今朝のFacebookのコピペです。
反響が大きかったので、こちらにも載せておきます。
よくピロリ菌の話を書いていますが、ピロリ菌いません、検査しました、と患者さんがおっしゃっても、どんな検査をしたのか必ず聞いています。
血液検査(特に人間ドックの)の場合は、どこで(数値)いる、いないを判断したのかは、施設によっても違うし、ホントにピロリ菌の抗体価がすごく低くても、実はいることがあります。
ピロリ菌の抗体価だけではわからないんですよね~。
なのでうちでは、抗体価のみでピロリ菌の判断はしてません。
そして疑わしいのは、胃カメラ受けるように言っています。
やっぱり直に診てもらわないと!
栄養状態が悪すぎると、ピロリ菌がいても、「いますよ!」と知らせることができないことがあり、抗体価すら作れないというか…。
除菌して成功された方はいいですが、胃の調子が悪くて胃カメラ受けたけど、ピロリ菌いないって言われた、という方の中に、他の項目でおかしな数値が出て、ピロリ菌いるかもしれないし、いないかもしれない、もしくは昔いてて自然治癒した後かもしれないし、ピロリ関係なく胃の粘膜なんかおかしいから、胃カメラ行ってきてくださいとお願いすることがあります。
胃の調子の悪い方は、ちゃんと保険が通りますから、胃カメラを受けてくださいね。
なんともないという方も、40歳過ぎてたら、人間ドックで胃カメラ年に1回ぐらいは受けてみてはどうでしょう?
1年に1回も無理という方も、定期的には受けることをオススメします。
バリウムではなくて、直に粘膜を診てもらえる胃カメラのほうですよ。
バリウムでは粘膜直には診られないし、全然違います。