#肉食美肌 #鉄欠乏 #COPD #喫煙感受性 #慢性閉塞性肺疾患 #喫煙 #リスク #メディカトリビューン
Facebookのコピペです。
反響が大きかったので載せておきます。
タバコの害。。
ほんとに減ってほしいですね。
家族が一番可哀想ですね。。
以下、コピペです。
開業してから、勝手にいろいろな医療関係の雑誌や新聞みたいなのが送られてくるようになりました。
ありがたいのは、「メディカトリビューン」。
いろんな学会発表や論文があるなかから、トピックスだったり、なにか変わった報告など紹介してくれています。
その発表の内容をかいつまんでなので、それをどう捉えるのかは、実際の論文や発表を確認しないとわかりませんが、ざっと知ることができて便利です。
自分の専門分野であっても、全部の学会発表も論文も見られないし、まして科が違えばなおさらです。
その中から1つご紹介です。
タバコを吸ってると、将来肺の病気になりやすい、ってなんとなくわかります?
肺の病気でよくあるのが、COPDと言って、慢性閉塞性肺疾患と言う、気流閉塞の状態です。
ようは、息が全然できない。
よく聞くのは、ずっと溺れているような感じだそうです。
街中でも酸素ボンベをカートで押して、鼻から吸っておられる方いらっしゃるでしょう?
ホントに大変だと思います。
タバコは、ものすごく活性酸素増えますし、有毒物質、発ガン性も含めて山ほど入ってますから、なにが起こってもおかしくないですが、このCOPDは、確実にタバコが発症リスクをあげます。
喫煙感受性というのがあって、COPDの方は、喫煙感受性が高いそうです。
気流が詰まりやすいと言うことです。
だから、タバコ吸ってCOPDになるんでしょうけど。
タバコ吸わない方は、この喫煙感受性が高いらしく、短時間の受動喫煙でも、大きな健康リスクがある、という論文もあるんだとか。
ホントに受動喫煙、根絶してほしいです。
タバコ吸うのは、その人の自由ですが、煙を出すな、口からも吐くな、全部自分で吸えーっ!と思います。
(今流行ってる電子タバコ、どれも受動喫煙ゼロではないですよ)
で、鉄欠乏の人がタバコ吸ってると、ますますこの気流閉塞型起こりやすくなって、COPDの発症リスク上がるそうで。
マウスでの実験でしたが、人間でも同じようなこと、起こってるでしょうね。
患者さんで、タバコも吸わないのに、肺の検査で気流閉塞のヒドい方がいて、アラサーだったと思いますが、肺年齢74歳だったかな、76歳だつたかな。
すごく悪い方おられました。
もちろんヒドい鉄欠乏。
でも、検診そこは「異常なし」なんですよね~。
検診って一体…。
鉄欠乏は、肺の病気に関わらず、総べての病気であると思っておいたほうがいいです。
男性も、です。
で、鉄が足りないなら、他の栄養素も足りてるわけはないですよ。
血液検査で、鉄の過不足を診る、というのは実は結構大変で、保険診療では限界があります。
フェリチンだけ測っても、役に立ちません。
それだけでは全く判断できません。