本を出版したり、出版記念にあたり講演会をやったり、クロワッサンから「肉食美肌」の取材をしていただいたりとイベントがあると、以前に通ってくださっていた患者さんが久しぶりに来院されてレーザーをされるということが多々あります。
そういう露出が増えたことで、私のことを思い出してくださって、本を買ってくださったり、ブログをまた読み返したり、記事を読んだりされて、「お肉をもっと食べよう!」と知ってくださったことが何よりもうれしいです。
露出をした甲斐があったというものですね。
お久しぶりに来られても、ちゃんと市販の刺激のない化粧品を使っておられたりと、皆さん、頑張っておられました。
なので、レーザーなどがご無沙汰でも、もう何年も経っているのに、それほど老け込まず(アラフォー以上の女性のとって、1年というのは、かなり老け込む年月です)、大きくは変わっておられず、スキンケアの重要性をこうして患者さんの経過を診させていただくことで再認識する次第です。
ただ、細かいことを言いだすと、前にはなかったモロモロがそりゃあやっぱり出てきます。
老化を止められるわけではないので。。。
レーザー等を定期的にやるというのは、もちろんとてもおススメですが、まあお金がかかりますから、スキンケアと食事栄養でいけるところまでは行ったらいいと思いっています。
気になった時やイベント前に、レーザーなどを詰めてやるとか、またしばらくやってみるとか。
何回かやってベースをそこ上げてして、またしばらくお休みするとか。
その辺は臨機応変でいいと思います。
そういった美容医療の処置の中で、一定の期間でやっり続けたほうがいいと思うのが、やはりボトックス注射でしょうか。
笑いジワは、幸せの象徴でもあり、確かに老けて見えますが、浅いにこしたことありません。
でも、多少はあっても印象が柔らかくなるので、あれは多少いいかなと思います。
浅目に目立たなく。。。
完全に目尻にしわが寄らないようにしてしまうと、人形みたいな無表情な顔になって、どんな時でも同じ表情。。というのは、結構怖い。。ある意味、自然ではないので、気持ち悪い。。
まあ、お好みですね。。。。
でも、シワの中で、眉間のシワはあんまりいらないし、おでこのシワもおサルさんみたいになって老けてみえますよね。
ボトックス注射というのは、顔の場合、筋肉(あるいは筋周囲)に打って、動きを止めるものです。
顔の表情というのは、自分でどうこうできるものではなく、無意識に変わってしまいます。
自分でそうそう顔の筋肉をコントロールできるのって、プロの俳優さん女優さんコロッケさんくらいかと。。
知らず知らずのうちに、結構顔のいろんな筋肉を使っています。
顔の筋肉は、体四肢と違って、上の皮膚と一枚でくっついていますから、筋肉が動くと必ず皮膚も動きます。
筋肉というのは、収縮と伸展ですから、収縮の時に上の皮膚はアコーディオンカーテンのように折りたたまれます。
必ず折りたたみジワが皮膚についています。
顔ヨガを流行らせようとする人たちがいます。
筋肉を動かしますから、その時は血行も良くなって、一瞬いいのかもしれません。
でも、そんなの気のせい、と言われたら、それでおしまい、というくらい、あっけなくもとにもどることないですか>
血行良くしたかったら、肉魚卵たくさん食べていいたらいいんですよ。
筋トレしたほうがいいと顔でやればやるほど、どこかに折りたたみジワのシワがついていますから、シワがどんどん刻まれて、大人になっていくんですよね。。。
しわが嫌な方は、顔ヨガやったら、ダメですよ。
ボトックスで動きを押さえますから、シワが寄りにくくなるだけでなく、シワも浅くで済むので、美容医療はこういうところで利用しないとね。
アラフォー以上は、予防もかねて定期的に注射することをおススします。
ボトックスはやりすぎなければ、とても便利なツールです。
私もやっていますが、「やりすぎ」と言われたことがありません(誰も教えてくれないから、唐いうのありですが。。)
ボトックスは、ちゃんと正しく打てば、シワの予防だけでなく、非常に素晴らしいアンチエジングツールですから、いろんな方法を知ってほしいものです。