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    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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「子どもの「困った」は食事でよくなる」

この本、ご存知でしょうか?

オーソモレキュラー療法第一人者の溝口徹先生が、2011年に書かれた、子供のためのオーソモレキュラー療法の本です。

 

あまりにも昔に書かれたため、時代がついていけず、絶版となってしまいました。。

青春出版の方にも溝口先生にも、新しく出すか、再出版して!!と何度かお願いしていますが、なかなか実現されていません。。

非常~に残念です。。

 

キンドルでは読めるそうです。

 

ちょっと前までは、古本にプレミアがついて、ビックリするような値段になってました。

ちょっと落ち着いたかな。

 

絶版になって、うちでも取り寄せられる限り、取り寄せて、患者さんにお分けしてましたが、在庫もなくなり、私の分だけで患者さんへの紹介用です。

 

古本かキンドルで!!

 

糖質制限(というか血糖コントロール)の話も、動物性タンパク質の重要性、ビタミンやミネラル、食物アレルギーの話も満載で、ほんとの出版は2011年???!!!と疑いたくなるような名著です。

(グルテンフリー、カゼインフリーが言われる前の時代の話なので、牛乳や全粉粒パンとか出てきたら、それはないものとして読んでくださいね。

昔の本を読むときは、医学情報はアップデートしないと。)

 

患者さんの中には、「お母さん」がたくさんおられます。

子供さんのことで、お悩みの程度もさまざまですが、かなり悩んでおられる方も結構いらっしゃいます。

 

一番のネックは、給食のパンと牛乳ではあるんですが。。。

(グルテンフリーとカゼインフリーは必須だから)

 

これを読んで実践できることはやってみてください。

それだけで、本当に子育てが少し楽になると思います。

 

子供のことで悩んでおられるお母さんが、実は栄養欠損がひどいので、子供と一緒に、というかまずお母さんが栄養補充をしてあげることが先決になることも。

(料理も変えて、作って、お菓子を欲しがる子供と戦うことになるかもしれず、もうその戦う元気もなく。。。

だから、子供がぐずるとお菓子をあげてきたわけで。。。

そのせいで、ますますこじらせて、子供の状態が悪くなったわけですから、ここだけは踏ん張らないと!!

 

最初、砂糖中毒から抜けさせていくのが大変だと思いますが、食事でたっぷりと肉魚卵と良質の油をあげていれば、お菓子は前ほど欲しがらなくなるし、聞き分けもよくなるはずです。

(はずです、というのは、私が子供育ててないので、全部、実践された患者さんからのまた聞きなので。)

 

中毒抜いて行く最中が、一番、お母さんがパワーがいるところですから、頑張って戦えるように、お母さんが栄養をつけておく必要があります。

(実際は、子供と戦うのではなく、めんどくさくなって子供にお菓子を与えてしまう、戦うことから逃げようとする自分と戦う)

 

ここを乗り切ってほしいです。

 

この本に書かれていることは、ご自身の健康とお肌の美容にも関係します。

 

オーソモレキュラー療法の基本は、子供も大人も女性も男性も、同じです。

状況によって、ちょっと違いが出るだけです。

 

どういう食事が、子供も含め、自分も家族も、体が楽で、なにがだるくダメにさせるか、まずそれを知ってください。

 

知識を得たら、実践あるのみ!!

 

まず、添加物まみれの安物のお菓子から止めてみましょう!!

いきなり、糖質全部止める必要はありませんから。

 

自分一人では戦えない。。というお母さんは、子供と家族と自分のために、まずはご自身がオーソレモキュラー療法を先にされてみてください。

そのほうが楽ちんなこともあります。

 

 

 

 

カテゴリ:

サプリメント, 医療, 栄養・食事