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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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今時めったに、こういうお問い合わせはありませんが、たま~に「夏でも(冬じゃなくても)、シミにレーザーをあてていいんですか?レーザー治療はしていますか・」という問い合わせです。

 

当院では、お電話による、ご相談や質問に答えるなど一切行っておりませんので、お電話でその回答を説明することはしません。

 

夏でもレーザー治療はしていますか?というご質問には、「はい、やっております」とはお答えします。

 

今ではあまり私は聞かなくなりましたけど、昔は、「夏でもレーザー当ててくれるんですか?」ということでした。

 

保険診療メインでやっている、皮膚科か形成外科かわかりませんけど、夏の間(何月から、というのはクリニックによって違います)はレーザーを一切あてません、というクリニックが結構ありました。

 

こういうことを言うところは、レーザーは自費治療ですから、何かあってもめるのが嫌なんでしょう。

メインは保険診療ですから、もめないんだったら、空いた時間にレーザーでお金もらってもいいかという感じもあるのかもしれません。

そして、スキンケア、特に日焼け止めをちゃんと塗るように指導したり、塗っているのか確認をしたりとか、そういう一番肝心なことはやりたくないんだと思います。

 

日焼け止めの指導もせずに、シミなどの茶色に効くレーザーをがんがん当てていると、そのうち、トラブルが絶対出てきますから、まあ、指導もせずに、確認もせずにレーザーあてるほうが悪いんですけど、言っていないだから、後から患者さんに、「あなたの塗り方が足りない」と言ったところで、いや、言っていないでしょう。となるわけです。

 

ちゃんと患者さんなりに頑張って塗っていたとしても、こちらもそれほどきつく当てていなくても、前よりは下げたのにという時であっても、強く反応出過ぎて、火傷したり、シミになったりという可能性はゼロにはなりません。

 

思った以上に、シミの予備軍が溜まっていて、それに全部反応してしまった、ということもあります。

 

全部反応したからこそ、少ない回数で、結構取れた、白くなった、ということもありますから、まさに紙一重でもあります。

 

どの辺で妥協するのかは、クリニックの方針によって違うでしょう。

 

冬ならレーザーきついのしてもいいのかという、そういう医者の理屈ですか、冬でもウィンタースポーツされる方は結構いますし、山登りもされる方も多いです。

季節関係なく、日焼けしている人はしています。

 

昔勤めたいたところで、あまりに肌全体が黒いから(普通の日本人の黒さではない)、問い詰めると、日サロ(日焼けサロン)に通っていて、止める気はない、でもシミ治療はしてくれ、という人。。。

 

日サロ止めるならともかく、止めない場合は、レーザー治療はしませんし、日サロでスキンケア相談もないですわね。。

 

日焼けはしたいけど、ダメージを最低限に抑えたい、という相談には乗れるかもしれませんが(シミ用のレーザーはあてませんよ)、まあそれでも日サロはダメでしょう。

天然の太陽なら、その相談には、どこまで聞き入れるのかは知りませんが、まあ乗りましょう。

(日サロのUVランプは、ひどいところのだと、UVCという発がん性のすごく高い、ヒトに使うものではない、殺菌などで使う光が混ざっていたり、UVCが入っていなくても、光老化を早めるのは当たり前ですから、日焼けしたい場合は、マシーンを使うと、普通の被ばく量アッと言う間に超えますからね、マシーンはダメです。)

 

夏であろうと、冬であろうと、紫外線対策もしない、する気もない、日焼け止めを塗らない(皮膚の事情で塗れないという特殊な場合は別ですが、積極的にシミ用レーザーをあてることはしません)、という方には、シミ用のレーザーや光治療はしません。

 

しわやたるみ用のレーザーや光は、茶色に反応するわけではないので、患者さんが納得の上であればあてますが、一番老化させている紫外線を止めないんだから、ちゃんとケしている人よりも効果が悪いのは覚悟の上でないと困りますけどね。

 

妊娠中は、シミ用であろうとなかろうと、レーザーや光治療はできませんが(妊婦さんで実験がされていません)、出産してからシミ治療==レーザー治療始めます、という方は、時々おられますが、レーザーや光治療だけが治療ではありません。

 

私の拙著「きれいな肌をつくるなら赤いお肉を食べなさい」にも書いていますが、一番大事なのは、スキンケアと栄養食事です。

普段のケアです。

 

出産もした、さあレーザーでシミを取ってください!となっても、日焼け止めは塗るクセはついてないわ、何を塗っていいのかわからないわ、その辺のを塗ったらかぶれたわ、皮膚はこすりまくりだわ、栄養全然足りないからシミだらけだわ、では、お金もったいないでしょ。

クリニックは、トラブルを起こさないような設定で、てきと~に当てて、効きが悪いから回数いりますね~とコース買わせて終わり、ということもよく耳にします。

クリニッだけが得をするわけです。

 

いくつであっても、どんな状況であっても、どの季節であっても、始められること、し始めないといけないこと、やっておかないといけないこと、たくさんあります。

 

普段のケアがレーザーや光治療に勝てるわけではありませんが、土台がないのにやっても、効率悪すぎ、お金かかりすぎ、危険(シミの悪化)と隣り合わせでは、困りませんか?

 

いつでも、好きな治療ができるように、準備を整えておく、というのは、とてもいいことで、実は一番大事なことです。

 

効く治療というのは、多かれ少なかれ副作用があります。副作用の確率を減らすのにも、普段のケアが必要です。

たまたまあの時は効いた、というのは、本当に運が良かっただけで、その運がいつまでも続くと思ったら大間違い。

続けばいいんですけどね。。なかなかね。。理屈に逆らうっていうのは、リスキーでしょうね。

私は、自分にもうちの患者さんにも、そういうことはしたくないですね。

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