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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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#美顔器 #美顔ローラー #プラチナ製 #ニッケルだらけ #金属アレルギー #美顔器でかぶれる

 

Facebookのコピペです。

学会で聴いたきたことの第二弾

 

 

 

昨日の、日本皮膚免疫アレルギー学会、ためになる話がたくさん聴けました。
とても有意義でした!

 

さて、聴いてきた話の中のひとつを皆さんにもご紹介。

 

衝撃の的事実が!

 

大分前から流行ってる美顔器、美顔ローラー。

重たそうな、金属の取っ手に、先が二股になってるやつ。

お高いンですよね?

 

私のブログやFacebook、本を読んでくださった方にはいないと思いたいですが、使ってる方、おられますか?

かぶれのセッションで、「かぶれるのは、化粧品だけではない」ということで、美顔器の紹介がありました。

 

金属アレルギーの話もありましたが、やはり、ニッケル、金が、金属アレルギーとても多いとのこと。
クロムもね。

 

で、ウワサの美顔ローラー、金属アレルギーの方は使わないで下さい、と表記があるそうです。

でも、これ、メーカーは、「プラチナ製」と書いてるそうです。

 

ところが!
むちゃくちゃ、ニッケルで反応出てましたよ!

 

まさに、詐欺のカタマリみたいな商品ですね。

 

ニッケルの塊で、顔、ゴリゴリ、ゴシゴシ、触り倒すなんて!

すごい拷問だわ…。
ヒイィィ(゜ロ゜;三;゜ロ゜)ヒイィィ

 

よくこんなの作るわ~。

 

日本の女性に、恨みでもあるのか?

器具を使ったマッサージというだけで?もう恐ろしいのに.ニッケルでできてるとは!-_-#

これはちょっと犯罪じゃないー?

プラチナ製って言ってんだから。

 

厚労省の皆さん、ぜひ取り締まって下さい!

#肉食美肌 #日本皮膚免疫アレルギー学会 #食物アレルギー #化粧品かぶれ #皮膚と消化管 #バリア機能

Facebookのコピペです。

学会で聴いてきた内容がしばらく続きます。

検索しやすいように、こちらにこぴぺします。

 

 

昨日は朝8時から、日本皮膚免疫アレルギー学会に参加してました。

皮膚の免疫とバリアのこと、化粧品かぶれ、かぶれと栄養障害について、食物アレルギーのことと、私の聴きたい話が目白押しでしたよ!

とーっても勉強になりました!

皮膚科学会よりもギュッと濃縮してくれて、むしろ良かった?と思うくらい。

 

その代わり、聴きたい講演がかぶるので、それは困ります…。

 

さて、化粧品かぶれも食物アレルギーにしても、起こりやすい成分というのはあります。

 

100%誰にでも起こるようなものは、世の中には、化粧品や食べ物としては売られることは普通ないです。

かぶれやアレルギーの原因として、よく報告にあがるもの。

いろいろあげてくださってましたが、今それが大丈夫なのに、全部避けてたら、まあ生きていくのが大変です。

 

特に食べ物。

 

化粧品は、時々、こういうのは使わないように、この成分はダメ、使わないように、と、ブログや、Facebookで書いてますから、また検索してみてください。

前回の学会で書いたことの続きを今回聴いてきたので、またブログで書きますね。

それで出るんだ?!という学会ハッピーもありました。
珍しいから、学会発表なわけです。

 

トクホのお茶の、食物アレルギーの症例報告ありましたわー。

 

可能性は、
なんでもありですからね、理論上…。

 

 

アレルギーは、本人の問題によるところが大きい。

 

食物アレルギーが出てる半分くらいの方がアトピー性皮膚炎があることも結果の中で述べられてました。

今では、食物アレルギーは、感作(最初のきっかけ)は皮膚から、というのがメインと考えられているので、当たり前と言えば当たり前の話。

アトピーでなくても、そういう診断がついていないだけで、皮膚のバリアの破壊されているところから、食べ物のエキスが侵入して食物アレルギーになっている可能性が高い。

皮膚のお手入れをちゃんとして、湿疹皮膚炎を治してバリア機能を戻せば、食物アレルギーが治るという報告もあります。

それくらい、皮膚と密接に関わっていて、皮膚のバリアを保つ、というのは、生きていく上で、とても、とーっても大事なんです。

 

化粧品かぶれも然り。

 

何個もの成分がパッチテストでダメと診断してもらって、その長いカタカナの成分学会入ってる化粧品は使わないように、と、指導は入るでしょうけど、ホントに毎回、全部の化粧品を確認して買っているのか?というと、実際できないこともあるかと。

このメーカーなら大丈夫と、そこばっかり使ってる分には良いでしょうけど、他のものを買いたくなったときに、成分確認は必要になります。

大変ですよね。煩わしいし。

保険診療は、もうそうするしかないんです。

でも、化粧品かぶれも食物アレルギーも、その人の免疫力や皮膚と消化管粘膜の強さ、丈夫さにかかってます。

たまたま、この1個の成分だけがダメでした、ということもありますが、いろんなものに、なにかしら反応する、発覚するレベルではないけど、なんか調子悪い、ということもザラです。

だって、皮膚も消化管粘膜もボロボロなので、毎日いろんな異物は入ってくるし、免疫細胞も過敏になっておかしくなってるし、だから起こるし、起こりやすい。

私は、できれば、少々のものを使っても負けない肌や消化管粘膜を作りたい。

万が一、侵入されても、その時追い出したらおしまい!
目を光らせておくから、そんなに気にしなくても、バイ菌じゃないんだから、くらいにかまえてくれてる、免疫細胞にしたい。

体のほうで、勝手にうまくしておいてくれたら楽ですよね。

 

オーソモレキュラー療法で目指しているのは、これです。
負けない皮膚と消化管。
頼りになる免疫細胞。

治療するには自費ですが、正しいスキンケアと、食事があってこそです。