先日、電車で真向かいに座っている女性が、おそらく私とそう年は変わらないか、もう少し上かなと思いますが、かなり老けて見えました。
(年が近いと思っているだけで、実はもっと上で、年相応だったのかもしれませんが)
顔全体が灰黒く、厚塗りしているファンデから、灰黒ーいのが透けて見えてました。
お肌には、全くツヤがありませんでした。
そして、極め付けがゴルゴラインでした。
目の下から頬全体に、下下がりの斜めの凹み。両頬使って、「ハ」と書いたような凹み。
そして全体に重力で下がっていました。
(まぶた、口元など)
ここをああしてこうしたら、もっと若く、年相応?に見えるのに、と一人頭の中で思うんですが、いざ、自分の顔を鏡で見ると、同じようなことが起こっていることもあります。
さすがに、灰黒く見えていることはないですし、血色は、オーソモレキュラー療法のおかげで良くなりました。
昔は、月経過多があったので、生理のたびに、顔はまさに血の気がなく、真っ青っていうやつですか。
誰が診ても、「今、生理?」とわかるくらい、血の気が引いている。。
今から考えると、よく生きてたなー、よく仕事してたなーと思うこともあったりします。
ゴルゴラインの深いのもありませんが、顔のいたるところに、凹みや突出などの凹凸感があります。
顔の凹凸感、この滑らかでない、ということが、年齢を表します。
美容医療には、ヒアルロン酸注射といって、注射で寒天のように固めれたヒアルロン酸注射を、凹みやボリュームの足りないところなどに、ふくらませる治療です。
入れた瞬間に、膨らむわけですから、すぐに効果がわかります。
欠点は、吸収してなくなるところ。
自分で自分の顔に、ボトックス注射やヒアルロン酸注射を時々入れます。
ただし、鏡を見ながら、逆手で、です。
片方の手で押さえたりすることもあるので、片手でやらないといけないことがあって、かなりアクロバティック。。。
患者さんの顔に、両手で入れるのとはわけが違います。
ボトックスはまだいいですが、ヒアルロン酸は、微妙~な深さと微妙~な量がとても大事で、たった、0.1ccにも満たない量で、あちゃーっ!となることもあるくらい、非常に細かい作業です。
特に目の周りに入れるというのは、患者さんでもかなり神経を使うところなのに、、自分に神経を使うわけはなく(というか、ほんとにできない)、深さや量が微妙=にずれることもあります。
ヒアルロン酸がおもわぬ量が入ったり、おもわぬ方向に入ったり、流れたりした場合、ヒアルロン酸を溶かす注射がありますが、入れて溶かして、って、何がしたいんだか。。と普通なります。
でも、入れすぎとか、場所が違う場合は、やはりヒアルロン酸を溶かしてあげることができます。
場所が動いてしまった場合、皮膚や皮下組織のどこ深さに落ちたか、鏡の世界の片手では、ほんとによくわかりません。
ヒアルロン酸を溶かす注射でも、ヒトの体は血が出るわけですから、どんなに細い針を使っても、出血する可能性は、ゼロにはならないです。
えいやっ!!と思って、やろうと思っても、もし入れた薬の深さとヒアルロン酸の深さが違っていたら、またこれで思わぬ効果?というか、思わぬ®凹凸ができてしまうことがあります。
タレントさん方は、このちょっとした凹凸の段差が気に食わないようで、なので、ヒアルロン酸をたくさん入れて、アンパンマンになって顔が登場!というところまで入れると、一見若く見えるんですが、なんとなく違和感。なんとなく変。。みたいにに感じるのはそのせいだったりして。。
このヒアルロン酸を溶かす注射があります。。
かなり前にいれたのが、どうも流れたらしく、顔の一部がごく非対称に。
ここに注射はものすごくメンドクサイ。。。
ヒアルロン酸を溶かす注射は、ごくわずかから始めるので、感覚だけで入れると、大変です。
体の中に入ってしまえば、もう取り出せませんしね。。。
ヒアルロン酸製剤が入っていないところに、これを注射すると、もともと自分の持っているヒアルロン酸まで、分解されちゃうので、乱用するものでもないし。
っていうことを考えていると、もう溶かす注射は打てなくなります。
魚の骨に悩まされるのは、子供さんが小さいからです。
片手だでけ、うまく入れられるかどうかは、かなりメンドクサイので、いつも後回し。。。
その結果が、運転免許宇センターでの写真撮影にも関わってきているわけです。
レーザーも全然やっていないし、ほんとにそろそろなにかやらないといけませんね。
写真って、二次元だけど、リアルだわ・・・。