「ザ・世界仰天ニュース」、ご覧になりましたか?
我らが溝口先生、出演でした!!
とてもわかりやすい話でしたね~。
テーマは、「砂糖中毒」!!
とてもわかりやすかったので、一般の方にもご理解いただけ科と思います。
ただ、やはりテレビ番組ですから、かなりの重症の砂糖中毒の方の話でしたから、観ている女性の多くは、「私はここまでひどくないし、そんなにお菓子も食べていないし、大丈夫。あそこまでひどくない。ごはんも食べてるし。」と、実はちょっとヤバいのかも?と思っているんだけど、逆に自分は大丈夫、と言い聞かせるようにしてしまった方、おられませんか?
程度の問題ではありますが、結構な砂糖中毒の方、ほんとにウヨウヨおられます。
先日来られた患者さんで、シミ相談とオーソモレキュラーもちょっと気になっているという方でした。
健康診断の結果は、3年くらい前のしかなかったと言われましたが、持ってきてもらいました。
それを診て、
「糖この3年前で、糖尿病の2、3歩手前かも。ろくなもの食べてませんね~。肉や卵取摂らずに、悪い油、例えばマーガリンやショートニング、お菓子とか、あとパンやパスタの麺類とかばっかり食べていたんじゃないですか?
鉄欠乏もひどい。
3年経って、生理が36回来ているわけですから、さらに鉄欠乏は進んでいるから、シミがどんどんひどくなっているんですよー」
みたいな話をしていたら、
なんと!
この検診時、パティシエをされていたそうです。
どうしても試食がありますよね。
バターだけでケーキやお菓子を作っているお菓子屋サンは、皆無ではないですが、個人の採算度外視して、赤字にならなきゃいいや、くらいにお持っているお店でないと、全商品バター!というのは、まあありません。
まして、大手は、必ずショートニング混ぜてくるし、牛乳100%の生クリームではなく、植物油脂のホイップクリームを大量に使います。
生クリームを混ぜることはあっても、ホイップクリーム大量です。
洋菓子のパティシエの患者さんが他にもおられましたが、オーソモレキュラー療法はされていない方でしたが、肌の状態や体格から診て、栄養欠損はひどい。。
ちょっと説明しても、レーザーはしてもオーソモレキュラー療法はされません。。。
で、この今回のパティシエだった患者さん、1年ほど前に私の本を読んで、体調も悪くて、当てはまることばっかりで、このままではいけない!と、
なんと!
転職されたそうです!!
体調は、かなり良くなったそうです。
ほんとにお菓子は食べなくなったそうですが、お食事日記は、和食になっていて、ごはんを食べるのはまあいいとしても、カロリーが全然。。。
下手すると、納豆と味噌汁とごはんで終わり。
カロリーもないわ、動物性タンパク質もないわ。。。
和食にするなら、良い油もっと使ったおかずにしないと。
ああ、そうなると和食とは呼びませんが。。洋食ですね。
カロリー確保と動物性タンパク質の確保ができるなら、和食風でもなんでもOKです。
無茶な糖質の食べ方はされていませんでしたから、耐糖能が悪化していることはそれほどないと思いますが、油も肉もない和食なので、糖質の処理をするための栄養素がありません。
それと今までのツケで、どこまで回復したか、あるいは、悪化を引きずっているか。。結果待ちです。
この方のすごいところは、本読んで、自分ヤバい!と転職までして、すっぱりと断ち切れたところです。
そこまで重症ではなかった。
良かった、よかった。
多少、耐糖能がおもわしくなくても、糖質の呪いを解けているようなので、食事を直せば、ぐんぐん良くなります。ちょっとサプリに助けてもらえばなおさらです。
これまた別の患者さんですが、お肌の状態と、検診結果で、
やはり、
「お菓子が多いんじゃないかな。ちょこちょこ食べてませんか?糖質の割合がとても多いはず。8割、9割?」
と言っていたら、
「ほんとに私お菓子食べないんです~!!」
と言われ、
「じゃあ、ごはん?」と細かく聴いていくと、
毎日アイスクリームは必ず1個食べるそうです。
(溝口先生が番組で勧めておられた、高脂肪のアイスクリーム、例えばハーゲンダッツとかね。私も患者さんに、アイスクリーム食べるなら、添加物のないもの、乳脂肪分の多いもの、商品名であれば、やはりハーゲンダッツを勧めています。
明治でもいいと思います。高くて、添加物なくて、乳脂肪が多ければ、どこのでも。)
ちなみに、ハーゲンダッツではないです。
安いアイスだと、砂糖ですらなく、果糖ブドウ糖液などのシロップになるので、血糖値の上がり方がより急上昇に。。
なので、高いのを選ばないといけません。
(高くても、添加物ない、シロップ使っている、という粗悪なものもあるので、ご注意。確認を!!)
そして、砂糖入りの缶コーヒーはかかせないそうです。。。
それだっ!!!
問診表には、
「清涼飲料水は全く飲まない」にチェックされてました。
コーヒーや紅茶だと、砂糖やシロップをたんまり入れても
(缶やペットボトルで、砂糖換算で、角砂糖20個くらいは入ってますよ。)
清涼飲料水だとは思っていない方も多く、そういう意味では、安物の甘いジュースと同じです。
むしろカフェイン入っている分、もっと悪いかも。
番組みたいに、1日お菓子に1万円、まで行かなくても、1日食べたものは菓子パン3個だけ(ごはんもおかずもなしですよ、ほんとに口にしたのは)、という女性患者さんは、結構ざらです。
生理は止まるわ、体調悪いわ、肌ツヤ悪いわ、顔色悪いわ、と散々です。。
でも、こういう方でも、トイレでドーナッツ隠れ食いまでしないし~、となるのかも。
砂糖中毒の症状がどう出ているのか、だけの違いで、基本は全く同じです。
とりあえず、コンビニスイーツとか、日常にお菓子を持ってこない、持ってくるなら、肉体労働か、肉魚卵に大豆に野菜、良い油をたんまり毎日摂っていて、そのあとのデザートですね、日常に持ち込むなら。
先日、とあるお菓子屋サンのコンセプトなるものを読んだんですが、
『特別な日にだけ食べるのではなく、毎日の日常のちょっとしたお楽しみに取り入れてほしい」と、
女性の好きそうな言葉と、写真と雰囲気で載ってました。
あかんっちゅーっねんっ!!
お菓子は、特別にしましょう。
誕生日、お客さんが来た(たまの)、お正月、クリスマス、なにかのイベント。
子供の時、そうだったことないですか?
なので、そういう時は、添加物のない、高いところの、いいお菓子を食べましょう。
安物のお菓子を毎日持ち込んで、廃人になることだけは止めましょう。
ほんとに砂糖中毒が抜けると、そんなに食べたいと思わなくなります。
私も、珍しいところ、よほどいいところのものを食べる機会があれば、いろいろ準備した上で、一口味見はしてみたいですが、1個丸々はいらない。
途中で、ほんとにもういいです、となります。
残り食べなきゃいけなかったら、ちょっといやいやだったりすることもあります。一口でいいのに=、って。
前ほど、感動しない。
きっとお肉でセロトニンがちゃんと出ているから、お菓子ではもう出ないんですよね~。
前ほどの感動がありませんから。
お菓子には冷静です。
糖質が食べたい時は、1日の摂取カロリーが足りていない時かな~。
そう言う時は、ちょっと危ない。
油を摂ればすぐに済みますが、そういう時に目の前にあると、手が伸びることもあります。
やばし!と翌日、というか次に気を付けます。
そうそう、テレビ番組では、小麦中毒の話もされていて、結構、テレビ的には、NBな話題が満載でした。
(スポンサーとかね。いろいろな団体からの圧力とかね。テレビや新聞の報道って、結構知らないだけで、規制がかかっています。)
日本テレビ、えらい!! すごい!!
砂糖中毒も然り、糖質の呪いは、自力でやるのは実は結構大変で、私は、オーソモレキュラー療法始める前に糖質制限を始めたので、中毒はすぐに溶けたように見えましたが、呪いは完全に解かれておらず、完全に抜けるのに5年くらいかかりました。
食べては止めての繰り返しでした。
もっと早くオーソモレキュラー療法を始めていたら、今頃こんなに苦労しなくて済んでいるのに、とついつい思って胃増しますね。
一般の方に、もっと広くオーソモレキュラー療法が広まればいいと思います。
#砂糖中毒 #糖質の呪い #オーソモレキュラー療法