来の、肌に優しい、本物のミネラルファンデに配合されて、本当の意味での「高機能性」ファンデーションとなりました!

だから、お値段お高めでも仕方ないかと思います。

 

こちらの会社(株式会社スキンキュア・ラボ)で実験設備の整った研究室を自前で持っておられるわけではないと思いますが、ちゃんとした研究機関と共同開発したり、データを取るのをお願いしたりすれば、科学的に証明がちゃんとされている、優秀でしかも安全な化粧品の開発・販売が可能です。

自分のところにないのであれば、外注をすればいいわけですが、当たり前ですが、どこの世界も外注は余分に経費がかかります。

だから、ほとんどの化粧品会社が、データもそんな取っていないのにてきと~にこんな感じで、と作ってしまうわけです。

だって、経費かけたら、儲けが減るでしょ。

儲けるために化粧品作ってんのに、経費かけてどうする?!という企業が多くて嫌にになることもありますが。。。

 

界面活性剤の入っていない、液体の日焼け止め(しかも紫外線吸収剤不使用)「ノンUVミルク」の時も、

いろいろとすごいデータを見せていただきましたが、今回のもスゴイですよ!

ご興味のある方は、クリニックで資料をご覧くださいね。

 

私も先にサンプルをいただいて試しましたが、これ、いいっ!!

 

私は普段は液体派というか、BBクリーム派なので、粉を朝や昼間から使うということはめったにありません。よほど塗り直ししないような環境にいないとけない時くらいでしょうか。

なので、今回試すのに、時間のある時しか無理でしたが

(粉をダマにならずに綺麗に塗るコツは、ちょっとずつのせていくことと(急いで大量にのせると、大体ダマになる確率100%!)、プライマーシルクは必需品です!)

 

ちゃんとプライマーシルクを塗っておけば、大体ダマにならずに塗れました。

言われて見れば、従来のものより若干しっとりしているような。。

塗り心地もいいし、なんかお肌が喜んでいるようないい感じ。

 

半年塗っていると、お肌が見違えように変わると聞きました。

でも、これ、変わるでしょうね~。もちろんこちらも界面活性剤ゼロですから。

 

色がヌーディライト1色のみですので、他の色を使っているという方(色が合わない場合も)は、混ぜて使ってみるといいと思います。(色にもよりますが)

これが売れたら、他の色も引き続き出てくると思います!!

なので、皆さん買ってください!!

 

もちろん従来のも販売されているので、ご安心くださいませ。

 

本当に安全・安心の化粧品というのは、世の中にちゃんと存在します。

消費者側が、ステマや広告に騙されることなく、ちゃんと選べるか、です、問題は。

 

添加物が本当に少ない化粧品は、メーカーを変えてクリニックにはいくつかご用意しています。

メーカーが変われば、添加物の考え方も変わるわけで、皆が皆、同じメーカーで合う保証はありません。

なので、うちではいくつか取り揃えています。皆さんが選べるように。

 

添加物が少ないほど一般的に安全ですが、少なければ少ないほど、塗り心地の問題や機能の問題、酸化するのか、しにくのいか、値段や塗り方の簡便さなどなど、似ているようで全然違います。

そういった本物の中から、自分に合ったもの(その時々で)をお選びください。

 

発売が楽しみですね!!

 

すみません、もう眠くて眠くて、Facebookで少し盛り上がったので、コピペしておきます。

全くのコピペだと申し訳ないのと、書き足しておかねばならないことを思い出しました。

 

どんな業種でもあるある、だと思いますが、その仕事のターゲットとなる方々(お客さんだったり、患者さんだったり、そこの商品を消費する方々)のことを考えて仕事している人と、自分さえよければいいや、と仕事している人と。

どの業界にもいますよね。

それは、「科学者」の中であっても同じだと思います。

医者もそうですから。

良心を売り飛ばすというか、わかっていて仕掛けるのと、無知で知りませんでした、というのでは、結果やっていることが同じでも、本質の悪質さというのは、かなり違うと思います。

知識量と知識をどういかすかという工夫と、行動力、経験値(いかさないといけませんが)がものを言う科学の世界。

この世界では(どこもそうでしょうけど)、一生勉強です。今までの常識が突然覆りますから、新しい情報も仕入れないといけないし、情報を鵜呑みにする前に、確認して、自分の頭でどういうことか考える。

とても大切です。

「科学」の世界で、無知も困りますが、「確信犯」も困りますね。

 

と、前ふりはこれくらいで。

 

以下、コピペです。(太字は新たに足しました)

 

患者さん新患再診の方含めて聞かれたので、書いておきます。

 

「科学者が作った化粧品」とかいうのがあるそうで、「科学者が作ったから、良いんですよね?」と聞かれました。

 

はあ~ッ?って感じですが、まともな化粧品会社の化粧品研究製造に関わっておられるのは、すべて「科学者」です。

 

化粧品は、香粧学と言って、一つの分野で、医学とも薬学とも違います。
でも、薬学の知識はベースに入ります。
(薬学部卒でないとダメではないでしょうけど、他の学部の場合は、薬学を自分で勉強する必要あると思います。)
薬学の知識だけでもダメ。

 

素人がテキトーに見よう見まねで作ったものは、「化粧品」ではないです。

なので、私はオリジナル化粧品というのは、販売しません。
所詮素人ですから、プロの集団に勝てるわけがないです。
化粧品開発に関わっておられる方に、こんな化粧品が欲しい!というお話はしますが、私が研究開発費をだすわけでもなく、好き勝手に要望を言っているだけなので、あちらも開発費を回収して利益も出さないといけませんから、ちょっと聞いてもらえることもあれば、全然実現しないこともあります。

そして優れた研究者(科学者)であればあるほど、現場の使っている医師や患者さんの声を聞きたがられます。
使う方の立場に立たないと、本当に良い化粧品は、作れないからです。
知識だけあっても、知識だけで、これは良いんですよ、成分がどうこう言っても、それだけでは全然ダメなんですよね。

 

だからこそ、質の悪い化粧品は、ステマ(ステルスマーケット。ようは、やらせです。昔からあります)に頼らざるをえません。

 

患者さんに言われて、一度そのサイトを見たことがありますが、椿油は酸化しやすいとか書いてあって(椿油は、オメガ9で、油の中でも酸化しにくいです。大島椿のアトピコのオイルに至っては、皮脂よりも酸化しにくいというデータもあります。だから安心して使えます。)、しかももっともらしく書いてあって、一体なにが「科学者」なんだろう…と思った記憶があります。
それからはみてないかな。

 

世の中には、誰かを仕立て上げて、ストーリーを作って、ブランドイメージを確立させておいてから、売り出す。
こういう商品は山ほどあります。
我々消費者は、企業(もしくは仕掛けた人)に踊らされているわけで、そこが見抜けるがどうかです。
昔よりも、見抜けない人が増えているから(栄養欠損がひどいから)、企業はウハウハでしょう。
そういう商品を見抜けるようになってほしいものですね。

 

先日来られた新患の方が、聞いたこともないような化粧品使っていて、どこでそんなの見つけたんですか?と聞くと、その「科学者」が薦めていたとのこと

(そのページの確認はしていません。患者さんの話より。

初診のスキンケア相談・肌荒れ相談の方の場合(それ以外でも)、今(場合により過去も)使っている化粧品を全てお聞きして、先に調べておきます。

ほとんどの方は、いわゆる大手化粧品メーカー、あるいは、ドラッグストアでよく売っているもの。

あとは、化粧品の口コミサイトなどで、1位など最上位側にランキングしてある、無名の、このサイトでしか有名ではないような化粧品(また、そこか、と連続します。ランキングも変動しますから~。)

○○のサイトで勧められていたと聞く場合もあり、調べると、はは~、こうやって誘導させて、皆ひっかかるのか、と実感する毎日です。

ところが、それは、全然知らないところで(そういうことも多々ありますが)、しかもスキンケア化粧品をもともと作っている会社でもないでした。。

あまりこういうパターンはない。

なんじゃこりゃ?!というのが、第一印象でした。

素人が作っている、なんちゃって自然派化粧品、みたいなのは、よくあります。)
成分には、流行りの食べ物エキスがわんさか入っていて、即刻捨てるように言いました。
経皮感作したらどうする気だッ?

 

今、化粧品香粧学では、ホントの科学者たちは、経皮感作について知っていて、気を付けるのは当たり前です。数年前からかな?もっと前ですね、茶の雫の後に、大変なことになったから。
そんな化粧品(?)を薦めている時点で、私はと「科学者」ではない、と思いました。

 

「科学者」とはなんぞや?

経皮感作の話はまだまだ続きます。

私の血糖値も安定して下がってきました。

気が張っているのも減ってきたのか、晩御飯のあと、ものすごく眠い(血糖値は動いていないのに)。。

サプリも飲まずに、途中で寝ていることもあります。

今日は早く寝よう。。

 

さて、Facebookのコピペで申し訳ないです。

#正しい「糖質制限」

#「糖質制限」その食べ方で始めましょうヤセません
#大柳珠美著

ついに出ました~!!
私の栄養療法の師匠でもあられる大柳珠美先生の待望の最新作と集大成~!!

「糖質制限」という言葉が一人歩きして、オーソモレキュラー療法(栄養療法)で提唱する食事指導とは、あまりにかけ離れている時もあり、考え方が同じ部分だけをやればいいわけですが、ごっちゃになっている患者さんには、これまた難しいようで。。。混乱の時代が続いていた感があります。
それをずっと危惧されていた大柳先生が、「オーソフードスタイル」という概念を確立してくださったと思っております。

http://www.orthomolecular.jp/ofs/
こちらのサイトで、「オーソフードスタイル」について解説されていて、さらにこちらの本でもっと詳しく知ることができると思います。
(しかも、もっと情報量が多い!)

私もさきほどいただいたところで、読むのがとても楽しみです!!
目次を中身もパラパラ~っと拝見しましたが、ずっと大柳先生がいつも言っていらしたこと満載です!!

私の講演会でもおっしゃっていた、お米の種類で全然違う!という話も、熊本の自然農法「ミナミニシキ」についても載っておりました!!
お米については、こちらをまず読むべし!!
「ミナミニシキ」はいいですよ~。
私は耐糖能がとても悪いので、なんとかしてたまに「ミナミニシキ」を食べても糖化しないような体にするために(といっても運動しないのでなかなかならないので。。)、というか、なんとか工夫して血糖値の上昇を抑えようと検討中です。
先日、ちょっとマシだったんですが。。
リブレの装着が落ち着いている時にやらないとね!

栄養療法・糖質制限に興味のある方は、この本は必須です!
間違った食事方法は、医療でもなんでもありません。
残念な方向にそれしまうと、軌道修正はほんとに大変で。。。お金と時間の無駄率がハンパない。。
糖質だけ、気にしてもダメなんですね。

先日アップした、資生堂の技術・研究開発の話で、オリーブ葉についての抗酸化力が検索できないと言っていた件です。

 

検索の仕方が悪かったようです。

肌の「黄ぐすみ」で検索すると、ヒットするそうです!!

http://www.shiseidogroup.jp/newsimg/archive/00000000001187/1187_y7i15_jp.pdf

わかりやすいように、こちらには真皮モデルで、酸化したらどうなるのか、ということがとてもわかりやすく載っています。

先日ご紹介した論文

「Dermal carbonyl modification is related to yellowish color change of photo-aged Japanesefacial skin」

Y.Ogura et al:Journal of Dermatological Science 64(2011)45-52

では、8人(10代から90代)の皮膚がどれだけ加齢とともに、酸化・糖化されているのかが一目瞭然でわかる写真が載っていて、これだけわかりやすい写真は、前にも書きましたが、ほんとに感動ものです。

英語の論文なので、こちらのニュースリリースがわかりやすいです。

と言っても、論文は2011年発表のもので、学会発表などは2010年ですから、もう7年前ですね。

 

今月末の開催される、美容皮膚科学会でも、資生堂のバリア機能について、最新情報がまた発表されるので、とても楽しみにしています。

いつも資生堂の研究発表はとても勉強になり、その知識は栄養療法をやっていく上でも、皮膚をより健康に綺麗にするためにとても役立つのです。

私の本でも、一番最初の原稿には、フィラグリンのことをを書いたり、アトピーの原因のことを書いていました(資生堂のブレオマイシンの酵素のことはさすがに書きませんでしたが。マニアック過ぎて。知っている人は知っている~。)。

でも、結局、ページ数の関係と、一体誰向けての本なんだ?!となりまして(専門的過ぎて)、すべて削除となりました。

皮膚の保湿の仕組みに関しては、どこにでも載っている従来からあるオーソドックスな情報だけ、となりました。

まあ、一般書ですから。簡単に要点だけ言わないとね。わけわかんなくなりますからね。

 

 

あと、ついでにまた書きますが、これも以前載せたと思いますが、資生堂の「PICK UP TECHNOLOGY」!

お金かかってますね~!

さすが一流企業です。

こういうののいいところは、カラフルだし、プロがお金をかけて作っているので、素人の方にもわかりやすいということです。

アニメになっていたり、映像って、文章よりもわかりやすいというのが最大の魅力ですね。

私は、この中の「ランゲルハンス細胞」のがとても気に行っています!

 

化粧品会社はどこもおそらく、抗酸化・抗糖化について、化粧品の開発に結構なお金と時間を割いています。

 

糖化については、できてしまった糖化した細胞などを、戻らせるのは今のところ、かなり難しいようです。。。

でも、過剰な糖を摂らなければ、糖質を食べても糖化させない程度であれば、糖化は起こりません。

(どれくらいで糖化が起こるのかは、個人差が大きい。。。糖質量や質だけ見ていても、全然結果が違います)

一番糖化をさせないのは、やはり糖質制限になってきます。

やはり食事ですね。

 

酸化させない、というのは、食事だけではちょっと無理なレベルだと思います。。

そこでやはり、紫外線カットと抗酸化対策が必要になります。

抗酸化のサプリは、いろいろありますが、品質がとても大事です。ほんとにどこまで調べて、売っているのかな?と思うこともしばしば。。

皮膚の場合は、なかなかサプリで摂っても、皮膚にまで回ってきませんから、時間がかかります。。。

だからこそ、皮膚の場合は、「塗る」ということが大事になったりもします。

 

 

 

 

7月2日の「抗酸化・抗糖化」のセミナーでの発表で、資生堂さんより、抗酸化の資料をお借りしました。

お借りしたお礼というわけではありませんが、セミナーを聴かれていない方には、お伝えができないので、もっと知ってほしいと思って、今回書きます。

 

以前に、資生堂の研究者の方と話していた時に、たまたま知った研究成果でしたが、その成果を知って、すごいな~!と感動しました。

(資生堂の場合、こういうことがちょこちょこあります。)

こういうスゴイ研究を、あまり外に大声で言わないところも、資生堂らしいというか、下品でないというか、商売ベタというか、もっと表に全面的に出したらいいのに、と歯がゆく思うこともあります。

資生堂の肩を持っているわけではないですし、資生堂からお金をもらっているわけでもないですが、いつも資生堂の研究員の方々のお話を聴いたりすると、その研究のレベルのすごさにびっくりすることが多いです。

いつもいろんなことを教えていただいて、大変勉強になっています。

 

今回、その研究を知った時に、ぜひ今回のセミナーで紹介したいからと許可をいただき、資料をお借りしました。

 

抗酸化作用の強い「イチョウ葉」と「オリーブ葉」です。

これは、2010年にニュースリリースにも載っていて、学会発表も2010年に確かされていたはず。紫外線による真皮の黄ぐすみの抗酸化の論文は、2011年だったか。

(全然知りませんでした)

http://www.shiseidogroup.jp/newsimg/archive/00000000001186/1186_b6e17_jp.pdf

オリーブ葉のニュースリリースが見つからなくなってました。

。。なぜ。。?

論文は、アブストラクトは無料でPubMed で見られますが、全文はお金を払ってダウンロードしてください。

よくぞここまで!という綺麗な結果でした。

実験とか臨床の場ではよくあることですが、データはなんとかできても、一目瞭然の写真での成果と言いますか、現場で生で直接見たら全然違う!ということも、写真に撮るとわかりにくい。。。ということはよくあることです。

なにより大事なのが、同じ条件化で撮影しなければいけない、ということもあり、ほんとに苦労されたと思います。

(実際、かなり苦労されたようでした)

 

このどちらの成分も、市販のは知りませんが、資生堂のドクターズコスメのほうには配合されています。

そこまで意識して使ってはいませんし、そこまで細かいことは患者さんにも説明はしていませんが(そういう話になった時はしています)、そんな成分まで配合されているのかと思うと、ちょっと使っていてワクワクしちゃいますね。

「抗糖化」に関しては、一番手っ取り早いのは、糖質の過剰摂取をしないことですから、それさえできれば一番確実です。

糖化をさせない。糖化させるような材料を入れないことが一番です。

でも、「抗酸化」になってくると、活性酸素はどこにでもありますからね。

特に、皮膚の場合は、紫外線は避けて通れませんが、かといって、全身覆いかぶさる、誰かもわからないような恰好をしたり、毎日暗い部屋で昼間過ごすわけにいきませんから、「抗酸化」との戦いになります。

栄養も大事ですが、皮膚になかなか回ってこないことも多いので、皮膚に直接塗る、という選択が一番近道になります。

 

資生堂の化粧品には、よくある、オーガニック化粧品やいわゆる自然派化粧品のような、植物や食べ物のエキス(口にするもの)が入っている商品というのがあまりありません。

入ってる場合には、詳細は書きませんが、かなり安全テストをされて、確認された上で、配合されています。

私は皮膚科医なので、こういうエキスが入ってきた時に、一番心配するのは経皮感作です。

皮膚に塗ることで、アレルギーを作ってしまって、その後、口から入ってきたら、一生アレルギー反応で苦しむことになる。。もう一生、その成分を口にすることはできない。。

最悪こうなります。

(代表的なのが、小麦成分が入っていた「茶のしずく」石けん事件です。)

私は心配になって(イチョウ葉もオリーブ葉も、サプリで飲むから)、問い合わせをしましたら、そこまで調べてるんですか?!と驚愕するくらい、検査されておられました。

人間のことですから、絶対ないとまでは言いきれませんが、そこまで検査してもし出たら、それは人間側の問題が大きいです。

そもそもアレルギー自体、人間側の問題なので。。

(皆がなるわけじゃないでしょう?)

 

でも、最近の、なんちゃってオーガニック(なんちゃって、じゃなくて、本家(?)であっても)や流行りの自然派化粧品なんて、調べてないでしょ?って感じです。というか、経皮感作すら知らないでしょ?と思います。

また、そこまで調べるのに、結構な費用と研究設備が必要ですから、ある程度の規模の会社じゃないと調べることはできません。

自社でできないとなると、第三者機関に外注するしかありませんが、これも結構な費用がかかるし、もしそれで経皮感作するかも、となったら、その商品自体販売中止です。

一体、どこの企業が、お金をかけてまで、商品自体売れなくなるかもしれないのに(しかもそこまでに莫大な経費をかけているのに)、やりますか?って感じです。

 

私調べですが、私から企業に問い合わせして、ちゃんと答えてくれて、しかも安心して使えると納得したのは(口にする成分を混ぜている商品を作っている企業)は、資生堂と大島椿だけでした。

もちろん、化粧品会社全部に聞いたわけではないので、聞いていないところでもちゃんとされているところはあると思います。

 

「天然だから安心」「食べられるものだから安心」というのは、はっきり言って、イメージだけの、どっかの化粧品会社が作り上げた幻想で、素人は騙せても、はあ~?という感じです。

もうそういうことを言っている企業は、一切信用していません。

そういう企業だから。無知も甚だしい。

昔はそれで通ったかもしれませんが、「茶のしずく」事件で、化粧品業界は震撼したはずです。

(カネボウの白斑の時もそうでしたが)

それでも無視というか無知って。。。そんな化粧品メーカーダメでしょ。そういうエキスを使うなら。

ケミカルなほうが皮膚には優しかったりするのです。

 

たかが化粧品、されど化粧品です。

 

わかっている企業が作るのと、素人が作るのとで、一見似ていても、大違いです。

たとえ、裏の成分表に同じ成分が書いてあっても(そんなことはないと思いますが、誰も調べませんから、勝手にマネして中身全然違うのに、成分表だけパチってくるとかね。)、

製造工程で全くの別物になりますから、裏の成分表だけでは全然読み取ることができません。

企業の信用問題ですけどね。ばれたら、終わりです。

 

ついでにですが、やっと資生堂の市販のに、レチノールが登場したので、ついでに載せておきます。

http://www.shiseidogroup.jp/news/detail.html?n=00000000002135&?rt_bt=menu-rd-bana_001

まだ売ってなかったのか?と思いました。

(クリニック専売には、とっくに入っているし、市販のと、クリニック用とでは、濃度などが全然違います)

他社でもレチノールは一般用でも販売されていると思いますが、他社との違いは、安全性(医薬部外品は、認可が厳しい。もちろん自社基準も)と効果かな。

レチノールは、とても酸化しやすいので、容器などもとても重要です。

現時点で、「シワに効く」となると、私の中では、レチノールがダントツです。(市販・クリニック用含む)

ただし、効けば効くほど、副作用も大きくなるので、勝手にまた個人輸入するだの、クリニック用を診察も説明もなしで使うだのして、どうにかなっても自業自得です。

濃ければいいというものではありません。

あと、患者さん診ていると、栄養状態の悪い方は、濃いレチノールを使った場合の副作用が普通では起こらないようなことが出ています。

代謝悪すぎ。。。代謝上げても、ついていけてないというか。。

こんな副作用まで出てくるんだなあと感心するくらい。

消えるのにも結構時間がかかります。。

効くものというのは、薬でもなんでもそうですが、うまく使わないと、デメリットだけが強調されて、メリットが消えてしまいます。

だからこそ、診察が必要なわけですが。

 

私の勝手な想像ですが、市販のレチノール(資生堂の場合)は、安全基準をかなり厳しくしてあるはずですから、気になる方が使ってみるのはありかと思います。

ただ、もしなにかあったら、必ず即中止して、お客様センターに電話しましょう。皮膚科も受診してくださいね(レチノールがわかっている医者じゃないとちょっと難しいかも)。

安全にお使いください。

(お手入れが間違っている方、もうかなりバリア機能が破たんしている方も多いので、そういう方は、なにを使っても、なんでも起こり得ます。それは化粧品のせいではなく、ただの氷山の一角で、あなたの栄養状態とスキンケアが悪いのです。)

 

 

 

 

 

 

すみません、リブレの発表した内容を書こうと思っていたら、ねむすぎて、寝ます。不足で、糖化しないように。。

 

私の食事の内容をフェイスブックに載せているので、よろしければご覧ください。

 

今日の晩御飯に載っていた、熊本阿蘇の産山村の「草うし」。

http://kusaushi.com/story/

今や、大丸のお中元やお歳暮でないと、お目にかかれません。。。

頼みたい方は、こちらへ。

http://www.daimaru-matsuzakaya.jp/SearchItem?CID=&FREE_WORD=%E8%8D%89%E3%81%86%E3%81%97

他に、あか牛を買うなら、

http://www.akaushi.jp/info/asooh.html

 

で、フェイスブックのコピペで、今日は勘弁してください。

 

3か月ぶりに来られた患者さんから、「先生、痩せた!」と言われました。

はい、ちょっとだけ痩せました。
腸を整えたのと、リブレで血糖値の変動を実際に知ることができたことはとても大きいです。
副腎バンバン漬かってますから、腸整えてて良かったと思いました。
リブレだけでは、この数か月は乗り切れなかったかも。

副腎のおかげで(?)、糖新生が止まることを知らず、ということは、インスリンが出て太るし、異化亢進して筋肉は萎えるし、と悪いことだらけなんですが、サプリを調整したりして、異化亢進も最低限に、筋肉はそれほど落ちずにでした。
トータル体重は、2,3キロ減って感じですが、体脂肪率は4,5%減った感じです。
特にお腹から腰回りでしょうか。まだまだですが…。

私の年で、急激に痩せると、皮膚絶対余りますからね、これくらいのスピードでよろし。

も少し運動なり、始めたいところですが、不整脈出てたから、なかなかしんどい。
(不整脈出てる場合の運動は、どこまでしていいのか必ず循環器内科医に相談必要です!あと、太りすぎの方もむちゃくちゃやばい!芸能人の松村邦洋さんみたいに倒れますよ!)

私の体は、痩せないように二重三重にワナを仕掛けてるんだなぁと思わすにいられない今日この頃。
ま、副腎が元気なおかげで乗り切れたとしましょう。
副腎煮、感謝したいところですが、糖化は、進んだんじゃない…?(*_*)

今日の抗酸化抗糖化セミナーでの発表、なんとか無事(?)に終わりました。

これでちょっとゆっくりできるかな?

溜めてしまっているしまっている仕事がたくさんあるので、それをなんとかやっつけたいと思います。机回りも片づけないとね(家もね)。

今日の米井先生のご講演で、やはり睡眠不足は、糖化を進めてしまうので、ちゃんと寝ないといけません。

糖化が進むことで、ますます耐糖能も悪くなりますから、まさに悪循環ですよね。

今日は、早く寝よう!

 

さて、遅くなって申し訳ない7月キャンペーンのお知らせです。

土曜日来てくださった患者さんには、その場でキャンペーン適応の方には対応させていただきました。

すみません、全然追いつていませんで。。。

 

さて、今回は、移転キャンペーンということで、ちょっと大判振る舞いです。

5月の開院キャンペーンほどではないですが、結構それに近いかも。

 

3年前に、大丸前から、今のジュンク堂さんの前に越してきました。

前のところは、ほんとに狭かったので、今のところに越してきた時は、「広いな~!」と思っていましたが、今では、手狭ということはないですが、ちょっと詰まってきたかな?広いとは思わなくなってきました。いや、広いんですけどね。

移転してからも、たくさんの患者さんに、しかも遠方からもお越しいただき、本当にありがとうございます!

そして、支えてくれたスタッフと家族と、いつも色々と資料を提供してご教授してくださるメーカーの方々にも感謝申し上げます。

 

さて、今回は、栄養療法と栄養療法のサプリ関係のキャンペーンをやります。

サプライズもありますので、栄養療法されている方は、ご予約の時にお聴きくださいませ。

 

キャンペーンではないですが、季節柄、ワキボトックスが人気の季節です。

ワキ汗が気になる方は、どうぞご相談ください。